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醸造元:千代寿虎屋株式会社
URL:http://www.chiyokotobuki.com/
住所:山形県寒河江市南町二丁目1番16号
電話:0237-86-6133
創業:大正11年(1922)

使用米:出羽の里
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:1.3
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,338円(税込み)

寒河江市は山形県の中央部に位置する人口約4万1000人の市で西村山郡の中核都市。最上川最大の支流寒河江川が町を取り囲むように流れ、市の東部で最上川に合流します。

寒河江市には現在3件の酒蔵がありますが、そのうち町の中心部にあるのが古澤酒造と千代寿虎屋です。

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この千代寿虎屋は山形市にある寿虎屋(こちらは本家)と親戚関係の分家蔵です。もともとは「虎屋」の第3工場であった寒河江工場が前身で、後に分家独立させたのがこの千代寿虎屋でした。ちなみに独立当時の社名は虎屋寒河江酒造場です。

で、「虎屋」第3工場は、虎屋が建てた蔵ではなく、元々寒河江にあった酒蔵を買収したのもで、この買収した大正11年(1922)を創業年としています。

現在千代寿虎屋は日本酒の他、本格的なワイン造りも行っています。

色は無色透明で、香りはほのかに香ばしい米と乳酸香。飲み口は水のごとしスッキリとした淡麗で、のみやすい!!そしてすぐ後にシャキッとした辛口のキレ。雑味が無く、綺麗で旨みを抑えた白ワインのようなお酒です。料理と合います。うまいです。

燗にすると、ほのかに米の旨みの香りが花開きます。飲み口はやさしい透明。スッキリとした酸。ふくよかな渋味と苦味の余韻。うまいな〜。

お気に入り度:3




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by tztom | 2016-10-30 07:35 | 山形 | Comments(0)

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醸造元:古澤酒造株式会社
URL:http://www.furusawa.co.jp/
住所:山形県寒河江市丸内3-5-7
電話:0237-86-5322
創業:天保7年(1836)

使用米:出羽の里
精米歩合:60%
日本酒度:±0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,491円(税込み)

寒河江市は山形県の中央部に位置する人口約4万1000人の市で西村山郡の中核都市。最上川最大の支流寒河江川が町を取り囲むように流れ、市の東部で最上川に合流します。

寒河江市には現在3件の酒蔵がありますが、そのうち町の中心部に2軒あるのが千代寿虎屋と古澤酒造です。

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室町時代に寒河江城があった丸内(まるのうち)地区に蔵を構える古澤酒造は幕末の天保7年(1836)に創業。

現在は酒蔵資料館や自ら蕎麦を打って食べられる、そば打ち処紅葉庵などを併設しています。

酒銘の『澤正宗』は蔵元の古澤家から一文字取ったもの。

香りに華やかさはありませんが、控えめながらも米の旨みを思わせる甘い香りがふんわりと感じます。色はうすいコハク色で、やや薄にごり。
飲み口は旨みがあって、透明感のあるスッキリとした都会的な淡麗辛口です。うん、うん、うまい。

冷やだとシャープな飲み口ですが、常温やぬる燗くらいだと、膨らみと幅、それにやさしい旨みが増します。うまいです。

お気に入り度:3



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by tztom | 2016-10-27 23:18 | 山形 | Comments(0)

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醸造元:月山酒造株式会社
URL:http://www.gassan-sake.co.jp/
住所:山形県寒河江市大字谷沢769-1
電話:0237-87-1114
醸造元:株式会社 設楽酒造店
住所:山形県西村山郡西川町大字睦合丙674-2
電話:0237-74-2068
(製造工場/月山の酒蔵資料館/直売所)

使用米:雪化粧/山形県産米
精米歩合:58%
日本酒度:+2.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:15.5度
購入価格:720ml:1,458円(税込み)

