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醸造元:恵那醸造株式会社福岡工場
URL:http://www.kujiranami.jp/
住所:岐阜県中津川市福岡2992-1
電話:0573-72-2055
創業:文政元年(1818)

使用米:ひだほまれ
精米歩合:50%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:720ml:1,1590円(税込み)

中津川市の中心部から車で約1時間の奥深い山間部。

ここは平成の大合併で中津川市の一部となった旧恵那郡福岡町。

恵那醸造福岡工場は雄大な中央アルプスを望む標高1223mの二ツ森山の中腹、600mの山肌に酒蔵と屋敷を構える「天空の蔵」。

福岡工場とされていますが、普通の豪農型の古民家酒蔵です。

蔵元の長瀬家は代々庄屋を営んでいた家柄で、余剰米を活用する為に江戸時代後期の文政元年(1818)に苗木藩(遠山家1万石)より許可を得て酒造業を始めます。
創業当時の酒名は『殿待』(とのまち)といい、これは今もローカル酒を担っています。

それに対して『鯨波』は都市部など県外に打って出るブランドです。

この山間の僻地にあって『鯨波』という酒銘は、蔵のある標高600mから見えた山の上を流れる雲海が、大海を優雅に泳ぐ鯨のように見えた事に由来。

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この江戸時代から続く旧家の酒蔵が恵那醸造福岡工場と名乗っているのは、戦時中の企業統制令によって同じ恵那郡の蔵元と合併したことから。

合併前は長瀬酒造といいました。

この長瀬酒造が中核の蔵だったのでしょうか。

しかし戦後、長瀬酒造は再び独立しようとしたものの、国から免許が下りず、このような形となりました。

ちなみに同じく恵那醸造三郷工場という酒蔵が恵那市にあります。

話は逸れますが、この長瀬家から分家して東京で洋物小物問屋「長瀬商店」を営んでいた長瀬富郎という人物がいます。この長瀬富郎は自身が取り扱っていた粗悪な国産石鹸の蔓延を憂えて、自ら品質本位の化粧石鹸製造に乗り出します。

これが後の花王石鹸、現在の「花王」の創始者であり、恵那酒造福岡工場はその生家として知られています。


おりがらみの濾過生酒。ほんのりとうすにごりです。

スッキリとしていながらもフルーティーでコクのあるフルボディな飲み口。

中盤からやや酸が立ってエッジのある飲み心地に。

アルコール度は少し高め、原酒ではないのかな?

初めからこの度数の設計なのかな。

若いけどキレイな余韻のほっこりするおいしいお酒です。うまい!

ああ、うまい!

お気に入り度:4



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by tztom | 2017-07-31 21:24 | 岐阜 | Comments(0)

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醸造元:大塚酒造株式会社
URL:http://www.ikeda-net.or.jp/mall/otsuka/
住所:岐阜県揖斐郡池田町池野422
電話:0585-45-2057
創業:明治17年(1884)

使用米:山田錦(池田町産)
精米歩合:70%
日本酒度:+6.0
酸度:1.8
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,890円(税込み)

岐阜県第2の都市、大垣市の北西約8kmの場所にある揖斐郡池田町に大塚酒造はあります。

池田町を南北に通る谷汲街巡礼街道は、中山道赤坂宿を起点として、 西国33番霊場の谷汲山華厳寺に至る巡礼の道です。

池田町の中心部池野地区の谷汲街巡礼街道沿いに蔵を構える大塚酒造は家族経営の小さな酒蔵。

先祖は元々大垣市中心部の久瀬川町で油商を営んでいたそうですが、洪水によって廃業してしまいます。

明治17年(1884)に当時巡礼街道沿いに花街として栄えていた池野の町に六斎市が立ち、市場町として開発が始まります。この年に大塚家はこの池野で酒造りを始めました。

初代蔵元清太郎の「清」と妻お松の「松」をとって名付けられたのが最初に酒銘『清松正宗』(せいしょう まさむね)。

やがて昭和に入ると大手酒造メーカーへの桶売りで細々と生計を立てていたものの、その契約打ち切りによって廃業の道を余儀なくされます。

しかし当時、大垣市にあった「五明酒造」(現在は廃業)で杜氏を務めた原田利治氏の支援によって再出発しました。

そして現在、地元だけでなく県外の専門店にも販路を広げ、精力的な酒造りを行う新進気鋭の酒蔵に。

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主力銘柄は地元の酒米「はつしも」を使った『初霜』と、山田錦・五百万石を使った純米酒『竹雀』です。『竹雀』とは大塚家の家紋の事。

