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双葉山 本醸造[大分銘醸/懸屋酒造]_f0138598_18571633.jpg

醸造元:有限会社江本商店・縣屋酒造株式会社
加工者:大分銘醸株式会社
URL:https://www.agataya.jp/
住所:大分県宇佐市安心院町折敷田130番地
電話:0978-44-0022
創業:正徳2年(1712)

使用米:-
精米歩合:70%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,100円(税込み)

大分県別府市と宇佐市に挟まれた山間の町、安心院町(あじむまち)は漆喰を用いて作られるレリーフ装飾である「鏝絵」(こてえ)の町として知られています。

この安心院町の中心部に店を構える縣屋酒造(あがたやしゅぞう)は江戸時代中期の正徳2年(1712)に創業した大分県で最も古い酒蔵だそうです。

大分銘醸は昭和59年(1984)に宇佐市の江本商店と常徳屋酒造場との3社で設立した共同ビン詰会社ですが、現在は江本商店と縣屋酒造の2社で運営しています。

縣屋酒造は都市部では麦焼酎『安心院蔵』で知られる焼酎蔵ですが、わずかにラインナップしている日本酒『双葉山』は宇佐市長洲に蔵を構える有限会社江本商店が醸造しています。

酒銘『双葉山』は現在の大分県宇佐市布津部で生まれ、その後相撲界において前人未到の69連勝という大記録をうち立て「昭和の角聖」と称された力士に由来。

縣屋酒造は基本焼酎蔵で日本酒のラインナップはわずか。
大分県限定の少量生産でインターネット通販限定販売で手に入れました。

大分県の地酒専門店「山城屋」さんで購入。
https://yamashiroya.biz/


栓をあけて最初は香ばしい牧歌的な乳酸香

飲み口も香ばしさを伴ったキリリとした澄んだ飲み口。

ちょっと野趣的を持ちながらも、キレイで飽きの来ない味。

ピシッと立つ酸も、際立たずに黒子のように裏でスッキリとさせて消えていく。

渋味はあまりなく、苦味も澄んだ苦味。

結構、意外にバランスの良いお酒でした。

これはうまいですよ。

なかなか。


お気に入り度:3




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# by tztom | 2021-06-07 19:00 | 大分 | Comments(0)

白鶴 純米酒 神のまにまに(神戸大学)[白鶴酒造]_f0138598_21124289.jpg

販売元:白鶴酒造株式会社
醸造元:白鶴酒造株式会社 
URL:http://www.hakutsuru.co.jp/
住所:兵庫県神戸市東灘区住吉南町4丁目5-5
電話:078-822-8901
創業:寛保3年(1743)

使用米:にこまる・白鶴錦
精米歩合:70%
日本酒度:-3.0
酸度:1.4
アミノ酸度:1.7
アルコール度:14度以上15度未満
購入価格:720ml:1,422円(税込み)


久しぶりに灘の大手酒蔵、白鶴酒造のお酒です。

白鶴酒造に関しては詳細な説明は省きますが、菊正宗を経営する嘉納家の分家にあたります。

分家して創業したのが江戸時代中期の寛保3年(1743)で、現在は本家の菊正宗や月桂冠を抜いて日本酒生産石数、売上高共に国内第一位の酒造メーカーとなっています。

白鶴 純米酒 神のまにまに(神戸大学)[白鶴酒造]_f0138598_21185799.jpg


今回のお酒は白鶴酒造と神戸大学のコラボ企画商品。

「神戸」をアピールすべく、掛米に神戸大学で収穫した「にこまる」、麹米に兵庫県産「白鶴錦」を使用した純米酒です。

『神のまにまに』という変わった酒銘の意味ですが、百人一首の24番歌にでてくる言葉で菅原道真の歌「このたびは 幣(ぬさ)も取りあへず 手向山(たむけやま)紅葉の錦 神のまにまに」に由来。

で、「神のまにまに」ってそもそも何?

