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醸造元:株式会社 西田酒造店
URL:http://www.densyu.co.jp/
住所:青森県青森市油川大浜46
電話:017-788-0007
創業:明治11年(1878)

使用米:華吹雪
精米歩合:50%
日本酒度:+1.0
酸度:1.3
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,080円(税込み)

今や全国に知れ渡る青森を代表する地酒の銘柄『田酒』を醸す西田酒造店は、現在青森市でも唯一の酒蔵です。

蔵は青森市の中心部ではなく北西へ約4km、津軽半島の付け根に位置する油川という地にあります。

油川は古くは「大浜」と呼ばれ、鎌倉時代から戦国時代にかけて津軽半島東海岸一帯を指す“外ヶ浜”において最も栄えていた港町でした。

現在は小さな漁港ですが、西田酒造店は国道280号線、旧松前街道沿いに蔵を構えます。

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油川は松前街道の起点となる宿場町、商業の町でもありました。

この油川大浜で西田酒造店は明治11年(1878)に創業します。

意外に若い酒蔵でした。

創業当時から地元で親しまれてきた銘柄『喜久泉』は、まさに「幾久しく喜びが続く様に」との願いを込めて銘々。

一方『田酒』は昭和19年(1944)年に純米酒として生まれた銘柄です。

かつては県外向けの『田酒』と地元向けの『喜久泉』でした。

しかし、近年は『喜久泉』も攻めます。


色は無色透明で香りは控えめ、っていうかほとんど感じませんが。

飲み口はフレッシュでしっかりとした、花のような甘く爽やかな香りを伴ったキレイなお酒です。

後味もシャキッとしてスーッと消えていく余韻。

落ち着いた華やかさと旨味につつまれた飲み飽きしないスッキリとした味わい。

うまい...

いや〜うまい。

これはうまい。

なのに何だい?この価格。

コスパ高すぎ。

以前地酒に力をいれている酒店で、『田酒』はバーターで抱き合わせで『喜久泉』も引き受けないといけない。
という話を聞いた事があります。もう10年以上昔の話でしたが。

しかし、この『喜久泉』リーズナブルな酒ながらも、めちゃ旨いです。

晩酌向けのジュッ町吟醸酒。

『田酒』よりうまいかも!!


お気に入り度:4




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by tztom | 2019-08-25 21:21 | 青森 | Comments(0)

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醸造元:有限会社竹浪酒造店
URL:http://www.takenami-shuzoten.com/
住所:青森県北津軽郡板柳町大字板柳土井113-1
電話:0172-73-2161
創業:正保2年(1645)

使用米:華吹雪
精米歩合:55%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,944円(税込み)

弘前市の中心部から北へ約10kmの場所に位置し、町の西に岩木山を望む板柳町は江戸時代に岩木川の水運によって発展した町です。

また弘前藩の代官所も置かれた政治経済の中心地で、国道339号線が町の中でクランクするなど城下町の枡形の遺構が残されています。

この板柳町で竹浪酒造店は江戸時代初期の正保年間(1644~1648)に創業しました。

青森県で最古の酒蔵だといいます。

蔵元の祖先はもともと越前敦賀国(福井県)の出身で、日本海に面した十三湊から岩木川をさかのぼって板柳(当時は板屋野木)にたどり着いたそうです。

主力銘柄は『岩木正宗』と最近は『七郎兵衛』も加わりました。

『岩木正宗』の銘柄は岩木山に由来しますが、『七郎兵衛』は酒造りを家業とした八代目当主の七郎兵衛に由来します。

さて、今回の銘柄『わっち』ですが、これはテレビの番組名です。

青森県内で夕方放送されている青森テレビのワイド番組『わっち!!』

その中の人気コーナー『農music農life』にて、地元で活動する農音楽家タクロン氏と竹浪酒造店杜氏の竹浪令晃氏がタッグを組んで生まれた日本酒がこの『純米吟醸 わっち』です。


