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長濱 純米吟醸[山岡酒造]_f0138598_20224889.jpg


醸造元:山岡酒造有限会社
URL:なし
住所:長浜市高月町西阿閉1395
電話:0749-85-5167
創業:明治3年(1871)

使用米:吟吹雪
精米歩合:60%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,430円(税込み)

奥琵琶湖とも呼ばれる琵琶湖北部東岸に位置する旧西浅井群高月町の西阿閉(にしあつじ)という農村集落に蔵を構える山岡酒造。

平成の大合併で、2010年に高月町は長浜市へ編入してその一部となりました。

 「おばあちゃん」の愛称で親しまれているオオワシが越冬のため毎冬飛来する山本山。

その東麓を流れる余呉川の放水路である西野水路のすぐ側で山岡酒造は明治3年(1871)に創業します。

主力銘柄は『湖の誉』(このほまれ)。

近年まで約50石と、地元でほとんど消費される少量生産でしたが、かつては東海地方まで販路をもっていたとか。

かつては能登杜氏が酒造りを行っていましたが、蔵を継いで自ら杜氏となり県内最初の蔵元杜氏とも呼ばれる山岡仁蔵氏は60年以上も酒造りに携わる、日本酒業界の生き字引的存在。

長濱 純米吟醸[山岡酒造]_f0138598_20222577.jpg


そんな山岡酒造も、高齢で後継者もいない為に酒造りを止める予定でした。

もう、手に入らないと思った矢先でしたが。

そんな時、地元長浜の伝統の技を継承しながら、創意工夫で地酒を造ろうと発足した「長浜人の地の酒PROJECT」に参加する事になります。

地元の米農家、清水大輔氏の「百匠屋」が作った吟吹雪(酒米)を使い、長浜バイオ大学バイオサイエンス学部の学生たちと醸した「純米吟醸長濱」。

長浜市の重要伝統的建造物群保存地区にある黒壁スクエアの『黒壁AMISU』の限定販売酒です。

「AMISU」とは”見立て”という意味。町おこし、地元の産業おこしのプロジェクト。



色は無色透明。

ほのかにヨーグルトのような香り。

甘いヨーグルトのようなフルーティーな飲み口。

後味のキレも鮮やか。

キレの良さが後を引く。

爽やかで甘い乳酸香がとても心地よい。

すっきりとしたキレで、杯が止まらない。

うまい。

これはうまい!!

やさしくてうまいお酒です。


お気に入り度:4




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by tztom | 2020-03-26 20:28 | 滋賀 | Comments(0)

金盃 上撰本醸造 一番星 [金盃酒造]_f0138598_09294288.jpg



醸造元:金盃酒造株式会社
URL:<a href="http://www.kinpai.co.jp/"_blank">http://www.kinpai.co.jp/</a>
住所:兵庫県神戸市灘区大石東町6-3-1
電話:078-871-5251
創業:明治23年(1890)

使用米:アケボノ
精米歩合:70%
日本酒度:+3.5〜5.0
酸度:1.7~2.2
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:1,800ml:2,086円(税込み)

久々に灘の酒です。

金盃酒造は灘でも中堅の酒蔵。

淡路島で酒造業を営んでいた高田三郎が神戸の三宮に小売酒販店を開き、大正5年(1916)に灘・大石に『高田屋』の屋号で醸造場を開設したのが始まりです。

『高田屋』は酒蔵で働く丁稚や奉公人に暖簾分けを行い、「髙田屋チェーン店」を展開して行きました。

そして昭和10年(1935)に株式会社本高田商店に改組。

昭和39年(1964)に金盃酒造株式会社に社名変更。

始めて「生酒」を製品化し、世の中に生酒ブームを引き起こしたのも金盃酒造でした。

主力銘柄の『金盃』とは古代中国で皇帝より賜わる最も権威のあるもの。

金盃のラベル文字は、明治・大正の書道家、伊藤明瑞氏による。




クリーミーでバナナのような甘いクリーミーな香り。

飲み口はフルーティーでライチ、マスカット、バナナのような吟醸系。

しかし、スッキリとした淡麗辛口。

でも辛すぎない。

栓を開けて最初の印象は、これは吟醸酒じゃないか!!。

しばらく経つと落ち着いて、透明感の高い淡麗なお酒。

フルーティーなのど越し。


燗にすると、濃厚でふくよかなフルボディなお酒。

フルーティーでバニラシェイクのようなクリーミーさ。

そしてきつめとも言える、バラのような華やかさ。

うまい。

うまいけど、重くてちょとべた付く。

ラストは渋く苦いキレ。

このお酒は冷やがおすすめ。

やっぱり、梅かストロベリーのような香りは続き、

フレッシュでフルーティーな淡麗辛口のうまい酒。

これは、レベルが高い!!

うまい。

うますぎる!