寒河江市は山形県の中央部に位置する人口約4万1000人の市で西村山郡の中核都市。最上川最大の支流寒河江川が町を取り囲むように流れ、市の東部で最上川に合流します。

寒河江市には現在3件の酒蔵があります。市の中心部に2軒と市の郊外、寒河江川左岸にあるのが月山酒造です。

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しかしこの月山酒造、一見ただの倉庫に見えとても酒造りを行っているようには思えません。しかし、それもそのはず、月山酒造は西村山郡西川町で明治29年(1896)創業の設樂酒造店、西村山郡朝日町で元禄13年(1700)創業の鈴木酒造、そして寒河江市中心部で安永9(1780)創業の八幡屋酒造店の3蔵がさらなる品質向上をめざして昭和47年(1972)に設立した会社だったのです。

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月山酒造として登記してある寒河江川左岸の蔵は瓶詰工場で、実質的な酒造部門は隣町の西村山郡西川町にある(株)設樂酒造店です。この山の斜面に建つ広大な敷地内には酒造蔵を初め月山資料館や直売所が併設されています。

月山酒造の代表銘柄『銀嶺月山』の他、かつてそれぞれの蔵元で醸されていた地元銘柄『一声』(設樂酒造店)『豊龍』(鈴木酒造)『白菊』(八幡屋酒造店)も製造販売しています。

ちなみに酒銘の『銀嶺月山』とは言わずもがな知られる出羽三山の一つで最高峰の霊山、ちなみに火山でもある月山の事。山頂には約千年前につくられた延喜式にも名がのる月山神社が鎮座しています。

香りは華やかというよりは熟成された乳酸香。飲み口は雑味が無くてすっきりとした甘みのあるやさしい淡麗辛口です。中盤から際立つシャープな酸が引き締めるキレ。安定感のある飲みやすい純米吟醸酒です。うまい、うまいです。

ちなみにコスパが高い理由は「雪化粧」など開発途中の酒米や食用米などを主に使用しているからでしょうか。でもそれら原材料の特徴をうまく引き出している酒質の設計がしっかりとしているのでしょう。あとラベルに大きくある「雪中熟成」ですが、特に雪の蔵の中で熟成させている訳では無く、イメージとか。でも、うまい酒です。

お気に入り度:3


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by tztom | 2016-10-24 21:22 | 山形 | Comments(0)

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醸造元:水戸部酒造株式会社
URL:http://www.mitobesake.com/
住所:山形県天童市原町乙7
電話:023-653-2131
創業:明治31年(1898)

使用米:出羽燦々
精米歩合:50%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,620円(税込み)
コメント明治31年(1898年)

将棋駒の町として知られる天童市は人口約6万2000人の町で、中世には舞鶴山城(天童城)の城下町として発展し、江戸時代には羽州街道の宿場町として栄えました。現在この天童市には2軒の酒蔵があります、一つは山形を代表する銘柄『出羽桜』の出羽桜酒造。町の中心部にあります。

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そしてもう一軒がこの水戸部酒造です。天童市の中心市街に入る手前、山寺街道こと県道111号線天童山寺公園線沿いの原町地区は古くからの農業地帯で山寺街道沿いに民家や店舗が集まる街村型の集落。この原町で水戸部酒造は明治31年(1898)に初代水戸部弥作によって創業されました。

自家栽培の山田錦を初めとするその他酒米を山寺を源とする立谷川の伏流水で醸す代表銘柄は『山形正宗』。

そして山形県内限定の主に特約店流通酒ブランドが『酔芙蓉』です。

『酔芙蓉』とはアオイ科フヨウ属の花で、朝のうちは純白、午後には淡い紅色、夕方から夜にかけては紅色に変化します。この変化が酒を飲むと顔色がだんだんと赤みを帯びるのに似ていることからこの名が付いたと言われ、花言葉は「繊細な美」だそうです。


色は薄いコハク色でスッキリとした爽やかなフルーティーな立ち香です。飲み口もスッキリとした棘の無い、そして気持ち角の取れたシャープな淡麗辛口です。そう、凜としたお酒で、なんだかキレイで飲みやすくて、とてもうまいです!
決して華やかに主張しない、上品でおちついた美しさを持った大吟醸酒です。まさに「繊細な美」の酒。うまいです。うまい!

