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醸造元:原酒造場
URL:http://genbun.sakura.ne.jp/
住所:岐阜県郡上市白鳥町白鳥991
電話:0575-82-2021
創業:元文5年(1740)

使用米:あきたこまち
精米歩合:60%
日本酒度:+5.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:15.5度
購入価格:720ml:1,150円(税込み)

長良川の上流に白鳥という町があります。このあたりは山を越えれば飛騨地方と接していますが、奥美濃と呼ばれる地域になります。

この奥美濃の町、白鳥は遙か古来、泰澄大師を案内した白鳥(ハクチョウ)にその名が由来するといい、同白鳥氏によって開かれたとされる白山登山の根拠地である宗教集落に発して、その後は長滝白鳥神社の門前町として発達しました。

奥美濃の中心地である白鳥町には古くは数件の酒蔵があったそうですが、現在残るのは町の中心に立つ布屋原酒造場のみ。

創業は江戸時代中期の元文5年(1740)で、「布屋」というのは当時からの屋号で酒造業を興した蔵元原左近衛門正繁が「近江惣市」のめでたき「白布」に由来。

蔵元の原家は古い歴史を持つ旧家で、先祖は公家の藤原家でした。しかし、平家の残党をかくまった為に京を追われこの地にやってきたそうです。その伊東左近藤原勝正より39代目、造り酒屋の布屋創業から数えて12代目となるそうです。

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伝統的佇まいの小さな酒蔵ですが、商品のラインナップは幅広く、最近は花酵母を使ったシリーズを展開しています。

今回のお酒は東京農大酒類学研究室から分類された「つつじの花酵母」を使用。ツツジ酵母で醸されるお酒は、原料米の甘味を引き立てるそうです。

色はうすいコハク色で香りは控えめ、ほんのりと乳酸香を感じます。しかし、飲んだ印象は華やか。序盤の飲み口は濃い甘さと中盤からくる濃醇な厚みを持った酸を感じたと思ったら、スーッと引いていく。キレ。バランスの良い苦味とフルーティーな要素でまとまった吟醸酒のようなお酒です。これはうまい!

一応、燗にもしてみました。つん、と鼻につく刺激があります。でも飲み口は透明ながらも華やか。最初に来る甘さを包み込むような苦味、と酸そしてスーッと消えていくキレ。スッキリとした飲み口。ぬる燗くらいがいいですね。燗もオススメです。うまい!


お気に入り度:3




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by tztom | 2017-05-28 06:33 | 岐阜 | Comments(0)

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醸造元:有限会社 松井屋酒造場
URL:https://matsuiya-sake.jimdo.com/
住所:岐阜県加茂郡富加町加治田688-2
電話:0574-54-3111
創業:寛政7年(1795)以前より

使用米:-
精米歩合:70%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,200円(税込み)

岐阜県の中南部、美濃加茂市と関市に挟まれた加茂郡富加町は、昭和の合併で生まれた町で、旧富田村と加治田村が合併してその頭文字を取ったもの。

濃尾平野の北部に位置するこの地域は農村でしたが、加治田村は中世には加治田城の城下町として、江戸時代には飛騨街道の宿場町として発展して町場となり、古くからこの地域の中心地でした。当時「松井屋」など地元有力者が酒造業を行なっていたという記録があります。

この松井家は江戸時代中期の寛政7年(1795)には酒造りを行っていましたが、それ以前より続く商家でしたが記録が残っていません。

酒蔵の主屋は寛政7年(1795)に建てられ、酒蔵2棟と店舗の合計3棟、その中の酒造用具など約3,600点余りが、岐阜県重要有形民俗文化財に指定されていて、資料館も兼ねています。

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主力銘柄の『睦鳥』( むつみどり)とは“オシドリ” のように仲むつまじく、末永く家庭円満にという願いを込めて命名。

サブネームの『半布里戸籍』(はにゅうり・こせき)とは、奈良の正倉院にひっそりと残されていた現存する日本最古の戸籍にちなんだもの。

色はほんのりとした白ワインのようなコハク色。香りは牧歌的な乳酸香が熟成されたような香ばしいながらも、飲み口はやや酸味のあるフルーティーさ。後味に酸味とシャープな苦味のキレ。というかフィニッシュ。
苦味がいつまでも舌に残るのは。濃い料理の食中酒とすればバランスがとれていい?