の意味は「神の御心のままに」という事らしいです。



栓をあけると、香りは控えめ。

やがて、ほんのりと、メロン、マスカットのような果実香が。

飲んで見た。

飲み口も旨味も刺激も控えめで、本当にほんのりライチの香りを舌に感じる透明感のあるやさしい飲み口。

酸は無く、渋味、苦味もほんのりと感じる程度。

悪く言えば、パンチも個性も無い印象。

だけど線が細いわけではない、見えない太い芯がある感じ。

透き通った淡麗なお酒。

この見えない太い芯が、大手の技術力。安定感のあるお酒。

うまい。

なかなか深い。


お気に入り度:3




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# by tztom | 2021-05-20 21:14 | 兵庫 | Comments(0)

丹波櫻 特別純米[櫻酒造]_f0138598_18284898.jpg

販売元:櫻酒造株式会社
醸造元:櫻酒造株式会社 
URL:https://sakuraichimonzi.com/
住所:兵庫県丹波篠山市井ノ上字長屋ノ坪182-1
電話:079-556-3158
創業:昭和31年(1956)

使用米:-
精米歩合:70%
日本酒度:+3.0
酸度:1.6
アミノ酸度:1.2
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,408円(税込み)

城下町で知られる、丹波篠山の酒蔵の一つに櫻酒造があります。

もっとも櫻酒造は白鶴酒造の子会社で、白鶴酒造・丹波篠山工場的な位置づけの印象です。

主力銘柄は「櫻一文字」のみ。
あまり市場には流通しておらず、地元の飲食店か繋がりのある酒店でしか販売されていなさそう。

ある意味で「幻の酒」的な雰囲気も。

実際、主力は業務用と白鶴酒造への原酒卸しです。

年間生産量も約6,000キロリットルと灘の中堅酒蔵クラス。

という訳ですが、独自の販路は持たず、親会社の白鶴酒造のオンラインショップで販売されており、今回のお酒もそこで購入。

今回購入した「丹波櫻」は2020年から登場した新ブランド。
同社でなんと63年ぶりの新銘柄だとか。
季節限定発売。

最後に櫻酒造の歴史を。
実は丹波篠山で生まれた酒蔵ではありませんでした。

創業は新しく昭和31年(1956)山口県宇部市で宇部酒造株式会社として設立。
で、同日に櫻酒造に商号変更します。
昭和38年(1963)に灘五郷の一つ西灘の明石市へ本社を移転。
昭和47年(1972)に篠山市(当時)に酒造工場を建設し、本社も移転し今にいたります。


栓を開けます。

香りは控えめ。

色は無色透明に近い。

飲み口はスッキリとした淡麗な辛口のお酒。

後味にややアルコール感を感じますが、雑味の無い澄んだ飲み口のお酒でした。

さすが大手クオリティの安定した旨さ。


燗にすると、ややラッカー系の香りが...。

しかし、飲み口はソフトでやさしく、かつ甘味が少ない。

ふくよかで、丸い。飲み心地と余韻。

後味もやさしく消えていく。

苦味、渋味、酸味が無い。

バランスが良い。

燗も冷やもいいな〜。
安定したうまさ。

うまい。



お気に入り度:3



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# by tztom | 2021-05-17 18:48 | 兵庫 | Comments(0)

播州錦 稲美山田錦特別純米酒[キング醸造]_f0138598_08230265.jpg

販売元:キング醸造株式会社
醸造元:キング醸造株式会社 
URL:www.hinode-mirin.co.jp
住所:兵庫県加古郡稲美町蛸草321
電話:079-495-0010
創業:明治33年(1900)

使用米:山田錦(稲美町産)
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,386円(税込み)

「日の出みりん」で知られるキング醸造は日本酒も造っていました。

パック酒や料理酒がメインですが、最近では特定名称酒にも本格的に手がけています。

日の出ホールディングスグループの中核企業でもあるキング醸造の前進は大西猪太郎が明治33年(1900)に創業した「日の出白味淋」を製造する個人商店で後に大西合名会社となります。

