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廣末 純米吟醸[廣末酒造]_f0138598_14224889.jpg

醸造元:廣末酒造株式会社
URL:http://www.sake-suehiro.jp/
住所: 福島県会津若松市日新町12-38
電話:0242-27-0002
(博士蔵)福島県大沼郡会津美里町字宮里81
創業:嘉永3年(1850)

使用米:-
精米歩合:58%
日本酒度:+2.5~3.5
酸度:1.2~1.4
アミノ酸度:1.0-〜1.2
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,540円(税込み)

廣末酒造も会津若松を代表する酒蔵です。

久々の購入です。

会津若松市の中心七日町(なぬかまち)の大和町通り沿いに構える大きな酒蔵です。

伝統的な佇まいの古い商家建築や土蔵群全9箇所は明治後半に建て直された築100年以上の建造物で「会津若松市歴史的景観指定建造物」に指定されています。

廣末酒造の蔵元新城家は、江戸時代の会津藩主保科正之の家臣 として家を興し 元禄年問(1690)には武士から商人に転じて会津藩の御用商人「新庄本店」を名のる名家でした。

それから幕末に近い嘉永3年(1850)に三代目で初代蔵元となる新城猪之吉が分家独立して酒造りを始めました。

廣末酒造は早くから革新的な酒蔵で、羽前大山(山形県)から杜氏を招いて、福島県で最初の杜氏による酒蔵となると共に、今度は兵庫県から丹波杜氏を招いて「灘」の酒造りを習得。

明治時代になって鉄道の磐越西線が通ると、いち早く東京進出を果たし、そして宮内庁御用達ブランドとなります。

その後も広島や山口の杜氏を迎えて日本酒の技術革新を行い続けます。

現在、末廣酒造は本社兼、昔ながらの手作業で酒造りを行う「嘉永蔵」と、最新技術で造る主力蔵の「博士蔵」(会津美里町)があります。

現在の蔵元は七代目。海外にマーケットを開拓し始めています。



香りは控えめですが、水のせいか透明感のあるみずみずしさを感じます。

酸味はやわらかく、甘みは控えめです。

しかし線が細い訳ではなく、しっかりとした旨味を軸にした芯があります。

バランスのとれた純米吟醸酒。

うまい。

さわやかで、やさしい旨味。

華やかさは控えめだけど、都会的なさっぱりとした淡麗旨口。

うまいです。


お気に入り度:4




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by tztom | 2020-05-31 14:57 | 福島 | Comments(0)

會津 純米酒[会津酒造]_f0138598_17414408.jpg

醸造元:会津酒造株式会社
URL:http://www.kinmon.aizu.or.jp/
住所:福島県南会津郡南会津町永田字穴沢306
電話:0241-62-0012
創業:元禄年間(1688)

使用米:夢の香
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,320円(税込み)

栃木県と接する福島県会津地方の南に位置する南会津町の中心市街の西の外れ。

会津西街道こと国道121号線に400号線と289号線が合流する辻近く、阿賀川の左岸に蔵を構える会津酒造は江戸時代中期の元禄年間(1688-1704)に創業した酒蔵です。

この小さな町には国権酒造、開当男山酒造と会津酒造の3軒の酒蔵がありますが、この3軒で最も古い歴史を持つ酒蔵です。

主力銘柄の『會津』は会津地方を代表する酒の思いをこめて名付けられたもの。

會津 純米酒[会津酒造]_f0138598_17414013.jpg



現在は年間約1000石(一升瓶100本)の少量手造りの蔵。

普通酒でも質が高い添加物を使わない体に優しい酒造りをめざし、レギュラー酒の『金紋會津』は普通酒でありながら吟醸酒並みの60%精米。

久しぶりに飲んだお酒です。12年ぶりくらいでしょうか。

以前飲んだのは『山の井』という銘柄の純米酒。

これは、この蔵の1割にあたる約100石にあたえられた銘柄。

蔵元が使いたいお米を使い、造りたいように醸したお酒のことで、コンセプトは「毎年、自由」!!

久しぶりなので、この蔵の主力銘柄の純米酒。


栓をあけると、ほのかに青リンゴ、梨のようなみずみずしくフルーティな香り。

おお、これは期待できるぞ!

飲み口も、柔らかくてやさしい。
まさにビンゴ!!的な清冽なフルーティさ。

素直なうまさ。

す〜っと。溶け込むような余韻。

燗にすると、最高。

まるで純米吟醸のようで、清冽で規則正しい、旨さ。

乱れ無し。

うまい。

旨すぎる!!


お気に入り度:4




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by tztom | 2020-05-27 18:04 | 福島 | Comments(0)

国権 純米吟醸 銅ラベル[国権酒造]_f0138598_18104516.jpg



醸造元:国権酒造株式会社
URL:http://www.kokken.co.jp/
住所:福島県南会津郡南会津町大字田島字上町甲4037
電話:0241-62-0036
創業:明治10年(1877)

使用米:山田錦・夢の香
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:1.4
アミノ酸度:1.2
アルコール度:15.8度
購入価格:720ml:1,760円(税込み)

