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醸造元:株式会社 小林酒造本店
URL:http://sakebandai.com/
住所:福岡県糟屋郡宇美町宇美2-11-1
電話:092-932-0001
創業:寛政4年(1792)

使用米:山田錦(福岡県産)
精米歩合:50%
日本酒度:+5.0
酸度:1.3
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,512円(税込み)

博多の北で多々良川に合流して博多湾に注ぎ込む宇美川上流に位置する糟屋郡宇美町は、宇美八幡宮の門前町として発展し、近世には炭鉱の町として栄えましたが、現在は福岡市に隣接するベッドタウンとして市街地が広がりつつあります。


宇美八幡宮の門前に蔵を構える小林酒造本店は、酒林を掲げた商家の店舗が無ければ、広大な敷地とその屋敷に、おおよそ酒蔵だとは思わない佇まいを残す酒蔵です。

小林酒造本店は江戸時代中期の寛政4年に初代小林作五郎によって創業。

最初の銘柄は『早見川』でしたが、二代蔵元、小林勝平が老亀によく似た形の奇石を手に入れ「亀石」と名付けたことから、「亀は万年」のことわざに因んで酒銘を『萬代』と改めました。


香りは控えめですが、フルーティーな吟醸香を感じます。

バナナのようなメロンのようなフルーティーな旨味。

飲み口からしてインパクトのある濃厚な甘みを感じさせ、中盤からガツンと酸の効いた辛口にシフト。

苦味、渋味がバランス良く甘みを打ち消してスッキリとしたキレに。

飲み口は意外にスッキリシャープ系。
あとから旨味が増してくる印象。

やや、ざらつき感もある。若々しい酸。

後味の余韻も辛く。

酸、酸、酸。旨。

的なバランス。

意外にすっきりとフルーティな透明感。

うまい。

うまいです。

お気に入り度:3



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by tztom | 2018-06-19 01:39 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:光酒造株式会社
URL:http://www.hakata-hikari.co.jp/
住所:福岡県糟屋郡粕屋町長者原東6-12-20
電話:092-938-2458
創業:大正11年(1922)

使用米:-
精米歩合:65%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,666円(税込み)

福岡市博多の東に接する糟屋郡粕屋町。

農業中心の町ですが、人口約4万7000人と地方都市のレベルで、福岡市のベッドタウンとして都市化が急速に進んでいます。

博多中心市街から東に延びる県道607号福岡篠栗線沿いに蔵を構える光酒造。

光酒造は大正11年(1922)に清酒『光寿』を醸造していた本家の光安酒造から焼酎製造部門として分社化したのが始まり。

光酒造が造った焼酎『博多小女郎』は大ヒットしますが、一方で本家の光安酒造は廃業してしまいました。

その本家・光安酒造から清酒醸造を受け継ぎ、平成元年から『西乃蔵』の銘柄で日本酒も造り始めました。

主力の焼酎は年間を通して製造していますが、日本酒は1月から3月の間でのみ醸造。

ラベルで気になったのは光酒造が「販売者」と表記されている事。

しかも、会社名の後に「OG」の記号が…。

これははいったい。

醸造は別で瓶詰めだけしているのでしょうか?

スペックはとにかく非公開。


ほんのりと甘い、甘酒のような香り。

飲み口はスッキリ、それでいて中盤からフルーティー。
序盤はほにかにやさしい苦味と渋味で、ふくよなかキレに流れていく。

これはうまい。

燗にすると、渋味、苦味のあとに旨味が、酸がガツンと...。

あれ?

旨味が増すどころか正反対に。

さっぱりと透明な旨味。

ひかえめにしっかりとした旨味があるのだが...

線がうすいような印象。

このお酒は冷やがオススメです。

お気に入り度:3


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by tztom | 2018-06-15 02:17 | 福岡 | Comments(0)

大観 純米酒[翁酒造]

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醸造元:翁酒造株式会社
URL:http://www.okina-shuzo.jp/
住所:福岡県古賀市花見南3-19-1
電話:092-944-0551
創業:宝暦13年(1763)

使用米:-
精米歩合:70%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,058円(税込み)

