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醸造元:井手酒造有限会社
URL:http://toranoko.co.jp/
住所:佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙806-1
電話:0954-43-0001
創業:明治元年(1868)

使用米:山田錦
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:900ml:1,429円(税込み)

井手酒造は九州の北部、佐賀県の南西部に位置するお茶と温泉で有名な嬉野町にあり、温泉街の中心部にて創業当時の面影を残す酒蔵です。

武雄温泉と並び佐賀県を代表する名湯地である嬉野温泉の歴史もまた古く、神功皇后の西征にまで遡るとか。江戸時代には長崎街道の宿場町としても栄えました。

表通りからは白壁土蔵の商家、裏の塩田川沿からは和洋折衷の大きな屋敷。

それが明治元年(1868)創業の井手酒造。

創業者井手與四太郎は、製茶の研究や海外輸出等に専念する傍ら、塩田川(地元では嬉野川)の清水を使った日本酒造りにも進出しました。

主力銘柄の『虎乃児』は初代與四太郎が、「虎はわが児を思う情けが非常に深い、その虎の児のように情けをかけ長く愛飲してもらいたい。そして千里を走る虎のように、その名が広く響き渡るように」との思いをこめて銘々されました。

ちなみに二代目井手又次郎は、嬉野温泉株式会社の取締役社長にも就任しています。

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レトロな雰囲気を漂わせる井出酒造ですが、なんと2003年にJAXA(宇宙航空研究開発機構)の小惑星探査機『はやぶさ』の性能計算書(飛翔実験計画書)の表紙として使用された事で注目されました。
さらにそれは、渡辺謙主演の映画「はやぶさ ~遙かなる帰還~」でも忠実に再現されていました。

そんな井出酒造が醸す純米酒。

5合(900ml)でこの価格。コスパ高い。

晩酌向けの純米酒です。

しかし!安かろう多かろう、な味の酒ではありませんでした。


色は無色透明。

ほんのりとメロン、マスカットのような香りです。

なんだ、このフルーティーで清楚な吟醸香は...。

フルボディなしっかりとした飲み口。

米の旨みがしっかりと高い次元でまとまっています。

キレイなお酒です。

日本酒の基本を抑えたお酒です。

燗にすると、メロンやマスカット系のフルーティーさが旨味を後押し。

きっちり、はまります。

うまい。

これはうまい。

うまいです!!

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by tztom | 2019-03-30 00:48 | 佐賀 | Comments(0)

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醸造元:有限会社吉武酒造場
URL:なし
住所:佐賀県佐賀市川副町大字犬井道735
電話: 0952-45-1625
創業:江戸末期(1860年頃)

使用米:-
精米歩合:70%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:19度以上20度未満
購入価格:900ml:1,038円(税込み)

吉武酒造場のある佐賀郡川副町(かわそえまち)は平成の大合併により2007年に佐賀市に編入された農業を中心とした水辺の町ですが、実は佐賀市の空の玄関口である佐賀空港の町でもあります。

この川副町は江戸時代中期から行われた干拓によって作られた地域で、堀のような水路(クリーク)が水田や集落を縦横に走っています。

隣接する福岡県の大川市や柳川市もまた同じくクリーク地帯の町として知られています。

広大な水田地帯の中に点在する在郷集落の中でも最も大きい犬井道集落は商店街も有する旧川副町の中心集落です。

中心商店街の外れに蔵を構える吉武酒造場。
ここもまた堀のようなクリークに囲まれている伝統的な佇まいの酒蔵です。

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吉武酒造場は、江戸末期(1860年頃)の創業で、地主だった吉武家が米を利用して酒造りを行ったことに始まります。
その後の明治20年(1887)に法人化しました。

主力銘柄『御宴』は明治天皇行幸の際に下賜されたものとか。

そんな吉武酒造場ですが、現在は後継者の問題もあって委託製造して販売しています。

ラベルに製造記号が見当たりません。
瓶詰めだけ自社で行っているのかな。

造っているのは隣町、久保田町の梅乃窓酒造でしょうか。
しかし、王冠にあるデザインは、唐津市にある酒蔵のものでした。



ほのかに薄にごり。

芳醇で牧歌的な干し草のような香りと、インパクトのある重厚な甘み。

甘口、でも辛い。

酸が強くで濃い。

でも、うまい。

雑味は少なく真っ直ぐとした味わい。

たまにはこう言うお酒も良いよね。

うまいです。

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by tztom | 2019-03-28 01:21 | 佐賀 | Comments(0)