最近流行の無濾過生原酒。香りはメロンシロップのような甘い吟醸香。飲み口には発泡性のシュワシュワを感じます。

若い、若くてフルーティー。

濃醇でいながら酸が立つ。後半辛口シュワシュワすっきり。やや渋味の乗った後味。

フルボディでまったりと飲む酒。うまい、うまいな〜。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-07-28 22:06 | 岐阜 | Comments(0)

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醸造元:杉原酒造株式会社
URL:http://www.sugiharasake.jp/
住所:岐阜県揖斐郡大野町大字下磯1
電話:0585-35-2508
創業:明治25年(1892)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,300円(税込み)

近年注目を集める岐阜の小さな新進気鋭の酒蔵が揖斐郡大野町にある杉原酒造。

蔵のある揖斐郡大野町は岐阜県第2の都市、大垣市の北約10km濃尾平野の西北端に位置する人口23,000人の農業を中心とした町です。

揖斐川沿いの下磯という小さな集落。県道53号岐阜関ケ原線沿いに蔵はあります。

杉原酒造では直売は行っていませんが、蔵と道を挟んだ小売部の「ふくや」で販売しています。

杉原種蔵は養蚕業を営んでいたとされる初代杉原庄六氏が明治25年(1892)に酒造りを始めたそうです。

そして新進気鋭の現蔵元、杉原慶樹(すぎはらよしき)氏は異色の経歴の持ち主。

近年の蔵元の若き後継者は、大学で醸造学を学び、中堅の蔵元で現場を学んで継承するケースが多いですが、杉原慶樹氏は青年海外協力隊を終えて、廃業寸前だった家業の酒蔵を立て直すために後を継いだそうです。

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修行の末、現在は独自の酒米「揖斐の誉」を栽培し、さらに特約店限定酒の『射美』(いび)や『慶樹』(よしき)など、入手困難なブランドも成長させています。

また杉原酒造が操業当初販売していた銘柄『杉乃井』(すぎのい)はアジアを初めとする海外で展開。

『揖斐川』は当初特別本醸造のブランドだったそうですが、純米酒の要望も多かった事から最近作り始めたものだそうです。

飲み口はクリアでスッキリとした中にもしっかりとした清純な旨みのある淡麗辛口のお酒です。

とにかく印象が「キレイ」で雑味が無い、大手酒蔵が作る吟醸酒のようなお酒です。これも蔵元の戦略でしょうか。

ほんわりとした甘味と米の旨みの余韻が心地よいです、うまい。うまいです。


お気に入り度:4




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by tztom | 2017-07-26 22:30 | 岐阜 | Comments(0)

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醸造元:日本泉酒造株式会社
URL:http://www.nihonizumi.co.jp/
住所:岐阜県岐阜市加納清水町3-8-2
電話:058-271-3218
創業:江戸時代末期

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:1.9
アミノ酸度:-
アルコール度:17度以上18度未満
購入価格:720ml:1,540円(税込み)

JR岐阜駅の目の前に建つ14階建てのビル。
一見、酒蔵に見えないこのビルが日本泉酒造です。

日本泉酒造の創業は江戸時代末期で今の場所から少し離れた茶屋新田という場所で材木業を営む傍ら酒造業を創業したそうです。

明治9年に現在の場所へ移転しますが、戦時中に空襲で蔵を焼失。

昭和25年に酒蔵を再建しますが、今度は 平成14年に、岐阜市駅前の再開発に伴い現在のマンションに建て替えました。

ビル型の酒蔵は広島の原本店が先駆けですが、建て替えにあたりアドバイスを受けたそうです。

14階建てのマンションの地下1階部分に酒蔵があり、地上1階には売店が設けられています。

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蔵のこだわりは、三季醸造、無濾過火入れ無し、すべて槽(ふな)しぼり、製造量は約300石ですが、現在四季醸造に向けて設備を更新中だそうです。

薄いコハク色とほんのおりがある、フルボディな飲み応えのフルーティーなお酒です。

荒々しい酸が立って若々しさもあって無濾過生原酒らしい飲み応え。うまい!うまいよ。

飲み続けると、フレッシュな甘さと張り合うように、とにかく酸が強い。でもそれがブルボディなこのお酒の飲み口と相成って、料理と対等に合わさります。うまいです。うまい!。

お気に入り度:4


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by tztom | 2017-07-25 19:41 | 岐阜 | Comments(0)

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醸造元:渡辺酒造醸
URL:http://www.minonishiki.com/
住所:岐阜県大垣市林町8-1126
電話:0584-78-2848
創業:明治35年(1902)

