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醸造元:株式会社三輪酒造
URL:http://www.miwashuzo.co.jp/
住所:岐阜県大垣市船町4-48
電話:0584-78-2201
創業:天保8年(1837)

使用米:五百万石
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:1.3
アミノ酸度:1.7
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

大垣市は、古くから東西交通の要衝として、経済・文化の要衝として栄えてきた岐阜県第2の都市です。
江戸時代は戸田市10万石大垣藩の城下町として栄え、豊富な地下水に恵まれている事から「水の都」とも称されています。

JR大垣駅の南側、この三輪酒造が蔵を構える船町はその名のとおり中山道と東海道を繋ぐ水運で栄えた湊町でした。

この城下町大垣の船町に蔵を構える三輪酒造は江戸時代後期の天保8年(1837年)に初代三輪徳次郎によって「澤田屋」として創業しました。

現在の主力銘柄はにごり酒シリーズの『白川郷』です。世界遺産に登録され、合掌造りで知られる白川郷を銘とし、奥飛騨地域の定番のお土産酒としても知られるお酒ですが、これは、白川村和田元村長が三輪酒造六代目三輪春雄に、どぶろく祭り用に売れるどぶろくを造ってもらえないかという依頼により生まれたものです。

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そしてこのにごり酒が現在三輪酒造の柱となっています。

そんな中で今回選んだお酒は、同蔵で数少ない清酒のラインナップ、『道三吟雪花』シリーズの純米吟様です。酒名は、戦国時代の美濃の武将、斎藤道三にちなんだもの。

ほんのりと甘い立ち香を感じます。そして飲み口は軽めなクリーミーさがあり、中程度の酸が納めるすっきりとした後味でした。華やかさを抑えた淡麗辛口な吟醸酒です。後味にやや渋味と苦味が長く残ってしまいますが、美味しいお酒でした。うまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-06-30 22:09 | 岐阜 | Comments(0)

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醸造元:天領酒造株式会社
URL:http://www.tenryou.com/
住所:岐阜県下呂市萩原町萩原1289-1
電話:0576-52-1515
創業:延宝8年(1680)

使用米:ひだほまれ
精米歩合:50%
日本酒度:+3.0
酸度:1.3
アミノ酸度:1.1
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,728円(税込み)

日本三大名湯として知られる下呂温泉のある下呂市は2004年の合併で誕生した市で、その北部に位置する萩原地区は旧益田郡萩原町の中心部でした。町を南北に飛騨益田街道(今の国道41号線)が通り、中世金森氏時代より宿場町として発展していましたが、金森氏が改易されたあとは幕府直轄領(天領)となります。

今も宿場町の面影を残す町の中心部に蔵を構える天領酒造は江戸時代初期の延宝8年(1680)創業の歴史の古い酒蔵です。現在観光バスも乗り付ける酒蔵で、下呂市内では9割のシェアを持ちます。

天領酒造の蔵元の上野田(こうずけだ)氏は滋賀県日野市上野田の出身で、古くは近江を支配した蒲生氏の家臣だったそうですが、後に日野商人となり本州一円を巡って行商をしていたそうです。

その後、飛騨に支店を構えたのを機にこの地に移り住み、商人のかたわら新規事業として日本酒造りを始めました。古くは近江時代にも酒造りを行っていたそうです。

酒銘の『天領』は江戸時代の天領の町として栄えた事に由来。

甘さがぎゅっと凝縮したような清冽でライチ、メロンのようなフルーティーな吟醸香に期待がふくらみます。色は薄いコハク色で、飲み口は控えめな酸がスッキリとした清涼飲料のような飲み心地。最後までキレイな香りは続きますが、濃醇な旨口だけどもダレない。これはうまい!うまいよ!!

お気に入り度:4



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by tztom | 2017-06-20 19:40 | 岐阜 | Comments(0)

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醸造元:川尻酒造
URL:http://www.hidamasamune.com/
住所:岐阜県高山市上二之町68
電話:0577-32-0143
創業:天保10年(1839)

使用米:ひだほまれ・ひだみのり
精米歩合:70%
日本酒度:+4.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,426円(税込み)

岐阜県の飛騨地方は周囲を山に閉ざされた山間奥地の地で、戦国時代に飛騨地方を平定した金森長近によって城下町が築かれ、その後江戸時代には幕府直轄の天領の支配中心地として飛騨高山の町は大きく発展して、現在「飛騨の小京都」と呼ばれています。

当然酒蔵もかつては多くあり、江戸末期から明治初頭には蔵元も140軒ほどあったといいます。
しかし近年には7軒(老田酒造店の本社・製造部が郊外に移転した為)だった酒蔵も現在は6軒。