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醸造元:合名会社樋渡酒造場
URL:なし
住所:佐賀県伊万里市大坪町乙4482
電話:0955-23-2332
創業:明治6年(1873)

使用米:-
精米歩合:65%
日本酒度:+5.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15.3度
購入価格:720ml:1,030円(税込み)

古くから大陸に通じ、伊万里焼の積み出し港として発展した伊万里市の中心部から少し東郊外へ。
最寄り駅は筑肥線の上伊万里駅。

田園地帯の中にある農家のような酒蔵が、明治6年(1873)に創業した樋渡酒造場です。

銘柄の『万里長』は地元「伊万里の酒の長」という願いで銘々。

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小さな酒蔵ですが、このお酒は九州酒造杜氏組合長を務め、『能古見』『松浦一』『宮の松』など佐賀を代表する蔵の杜氏を務め、全国に知られる銘柄に育てた井上満杜氏によって醸されたお酒です。

ただしこの『万里長』はほとんど地元で消費され県外にはほとんど出回りません。


色は無色透明。

香りも控えめ。

しかし、みずみずしい透明感のある飲み口に、ほのかの芳ばしい牧歌的な酸。

すっきりしていて、結構ライト。

ライトだけども、しっかりとした飲み応えもあります。

うまいな〜。

ザ・地酒って感じ。

上品な地酒です。

うまい!

燗にしても、ライトなのみくちながらもふくよかなコク。

バランスがいいです。

あ、ほっこりするな。

うまい!

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by tztom | 2019-03-27 07:17 | 佐賀 | Comments(0)

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醸造元:瀬頭酒造株式会社
URL:http://www.azumacho.co.jp/
住所:佐賀県嬉野市塩田町大字五町田甲3117
電話:0954-66-2014
創業:寛政元年(1789)

使用米:山田錦・佐賀の華
精米歩合:60%
日本酒度:-4.0
酸度:1.8
アミノ酸度:1.4
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,570円(税込み)


佐賀県を代表する酒どころ鹿島市の西に接する藤津郡塩田町(ふじつぐんしたちょう)は平成の大合併によって2006年に嬉野温泉で知られる嬉野市の一部となりました。

この塩田町は長崎街道の宿場町、さらに河川舟運の水陸要衝の町として栄えた町で、今もなお往事を忍ばせる重厚な町並みが残されています。

その塩田町には3軒(現在は2軒)の酒蔵がありますが、いずれも同じ家系筋で、佐賀の酒として知られる『東一』の五反田酒造はすぐ隣に建つ『東長』の瀬頭酒造から分家した蔵です。

本家にあたる瀬頭酒造は寛政元年(1789)に初代瀬頭多次兵衛が創業しました。

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当時の銘柄は『丸平正宗』(まるへいまさむね)でしたが、大正9年に当時の第19代内閣総理大臣・原敬首相から「アヅマの国のオサ、すなわち東洋の王者にふさわしい」酒との言葉より『東長』の銘が生まれました。

またこの『東長』は、戦後の昭和20年に、ダグラス・マッカーサー元帥がGHQ指定商品に推した事でも知られています。



色は無色透明ですが、

香りはガッツと濃厚な芳ばしい乳酸香。

飲み口は芳醇で厚みのある甘み。

実は三段仕込みらしいです。

なるほど、この深い甘さはそれでしたか。

それでも飲み口は重くなく、やさしい酸とやわらかく甘いキレ。

うまいな〜。

さすが。

うまいです。

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by tztom | 2019-03-25 23:16 | 佐賀 | Comments(0)

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醸造元:大和酒造株式会社
URL:https://sake-yamato.co.jp/
住所:佐賀県佐賀市大和町大字尼寺2620
電話:0952-62-3535
創業:昭和50年(1975)

使用米:-
精米歩合:58%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:934円(税込み)