使用米:-
精米歩合:50%
日本酒度:+2.0
酸度:1.3
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,836円(税込み)

大垣市は、古くから東西交通の要衝として、経済・文化の要衝として栄えてきた岐阜県第2の都市です。
江戸時代は戸田氏10万石大垣藩の城下町として栄え、豊富な地下水に恵まれている事から「水の都」とも称されていました。

JR大垣駅の北口から徒歩で約10分。

鎌倉時代に北条氏に使えた林主馬允景顕林が開拓した事に由来する林町の住宅地の中に蔵を構える渡辺酒造醸は明治35年(1902)の創業。

この一帯は旧大垣街道・岐阜街道・揖斐街道が通る交通の要衝であり、城下町近郊の耕作地帯でしたが、現在はほぼベッドタウンに姿を変えています。

渡辺酒造醸は当初別の場所で創業しましたが、後に現在の場所に移転。
旧道沿いに連なる黒壁の酒蔵は築100年だそうです。

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そして現在、蔵を切り盛りしているのが、杜氏として蔵を継がれた4代目蔵元の三女・渡辺愛佐子さんという方です。
岐阜で唯一の女性杜氏だそうです。

主力銘柄は『美濃錦』ですが、新たにオーガニック酒米から醸した大吟醸の『白雪姫』シリーズや、関市の一億年前の地層から湧き出た水を使った『覚眠 森水酒』など精力的に新しい酒造りに邁進しています。

『白雪姫』は主に特約店向けの限定酒で、季節ごとに少量づつ異なるスペックのお酒を展開しています。

ブルーのボトルですが、色は薄いコハク色で香ばしい熟成香があります。今年瓶詰めされたお酒のはずですが瓶詰め前に寝かしているのでしょうか?
飲み口はほんのりと甘く、ふくよかな味わいのお酒でした。

もう少し今風の若々しいフレッシュなお酒かと思いましたが、古風な印象のどっしりとした芯のあるお酒で意外でしたが、おいしいお酒です。

お気に入り度:3



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by tztom | 2017-07-24 20:37 | 岐阜 | Comments(0)

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醸造元:武内合資会社
URL:http://www.takeuchi-shuzo.jp/
住所:岐阜県大垣市伝馬町1
電話:0548-81-3111
創業:延享元年(1744)

使用米:-
精米歩合:55%
日本酒度:-1.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,728円(税込み)

大垣市は、古くから東西交通の要衝として、経済・文化の要衝として栄えてきた岐阜県第2の都市です。
江戸時代は戸田氏10万石大垣藩の城下町として栄え、豊富な地下水に恵まれている事から「水の都」とも称されています。

JR大垣駅南口から徒歩約5分ほど。旧美濃街道沿いに武内合資会社が蔵を構える伝馬町はその名の通り江戸時代の大垣城下町時代に伝馬会所が置かれた事に由来。

武内は古くからの商家で、江戸時代中期の延享元年(1744)に、この大垣城下で造り酒屋を始めました。
また酒や塩の販売業として「塩鎌屋」という屋号を持っています。

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創業当時の銘柄は『兄花』(このはな)といいましたが、現在の主力銘柄は『大垣城』と『美濃紅梅』です。

『美濃紅梅』は岐阜市にある梅の名所である梅林公園にちなんだもの。

戦後の一時期には、味噌や醤油、酢・ソース作りなども手がけていた事もあったそうです。

『一滴千山』(いってきせんざん)とは「一滴の水でさえ沢山になり、多くの山々をゆったりと潤す」という意味の「一滴千山潤」に由来。

色は無色透明で香りも控えめですが、飲み口から華やかでフルーティーな甘みが膨らみます。

原酒ですがアルコール度は16度。日本酒度がマイナス1.0度からくる甘さと深みのある米の旨み。後味はまろやかにスッキリとしたキレできれいにまとめ上げて心地よい余韻に。これは旨い!うまいです。

深くて、芯がしっかりとあって、それをバランスよく重厚にまとめあげている。うまい酒だ〜。

お気に入り度:4




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by tztom | 2017-07-22 18:14 | 岐阜 | Comments(0)

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醸造元:亀齢酒造株式会社
URL:https://kireikireikirei.jimdo.com/
住所:広島県東広島市西条本町8-18
電話:082-422-2171
創業:江戸時代

使用米:-
精米歩合:70%
日本酒度:+4.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,015円(税込み)