お気に入り度:4



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by tztom | 2016-10-20 21:01 | 山形 | Comments(0)

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醸造元:株式会社 六歌仙
URL:http://www.yamagata-rokkasen.co.jp/
住所:山形県東根市温泉町3-17-7
電話:0237-42-2777
創業:昭和47年(1972年)

使用米:出羽燦々
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,512円(税込み)

山形県の中東部に位置する東根市(ひがしねし)は、人口約4万7000人の市で、この地で生まれた「佐藤錦」を代表とするサクランボ生産量が全国1位の町です。町の玄関口はJR山形新幹線(奥羽本線)のその名も「さくらんぼ東根駅」です。

東根という地名は南北朝時代から見える古い名で、奥羽山脈の東の麓に位置する事に由来します。

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この東根市と隣の村上市の境界にまたがる酒蔵六歌仙は昭和47年(1972)に東根市の横尾新酒造店、村山市の高宮酒造と松岡酒造、尾花沢市の丸屋酒造場、大石田町の庄司酒造店が設立した共同瓶詰工場の山形銘醸がその前身でした。

やがて平成4年(1992)に現在の株式会社六歌仙に社名変更します。

この酒銘でもあり社名でもある『六歌仙』とは『古今和歌集』の代表的な歌人、僧正遍昭、在原業平、文屋康秀、喜撰法師、小野小町、大友黒主の6人を指した言葉でした。

今回のお酒の酒銘である『山法師』とは、四方八方を山々に囲まれたこの山形県東部地域を表し、法師は自然の法則に乗っ取り自然を壊さずに生きていく知恵者という意味を合わせて、自然の包容力と人間の知恵、工夫そして技の融合体を目指した想いを込めたもの。

この六歌仙は昔全国を旅していた時に、山形の銀山温泉の酒屋で初めて買った山形の地酒でした。

色は少々うすにごり。華やかな香りというよりは米の旨みを凝縮した、真面目で正統な甘い香りです。やさしく柔らかな甘く芳醇な飲み口、中盤から苦味、渋味の伴った辛さが立ち上がり、でもそれはすぐに消えていって、どっしりとした旨辛の後味の余韻に包まれます。
スパッとしたキレではなく、自然に溶け込んでいくような後味。刺身との相性は抜群。うまい!うまいです。

お気に入り度:3



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by tztom | 2016-10-18 22:53 | 山形 | Comments(0)

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醸造元:有限会社 秀鳳酒造場
URL:なし
住所:山形県山形市山家町一丁目6番6号
電話:023-641-0026
嘉永元年(1848)

使用米:出羽の里
精米歩合:55%
日本酒度:−3.0
酸度:1.3
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,458円(税込み)

山形市中心部の北東部に位置する山家町(やんべまち)は南北朝時代からその名が残る農村で、江戸時代あたりから麹製造業や紙漉き業が盛んとなり、今は山形市の近郊ベッドタウンとして開発が進んでいます。

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住宅街に囲まれた細い路地の奥に蔵を構える秀鳳酒造場は明治24年(1891)に武田商店として創業しました。

酒銘の『秀鳳』とは、中国の瑞鳥「鳳凰」にあやかり、心なごませる酒であるようにと命名。

色は薄いコハク色で米の旨みのイメージを膨らませる甘い香りです。
飲み口の最初は、甘い。もう甘露!甘露!といった感じ、これ好き。その後は原酒らしい濃醇さ。苦味、渋味がほのかにしっかりとあって、ガッシリとした重厚なキレ。最初から最後までパンチの効いた甘口のお酒ですが、雑味も無く以外にクリア。うまい、うまいです!