お気に入り度:4




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by tztom | 2020-03-22 09:51 | 兵庫 | Comments(0)

祝菊 本醸造 燗酒[池田屋酒造]_f0138598_09550965.jpg

醸造元:池田屋酒造株式会社
URL:http://www.ikedaya1689.co.jp/
住所:岐阜県揖斐郡揖斐川町三輪612-1
電話:0585-22-0016
創業:元禄2年(1689)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:1,800ml:2,291円(税込み)

池田屋酒造が蔵を構える揖斐川町は、岐阜県の西端、揖斐川中流域の町。

その中心部「三輪」地区は、揖斐川水運による物資の集散地として栄えた町で、今も重厚な商家など古い町並みが残ります。

もちろん、池田屋酒造もその一軒。

と、言うか三輪で最も重厚な佇まいの商家建築と酒蔵です。

この三輪はまた、西国三十三観音霊場の華厳寺の谷汲街道が町の中を抜け、その街道沿いに池田屋酒造を初めとする町並みが形成されています。

池田屋酒造店は江戸時代初期で最もバブルな元禄年間の元禄2年(1689)の創業。

祝菊 本醸造 燗酒[池田屋酒造]_f0138598_09551190.jpg


ちなみに、この三輪の町には県外でも広く知られている銘柄『房島屋』(ぼうじまや)の所酒造(明治初年創業)がありますが、それに対して池田屋酒造店はなかなか謎に包まれていました。

揖斐川町三輪は何度も訪れてはいますが、どうしても連休の休日になってしまいます。

しかし、池田屋酒造店は祝祭日休日はやっていないようで、それでいて販路も限られているので、お店のオフィシャルHPから直接通販で購入しました。

主力銘柄『富久若松』ふくわかまつ)は、末久しく栄えるようにとの願いを込めて命名。

『甕口』(かめぐち)はうすにごり原酒を熟成させた酒。全国展開を見据えて無濾過原酒系のブームもちゃんとキャッチした商品ブランド。
季節によってしぼりたての生もあります。

『祝菊』は淡麗辛口の特定名称酒。

緑瓶は冬限定のフレッシュな「生詰酒」、そして茶色瓶はまるく熟成されたお酒です。

そして、このお酒はその中でも「燗酒」用の本醸造酒です。


香りは控えめ、

スッキリとした淡麗な辛口。

ほのかな甘み。水のような透明感と上品なのどごし。

うまい。

度数は気持ち高めながらも、ライトで飲みやすい淡麗辛口。

燗にすると、スッキリとした薄味の淡麗なお酒。

「燗酒」というので燗栄えするお酒かと思いましたが、意外にライト感覚で飲みやすいお酒。

ライトですが、度数はやや高めなので、ペースコントロールが重量。

盃が進みます。進み過ぎます。

うまいです。

個人的にはもう少し、パンチというか旨味が欲しいところですが。

でも、うまい。

お気に入り度:3




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by tztom | 2020-03-14 16:57 | 岐阜 | Comments(0)

上川大雪 純米吟醸[上川大雪酒造]_f0138598_09545244.jpg



醸造元:上川大雪酒造株式会社
URL:http://kamikawa-taisetsu.co.jp/
住所:北海道上川郡上川町旭町25番地1
電話:01658-7-7380
創業:平成29年(2017)

使用米:-
精米歩合:50%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:2,178円(税込み)

日本酒の酒蔵がどんどん無くなっていく中で、ここ近年あたらしく創業する酒蔵が増えてきました。

上川大雪酒造もその一つ。

酒蔵のある上川郡上川町はあまり聞き慣れない町でしたが、旭川市の東、網走に至る石北本線沿いにある町で蔵の近くを石狩川が流れます。

この小さな町で「地域創生」として日本酒蔵を設立したのは、あのフレンチの巨匠にして「オテル・ドゥ・ミクニ」のオーナーシェフである三国清三シェフのレストランを運営する「三國プランニング」の副社長である塚原敏夫氏。

塚原氏は北海道出身ですが、現在日本酒の酒造免許」は新規では発行されないという中で新しく日本酒蔵を創業する。

その方法は既存の酒蔵(酒造会社)から酒造免許を譲渡もしくは会社を買収するしかありません。

ところが現在日本各地では酒蔵の廃業、休蔵が相次いでいます。

それだけ日本酒の経営は厳しい事を物語っています。

で、塚原氏が偶然にも三重県四日市市室山町でかつて『三瀧川』の銘柄を醸していた株式会社ナカムラが廃業することから話が始まり、三國プランニングが同蔵を買収。

1000km離れた北海道の上川町に免許を移転させます。

ここからは、クラウドファンディングで資金を集めて蔵を建設。

杜氏を務めるのは元金滴酒造の杜氏、川端慎治氏を招へい。

2017年(平成29年)5月に上川大雪酒造は生まれました。

酒銘『上川大雪 』は大雪山の麓、上川町の酒と言うことですが、ロゴは三國プランニングのデザイナーが日本酒の五味(甘・酸・辛・苦・渋)を現し、大雪山の「大」の字を現し、アイヌの文様で表現したもの。



香りは意外と控えめですが。

フルーティでフレッシュです。

最近流行の吟醸酒の「王道」的ながらも、やや控えめで飲みやすい。

蔵が目指すのは飲み飽きしないお酒。

上品な透明感と控えめながらも、しっかりとしたフルーティー感。

やさしい旨さ。

うまい。

おお、これは杯が進む。

うまいな〜!!