東広島市西条町は近年「酒都」と呼ばれ、京都の伏見・兵庫の灘と並ぶ日本三大銘醸地。

古くから山陽道(西国街道)の宿場町として賑わい、江戸時代には四日市次郎丸村と呼ばれ、山陽道最大の宿場町四日市宿として栄えた町で、ここには広島浅野藩直営の「お茶屋」と呼ばれる本陣も置かれていました。

JR山陽本線・西条駅の駅前には、広大な敷地を有する酒蔵が林立し、その伝統的な佇まいの白壁土蔵の町並みは灘や伏見よりも遙かに「酒都」の名にふさわしい佇まいを残しています。

通称「酒蔵通り」にあり、この西条で最も大きな酒蔵である賀茂鶴酒造と旧山陽道を挟んだ南側に蔵を構える亀齢酒造。

江戸時代に「吉田屋」として創業したそうですが、詳しい年は不明。カタカナで「キレイ」と書かれた大きな煙突が目印で蔵の敷地は広いですが、小規模生産の蔵です。

また亀齢酒造の酒は広島の酒蔵の中でも三大辛口の蔵の一つと言われています。

本醸造のこのお酒の副銘は『舞亀』(まいき)と読みます。

香りは控えめ、でも飲み口は華やか。精米歩合70%の本醸造だけれども吟醸酒のようなキレイなお酒。まさに亀齢=綺麗。うまいな〜。雑味が無く、スッキリとしたお酒。辛口系といわれるけど、軟水の広島の水で醸しているのでやさしい甘みもしっかりとあります。うまいです。うまい!

燗にすると、華やかさが一斉に開花、爆発するように広がる。広がった花びらがスパッと鉈で切り落とされたかのような潔いキレ。全体的に香り高い清冽な印象のお酒です。ぬる燗くらいで、最も花開きます。うまい、うまいです。あ〜華やかで飲みやすい。とても綺麗なうえに、うまい!

お気に入り度:冷3/燗4



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by tztom | 2017-07-19 00:02 | 広島 | Comments(0)

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醸造元:福美人酒造株式会社
URL:http://www.fukubijin.co.jp/
住所:広島県東広島市西条本町6-21
電話:082-423-3148
創業:大正7年(1918)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:1.5
アミノ酸度:1.3
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,022円(税込み)

東広島市西条町は近年「酒都」と呼ばれ、京都の伏見・兵庫の灘と並ぶ日本三大銘醸地。

古くから山陽道(西国街道)の宿場町として賑わい、江戸時代には四日市次郎丸村と呼ばれ、山陽道最大の宿場町四日市宿として栄えた町で、ここには広島浅野藩直営の「お茶屋」と呼ばれる本陣も置かれていました。

JR山陽本線・西条駅の駅前には、広大な敷地を有する酒蔵が林立し、その伝統的な佇まいの白壁土蔵の町並みは灘や伏見よりも遙かに「酒都」の名にふさわしい佇まいを残しています。

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通称「酒蔵通り」にあり、この西条で最も大きな酒蔵である賀茂鶴酒造の東隣に蔵を構える福美人酒造。

福美人酒造は大正7年(1918)に賀茂鶴酒造が中心となり杜氏養成機関「西条酒造学校」として、西日本各地の蔵元の共同出資によって設立されたオーナーのいない酒蔵でした。

今もその標識が残ります。

香りはほのかに青リンゴのようなフレッシュさと、バニラのような甘さをほんのりと感じます。控えめの酸が立つスッキリとした飲み心地の淡麗辛口のお酒です。うまい!

燗にすると、まるくやさしい、中に変わらず青リンゴのようなスッキリとしたフレッシュさ。酸もほとん気づかず、シャッと引いていくキレ。雑味もなく、透明でひたすらにスッキリとした飲み口よのどごし。ふくよかなふくらみ、米の旨み。燗にするとしっかりとしたお酒になります。うまいな。

しかしこのお酒もやさしすぎて、脂っこい料理や濃い料理には負けてしまいます。でも、適度に脂の乗った海の幸との相性はいいですよ。うまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-07-17 16:12 | 広島 | Comments(0)

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醸造元:賀茂泉酒造株式会社
URL:http://www.kamoizumi.co.jp/
住所:広島県東広島市西条上市町2-4
電話:082-423-2118
創業:大正元年(1912)

使用米:山田錦(広島県産)
精米歩合:65%
日本酒度:±0
酸度:1.8
アミノ酸度:-
アルコール度:14度
購入価格:720ml:1,350円(税込み)