燗にすると、芳醇な飲み口も干し草のような香ばしい乳酸香もすべて良い方向で結ばれて昇華していきます。
いやこの燗酒は旨いです。じっくりと飲む酒。雑味が無くやさしいお酒。この澄んだ、清冽な印象の燗酒は居酒屋で出る大手酒造メーカーの燗酒にも引けを取らない安定感と飲みやすさ。

いや〜このお酒は燗がいいです。うまいですよ、うまい!



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by tztom | 2017-05-25 00:19 | 岐阜 | Comments(0)

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醸造元:千代菊株式会社
URL:http://chiyogiku.co.jp/
住所:岐阜県羽島市竹鼻町2733
電話:058-391-3131
創業:元文3年(1738)

使用米:こしひかり(JAS有機認定米)
精米歩合:65%
日本酒度:+1.0
酸度:1.6
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,368円(税込み)

岐阜県内で唯一の東海道新幹線の駅である岐阜羽島駅。その羽島市の中心部にある竹鼻の伝統的な町並みの中の中町にある千代菊酒造は江戸時代中期は8代将軍徳川吉宗の時代の元文3年(1738)に創業。

蔵元の板倉家は元々は武士でしたが、安土桃山時代に初代坂倉又吉吉之がこの美濃の竹ヶ鼻村で武士の身分を棄てて帰農しました。

酒造りを始めるのはそれから数えて七代・板倉又吉の代になってから。当時の酒名は『薄紅葉』でしたが、幕末にロシア船襲来で世情が乱れていたことから、国の繁栄を祈願して九代蔵元によって今の主力銘柄である『千代菊』が生まれました。

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今回飲んだお酒は新ブランド『光琳』(こうりん)シリーズの中の純米酒で、ラベル文字の色から通称『銀光琳』と呼ばれて入るもの。
江戸時代の画家「尾形光琳」に由来すると思われますが、酒銘となった経緯は不明。(しらべます)

『光琳』シリーズはラベルにいろいろと書かれていて、まず目に入るのが「BIO」の文字。それから「有機米使用」「オーガニックBIOアイガモ農法米全量使用」「有機農産物加工酒類」など有機を強くアピールしています。

香りは低く、というかほとんどなく、でもほのかにわずかにメロンのような甘い香りがしました。
飲み口は雑味の無い透明度の高い淡麗辛口。ライチのような酸の無いフルーティさ。一口に言えばキレイなお酒。そして上品で上質で安定感のあるお酒。うまい。

燗にすると、すっきりとした透明感のある、まあある意味で白湯(さゆ)のような印象のお酒ですが、ふっくらとしていて、適度に甘みもあって辛さも控えめで、やさしく飲みやすいお酒になりました。
う〜ん。このお酒は燗にした方が、もしくは常温くらいが丁度美味しいかも知れませんね。うまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-05-20 18:57 | 岐阜 | Comments(0)

若葉 純米酒[若葉]

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醸造元:若葉株式会社
URL:http://www.wakaba-sake.com/
住所:岐阜県瑞浪市土岐町7270-1
電話:0572-68-3168
創業:元禄年間(1688 〜1704)

使用米:飛騨誉・朝日の夢
精米歩合:60
日本酒度:+2.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,080円(税込み)

岐阜県の南東部、美濃平野と山間部の接点、木曽谷の入口に位置する瑞浪市は美濃源氏・土岐氏発祥の地で、古くは古代東山道の土岐駅家が置かれていました。

現在の瑞浪市は市内北部の山間部を旧中仙道が通り、大萩宿と細久手宿の今も往事の町並みを残す二つの宿場がありますが、現在市の中心部である益見地区は江戸時代以降に下街道沿いに発達した町でした。さらに明治になりこの下街道沿いに鉄道(現・中央本線)が開通するとこの地域の中心部として発展していきます。