栓を開けると、牧歌的な乳酸香とほんのりラッカー系の酢酸エチル香。

ほ〜。

しかし、飲み口はスッキリとしていながら「設計感」のある甘みと苦味。

牧歌的な乳酸感漂うふくよかさと、酸味、渋味、苦味がタッグを組んだ後半のキレと後味の余韻は杯を進めます。

うまい。

栓を開けてしばらくおく日を置くと、酢酸エチル香はどこかに消れました。

旨味はほどほどに酸が強い辛口のお酒になります。

後味にも、しばらく苦味渋味の辛味が残ります。

キレは緩いです。

燗にしてみました。

ゆったりとしたふくよかな、旨味は控えめの淡麗辛口。

鼻につく刺激はありません。

雑味も無く、透明な辛口。

ただ、後味にわずかなざらつき感がありました。

う〜ん。

このお酒は冷やが一番旨かったかな。

うん。

お気に入り度:3



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by tztom | 2019-08-23 20:37 | 青森 | Comments(0)

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醸造元:株式会社菊駒酒造
URL:http://www.kikukoma.com/
住所:青森県三戸郡五戸町字川原町12
電話:0178-62-2323
創業:明治43年(1911)

使用米:華想い
精米歩合:50%
日本酒度:+3.0
酸度:1.2
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,543円(税込み)

五戸町に蔵を構える菊駒酒造は平成20年(2008)に八戸酒類から分離独立した酒蔵です。

八戸酒類は太平洋戦争中の昭和19年(1944)に、企業整備令によって三戸郡内の酒造家15軒を統合して設立されました。

旧酒蔵は八戸酒類の各工場の位置づけで、近年まではそれぞれの酒蔵の銘柄を継承して製造販売していましたが、戦後になると閉鎖された酒蔵や再び独立していった酒蔵も相次ぎました。

今や飛ぶ鳥を落とす勢いで青森を代表する銘柄となった『陸奥八仙』の八戸酒造もまた八戸酒類から独立した酒蔵です。

菊駒酒造の前身は明治43年(1910)に四代目三浦久次郎によって創業した三泉酒造合名会社がその前身です。

三浦家の先祖は室町時代に神奈川県の三浦半島から移ってきた三浦武士で、代々久次(治)郎を襲名してきたため、屋号は「三久(さんきゅう)」と呼ばれていました。

創業当初の銘柄は『三泉正宗』でしたが、昭和初期に菊と五戸名産の馬(駒)を組み合わせた『菊駒』に変わります。

菊駒酒造の会社事務所に併設して八戸酒類の「如空(じょくう)」工場があります。

実は、菊駒酒造の酒蔵では八戸酒類の新ブランド『如空』を造っており(菊駒が使えなくなった為)、菊駒酒造は酒造施設を近くの新井田前に新しく酒蔵を建設して酒造りを始めました。

事情を知らないとちょっと混乱する状況になっています。



色は無色透明。
香りも控えめです。

しかし、飲み口はドスンと重厚でいながらフルーティーでミドルボディな飲み口。

ライトととまでは行きませんが、重くないです。

全体的に控えめな酸が所々で主張します。

インパクトのある酸とフレッシュでフルーティーな厚み。

しっかりと引き締めています。

さっと、消えていくキレ。

うまい!

これは、うまい酒だ〜。


お気に入り度:4




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by tztom | 2019-08-11 22:06 | 青森 | Comments(0)

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醸造元:八戸酒類株式会社(如空工場)
URL:https://hachinohe-syurui.com/
住所:青森県三戸郡五戸町字川原町12
電話:0178-62-2115
創業:昭和19年(1944)

使用米:-
精米歩合:55%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,500円(税込み)

