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醸造元:矢川酒造株式会社
URL:なし
住所:三好市池田町白地井の久保386-1
電話:0883-74-0611
精米歩合:70%(-)
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上~16度未満
購入価格:720ml:1,200円(税込み)

徳島県西部、吉野川上流域に位置する三好市、(旧)池田町は愛媛県、香川県と県境を接する「四国の十字路」と呼ばれ、四国各地を結ぶ交通の要衝であり、阿波西部における経済、産業、文化の中心として発展した在郷町であり、また江戸期後半からたばこ産業で栄えた町でした。その池田町の郊外、池田大橋を渡った先、吉野川左岸の白地(はくち)地区はまさに「四国の十字路」の追分で、またかつては吉野川水運の河港としても栄えた場所でした。その白地地区に蔵を構える矢川酒造。蔵の前を吉野川支流の馬路川が流れます。資料によると創業は安政2年(1855)と池田町でも最も古い酒蔵ですが、蔵に訪ねたところ創業は明治に入ってからとの事で食い違いが...。例えば明治14年は西暦1885年ですから、安政2年の1855年とどこかで数字の誤りがあったか?ちなみに池田町には他の3軒の酒蔵がありますが、いずれもたばこ商が国の専売制によって転業を余儀なくされた際に、酒造業へと転身したのですが、この矢川酒造は創業当時から酒造業だったそうです。
酒銘の「笹緑」は蔵の裏山に青々とした笹が生い茂っていた事と、お酒を表す「ササ」と「笹」の語呂を掛けたもの。創業当時は「東洋正宗」と「笹緑」の2本立てだったそうですが、現在は「笹緑」に統一しました。流通には乗せず、地元だけで消費する小さな酒蔵です。

香りはほとんどなく、さっぱりした淡麗辛口のお酒です。でも旨味もしっかりとあって、雑味もなく、まるで新潟酒のようなのど越しの良い飲みやすいお酒でした。これはうまい。
燗にすると、辛味と苦味が前面に出てきますが、透明感のある甘みが包み込んで、杯が進みます。ふくよかな甘味で飲ませる感じではありませんが、スッキリとしていて飲み飽きしないお酒です。うまいです。

お気に入り度:4

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by tztom | 2014-08-24 20:25 | 徳島 | Comments(0)

醸造元:真野武酒造株式会社
URL:なし
住所:三好市池田町マチ2348-1
電話:0883-72-0170
精米歩合:70%(-)
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上~16度未満
購入価格:720ml:1,188円(税込み)

真野武(まのぶ)酒造のある三好市の中心地(旧)池田町は、かつて日本一のタバコの集散地として栄え、多くの豪商が軒を連ねた町でした。現在も伝統的な佇まいの重厚な商家が数多く残り増す。ところが清戦争後にタバコの専売制が布かれ、多くのタバコ商は転業を余儀なくされます。しかし池田町は吉野川水系の豊かな水と盆地特有の寒暖の気候を生かして、酒・醤油・味噌等の醸造の町に姿を変えました。古い町並みの中心に建つ真野武酒造もタバコ商から転換した商家の1軒で、酒蔵としての創業は明治42年(1909)です。
現在は地元にはほとんど流通せず、徳島市や県外が主な出荷先です。生産量も少なくし、その余剰となった酒蔵の一部を利用して、郷土料理の店「うだつ」を経営しています。ちなみに蔵元は真野家、屋号の「真野武酒造」は創業者「真野 武之吉」に由来します。酒銘の「阿波踊」はその名のとおり徳島(阿波)の代表的な民俗芸能の一つ阿波踊りに由来。

クリーミーでふくよかな甘口。乳酸飲料のような甘酸っぱい飲み口。苦味、渋味がどっと押し寄せ、す〜っと引いていきます。コクもあるけどキレもいい。地酒らしい個性を持った旨いお酒です。
燗にすると、もう燗酒らしいふくよかな香りが立ち上がり、飲み口も透明感のある甘さと適度な酸味、苦味のバランスがよく、ある意味で大手蔵のような安定感。うまい。うまいですよ。

お気に入り度:4

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by tztom | 2014-08-20 20:21 | 徳島 | Comments(0)

醸造元:那賀酒造有限会社
URL:なし
住所:那賀郡那賀町和食字町35
電話:0884-62-2003
精米歩合:65%(神力・日本晴)
日本酒度:-5.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:19度
購入価格:720ml:1,728円(税込み)

那賀酒造のある旧・鷲敷町和喰は、阿南市の西、清流那賀川の中流域に位置する町で、古くから交通の要衝にして上流地域に対する渓口集落として町場が形成発展し、江戸期には那賀川水運の寄港地として陸路・水路のターミナル的な在郷町として栄え、この地域における政治・経済・文化の中心地でもありました。今も往時を偲ばせる町並みや家並みが残ります。蔵の創業は江戸時代中期の享保10年(1725)で、「暴れん坊将軍」こと8代将軍徳川吉宗の時代。現在は十四代目蔵元が純米酒だけを年間わずか三十石造る日本で県下で最も小さな酒蔵の一つ。純米酒のみを醸造。しかも無ろ過生原酒が中心とか。

メロンのような香り。うすいコハク色。フルーティーでいて若々しい。日本酒度-5度。濃醇ですが飲みやすい甘口のお酒です。デザートワインのように食前酒として飲んでも美味しい。甘辛い煮付けよりも、フランクフルトや肉料理などのような洋風のつまみも良く合います。ちょっと濃すぎて飲みダレるという方にはロックがオススメ。と、言うかロックがうまいです。

お気に入り度:4

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by tztom | 2014-08-16 15:17 | 徳島 | Comments(0)

