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醸造元:丸井合名会社
URL:https://ameblo.jp/maruisaketen/
住所:愛知県江南市布袋町東202
電話:0587-56-3018
創業:寛政2年(1790)

使用米:-
精米歩合:70%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:20度
購入価格:720ml:1,100円(税込み)

愛知県の西北端に位置して木曽川を介して岐阜県と接する江南市。
昭和29年に丹羽郡古知野町・布袋町、葉栗郡宮田町・草井村の4か町村の合併によって誕生しました。

古知野町・布袋町は同市における古くからの中心地で、往事を偲ばせる伝統的な商家や町家の町並みが残されています。

現在江南市にある3軒の酒蔵のうち2軒は市の南側の布袋町にあります。

この布袋町は古くは「果野」(はての)という地名でしたが、戦国時代に織田信長によって整備された柳街道(江戸時代の岩倉街道)が村を縦貫し、その街道沿いに醸造業や紺屋を中心とした商業町が形成されて発展した町です。

布袋町の表通りに面した大きな酒蔵が山星酒造。

そして伝統的な古い町並みの中に残る、立派な土蔵と商家建築の酒蔵が江戸時代中期、寛政2年(1790)創業の丸井合名会社です。

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なにより情報が少ない蔵で、そもそもが自醸しているのかな?お酒造っているのかな?おいしいのかな?という不安がありました。

ラインナップは本醸造と純米酒と原酒など。季節によって生酒があるそうです。

毎年秋から昔ながらの山廃造りで酒造りを行い、使用米はラベルに無いけど山田錦、五百万石らしいです。

そして、その精米歩合は70%。

お米の味をしっかりと出す事を心掛け、芳醇濃厚のお酒を造ります。

店頭には酒よりも漬物用酒粕が山積みになっていて、すべて予約済み。


酒名の『楽の世』は、旧丹羽郡楽田村(現在の犬山市南部付近)の地名に由来。

我が道を行くこだわりを持った小さな無名の酒蔵です。


色はやや薄いコハク色。香りは意外にフレッシュな印象。

飲み口はまろやかで、雑味の無い甘さ。これは米の旨さでしょうか。

やさしく芳醇でバナナのような甘さのあとに来る酸味と苦味と渋味のバランスの良さといったら。

アルコール度20度の重さが無い!

精米歩合70%でこんな濃くてキレイなお酒が造れるんだ!

念のため、いや確信を持って燗にしてみる。

ああ、やっぱり。

豪快さを包み隠さない強烈な酸、華やかなフルーティーさと厚みがあって深いコク。余韻。

これぞ、お米の酒だ〜!!と叫ぶようなパンチの効いて飲み応えのあるお酒です。

先入観を大きく裏切る、うまい酒。

うまいですよ!うまい!!


お気に入り度:4


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by tztom | 2017-08-28 20:26 | 愛知 | Comments(0)

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醸造元:小弓鶴酒造株式会社
URL:http://www.koyumitsuru.jp/
住所:愛知県犬山市大字羽黒字成海郷70
電話:0568-67-0033
創業:嘉永元年(1848)

使用米:-
精米歩合:70%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:19度以上20度未満
購入価格:720ml:1,280円(税込み)

愛知県の最北端、国宝・犬山城がそびえ「尾張の小京都」と呼ばれる犬山市。
明治村がある町としても知られています。

この犬山市にはかつて10軒以上の酒蔵がありましたが、現在は東洋自慢酒造と小弓鶴酒造の2軒が残ります。

いずれも町の南郊外の羽黒地区にあります。

小弓鶴酒造の創業は江戸時代末期の嘉永元年(1848)で、この地の庄屋だった吉野新右衛門が尾張藩の勘定奉行所からお墨付きを受け酒造りを始めました。

創業当時の屋号は吉野家酒店でしたが、大正10年(1921)に五代蔵元・吉野茂二によって吉野酒造場となり、昭和28年(1953)に小弓鶴酒造となりました。

酒銘にもある「小弓」とは、中世からのこの地の地名「小弓の庄」に由来。

平成10年(1998)には地ビール『犬山ローレライ麦酒』製造を始め、現在は日本酒よりもこちらがメインになってるようです。

しかし、平成18年(2006)に酒蔵が火事により焼失。県内酒造会社の協力を得て事業を再開しました。

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今回のお酒は「上撰」つまり普通酒の新酒、生原酒です。

色はうすいコハク色。ほのかにラッカー系の酢酸エチル香がありました。

若々しい強い酸のあるパンチの効いた芳醇な飲み口。

後味はキリリとした辛口。というよりも刺激のある辛さ。

開栓してしばらくすると、エチル香は消えて感じなくなりました。

飲み口もクリーミーで芳醇で甘みもあって。刺激があるけど飲みやすいお酒です。うまいですね。

あとから舌にくる華やかな香り。

後味はきれいでうまい!!