八戸酒類は工場(酒蔵)ごとに異なるブランドを製造して販売していますが、今回はその設立経緯から工場ごとに紹介していきます。

八戸酒類は太平洋戦争中の昭和19年(1944)に企業整備令により三戸郡内の酒造家15軒によって設立されました。

かつては、みなと工場(旧:男山工場/八戸市)・稲川工場(三戸郡階上町)・花開工場(三戸郡三戸町)も存在しました。

戦後消えて行った銘柄もある一方、八戸酒類から分離独立していった酒蔵もありました。

近年青森県の地酒を代表する銘柄『陸奥八仙』の八戸酒造も「みなと工場」だった酒蔵です。

また第五工場と呼ばれていた五戸工場も『菊駒酒造』として独立していきました。

(新)菊駒酒造は酒造施設を別の場所に新しく建て、元の酒蔵(五戸工場)は八戸酒類に明け渡しました。

それまで五戸工場では『菊駒』銘柄を造っていましたが、菊駒酒造独立によりその銘柄が使えなくなった事で生まれた新しいブランドが『如空』です。

ちなみにサブネームの『Buveur』はフランス語で「愛飲家」の意味。


色は極薄めのコハク色ですが、

香りは控えめです。

口に含むと、青リンゴ、ライチ系のフルーティーな余韻。

でも、やや、辛め。

旨味もまあまあ、抑え気味。

割と、しっかりとした淡麗辛口の純米吟醸生貯蔵酒です。

うまい。

なるほど、この海外を意識したようなラベルデザインとネーミング。

このお酒のスペックと酒質設計は、攻めの「食中酒」を目指したコンセプトなのかな?と。

キレイでシャープ。

潔いニューアンスの都会的なお酒。

面白い。

うまい!


お気に入り度:3




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by tztom | 2019-08-05 22:18 | 青森 | Comments(0)

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醸造元:八戸酒類株式会社
URL:https://hachinohe-syurui.com/
住所:青森県八戸市大字八日町1
電話:0178-43-0010
創業:昭和19年(1944)

使用米:-
精米歩合:50%
日本酒度:+2.0
酸度:1.7
アミノ酸度:1.9
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,851円(税込み)

八戸酒類は工場(酒蔵)ごとに異なるブランドを製造して販売していますが、今回はその設立経緯から工場ごとに紹介していきます。

八戸酒類は太平洋戦争中の1944年に企業整備令により三戸郡内の酒造家15軒によって設立されました。

かつては、みなと工場(旧:男山工場/八戸市)・稲川工場(三戸郡階上町)・花開工場(三戸郡三戸町)も存在しました。

戦後消えて行った銘柄もある一方、八戸酒類から分離独立していった酒蔵もありました。

近年青森県の地酒を代表する銘柄『陸奥八仙』の八戸酒造も「みなと工場」だった酒蔵です。

また第五工場と呼ばれていた五戸工場も『菊駒酒造』として独立していきました。


八戸酒類の中核となった酒蔵が江戸時代中期の天明6年(1768)に創業した「河内屋」です。

河内屋は元々呉服商で身をたてていた初代橋本八右衛門(はちうえもん)が、酒屋を買い取って酒造りを始めたもので、大正10年に法人化して「河内屋橋本合名会社」となります。

『八鶴』の名は江戸時代に八戸藩を治めていた南部氏の家紋「向かい鶴」と、八戸の地名「八」を掛け合わせたもの。

この八鶴工場は日本酒の協会酵母10号の発祥蔵でもあります。



香りは意外に控えめです。

飲み口も落ち着いた印象。

吟醸酒らしい、ほのかな華やかさと雑味の無い、透明感のある旨味の余韻。

スッキリとした淡麗中旨口系のお酒。

冷やだと、のど越しが良いです。

そして上品な香り。

透明感のある旨味。

酸、苦、渋がほどよく控えられていて、安定感のある、さすが八戸を代表する酒蔵のお酒です。

うまい。

うまいです。


お気に入り度:3




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by tztom | 2019-08-01 22:01 | 青森 | Comments(0)