瑞浪市の中心部、小里川をはさんだ土岐町地区にはかつて6軒の酒蔵があったそうですが、現在2軒のみ。まず土岐町のランドマークにもなっており、銘酒『小左衛門』の名で今や全国に知られる中島醸造とその少し先にある若葉です。

若葉は旗本明智遠山氏の庄屋であった、伊藤唯七(ただしち)氏が、江戸時代中期の元禄年間(1688 〜1704)にこの地に移り住んで創業。

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現在は蔵元の伊藤勝介氏が自ら杜氏を務めながらも、20種類を越すラインナップのお酒を精力的に造っています。さらには東京や県外にも販路を広げる営業活動も頻繁に行っています。

干し草の様な牧歌的な乳酸香をほのかに感じ、飲み口には醤油のような香ばしい香りを口の中に感じます。厚みのあるやさしい酸味とふくよかな旨み。華やかさはないけれども「地酒の純米酒」って感じのおいしさ。これはこれで個性的なお酒で、うまいです!

燗にすると、透明感とキレが増して、香ばしい乳酸香は消えて、クセの無い淡麗辛口のお酒になりました。やや苦味が残りますが食中酒として料理を引き立ててくれそうなお酒です。熱燗よりもぬる燗くらいがこのお酒の個性を感じられますね。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-05-18 22:40 | 岐阜 | Comments(0)

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醸造元:千古之岩酒造株式会社
URL:http://www.chigonoiwa.com/
住所:岐阜県土岐市駄知町2177-1
電話:0572-59-8014
創業:明治42年(1909)

使用米:飛騨誉
精米歩合:50%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,728円(税込み)

土岐市の中心部より南東へ直線で約5km。周囲を小高い山々に囲まれた小盆地に位置する駄知町は江戸時代から陶土の産出や美濃焼で栄えた町で、現在も日本の陶器生産量第1位を誇る焼き物の町です。

この駄知町の中心部に蔵を構える千古乃岩酒造は明治42年(1909)に創業。

味噌や醤油の醸造・販売業を営む商家で生まれた初代中島善三郎氏は、多治見市笠原町にある三千盛酒造(尾張屋)で修行を経てた後に暖簾分けという形で酒造業を創業し「尾張屋」を名乗りました。

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酒銘の『千古乃岩』(ちごのいわ)とは、駄知町の入り口に位置する稚児岩大橋の下の川辺ある奇岩「稚児岩(ちごいわ)」とに由来。
千年のめでたさを願い、すこやかな子供のように大きく栄えてほしいとの思いで銘々。

焼き物に適した粘土質の地層からわき出る駄知町の超軟水で醸したお酒。蔵元が目指すのは料理を引き立てる前に出ないお酒。

香りは控えめですが、すっきりとした透明感の中にあるやさしい甘み。陶芸家安藤實氏の書である豪快なラベルデザインとは真逆の、華やかさを抑えた、ひかえめで上品な厚みのある旨みと、後半のシャープな酸がスッキリとした後味を造り、やわらかな旨口ながらもキレのあるお酒です。うまいです。

お気に入り度:3


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by tztom | 2017-05-15 22:16 | 岐阜 | Comments(0)

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醸造元:有限会社大橋酒造
URL:http://k-tsuru.com/
住所:岐阜県中津川市蛭川1119番地-1-1-2
電話:0573-45-2018
創業:明治41年 (1908)

使用米:-
精米歩合:-
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,570円(税込み)

平成の大合併により中津川市の一部となった旧恵那郡蛭川村。
木曽川を挟んだ中津川市の対岸に位置し、笠置山を初めとする山々に三方を囲まれた高原の山村です。

この蛭川村の中心部に蔵を構える大橋酒造は明治41年(1908)に創業。
映画『男はつらいよ』の第44話「寅次郎の告白」で最後のシーンに出てくるのがこの大橋酒造です。