お気に入り度:3



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by tztom | 2017-08-26 17:57 | 愛知 | Comments(0)

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醸造元:渡辺酒造株式会社
URL:https://watanabe-shuzo.jimdo.com/
住所:愛知県愛西市草平町道下83
電話:0567-28-4361
創業:慶応元年(1865)

使用米:若水(愛知県産)
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:1.6
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,100円(税込み)

愛西市は平成の大合併で旧海部郡佐織町、佐屋町、立田村、八開村の2町2村が合併し発足した人口約6万2000人の市で、新しい市名の通り愛知県の西端、木曽川を挟んで岐阜県と三重県に接します。

渡辺酒造は旧佐織町の田園地帯、細い道が入り組んだ道下という集落の中にあり、蔵の東側を木曽川が流れています。

創業は江戸時代末期の慶応元年(1865)。

主力銘柄は『平勇』『平勇正宗』で、昔この地に「平勇」(ひらいさみ)という力士がいたという言い伝えに由来するとか。

少量生産の手造りにこだわり、かつ低価格で高品質の酒を目指す蔵です。

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香りは控えめで、色は透明に近いコハク色でした。

スッキリとした淡麗辛口のお酒ですが、やさしい旨味があるのは水のせいでしょうか、また愛知の酒の特徴かもしれません。

まろやかで、やさしくフルーティー。な飲み口です。

後味はややドライでキリリと引き締まったキレ。

ただ淡麗なだけじゃない、うまい酒です。

お気に入り度:3



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by tztom | 2017-08-24 21:08 | 愛知 | Comments(0)

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醸造元:福井酒造株式会社
URL:http://www.fukui-syuzo.co.jp/
住所:愛知県豊橋市中浜町214
電話:0532-45-5227
創業:明治45年(1912)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,123円(税込み)

豊橋駅から南へ約2.5km。かつては海に面していた中浜町に建つ結婚式場の一角に福井酒造はあります。

福井酒造はもともと別の場所で創業しました。

初代福井盛太郎が、渥美半島の先にあった渥美郡福江町(現在の田原市)の旧大垣新田藩陣屋跡で明治45年(1912)に福井酒造場を創業したのが始まり。

2代目盛太郎が事業容拡大に伴い、昭和27年(1952)豊橋市中浜町にあった旧陸軍第18連隊の跡地に酒造を移転。

しかし日本酒の生産量減と共に土地の有効活用を兼ねて、平成12年(2000)に敷地の3/4を結婚式場「マリエール豊橋」として建設。

残った土地にコンパクトで効率的な新蔵を建設すると共に酒造への直射を避けるため木造の自宅母屋を200m曵いて酒造の上に持ち上げて乗せたりと、すごい荒技もやっています。

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酒銘の『四海王』とは、創業地である渥美半島(福江)を囲む三河湾、伊勢湾、遠州灘、浜名湖を表したものだったそうですが、現在の豊橋市に移転後は、日本海、太平洋、オホーツク海、東シナ海に意味を拡大して、日本を代表する酒蔵の思いを込めた由来に変更したそうです。

2015年IWC(インターナショナルワインチャレンジ)で銀賞受賞。らしい。

色はうすいコハク色。香りは控えめ。燻製のような香りとクセのある飲み口。
芳醇でビターな大人の余韻的に加えてシャープな飲み口のお酒です。

蔵に自噴する軟水の井戸水で仕込んだそうですが、軟水ゆえの遅い発酵にともなう老ねが出たのかな。

福井酒造のお酒は飲みやすいと聞いていましたが、結構辛口でかつクセのあるお酒でした。

燗にするとこの独特の芳醇さがプラスに転じて、余韻を楽しめます。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-08-23 20:12 | 愛知 | Comments(0)

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醸造元:宏和商工 日立酒造工場
URL:http://www.hitachi-sake.com/
住所:茨城県日立市十王町友部104
電話:0294-39-4311
創業:平成18年(2006)