華やか。芳醇、甘くてうまい。

お気に入り度:4



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by tztom | 2016-10-15 17:12 | 山形 | Comments(0)

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醸造元:株式会社鈴木酒造店 長井蔵
URL:http://www.iw-kotobuki.co.jp/
住所:山形県長井市四ツ谷1-2-21
電話:0238-88-2224
創業:天保年間(1830~1844)鈴木酒造店
創業:昭和6年(1931)東洋酒造

使用米:五百万石(福島県産)
精米歩合:65%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,290円(税込み)

山形県の南西部、米沢盆地に連なる長井盆地の中心に位置する長井市は人口約2万8000人の町で、古くは最上川舟運の港町として栄えた商工業都市で、日本海に面した一大海運港であった酒田から最上川を経由して米沢に至る舟運ルートの終着港として繁栄しました。

長井市の中心市街地に蔵を構える鈴木酒造店は、実は福島県の酒蔵としても重複してしまいますが、今回は「長井蔵」として紹介します。

鈴木酒造店がかつてあった福島県双葉郡浪江町といえば、東日本大震災と福島第一原発の被災によって避難地域に指定された町です。

原発による被害だけでなく、沿岸部の町も津波によって消滅。鈴木酒造店も全てを失いました。

しかし福島県の試験場に預けてあった酵母を使って鈴木酒造店は再起をはかります。

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最初は会津の酒蔵から施設の一画借りての酒造りの再スタートでしたが、その後長井市の「東洋酒造」が後継者不在の為に廃業する事になった為、これを買い取り鈴木酒造店長井蔵としてスタートしたのが平成23年の事でした。

東洋酒造は最上川舟運で栄えた町の有力者が出資して昭和6年(1931)に創業した蔵で、主力銘柄の『一生幸福』は鈴木酒造店長井蔵が引き継ぎます。

最小限の濾過にとどめた薄いコハク色の薄にごりでほんのりと甘いメロンのような香り。飲み口はシャープな中に米の旨みがしっかりとある。元々の海の漁師酒らしい淡麗辛口のお酒です。燗にしてもおいしいお酒です。うまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2016-10-14 07:48 | 山形 | Comments(0)

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醸造元:寺島酒造本舗
URL:なし
住所:山形県長井市寺泉3496
電話:0238-84-5388
創業:明治34年(1901)

使用米:-
精米歩合:55%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,400円(税込み)
明治34年(1901)

山形県の南西部、米沢盆地に連なる長井盆地の中心に位置する長井市は人口約2万8000人の町で、古くは最上川舟運の港町として栄えた商工業都市で、日本海に面した一大海運港であった酒田から最上川を経由して米沢に至る舟運ルートの終着港として繁栄しました。

寺島酒造本舗は町の郊外の、のどかな田園の中に蔵を構える家族経営の農家型の酒蔵で明治34年(1901)の創業です。

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酒銘の『朝瀧』は朝日連峰より流れ落ちる滝の音があたかも酒樽を打つ音のように聞こえたことに由来。小さな酒蔵ですが、造っている銘柄は特別純米、純米吟醸、純米大吟醸の3種類ほど。

ほのかに甘酸っぱい芳醇な乳酸香、でもほんの少し。のみくちは柔らかく、雑味も無くスッキリしているけど芯のある旨さ。後味まで変な引っかかりは無い、ストレートに旨い酒。どっぷり地酒的なクセのあるお酒をイメージしましたが、以外や以外に都会的な飲み口。これはうまいです。

正直、ラベルのデザインや酒銘、ロゴを変えてみると、売れるますよ。これ。

お気に入り度:4




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by tztom | 2016-10-12 07:25 | 山形 | Comments(0)

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醸造元:長沼合名会社
URL:なし
住所:山形県長井市十日町一丁目1-39
電話:0238-88-2007
創業:大正5年(1916)

使用米:羽州誉
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,780円(税込み)