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香りはふくよかさを感じ、すっきりとした酸味のあるすっきりとした飲み口で、中盤からもすっきりとした余韻のお酒です。後味に酸味と渋味、苦味を感じますが、総じて透明でライトな印象。淡麗辛口のお酒でした。うまいです。

燗にしてみました。ぬる燗です。渋い。飲み口はライトでうまみはあるけど渋い。後味が辛口で余韻はありません。このお酒は燗はあまり向かないかも。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-05-13 13:38 | 岐阜 | Comments(0)

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醸造元:合資会社山田商店
URL:http://www.kura-yamada.com/
住所:岐阜県加茂郡八百津町八百津3888-2
電話:0574-43-0015
創業:明治元年(1868)

使用米:五百万石・飛騨誉
精米歩合:58%
日本酒度:+2.0
酸度:1.5
アミノ酸度:1.0
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,235円(税込み)

加茂郡八百津町は岐阜県の中南部に位置し、周囲を山に囲まれ、飛騨川と南の木曽川に挟まれた河岸段丘上の町。

山間部にありながら八百津は中世末期から木曽川舟運で栄えた河港町で、今も往時を偲ばせる伝統的な町並みが残ります。

またこの八百津出身の偉人としては、第2次大戦中にナチスから6千人ものユダヤ人を救った外交官・杉原千畝がいます。

かっては酢や味噌、醤油、みりんなどの醸造業も多くあり、日本酒の蔵も近年まで数件ありましたが、現在残るのは町の中心部に蔵を構える花盛酒造と山田商店(蔵元やまだ)の2軒のみ。

八百津の目抜き通りの交差点に白壁の土蔵街と店舗を構える山田商店は、明治期築の商家をリノベーションして酒器など日本酒ライフの提案と共に、商品も幅広いラインナップを展開し挑戦している酒蔵です。

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主力銘柄は『玉柏』で、これは新嘗祭(にいなめさい)を迎える喜びを謡った古謡にある「美濃山にしじに生ひたる玉柏豊明に会ふが楽しや」に由来。

今回購入したのは地元米を使用した特定名称酒の新シリーズ『吉宝』。

香りは控えめながらもフルーティーな立ち香。そして旨みの乗ったやさしい飲み口。まるで純米吟醸酒の様な華やかでいて濃醇な深みのあるお酒です。もっともスペックは吟醸レベル。後味はコクとシャープな余韻です。これはうまい!うまいです。

燗にすると、ふんわりとした透明感のある旨み。ふくよかだけれどもキレがいい。うまいな〜。

お気に入り度:3



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by tztom | 2017-05-09 22:51 | 岐阜 | Comments(3)

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醸造元:平和錦酒造株式会社
URL:http://www.kinsen.pu.shopserve.jp/
住所:岐阜県加茂郡川辺町下麻生2121
電話:0574-53-5007
創業:嘉永3年(1850)

使用米:五百万石
精米歩合:50%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:14度以上15度未満
購入価格:720ml:1,300円(税込み)

加茂郡川辺町は岐阜県の中南部、濃尾平野の北端に位置し木曽川の支流の飛騨川が流れる町です。
川辺町の中心部から飛騨川に沿って走る国道41号線を北へ約4km。

下麻生はかつて「飛騨益田街道」の宿場町であり、また飛騨から運ばれる材木の集積地として栄えた河港町でもありました。当時国内最大の木材供給地であり「下麻生の綱場」と呼ばれ、多くの木材商を排出しました。

下麻生には材木で財をなした豪商の屋敷が今も残ります。

この下麻生に蔵を構える平和錦酒造も、元々は材木商であり、またこの地の庄屋でもありました、日本酒の醸造を始めるのは、ペリーが日本に来る3年前の幕末は嘉永3年(1850)で、創業当初の酒名は『あさのつゆ』でした。

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蔵を訪れた日は偶然にも蔵開きの日で、特別プライスで購入。

雑味は無く、透明感のあるスッキリとした淡麗辛口のお酒です。ふくよかな甘みとコクのあるキレ。地酒っぽさはなく、バランスのとれたキレイなお酒でした。うまい、うまいです。

燗にしてもライトでいながらふくよかなコクのある飲み口。スーッとすっきりとしたキレの後味。やさしくて、うまいな〜。後味に残る雑味の無いやさしい甘み。あ〜キレイだ。そんなお酒です。うまい!!