使用米:-
精米歩合:55%
日本酒度:+1.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,771円(税込み)

日立製作所発祥の地にして同社の企業城下町として知られる茨城県北部に位置する日立市。

宏和商工日立酒造工場(以下宏和商工)の酒蔵はさらに北端の高萩市と接する十王地区にあります。

平成の大合併で日立市に編入される前は多賀郡十王町でした。

その中心部、十王郵便局の斜向かいに建つ宏和商工の創業は平成18年(2006)です。

が、それは同年に廃業してしまった明治15年(1882)創業の菊乃香酒造を継承した年。

宏和商工と言う会社はおおよそ酒造りなど醸造業とは無縁の会社に思えますが、はたして東京に本社を構えるブライダルギフト(結婚式の引出物)を販売する会社なのです。

当然その中にはお酒、特に日本酒もあり、それまでは酒蔵にOEMで製造委託したプライベートブランドを販売していましたが、いよいよ廃業した酒蔵を傘下に自社製造に踏み切りました。

宏和商工の主力銘柄『二人舞台』は、まさにブライダルらしいネーミングですね。

贈答向け商品なので、ブランド米の山田錦を使い、吟醸酒らしいフルーティーな立ち香です。

しかし、飲み口はやっぱり茨城酒らしい、旨味を抑えたスッキリとした淡麗辛口。

旨味は控えめに抑えていますが、華やかな余韻は口の中に広がり、やがて後味がやや苦味が残りますが、いろいろ考え出された酒質ですね。

まあ、うまいです。

お気に入り度:3


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by tztom | 2017-08-22 22:11 | 茨城 | Comments(0)

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醸造元:足立酒造合資会社
URL:なし
住所:岐阜県岐阜市琴塚3-21-10
電話:058-245-3658
創業:文久元年(1861)

使用米:ひだほまれ
精米歩合:55%
日本酒度:+3.0
酸度:1.5
アミノ酸度:1.6
アルコール度:17度以上18度未満
購入価格:720ml:1,458円(税込み)

岐阜市の東郊外。各務原市に接する琴塚地区。

岐阜県を代表する前方後円墳の琴塚古墳のすく側に広がる農村地帯で、足立酒造は江戸時代末期の文久元年(1861)に創業しました。

創業当初の酒銘は『たま鶴』というものでしたが、現在は『日の出鶴』という名に変わり、特定名称酒の新ブランドが『金華山』は岐阜市のシンボルである山の名に由来。

足立酒造は現在、1本1本のお酒を蔵元兼杜氏の足立昌治氏が1人で造っています。

機械に頼らず、洗米から米麹仕込みまで、すべてを手作業にこだわった酒造りを行う小さいながらも、新進気鋭の酒蔵です。

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香りはフルーティーな吟醸香。というよりは米の旨みが凝縮したような甘い香りです。

飲み口に感じる香りもバナナ、メロンといったような果実系では無く、ん〜、あ、そう。米です。米の旨みです。

米のパワー、甘酒のような、そんな香りと飲み口。

後半の酸味がシャープなキレに。渋味、苦味がバランスよい。

若くてパワフルな濃さと強さのお酒ですが、でもスッキリした後味!!楽しい!

濃醇旨口系のお酒で、かつ雑味がありません。

うまい!!うまいですよ!これ。

お気に入り度:4




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by tztom | 2017-08-16 00:20 | 岐阜 | Comments(0)

篝火 純米酒[菊川]

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醸造元:菊川株式会社
URL:http://www.sake-kikukawa.co.jp/
住所:岐阜県各務原市鵜沼西町1-543
電話:058-384-1235
創業:明治4年(1872)

使用米:日本晴
精米歩合:65%
日本酒度:±0
酸度:1.7
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,708円(税込み)

濃尾平野の北部に位置する各務原市は航空自衛隊や三菱重工・川崎重工を中心とする航空宇宙産業の町。

町の中心部から東へ、木曽川に近い鵜沼地区は中山道69次の江戸から52番目の宿場町として栄え、今もその面影を残しています。

この鵜沼宿にある脇本陣・坂井家の隣りに建つ菊川。

明治4年(1872)に武藤醸造として創業。

大きな醸造工場ですが、中山道に面した酒蔵の他豆蔵・一号倉庫・二号倉庫が登録有形文化財に指定されています。

この武藤家は代々自民党の代議士を務めた家柄だそうです。

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酒銘の『菊川』は松尾芭蕉が詠んだ句に由来。
『篝火』とは毎年5月から10月までの夜間に長良川で行われる篝火漁の事。