醸造元:吉本醸造株式会社
URL:http://www.awa-yoshimoto.com/
住所:徳島県徳島市鮎喰町1丁目125
電話:088-631-7591
精米歩合:60%(-)
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:18度
購入価格:720ml:1,350円(税込み)

徳島市中心部からJR高徳線で3駅。眉山北西麓に位置する鮎喰(あくい)町は古くは現在の庄町一帯と合わせて佐古郷町と呼ばれ、旧伊予街道筋に自然発展した在郷町でした。鮎喰町からは北へ分岐する大麻街道、同じく北に讃岐街道が分岐する交通の要衝として多くの商人が集まり、徳島城下の商人を圧迫するまで栄えた町だったといいます。そして今もなお旧伊予街道沿いには古い町並みが多く残ります。

吉本醸造はこの鮎喰町で明治元年(1872)に創業し街道沿いに立派な文化財級の商家を構えますが、実は地元でもあまり知られていない小さな酒蔵です。主力の酒銘「南国一」は創業者の吉本達郎が南の国(四国)で唯一の酒となるようにと銘名。現在、特定名称酒を中心に主力ブランドとなっている「眉山」は徳島市のシンボル「眉山」にちなみます。

今回の「生原酒」は蔵ではラインナップにありません。販売店が独自に以来して商品化した稀少なお酒です。

醤油のような香ばしい香り、飲み口も最初は少し前に流行った「アイスにかける醤油」っぽい、クリーミーで甘みのある醤油のような印象。そして酸味の伴ったスッキリとした飲み口に。淡麗酸系旨口な感じのお酒。でも後味の酸味がなるほど、結構くせになって飲み始めると止まりません。うまいです!!

お気に入り度:3

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by tztom | 2014-08-12 21:50 | 徳島 | Comments(0)

醸造元:合名会社 中和商店
URL:http://www.imakomachi.co.jp/
住所:徳島県三好市池田町サラダ1756
電話:0883-72-0126
精米歩合:50%(山田錦・五百万石)
日本酒度:+4.0
酸度:1.5
アミノ酸度:1.2
アルコール度:17度以上~18度未満
購入価格:720ml:1,728円(税込み)

徳島県西部、吉野川上流域に位置する三好市、(旧)池田町は愛媛県、香川県と県境を接する「四国の十字路」と呼ばれ、四国各地を結ぶ交通の要衝であり、阿波西部における経済、産業、文化の中心として発展した在郷町でした。町のメインストリート沿いには大正期から昭和初期に建てられた重厚な土蔵造りの家並みが連なり、往時の面影が今も残されています。

町の中心部に蔵を構える中和商店は、享和2年(1802)創業の刻み煙草製造業が前身で、その後、煙草の専売制にともない、大正15年に三代目である中村和右衛門 が酒造業に転身しました。
この蔵の酒銘は「今小町」ですが、無濾過シリーズに与えられた酒銘「穰 」(ゆたか)は、古来より五穀豊穰と同じ意味で、米、麦など穀物が豊かにみのる様子を表わすと共に、蔵で杜氏を務める 上田 穰氏の名前より、命名されたものです。

クリーミーな香りが強かったですが、開栓して日を置くとメロンのような爽やかな香りに変化しました。飲むとやや木樽ような香りが口の中に広がります。辛味、苦味にライチのようなフルーティーな印象が荒々しく共闘。酸味は少なく途中やさしく続きますが、後味にもガツンと苦味と渋味が来てスーッと引いて行きます。無濾過生原酒らしいフレッシュで若々しく猛々しいお酒でした。ちょっとクセのあるお酒ですが、うまい。

お気に入り度:3
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by tztom | 2014-08-09 10:41 | 徳島 | Comments(0)

醸造元:株式会社 本家松浦酒造場
URL:http://narutotai.jp/
住所:徳島県鳴門市大麻町池谷字柳ノ本
電話:0120-221-158
精米歩合:58%(-)
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

本家松浦酒造場は四国の玄関口、鳴門市の郊外は旧撫養街道のちょっと外れに立つ酒蔵で、創業は徳島県内でも最古の歴史を誇り、文化元年(1804)二代目松浦直蔵により商人加美屋七郎兵衛の元で創業されました。よって最初の酒銘は「加美屋の酒」その後「常盤(ときわ)」となりましたが、明治19年(1886)に時の徳島県令・酒井明により、魚族の王”鯛”の如く端麗優雅であるように、特に鳴門海峡に産する鯛は激流を遡り肉質が締まり脂が乗って美味であることから『鳴門鯛』と命名され今に至ります。蔵元の松浦氏の祖先は、古くは室町期から肥前を拠点にした松浦水軍だったといいます。

さて、今回の長いネーミングのお酒「上勝の棚田米と湧水と負けん気でこっしゃえた純米吟醸原酒」は、この酒の原材料である酒米が穫れる人口2千人足らずの小さな山間の町・勝浦郡上勝町で建設業を営む 山下俊洋氏の高鉾建設酒販事業部がプロデュースしたお酒です。
この上勝町は、最近ではおばあちゃんの葉っぱビジネスで知られますが、『日本の棚田百選』に選定された「樫原の棚田」の里で今回の酒米は作られています。この維持・管理が大変な棚田を守る為に企画されたのがこのお酒です。

原酒ですが日本酒度はなんと16度です。フルーティーな吟醸香に華やか〜な飲み口である意味正統な銀助手です。しっかりとした押しのある酸と渋味、苦味が絶妙なバランス。うまいです。

お気に入り度:4

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by tztom | 2014-08-03 21:39 | 徳島 | Comments(0)