山形県の南西部、米沢盆地の北に連なる長井盆地の中心に位置する長井市は人口約2万8000人の町で、古くは最上川舟運の港町として栄えた商工業都市で、日本海に面した一大海運港であった酒田から最上川を経由して米沢に至る舟運ルートの終着港として繁栄しました。今も街のあちこちに、往事を忍ばせる町並みが残ります。

そして現在長井市には3軒の酒蔵がありますが、その町の中心市街に2軒の酒蔵があります。

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長井市の中心部、十日町地区に蔵を構える長沼合名会社は大正5年(1916)に酒造業を創業しますが、それ以前は呉服屋や養蚕業を行っていた商家でした。

蔵元は代々「惣右衛門」を名乗り、現在の蔵元は12代目ですが、酒造業として数えると3代目となるとか。

かつては主力銘柄『誉小桜』を中心とした典型的な地元密着の酒蔵でしたが、今は特定名称酒の新ブランド『惣邑』(そうむら)を展開し、県内をはじめ県外にも幅広く知られるようになり、山形県を代表する新進気鋭の酒蔵の一つになりました。

この新しい酒銘の『惣邑』は2つの意味を組み合わせたものです。
まず、「惣」は蔵元が代々受け継いできた「惣右衛門」の名に由来。

そして「邑」とは、この長井において古くより伝統工芸(陶芸、漆工芸、獅子彫り等)を守り続ける職人達の事を「手しごと衆」または「つくりと邑(むら)」といい、その「邑」を合わせて、手造りの酒を表現したものです。

香りは控えめですが、みずみずしくフルーティーな飲み口。中盤から酸と渋味、苦味が際立ちますが、その後の余韻もストレートに消えていくキレ。スッキリとした後味に苦味がやや残り辛口で締め上げますが。でも、うまい。うまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2016-10-08 20:36 | 山形 | Comments(0)

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醸造元:東の麓酒造有限会社
URL:http://www3.omn.ne.jp/~yamaei/
住所:山形県南陽市宮内2557
電話:0238-47-5111
創業:明治29年(1896)

使用米:出羽の里
精米歩合:60%
日本酒度:±0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,436円(税込み)

南陽市は山形県の中央南部、置賜盆地の北辺に位置する人口約3万2000人の市で、昭和42年(1947)に宮内町、赤湯町、和郷村が合併して誕生しました。

この合併は揉めにもめ、「東北の伊勢」と称される日本三熊野の一つ、熊野大社の門前町として発展した宮内地区と山形有数の温泉地として知られる赤湯地区のどちらが市の中心となるか。

結果、市役所は二つの市街地の中間のへんぴな場所に作られ、揉めに揉めた新市名も、仲裁に入った当時の県知事が中国の故事である「南陽の菊水」から引用して「南陽市」に。

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で、東の麓酒造は熊野大社の門前町、宮内地区にあります。

古い町並みが残る宮内地区の町の一角に建つ東の麓酒造は創業が明治29年(1896)としていますが、酒蔵としては江戸時代に米沢藩宮内地区で特権を得ていた在郷商人・酒田屋利右衛門の酒造部門を、遠藤栄次氏が引継いだもの。

酒銘の『東の麓』は蔵がある宮内地区が吾妻連峰の東麓に位置することから。

平成22年(2010)に(有)山栄遠藤酒造店から東の麓酒造(有)に社名変更しました。
1000石ほどの小さな酒蔵ですが、今や県外にも名が広がり始めた新進気鋭の酒蔵です。

香りは控えめですが、やさしくてスッキリとした甘さと深み。シャープなキレ。フレッシュで冷えたのど越しもうまいの一言。米の旨みを感じるふくよかで育ちが良い上品なな余韻がいいです。いや〜うまいです。

お気に入り度:4


昭和24年創業・山形の地酒専門店株式会社丸俊「まるごと山形」

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by tztom | 2016-10-06 00:16 | 山形 | Comments(0)