日本酒の他、甲類焼酎、乙類焼酎、リキュール類、みりんなども造っています。

かつては灘にも酒蔵を持っていたそうですが、現在は兵庫県に本社を置く「業務用スーパー」の神戸物産の傘下に入りました。


色は無色透明に近いですが、香りはほのかに米の旨みを感じます。

飲み口に乳酸の香ばしさを少し感じ、やや酸が立つ淡麗辛口のお酒で、後半に独特の苦味を伴った風味が余韻となります。思ったよりも地酒っぽさがありました。

冷蔵庫で冷やした状態より、少し常温に置いた方が、香りや旨味を感じます。

燗にすると干し草のような乳酸香が顔を出します。すっきりとしていながらも米の旨みを感じますが、すぐにさーっと消えていきますが、後味にやや苦味と渋味が残ります。

このお酒は常温が一番おいしく飲めますね。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-08-14 08:43 | 岐阜 | Comments(0)

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醸造元:小町酒造株式会社
URL:http://www.nagaragawa.co.jp/
住所:岐阜県各務原市蘇原伊吹町2-15
電話:058-382-0077
創業:明治27年(1894)

使用米:-
精米歩合:65%
日本酒度:+5.0
酸度:1.7
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,093円(税込み)

濃尾平野の北部に位置する各務原市は航空自衛隊や三菱重工・川崎重工を中心とする航空宇宙産業の町。

町の中心部から北西郊外へ、新境川沿いに広がる田園地帯の中にある蘇原伊吹町という小さな集落の中に小町酒造はあります。

江戸時代よりこの地で農業を営んでいた金武吉兵衛氏が大の酒好きが高じて、明治27年(1894)に余剰米を活用して酒造りを始めました。

この地に残る古い伝説、平安時代の女流歌人・小野小町が疱瘡(ほうそう)を患った際に、この延算寺の水で顔を洗ったら疱瘡が治ったという伝説に由来する、酒銘の『小町』。

蔵元が寝ている際、枕元に小野小町が現れたとか。

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現在の主力銘柄は『長良川』。

音楽醸造も行っている蔵で、このお酒はミュージックセラピスト宮下富実夫作曲のヒーリングミュージックの波動の中で育てたお酒だそうです。

インターナショナルワインチャレンジ2014のSAKE部門・純米の部でブロンズメダル受賞とか。


色は透明に近いコハク色で香りはやや香ばしい乳酸香。

スッキリとした飲み口にほんのりと立つ酸。やわらかな苦味。

旨みはあまり無い淡麗辛口系のお酒です。

しかし料理と合わせると甘みが増します。

燗にすると、よりまるくふくよかに。
そして、旨味、酸味、渋味がほどよく膨らんできます。

でも、あっさり。

料理を邪魔しない食中酒。うまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-08-11 10:39 | 岐阜 | Comments(0)

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醸造元:株式会社林本店
URL:http://www.eiichi.co.jp/
住所:岐阜県各務原市那加新加納町2239
電話:058-382-1238
創業:大正9年(1920)

使用米:岐阜ハツシモ
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0〜4.0
酸度:1.2~1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,404円(税込み)

濃尾平野の北部に位置する岐阜県各務原市(かかみがはらし)。 航空自衛隊岐阜基地を初め三菱重工や川崎重工など航空機開発と航空宇宙産業の町です。

各務原市中心部の西郊外、JR高山本線・那加駅から徒歩約15分ほどの那加新加納町に蔵を構える林本店は、大正9年(1920)に林榮一氏によって創業した酒蔵です。

創業者の林榮一氏は農家の生まれで、酒造業に参入しやすかった明治〜大正の時代に日乃出屋醸造を創業、酒造りの他醤油や味噌なども醸造していました。

現在も蔵の東に位置する航空自衛隊岐阜基地の前身、陸軍航空隊の発展と蔵の発展をかけ『征空』という酒名を授け、軍御用達のお酒を納めて規模を拡大しました。

そして現在5代目蔵元の林 里榮子さん。

若い蔵元です。

東京農業大学醸造科を卒業後、5年間大手ビールメーカーに務めた後に蔵を継いだそうです。

現在の特定酒銘柄『栄一』は創業者の名に由来。

その他、さまざまな酒造りにチャレンジしています。

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新ブランド『百十郎』とは、明治から昭和時代に活躍した、地元各務原市の歌舞伎役者で旅芸人の市川百十郎にちなんだもの。