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-05-06 06:46 | 岐阜 | Comments(0)

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醸造元:白扇酒造株式会社
URL:https://www.hakusenshuzou.jp/
住所:岐阜県加茂郡川辺町中川辺28
電話:0574-53-2508
創業:江戸時代後期

使用米:五百万石
精米歩合:55%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度以上18度未満
購入価格:720ml:1,296円(税込み)

加茂郡川辺町は岐阜県の中南部、濃尾平野の北端に位置し木曽川の支流の飛騨川が流れる町です。

その川辺町の中心部、中川辺は江戸時代に旗本大島氏が知行する中心地となり、川辺中之番とも称された町として発展。大島氏は濠をめぐらした居館を中心に武家屋敷を形成し、美濃・飛騨を結ぶ交通の要衝として栄えました。

町の中心部に蔵を構える白扇酒造の創業に関しては詳細な記録は無く、江戸時代後期に近くの清酒の蔵元から酒粕を仕入れて加工したみりん屋が出発だったそうです。

明治時代には加藤醸造店となり、日清戦争を機に明治32年から清酒の醸造もはじめました。
工場もいくつかありましたが現在は隣の八百津町にあります。

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ながく主力銘柄は『黒松白扇』でしたが、特定名称酒を中心とした新ブランド『花美蔵(はなみくら)』が現在の主力銘柄に変わりました。

この季節限定酒は、もろみを入れた酒袋をその自重にて絞る昔ながらの「槽(ふね)」でつくったお酒だそうです。

色は透明に近い薄いコハク色。香りはひかえめな甘さ。しぼりたて生酒にあるトゲトゲしい若さは無く、家柄の良いお嬢さまのような上品でいながらスッキリとした甘さとフルーティーなのどごし。うまい。これはうまい!

純米吟醸の生酒なのにこのコスパ。うまいな〜。


お気に入り度:4




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by tztom | 2017-05-04 07:10 | 岐阜 | Comments(0)

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醸造元:林酒造株式会社
URL:http://www.minotengu.co.jp/
住所:岐阜県可児市羽崎1418
電話:0574-62-0023
創業:明治7年(1874)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+11
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:19度未満
購入価格:720ml:1,132円(税込み)

可児市の中心部から東へ約3km、世界最大級のバラ園である岐阜県営の都市公園「花フェスタ記念公園」の南側の山間部に位置する羽崎地区に蔵を構える林酒造。

酒蔵というよりは庄屋のような佇まいですが、初代林井兵衛は江戸時代初期にはこの地の大地主でした。明治7年(1874)に9代目林井兵衛が酒造業を始めました。創業以来の酒銘は『富輿』(とみこし)で、これは嫁いだ家が繁盛するという意味。

現在の『美濃天狗』は今から40年ほど前に『緑天狗』の復刻版として生まれた銘柄で、近くにある天狗山に由来します。

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ラベルの名は可児市に窯をひらいていた人間国宝の故荒川豊三郎の書。

立ち香はメロンクリームソーダのような甘い香りです。
そして飲み口も柔らかく、フルーティーな甘さの後に、大鉈を振るったようなザックリ、スパッと鮮やかなキレ。爽快感。アルコール度数19度を感じさせないライトな感覚。

日本酒度11度のスペックに戸惑いましたが、飲みやすくておいしいお酒でした。多少後味にキレキレの辛さが残りますが、これはこれでうまい!!

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-05-02 06:53 | 岐阜 | Comments(0)