川尻酒造の創業は江戸時代後期の天保10年(1839)。

個人経営の蔵で、早くから糖類・酸味料などの使用を全廃し、桶売り(大手の下請)も止めました。

今回購入したお酒は「古酒」です。

なぜ古酒かというと、この川尻酒造は古酒しか造っていない古酒蔵だからです。

古酒ですが、そんなに濃くない、色は白ワイン程度の薄いコハク色でした。香りは熟成された香ばしい香りですが、これもそれほど強くはありません。飲み口はとにかく牧歌的でビターな旨みがありつつも控えめな香味と酸とサッと消えていくキレ。

濃くは無くさっぱりとして普通に冷やで飲みやすい古酒でした。クセもなくてうまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-06-18 06:52 | 岐阜 | Comments(0)

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醸造元:株式会社平田酒造場
URL:http://hidanohana.com/
住所:岐阜県高山市上二之町43
電話:0577-32-0352
創業:明治28年(1895)

使用米:ひだほまれ
精米歩合:65%
日本酒度:+3.0
酸度:1.7
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,594円(税込み)

岐阜県の飛騨地方は周囲を山に閉ざされた山間奥地の地です。しかし、戦国時代に飛騨地方を平定した金森長近によって城下町が築かれ、その後江戸時代には幕府直轄の天領の支配中心地として飛騨高山の町は大きく発展しました。そして現在「飛騨の小京都」と呼ばれています。

当然酒蔵もかつては多くあり、江戸末期から明治初頭には蔵元も140軒ほどあったといいます。
しかし近年には7軒だった酒蔵も現在は6軒(老田酒造店の本社・製造部が郊外に移転した為)です。

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そんな飛騨高山の酒蔵の中で、IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)において最高賞を受賞した「酔翁」の蔵元である平田酒造。

蔵元の平田家は江戸時代中期の明和6年(1769)に「打保屋」の屋号で、びんつけ油、ろうそくの製造販売を創めた商家でした。酒造業は明治28年(1895)に創業したそうです。

主力銘柄は長期熟成古酒『酔翁(すい おう)』と『飛騨の華』

現在、伝統的な佇まいの酒蔵には江戸時代の飛騨高山町人の資料を初め、酒造りの道具などを、「平田記念館」として展示公開しています。

クリーミーなバニラのような香りにフルーツシャーベット系の香り。飲み口は酸の強い辛口のお酒ですが、スッキリとしたリンゴ系のような甘みを感じます。栓をあけて少し立つとやや干し草のような乳酸香を感じ始めます。これが口の中に残るのがやや気になるところ。でも、飲みやすいお酒です。うまいです。

燗にすると、干し草のような乳酸香が強調されて前面に出てくる。ツンと鼻に来る刺激は無い。芳醇な飲み口ながらもやはり酸と苦味が前面に来る辛口のお酒。かなり淡麗なお酒なので、燗にするならぬる燗くらいがいいかも知れません。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-06-13 23:14 | 岐阜 | Comments(0)

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醸造元:平野醸造合資会社
URL:http://www.bojo.jp/
住所:岐阜県郡上市大和町徳永164
電話:0575-88-2006
創業:明治6年(1873)

使用米:五百万石
精米歩合:60%
日本酒度:+5.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:14.5度
購入価格:720ml:1,400円(税込み)

長良川の上流に位置する城下町、旧八幡町の北に接する旧郡上郡大和村。平成の大合併で郡上市となりました。このあたりは山を越えれば飛騨地方と接していますが、奥美濃と呼ばれる地域になります。

村の中心地である徳永地区の国道沿いに蔵を構える平野醸造は明治6年(1873)創業で、当時の酒銘は『甘露』でした。

初代蔵元の平野吉兵衛は醸造業のほかに木材や米穀類、製糸業など幅広く事業を展開する事業家でしたが、それを支えた妻じゅうは人のため、社会のために心を尽くした人として知られたそうです。

現在の酒銘である『母情』は、その母の精神を酒造りに生かし、後生に継承してもらいたいとの願いを込めて二代目蔵元が銘々。

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ちなみに城下町・郡上八幡に店を構える平野本店は本家にあたりますが、現在は自醸はしていません。

こんかいの特別本醸造は吟醸酒がブレンドされているそうです。仕込み水は大和町の名水「古今伝授の里の水」を使用。

酒銘の『郡上一揆』ぐじょういっき)は

郡上一揆(ぐじょういっき)は、江戸時代の宝暦年間に美濃国郡上藩で発生した大規模な一揆のことで映画化もされました。
今までの一揆と違ったのは、最終的に一揆の首謀者は処罰されたものの、領主であった郡上藩主の金森氏は改易、さらに幕府高官であった老中、若年寄、大目付、勘定奉行らが免職となった出来事でした。

香りはひかえめで、飲み口はスッキリとした淡麗辛口、白ワインのようなやさしい酸味と甘みで飲みやすいです。雑味が無く、吟醸酒のブレンドでほんのりと華やかさが添付されているのでしょう。うまいです。うまい!

燗にしても、すっきりとした旨みを保ちつつも、雑味も無くライトでキレもいい飲みやすいお酒でした。これは燗もいいです。うまい!

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-06-02 07:54 | 岐阜 | Comments(0)