百十郎が桜の木を1,200本寄付した境川の土手は、「日本さくら名所100選」にも選ばれ、今も地元に愛されている市川百十郎。

そして、そこから副酒銘の『G-mid』へ。

まず「G」とは、岐阜県の「G」、原料米である岐阜ハツシモの「G」、さらに岐阜県オリジナル酵母「G酵母」の「G」、そしてこの純米吟醸酒のイメージカラーである緑(Green)の「G」だとか。

そして「mid」は蔵の所在地が日本のど真ん中という意味で”middle of Japan”に由来しています。

香りは控えめ、色は薄いコハク色。青リンゴのようなスッキリとした飲み口。酸は控えめ。

ほんのりとした旨みがありますが、かなりスッキリとした淡麗辛口のお酒でした。

岐阜の酒は味付けが濃い料理に対して愛称の良い、濃醇で甘口なお酒が好まれますが、このお酒はそれに対するチャレンジでもあります。

あっさりした料理や刺身にも合います。でもフレンチにも合う芯の強さは持っていますね。

うまくて、きれいなお酒です。

お気に入り度:3


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by tztom | 2017-08-09 20:46 | 岐阜 | Comments(0)

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醸造元:山内酒造場
URL:http://www.yamauchisyuzou.jp/
住所:岐阜県中津川市上野小野沢134-1
電話:0573-75-4417
創業:不明

使用米:ひだほまれ
精米歩合:55%
日本酒度:+2.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,200円(税込み)

木曽路に近く長野県に接する岐阜県の最南東端に位置する旧恵那郡坂下町は2005年の平成の大合併によって中津川市に編入されますが、古くから美濃や飛騨と木曽谷を結ぶ玄関口で「裏木曽」とも呼ばれていました。

中山道木曽路は三留野宿から木曽川を離れ、妻籠宿、馬籠宿を経て落合宿より中津川宿に至りますが、しかし現在の国道19号線と共に木曽川に沿って併走する中央本線の坂下駅が町の玄関口となっています。

木曽谷と美濃・飛騨を結ぶバイパスである裏街道は現在国道256号線と岐阜県道3号福岡坂下線の二つが町内を斜めに横断していますが、県道3号線沿いの山間部に山内酒造場はあります。

一般車の交通量は少ない裏街道のこの道ですが、意外に大型トラックの通行は多いです。

山内酒造場の蔵元山内家の先祖は鎌倉時代に落ち武者となり、この山奥に入って百姓に帰農したといいます。

よって蔵元山内の姓は「山の中」の意味では無く、北鎌倉にある山ノ内に由来する武家時代からの姓とか。

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蔵の創業年は不明ですが現在の蔵元は21代目。そして奥さんが杜氏を務め夫婦二人三脚でやっている山間の小さな酒蔵です。

造るお酒は全て純米酒。さらに、なんと醸造タンクに音楽を聞かせて醸す音楽醸造蔵ですよ。

おまけにその音楽は蔵元仲間の手作りフォークソング。

酒のラベルも友人仲間の板画・切り絵に蔵元デザイン。

山間の小さな夫婦経営の純米蔵。

しかし、2017年3月。21代目当主蔵元山内總太郎氏(69)が酒造りを辞めるということで、なんと小野桜は今年で飲み納めになるかも知れません。


色は無色透明、香りも控えめです。

しかし飲み口は酸の聞いた濃醇なコクのお酒。

野趣的な地酒っぽい、乳酸香と老ね香系が強く重たい飲み口のお酒を想像しましたが、完全に良い方向に裏切られました。

新潟酒のようにスッキリとしていながらも旨みがしっかりとある洗練された飲み応えのあるお酒。

変な例えにすると、都会的なワインのような飲みやすいお酒です。

燗にすると、しっかりと旨みの芯がありながらもふくよかでまとまりのある酒。

個性がありながらも、出しゃばらない、そんなお酒です。

うまいです。うまい!

しかし、このお酒が今年限りというのは残念でなりません。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-08-07 19:39 | 岐阜 | Comments(0)