翁酒造が蔵を構える古賀市花見地区は玄界灘に面して松原が広がる町。

福岡市のベッドタウンとして砂丘上に形成された閑静な住宅街です。

ちなみに蔵の前を南北に走る廃線跡は、2007年に廃止された西鉄宮地岳線。

翁酒造は江戸時代中期の宝暦13年(1763)に「升屋」として創業しますが、それ以前は糟屋郡須恵村で旅館業を営んでいたそうです。

当時のこの地ははやり目専門の医者や製薬業が多く、各地より目の治療の為に訪れる人々相手に宿屋を営み、どぶろくを造って宿の客に提供していたのが酒造りの始まり。

大正2年に安河内合名会社となり、昭和25年に現在の古賀市への移転とともに翁酒造に社名変更しました。

日本酒のほか、焼酎やリキュール、さらには石鹸も製造しています。



香りはひかえめで、ほのかに牧歌的な乳酸香。

飲み口もほのかに香ばしく、酸は控えめですが、苦味と渋味がより前面に出てきて旨味を包み込みながらすっきりと受け流すキレとクリアな余韻。

ほのかにクリーミーな旨味。

すっきりとした淡麗辛口ですが、ほどよい旨味はしっかりと持っています。

うまいです。

燗にすると、まるく、ふくよかでちょっと酸があってまろやかな旨味。

透明で、やさしい渋味苦味のバランス。

これはうまい。


お気に入り度:3




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by tztom | 2018-06-10 08:45 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:石蔵酒造株式会社
URL:https://www.ishikura-shuzou.co.jp/
住所:福岡市博多区堅粕1-30-1
電話:092-651-1986
創業:江戸時代後期

使用米:山田錦・夢一献
精米歩合:55%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,296円(税込み)

JR博多駅から北へ、御笠川の右岸。

ここは福岡市博多区中心部に蔵を構える石蔵酒造は江戸時代後期に創業した歴史ある酒蔵です。

蔵元の石蔵家の先祖は、はじめ播州播磨(現在の姫路)で黒田家の御用商人だった「石蔵屋」に始まります。

黒田家が博多へ移封したのに伴って石蔵屋も博多に移り住み主に博多~壱岐・対馬間の廻船問屋を営んでいました。

やがて江戸時代後期に酒造業に参入し、この年を酒造部門の創業年としています。

最盛期には箱崎から姪浜界隈には20軒~40軒の酒蔵があったそうですが、現在はこの石蔵酒造が唯一残る酒蔵です。

石蔵酒造の博多百年蔵は明治3年に建てられた白壁土蔵に赤煉瓦の煙突。

国の登録有形文化財に指定されていましたが、平成23年10月に漏電による火災によって焼失。

とはいっても全焼は免れ、百年蔵は再生されました。



香りはなく、色は無色透明。

キレイな飲み口で大手メーカーのような安定感。

すっきりとしたひかえめな甘み、そして酸のないやさしい渋味と苦味のキレ。

なかなかうまい。

うまいけど辛い。
うまいけど苦い、渋い。

料理と合わせると本領発揮するのかな?

まずは濃い味付けの脂がのった魚介か肉系。

自然に受け流す包容力というか安定感で受け止めてくれる。

燗にすると、ほのかに旨味が顔をだしますが、

さっぱりスッキリ、淡麗な飲み口。

甘みと苦味、渋味がバランス良くあとをひきます。

燗にするといい感じ。

うん、うまい。


お気に入り度:3



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by tztom | 2018-06-04 23:57 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:有限会社 白糸酒造
URL:http://www.shiraito.com/
住所:福岡県糸島市大字本1986
電話:092-322-2901
創業:安政2年(1855)

使用米:山田錦(糸島産)
精米歩合:70%
日本酒度:+2.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,166円(税込み)

福岡県の最西端、佐賀県と接する糸島市。

といっても福岡市のすぐ西隣で福岡市のベッドタウンです。

糸島市は2009年に前原市と糸島群志摩町、二丈町が合併して生まれた市です。

そして実は、この糸島市は福岡県最大の山田錦の生産地で、一時は兵庫県に次ぐ規模を生産していたそうです。
(現在は兵庫県、徳島県に続く第3位)

白糸酒造は糸島市の中心部の南郊外に広がる山田錦の水田に囲まれた酒蔵です。

創業は幕末の安政2年(1855)で、醤油業を営んでいた田中勘三郎氏が創業しました。

しかしその直後に勘三郎氏は病となり酒造業を断念します。

それを引き継いで酒造りを再開したのが2代目の喜蔵氏でした。

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代表銘柄の『白糸』は地元を流れる長野川上流、羽金山(はがねやま)の中腹にある「白糸の滝」に由来。

白糸酒造(旧・田中酒造場)創業150周年を記念してたちあげたブランド『喜蔵』は実質的な創業者である2代目田中喜蔵氏に由来します。

全国でも数少なく福岡県では唯一の巨大な木を使って酒を搾る伝統的な「ハネ木搾り」を用いながらも新しい酒造りを模索している新進気鋭の酒蔵です。


フレッシュで甘い立ち香。

精米歩合7割ですが、雑味は無く、すっきり、さっぱり、でも控えめながらも米の旨みを残しています。

酸も控えめでスッキリとした渋めの後味。

余韻にほんのりと木の香りを感じます。

若々しいうまさ。

燗にすると、透明ながらも旨味が口の中に広がります。

香りか、味か。やさしい華やかさ。

うまい。

これはうまい。

後に何も残らない自然なキレ。

ああ、きれいだ。

きれいなお酒です。

うまいな〜。

お気に入り度:3




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by tztom | 2018-06-02 20:35 | 福岡 | Comments(0)