一時期、濃縮ジュースのメーカーに転身しますが、酒屋以外でも取り扱える「みりん風調味料」を開発して、新たな市場の開拓に成功しました。

昭和36年(1961)株式会社化と共に現在のキング醸造株式会社に社名変更します。

キング醸造で日本酒造りを始めたのはつい最近のことだそうで、平成5年(1993)からとの事。

平成16年(2004)には埼玉県羽生市で『晴菊』を醸す株式会社東亜酒造を傘下に収めると共に、平成20年には新工場が完成し2つの工場が稼働。平成24年からは社員杜氏制に移行しています。


色はほのかに薄いコハク色ですが、
香りは控えめ。

飲み口は酸がすくなく、やさしく清冽な印象。

そしてゆっくりと甘味を感じます。
透明感のある甘味。

うまい。

後味もやさしいキレ。
うまい。

さすが大手の安定感。

これは意外にも好きな味です。

うまいな〜。


燗にすると、ちょっと老ねた感じの匂いがしますが、
ふくよかでふくらみのある飲み口。

酸も無くやさしい舌触り。
スッキリとした飲み口。

脂の乗った魚や肉とも合うな、これ。

晩酌に、食中酒としても最高。

うまい。

お気に入り度:4



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# by tztom | 2021-05-03 08:24 | 兵庫 | Comments(0)

旭牡丹 生原酒[近藤松太郎商店]_f0138598_20023495.jpg


醸造元:株式会社近藤松太郎商店
製造元:-
URL:-
住所:徳島市国府町中297-1
電話:0886-42-0001
創業:嘉永元年(1848)

使用米:-
精米歩合:-
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:19度
購入価格:1,800ml:1,950円(税込み)

近藤松太郎商店は徳島市の酒蔵ですが、中心部よりやや西郊外の国府町という町に蔵を構えます。

最寄り駅はJR徳島線の国府駅。
かつて阿波国の国府や国分寺が置かれた地であるかは不明ですが、国道318号線の南に併走する旧道のような道沿いに蔵はあります。

旭牡丹 生原酒[近藤松太郎商店]_f0138598_20022935.jpg

近藤松太郎商店は、江戸時代中期の寛政3年(1789)創業のこの地域では古くからの家柄でもあったそうです。

ただ、酒造りは幕末の嘉永元年(1848)との事で、これでもまだ歴史のある酒蔵なのですが、酒造りをする前は農産種子の製造販売をやっており、そこから転換したそうですが、農産種子の製造販売の方も現在まで続いています。

と、いいますか。

酒蔵に併設しているっぽい直売所はシャッターが下りており、その並びにある「商店」でお酒を販売しています。

あえて「商店」としたのは、酒屋というよりは、肥料や農業資材の販売店そのものだからです。

もちろん、「旭牡丹」の看板は出ていますが、主力商品は肥料っぽい...。

で、その隣には農産種子販売店の(株)近藤商店があります。

どちらが本家かは不明ですが、親族なのでしょう。たぶん。

1月に購入。

季節限定の生原酒。

とにかく記述事項が何もないので分類は不明ですが、おそらく普通酒かな。


とにかく飲んでみる。

栓をあけた最初の香りは、ライチ、ストロベリー系のフルーティーな香り。

色はほんのりと薄いコハク色。

あれ?予想を大きく裏切り、飲み口は上品でスッキリとした淡麗辛口。

原酒ですが、重くない。

程よく旨味があって、酸や苦味もほどよく心地よい。

おお、これはうまいぞ!!

生原酒だけど若くない。落ち着き感がある。

瓶に販売者も製造者の記載がありませんが、自醸しているのかな?

でもともかくうまい酒です。

燗にすると、炊きたての玄米のような香り。

飲み口はやわらかく、甘味があってやさしい酸と苦味で引いていく。

決して、濃くなく、べた付かず、ふっくらとした優しい飲み口。

後味の余韻もいい。

ああ、これはうまい酒だ。


お気に入り度:4



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# by tztom | 2021-04-09 20:31 | 徳島 | Comments(0)