大和酒造は佐賀県で最も大きな酒蔵。

と、いうより酒造メーカーです。

平成の大合併で2005年に佐賀市の一部となった旧佐賀郡大和町(やまとちょう)は佐賀市のベッドタウンとして発展した、人口約2万2000人が暮らす町でした。

この地は古くは肥前国の国府が置かれた場所でした。

蔵のある地名の尼寺は古代国分尼寺に由来すると思われますが、その尼寺があった場所は蔵の北側あたりだそうです。

長崎自動車道・佐賀大和ICの南に大和酒造はあります。

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大和酒造は昭和50年(1975)に、「窓の月酒造」「あかかべ酒造」 「森田酒造」「北島酒造場」の4つの酒蔵が合併して生まれた酒造メーカーです。

現在蔵が建つ場所は元々は佐賀県酒造試験場だった場所でした。

ちなみに、灘の大手酒造メーカー大関のグループ会社でもあります。

色は無色透明。

香りはほのかに甘酸っぱい乳酸香。

飲み口はブドウのような甘さ。

やさしい淡麗辛口。

うまいな〜。

安定した飲み心地。

食中酒の為に吟醸香を抑えたらしいです。

さすが大手、コスパの高い吟醸酒です。

うまい!

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by tztom | 2019-03-24 14:34 | 佐賀 | Comments(0)

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醸造元:合資会社基山商店
URL:https://www.kihotsuru.com/
住所:佐賀県三養基郡基山町大字宮浦151
電話:0942-92-2300
創業:大正9年(1920)

使用米:山田錦(九州産)
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0〜6.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,385円(税込み)

基山町は佐賀県の最東端。福岡県久留米市と接する人口約1万7000人が暮らす町。

主力銘柄の『基峰鶴』は 、蔵のある基山町と福岡県筑紫野市にまたがる標高404mの山。
基山町は(きやま・ちょう)と読みますが、山の基山は(きざん)と読みます。
7世紀に大宰府の守りのために山頂に基肄(きい)城が築かれ、現在国の特別史跡に指定れています。
この基山の山懐を悠然と舞う鶴の姿に由来します。

基山商店の前身は明治初年に近隣の地主数名が共同で酒造りを始めたのが始まり。

やがて、小森初蔵が酒蔵を一人で引き受け小森酒造場としてスタートしました。

そして大正9年(1920)に合資会社基山商店を設立して今に至ります。

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地元流通の小さな酒蔵ですが、一方で特約店限定流通酒の『基峰鶴』新シリーズのラベルデザインもカッコイイです。
ラインナップも豊富で非常に気になります。

また酒蔵の一部を改装したギャラリー基肄「基肄の蔵」ではコンサートやイベントを行っています。


色はほんのりとうすいコハク色。

香りはひかえめで、ほんのり無機質な余韻。

飲み口は雑味もなくスッキリとした淡麗な辛口のお酒

ほのかに味わい深い・・・的な余韻。

を感じるけど。

酸もひかめで辛くはない、でも淡麗系のお酒。

燗にすると...

旨味は少ないながらも中厚めのふくよかさ。

さっぱりとした淡麗な余韻。

やさしい辛口。

うまいです。

お気に入り度:3



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by tztom | 2019-03-23 00:46 | 佐賀 | Comments(0)

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醸造元:鳴滝酒造株式会社
URL:https://narutaki.com/
住所:佐賀県唐津市神田3272-1
電話:0955-74-3125
創業:宝永2年(1705)

使用米:山田錦
精米歩合:50%
日本酒度:+2.5
酸度:1.7
アミノ酸度:1.6
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,490円(税込み)

佐賀県北部を代表する酒蔵、鳴滝酒造は唐津市東郊外の県道沿いの山中にあります。

酒蔵といよりも工場です。

なぜ、こんな場所に?
という答えはより良い水を求めて。

鳴滝酒造は宝永2年(1705年)には創業した太閤酒造が中心となり、東松浦郡浜玉町(伊万里市)の酒蔵と(溝江酒造場?)と遠く離れた鹿島市の酒蔵、『君恩』の中島酒造場が企業合同で昭和49年に設立した酒蔵でした。
設立に当たっては、灘の大手酒造メーカー大関が資本参加をしています。

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主力銘柄の『聚楽太閤』は、豊臣秀吉の朝鮮出兵の拠点として築かれた名護屋城がすぐとなりの呼子町がある事に因み、秀吉の居城であった京都の聚楽第にちなんだもの。