新しく生まれた酒蔵に乾杯!!


お気に入り度:4




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by tztom | 2020-03-08 04:11 | 北海道 | Comments(0)

孤高峻嶺 文太郎 純米酒[文太郎]_f0138598_09545933.jpg

醸造元:株式会社 文太郎
URL:https://buntaro.co.jp/
住所:兵庫県美方郡新温泉町用土245
電話:0796-80-2830
創業:平成31年(2019)

使用米:-
精米歩合:70%
日本酒度:+5.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,300円(税込み)

日本酒の酒蔵がどんどん無くなっていく中で、ここ近年は新しく創業した酒蔵が増えてきました。

株式会社文太郎もその1つ。

日本海に面した兵庫県の但馬地方、新温泉町に蔵はあります。

新温泉町は平成の大合併で2005年に美方郡浜坂町と温泉町が合併して生まれた町。

但馬杜氏の里に酒蔵が一軒も無く、但馬杜氏の技術が廃れてしまうという訳で新温泉町の前町長、岡本英樹氏が平成31年(2019)に創業。

新しく酒造会社を興すには酒造免許の問題があるのですが、ちょうど県を越えた京都府京丹後市で休蔵中だった永雄酒造から事業を継承する形を取りました。

酒蔵はカニで有名な旧浜坂町の郊外にあった元牛乳加工場を買い上げて醸造所に整備。

主力銘柄であり社名でもある『文太郎』は、新田次郎の小説「孤高の人」のモデルとなった同町出身の登山家、加藤文太郎に由来。


色はコハク色。

香りは干し藁のような牧歌的な乳酸香。

飲み口は辛口。

そして香ばしい酸。

ガツンとした酸に、どっしりとしたフルーティーなコク。

辛いけどほのかに感じる甘み。

単純じゃない、旨味にレイヤーを感じる。

うまい!

ほのかに老ね香を感じますが、地酒らしい、しっかりとしたお酒です。

これからでしょう。


お気に入り度:3




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by tztom | 2020-03-07 09:58 | 兵庫 | Comments(0)

緑一 原酒 特別本醸造[吉田酒造]_f0138598_19204684.jpg

醸造元:吉田酒造株式会社
URL:http://www.midori-1.jp/
住所:大阪府池田市栄本町7-10
電話:072-751-2063
創業:元禄10年(1697)

使用米:山田錦・日本晴
精米歩合:58%
日本酒度:+1.5
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:19度以上20度未満
購入価格:720ml:1,287円(税込み)

大阪府北部にある池田市はかつて兵庫県の伊丹市と並んで天下の銘醸地と知られた町です。

戦国時代の池田は城下町でしたが、江戸時代は商業都市として発展。

特に備長炭と並ぶ最高級炭として知られる池田炭の集散地として栄えました。


しかしこの元禄期が池田酒の最盛期。
しかしその後は「灘の酒」に押されて、池田の酒は衰退していきました。

そうして、銘醸地として栄えた池田市ですが、現在も酒造りを続けている酒蔵は、吉田酒造(株)と呉春(株)の2社のみ。

「緑一」の蔵元である吉田酒造は、元禄10年(1697年)に加茂屋平兵衛によって創業しました。

代表銘柄である『緑一』は、澄んだ色をした上等の酒を表す「緑酒」という言葉と、「池田が清酒発祥の地」という誇りを込めた「一」を合わせて命名したもの。

ちなみに、もう一軒の酒蔵『呉春』の意味は、「呉」は池田の古い雅称「呉服の里(くれはのさと)」に由来します。

そして『緑一』には『綾羽』や『呉服』の服銘柄もあったりします。

緑一 原酒 特別本醸造[吉田酒造]_f0138598_19204451.jpg



そんな吉田酒造の主屋は国指定の有形文化財に登録されましたが、酒造設備は阪神大震災で被災し休蔵。

酒造りの拠点を兵庫県加西市に移して酒造りを再開します。

そして池田の蔵でろ過や瓶詰めラベル貼りなどを行っています。



香りは控えめです。

飲み口は原酒としては重くなく、むしろ普通の淡麗辛口。

すっきりとしたフルーティーさで、わずかにほんのりと甘酸っぱい乳酸可。

わずかに老ね香を感じます。

個性的ですっきり系。

うまい!!

なかなかうまい。

燗にすると、牧歌的な乳酸系の香りが立ち、

すっきり芳醇でまろやか。

旨味もしっかりとあって、やさしい余韻。

後味は淡麗なキレ。

うまい。

このお酒は冷やも燗もうまい!!


お気に入り度:4



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by tztom | 2020-03-04 19:49 | 大阪 | Comments(0)