福島県会津地方の南に位置する南会津町の中心、田島町の中心市街、会津西街道沿いに蔵を構える国権酒造は明治10年(1877)に細井醸造本舗として創業。

当時の銘柄は『南光』と『亀の井』というものでしたが、明治という新しい時代を迎えた中、偶然この蔵に滞在した修行僧が残した銘『国権』を新しい銘柄としました。

「独立国の権利」という思いが込められた銘柄でしたが、現在は「国民の権利」と解釈しているそうです。

この蔵のお酒を飲んだのは2007年ぶりです。

その前にも会津地方で初めて飲んだお酒が国権でした。

国権 純米吟醸 銅ラベル[国権酒造]_f0138598_18140893.jpg



南会津地方の酒蔵の中では県外に広く知られる有名蔵で、米の旨みを大事にしたやさしいお酒を醸す蔵です。

最近ラベルや商品のリニューアルが盛んですが、原点に帰って『国権』ブランドのお酒を20年ぶりくらいに飲みました。


山田錦と掛米に夢の香をつかったお酒ですが、意外に香りは控えめ。

飲み口も、さっぱりとした淡麗辛口系のお酒でした。

華やか系か野趣系の個性的な米の旨みを全面に出したようなお酒をつくる蔵と思っていましたが、なかなかあっさり系でした。

でも、やさしくほどよい酸とやわらかい甘み。

じわっとくる苦味、渋味ですーっと引いていきます。

栓を開けて数日置くと、飲み口が丸くなってきました。


意外に都会的な飲みやすいお酒でした。

うまい。


お気に入り度:3



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by tztom | 2020-05-24 18:11 | 福島 | Comments(0)

束 純米無濾過生原酒[豊国酒造]_f0138598_20031652.jpg


醸造元:豊国酒造合資会社
URL:http://azuma-toyokuni.com/
住所:福島県石川郡古殿町竹貫114  
電話:0247-53-2001
創業:天保年間(1831-1845)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16 度
購入価格:720ml:1,518円(税込み)

福島県中通りの都市、白河市と浜通りの都市、いわき市を結ぶ古くからの街道は「御斎所街道」と呼ばれていました。

その街道の丁度中間地点。標高500mの阿武隈山地に囲まれた山中の宿場町「古殿町竹貫」に豊国酒造は蔵を構えます。

また、この竹貫地区は中世竹貫氏の城下町でもあり、江戸時代には幕府の代官所が置かれていた阿武隈山中、御斎所街道筋の政治経済の中心地でもあった場所です。

町の中心を太平洋に注ぐ鮫川が東西に流れています。

この古殿町竹貫で豊国酒造合資会社は江戸時代後期の天保年間(1831-1845)に創業しました。


束 純米無濾過生原酒[豊国酒造]_f0138598_20071915.jpg


ちなみに、福島県には2軒の豊国酒造があります。
もう一軒は遠く離れた会津地方にある蔵で『会津豊国』という銘柄を醸しています。

会津が福島県の西端に位置しているからでしょうか、こちらの豊国酒造の主力銘柄は『東豊国』です。

両方の豊国酒造に関連はありません。

古殿の豊国酒造の蔵元は矢内さん、会津の豊国酒造も蔵元は高久さんです。

さて、今回の古殿の豊国酒造は長く地元石川郡だけで消費されていた酒蔵でした。

しかし、9代目蔵元矢内賢征氏は県外に広く撃って出ます。

「伝統・格式+モダン」のコンセプトのもと2011年に生まれた新ブランド『一歩己』(いぶき)シリーズ。

そして、蔵元のプロデュースは蔵を飛び出し、福島県南酒販(株)の若手社員6名とコラボ。

彼らがプロデュースしたお酒が今回の『束』(たばね)シリーズです。


攻めのお酒ですが。

香りは結構控えめです。

最近はやりの無濾過生原酒でしたが、良い意味で、甘ったるくも無く、重くも無く。

スッキリとしたキレイで垂直なフルーティーさ。

お酒の設計がしっかりとしているのか、フルーティーで若々しさだけを前面に出さず。

なんか、落ち着いている。

うまい。

若さが行儀良く。育ちが良いような安定感を漂わせています。

ああ、これはうまい酒だ〜。

うまい。

お気に入り度:4




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by tztom | 2020-05-07 20:04 | 福島 | Comments(0)

人気一 純米吟醸 黒人気[人気酒造]_f0138598_15400411.jpg

醸造元:人気酒造株式会社
URL:http://www.ninki.co.jp/
住所:福島県二本松市小高内51番地
電話:0243-23-2091
創業:明治30年(1897)/平成19年(2007)設立

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:−1.5
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,210円(税込み)

この蔵のお酒『人気一』も久々に飲みました。

以前は「黄人気」吟醸酒でしたが、今回は「黒人気」純米吟醸。

この人気酒造は平成19年(2007)設立の若い蔵ですが、実は明治30年(1897)創業の(有)大内酒造を前身としています。

大内酒造は『あだたら菊水』という銘柄を醸していましたが、長く休蔵していました。

そんな大内酒造の蔵元大内氏とタッグを組んだのが、奥の松酒造の社長を務めた遊佐勇人氏。

大内酒造の酒造設備を引き継ぎ、新しい社名は奥の松酒造が江戸時代に使っていた銘柄『人気』に由来。

新しくやるからには一番を目指そうと、「一」を加え、『人気一』と命名。

造るお酒は全て吟醸酒。

さらに最近は焼酎も造り始めました。

そんな酒蔵です。


色は薄いコハク色。

栓を開けてすぐは、ほのかに牧歌的な乳酸香でしたが、しばらくすると落ち着いてきました。

飲み口はスッキリとした淡麗な辛口。

ほのかに木の香りを後味に感じます。

でも、雑味はありません。

日本酒度は−1.5度ですが、とにかくシャキッとした辛口です。

それでも酸はそんなに感じず、ふくよかな透明感があって、ふくよかな辛口。

奥の松酒造と違って淡麗辛口ですが、後味は甘く奥深い。

あ〜。

やさしく、うまい。

うまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2020-05-04 15:41 | 福島 | Comments(0)