その他企業合同した各蔵の銘柄も継承しています。

また最近は、限定流通の新ブランド『瀧』シリーズも展開しています。



色はほんのりと薄いコハク色。

飲み口はさっぱりとした淡麗辛口です。

酸は控えめですが、やや辛い。

甘みは少なく、苦味、渋味の方が気持ち前面にでてくるキリリとしたお酒。

佐賀県のお酒は甘口のイメージがありましたが、大関のグループ会社として灘の酒に近い造りなのでしょうか。

食中酒としても飲み飽きしないと思います。

特に当たり障りの無い印象。

うまいですが、

もう少し旨味がほしいかな。

と、思ったら。
栓をあけて数日置くと、ほのかなフルーティーな旨味が
顔を出してきました。

また、常温に近い温度の方が旨いです。

同蔵の特約店限定酒の『瀧』シリーズがどんな感じなのか気になります。

お気に入り度:3




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by tztom | 2019-03-21 19:02 | 佐賀 | Comments(0)

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醸造元:小松酒造株式会社
URL:http://www.manrei.jp/
住所:佐賀県唐津市相知町千束1489
電話:0955-62-2408
創業:江戸時代末期

使用米:山田錦
精米歩合:68%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,300円(税込み)

唐津市の南郊外、多久市との中間に位置する相知町の田園地帯の中に小松酒造はあります。

旧東松浦郡相知町(おうちちょう)は平成の大合併で、2005年に唐津市に合併した町です。

唐津湾にそそぎ込む松浦川の支流がいくつも合流する事から相知という地名は「川が逢う地」の意味とも言われています。

この町、というか集落の一画で小松酒造は江戸時代末期に創業しました。

戦時中は海軍御用達蔵として『宣陽』という銘柄を納めていましたが、戦後は大手酒造メーカーからの委託醸造を請け負いながら、日本酒が『万齢』、焼酎が『おろち』を造り続けていました。

やがて平成に入ると小松酒造は日本酒不況の波に呑まれ自社醸造を止めて委託醸造の道へ進みます。

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ところが、平成7年、東京で証券マンをしていた長男の小松大祐氏が酒蔵を継承。
広島の国税庁醸造研究所に入所して酒造りを学んだ後、島根の酒蔵へ蔵人として入り酒造りの全工程を体得して戻ってきました。

8年間休造していた蔵を復活させ、自ら蔵元兼杜氏を担い、今や現在のニーズに沿った幅広いラインナップを手がける新進気鋭の酒蔵の一つとなっています。

このお酒は松浦川に支流厳木川が合流する国道沿いにある、JAからつ「逢地の里直販所」で購入しました。
さすが地元特産品の直売所だけあって、小松酒造のお酒もかなりラインアップを取り揃えています。


山田錦を68%まで磨いた純米酒。

色はほんのりとうすいコハク色。

香りはひかえめで、飲み口もスッキリとした淡麗な辛口のお酒。

甘味、旨味もひかえめ。

酸が少し立ちますが、苦味、渋味もひかえめ。

良い意味でやさしい。

ただ、線が細い訳ではありません。

なんか、ほんのりと米の主張を感じるのは山田錦を使っているからでしょうか。

小松酒造は比較的辛口のお酒を醸す蔵のようです。

このお酒は山田錦を使ってリーズナブルな晩酌向けの酒をめざした、蔵の戦略的な商品。

オススメは燗との事で。

燗にしてみました。

ベースは淡麗ですが、フラットな安定したやさしい旨味と澄んだキレ。

酸も、苦味、渋味も感じない、やさしい直球な飲み口。

自然と杯がすすむお酒。

うまいな〜。

お気に入り度:3




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by tztom | 2019-03-17 15:27 | 佐賀 | Comments(0)

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醸造元:松浦一酒造株式会社
URL:http://www.matsuuraichi.com/
住所:佐賀県伊万里市山代町楠久312
電話:0955-28-0123
創業:正徳6年(1716)

使用米:さがの華
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,300円(税込み)

松浦一酒造が蔵を構える伊万里市は、長崎県と接する佐賀県西端の町で、古くから陶磁器「伊万里焼」の産地であると共に、その輸出港として栄え、海のシルクロードとして中国大陸からさらに遠くヨーロッパに通じていました。