東広島市西条町は近年「酒都」と呼ばれ、京都の伏見・兵庫の灘と並ぶ日本三大銘醸地です。

JR山陽本線・西条駅の駅前には、広大な敷地を有する酒蔵が林立し、その伝統的な佇まいの白壁土蔵の町並みは灘や伏見よりも遙かに「酒都」の名にふさわしい佇まいを残しています。

この地は古くから山陽道(西国街道)の宿場町として賑わい、江戸時代には四日市次郎丸村と呼ばれ、山陽道最大の宿場町四日市宿として栄えた町で、ここには広島浅野藩直営の「お茶屋」と呼ばれる本陣も置かれていました。

酒蔵が集まる本町の「酒蔵通り」から少し離れた上市町の旧山陽道沿いに蔵を構える賀茂泉酒造は西条の酒蔵の中で最も新しい酒蔵です。

新しいと言っても大正元年(1912)の創業です。昭和14年に福正酒造合資会社となり、昭和38年に備後酒造を合併して現在の賀茂泉酒造となりました。

最近では「無濾過」と名前が付くお酒が一般的になりましたが、日本で一番最初に「無濾過」という名称で販売したのがこの賀茂泉酒造なのだそうです。

ちなみに酒銘にある『造賀』とは賀茂泉酒造の山田錦を栽培している契約農家がある地名の事。

色は無色透明で香りも控えめですが、ほんのりと甘くて優しい飲み口。そこからの膨らみは無くシャープな一歩手前くらいの淡麗なお酒です。

広島の酒らしい淡麗旨口。みずみずしいメロンのような甘みと香りが口に広がり、米の旨みはやさしくしっかりと感じます。うん、そんな感じ。すっきりとして飲みやすい。うまいです。

燗にすると、まろやかでやさしい。水のようでいて、柔らかいしっかりとした旨みがあります。
「夏酒」というコンセプトのお酒なので、もしかしたら燗にしてはいけなかったかも知れませんが、おいしいです。

じっくりと、静かに飲みたい時には、おのお酒の燗はいいですね。ただ脂っこい料理や濃い味付けの料理には負けてしまいます。

このお酒はキンキンに冷やして、夏の酒らしく、すっきりとした爽快感を味わうのがオススメです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-07-16 08:29 | 広島 | Comments(0)

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醸造元:賀茂鶴酒造株式会社
URL:http://www.kamotsuru.jp/
住所:広島県東広島市西条本町4-31
電話:082-422-2121
創業:元和9年(1623)

使用米:-
精米歩合:65%
日本酒度:+4.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:14度以上15度未満
購入価格:720ml:1,059円(税込み)

東広島市西条町は近年「酒都」と呼ばれ、京都の伏見・兵庫の灘と並ぶ日本三大銘醸地とされています。

JR山陽本線・西条駅の駅前には、広大な敷地を有する酒蔵が林立し、その伝統的な佇まいの白壁土蔵の町並みは灘や伏見よりも遙かに「酒都」の名にふさわしい佇まいを残しています。

この地は古くから山陽道(西国街道)の宿場町として賑わい、江戸時代には四日市次郎丸村と呼ばれ、山陽道最大の宿場町四日市宿として栄えた町で、ここには広島浅野藩直営の「お茶屋」と呼ばれる本陣も置かれていました。

この「酒都」西条の駅前に林立する酒蔵の中心にあり、最も大きな酒蔵である賀茂鶴酒造のルーツとなる木村家の創業は江戸時代初期の元和9年(1623)と長い歴史を誇る旧家でもあります。

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山陽道の宿場町だった四日市宿には、九州の大藩の大名や長州の毛利家などを藩をあげて接待する本陣が設けられました。この本陣は「御茶屋本陣」と呼ばれ、その楼門は現在も賀茂鶴酒造本社の玄関に残されています。

酒銘『賀茂鶴』は明治6年9月9日(重陽の日)の天皇家を奉りつつ菊酒を祝う記念日に命名されたもの。


香りは控えめ、色はほんのりと薄いコハク色です。飲み口は予想外にも、まるで吟醸酒のような清冽なフルーティーな飲み口に始まりやさしく軟着陸引いてくキレへ。やっぱり広島の水はバランス良くやさしくふくよかなお酒を醸すな〜。うまい!うまいです!!

燗にしてみると、軟水で醸されたお酒ゆえに、やさしくふくよかで包容力のあるお酒の特徴は益々冴えます。酸も控えめで飲みやすいですが、でもやっぱり脂っこい料理や濃い味の料理には少し負けてしまうやさしさ。さっぱりとした肴でゆったりと飲むのが美味しい。燗酒もうまい!


お気に入り度:3




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by tztom | 2017-07-12 22:38 | 広島 | Comments(0)