蔵は伊万里市の北西郊外、伊万里湾の西側に位置する旧西松浦郡山代町の楠久にあります。

かつての西松浦郡山代町は昭和29年(1954)に進められた「昭和の大合併」により周辺2町7村と合併して伊万里市となります。

かつての旧道沿いでしょうか、白壁の塀に土蔵造りの建物、赤レンガの大きな煙突など歴史ある酒蔵の佇まいを残しています。
蔵は観光酒蔵として、大型バスに対応した駐車場も備えています。

創業は江戸時代中期の正徳6年(1716年)で、主力銘柄の『松浦一』は松浦地方で一番になりたいとの願いで銘々。

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蔵元の田尻家は、戦国時代は筑後のオオカミと呼ばれるほどの勢力を誇った筑後の国・田尻村の豪族だったそうです。
その後、鍋島直茂の傘下に入り、肥前国下松浦郡山代村(現・伊万里市山代町)に所領1650町歩を与えられたとか。江戸時代も庄屋格の家柄だったと思われます。

そしてこの松浦一酒造にはもうひとつ。観光酒蔵として希少で重要なものが保存されています。

それは伝説の生物「河童のミイラ」です。

体長約70cm、頭がい骨が皿のようにくぼみ、背中は一見甲羅のように16個の背骨が突出し、足が前後で4本、特に前足は指が5本に対し、後足には指が3本、そして指と指の間には水かきがついています。

蔵の建て替えの時に屋根裏から発見されたとか。

まあ、広く開放されて一般公開もされているので、伊万里に訪れた時はぜひ足を運びたい酒蔵です。

ちなみに、醸造さえている酒の9割は地元で消費されているため、県外にはあまり知名度はありませんが、それもぜひ訪れた際に買ってみてはいかがでしょうか。

このお酒の原料米である「さがの華」は、佐賀県農業試験研究センターで若水と山田錦を交配して生まれた酒米です。


色はほんのりとうすいコハク色。

香りはひかえめで、ほんのり無機質な余韻。

飲み口は雑味もなくスッキリとした淡麗な辛口のお酒。

酸も控えめでほのかにフルーティーで、苦味、渋味も感じないキレの良さ。

燗にしても、ストレートにやさしい、スッキリとした飲み口、のど越しのお酒です。

うまいな〜。

旨い!!


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by tztom | 2019-03-16 19:02 | 佐賀 | Comments(0)

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醸造元:小柳酒造株式会社
URL:なし
住所:佐賀県小城市小城町上町903
電話:0952-73-2003
創業:文化年間(1804-1817)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,240円(税込み)

佐賀市の西隣に接する小城市は平成の大合併で2005年に小城郡小城町・三日月町・牛津町・芦刈町が合併して生まれた人口約4万3000人が暮らす町。

その中心部、旧小城町は佐賀の小京都と呼ばれ、江戸時代には佐賀鍋島家三支藩のひとつ小城藩7万石の城下町でした。

メインストリートの上町に蔵を構える小柳酒造は江戸時代後期の文化年間(1804-1817)に創業しました。

かつて、この通りは醸造業が盛んで、数軒の酒屋や醤油蔵が軒を連ねていましたが、現在残るのはこの小柳酒造一軒のみ。

江戸時代築の母屋や離れ、蔵や麹室など14棟が国の登録有形文化財に指定されています。

また、敷地内には、江戸時代に築かれた水路が流れ、れんが造りの煙突がランドマークになっています。

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ちなみに小城町の郊外、天山山麓には佐賀の地酒を代表する有名蔵『七田』の天山酒造があります。



香りは控えめで、飲み口もスッキリとした淡麗辛口。

甘味、旨味もひかえめ。

ほのかにフルーティーで酸が自然。
続く苦味、渋味が辛口を引き立てます。

スッキリとしたキレ。

食中酒としても懐が広く、淡泊な刺身から中華料理までいけます。

冷やはすっきり。

常温はさっぱり。

燗にすると、米の香りが少し顔を出しますが、大きな変化はみられません。

苦味、渋味がすこし強く感じるかな?

筋が通ったぶれない安定感、的な。

うまいです。


お気に入り度:3



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by tztom | 2019-03-15 23:00 | 佐賀 | Comments(0)