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束 純米無濾過生原酒[豊国酒造]_f0138598_20031652.jpg


醸造元:豊国酒造合資会社
URL:http://azuma-toyokuni.com/
住所:福島県石川郡古殿町竹貫114  
電話:0247-53-2001
創業:天保年間(1831-1845)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16 度
購入価格:720ml:1,518円(税込み)

福島県中通りの都市、白河市と浜通りの都市、いわき市を結ぶ古くからの街道は「御斎所街道」と呼ばれていました。

その街道の丁度中間地点。標高500mの阿武隈山地に囲まれた山中の宿場町「古殿町竹貫」に豊国酒造は蔵を構えます。

また、この竹貫地区は中世竹貫氏の城下町でもあり、江戸時代には幕府の代官所が置かれていた阿武隈山中、御斎所街道筋の政治経済の中心地でもあった場所です。

町の中心を太平洋に注ぐ鮫川が東西に流れています。

この古殿町竹貫で豊国酒造合資会社は江戸時代後期の天保年間(1831-1845)に創業しました。


束 純米無濾過生原酒[豊国酒造]_f0138598_20071915.jpg


ちなみに、福島県には2軒の豊国酒造があります。
もう一軒は遠く離れた会津地方にある蔵で『会津豊国』という銘柄を醸しています。

会津が福島県の西端に位置しているからでしょうか、こちらの豊国酒造の主力銘柄は『東豊国』です。

両方の豊国酒造に関連はありません。

古殿の豊国酒造の蔵元は矢内さん、会津の豊国酒造も蔵元は高久さんです。

さて、今回の古殿の豊国酒造は長く地元石川郡だけで消費されていた酒蔵でした。

しかし、9代目蔵元矢内賢征氏は県外に広く撃って出ます。

「伝統・格式+モダン」のコンセプトのもと2011年に生まれた新ブランド『一歩己』(いぶき)シリーズ。

そして、蔵元のプロデュースは蔵を飛び出し、福島県南酒販(株)の若手社員6名とコラボ。

彼らがプロデュースしたお酒が今回の『束』(たばね)シリーズです。


攻めのお酒ですが。

香りは結構控えめです。

最近はやりの無濾過生原酒でしたが、良い意味で、甘ったるくも無く、重くも無く。

スッキリとしたキレイで垂直なフルーティーさ。

お酒の設計がしっかりとしているのか、フルーティーで若々しさだけを前面に出さず。

なんか、落ち着いている。

うまい。

若さが行儀良く。育ちが良いような安定感を漂わせています。

ああ、これはうまい酒だ〜。

うまい。

お気に入り度:4




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# by tztom | 2020-05-07 20:04 | 福島 | Comments(0)

人気一 純米吟醸 黒人気[人気酒造]_f0138598_15400411.jpg

醸造元:人気酒造株式会社
URL:http://www.ninki.co.jp/
住所:福島県二本松市小高内51番地
電話:0243-23-2091
創業:明治30年(1897)/平成19年(2007)設立

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:−1.5
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,210円(税込み)

この蔵のお酒『人気一』も久々に飲みました。

以前は「黄人気」吟醸酒でしたが、今回は「黒人気」純米吟醸。

この人気酒造は平成19年(2007)設立の若い蔵ですが、実は明治30年(1897)創業の(有)大内酒造を前身としています。

大内酒造は『あだたら菊水』という銘柄を醸していましたが、長く休蔵していました。

そんな大内酒造の蔵元大内氏とタッグを組んだのが、奥の松酒造の社長を務めた遊佐勇人氏。

大内酒造の酒造設備を引き継ぎ、新しい社名は奥の松酒造が江戸時代に使っていた銘柄『人気』に由来。

新しくやるからには一番を目指そうと、「一」を加え、『人気一』と命名。

造るお酒は全て吟醸酒。

さらに最近は焼酎も造り始めました。

そんな酒蔵です。


色は薄いコハク色。

栓を開けてすぐは、ほのかに牧歌的な乳酸香でしたが、しばらくすると落ち着いてきました。

飲み口はスッキリとした淡麗な辛口。

ほのかに木の香りを後味に感じます。

でも、雑味はありません。

日本酒度は−1.5度ですが、とにかくシャキッとした辛口です。

それでも酸はそんなに感じず、ふくよかな透明感があって、ふくよかな辛口。

奥の松酒造と違って淡麗辛口ですが、後味は甘く奥深い。

あ〜。

やさしく、うまい。

うまいです。

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# by tztom | 2020-05-04 15:41 | 福島 | Comments(0)

 遊佐 純米吟醸 [奥の松酒造]_f0138598_13542366.jpg


醸造元:奥の松酒造株式会社
URL:http://www.okunomatsu.co.jp/
住所:福島県二本松市長命69 
TEL :0243-22-2153
創業:享保元年(1716)

使用米:-
精米歩合:55%
日本酒度:-1.5
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,155円(税込み)

島市と郡山市の間に位置する二本松市は室町時代には奥州探題・畠山家の城下町として発展し、江戸時代には丹羽家10万石の城下町と奥州街道の宿場町として栄えました。

二本松の地名の由来は街道を行き交う旅人の目印になった「鶴松」「亀松」の2本の霊松に由来。

「奥州二本松」に由来する酒銘『奥の松』を醸す奥の松酒造は福島県最大の酒蔵(酒造メーカー)。

室町時代に畠山家の家老を先祖に持つ旧家でもある遊佐家は畠山氏の滅亡と共に武士を捨て商人となります。
江戸時代には二本松藩の御用商人となり、いくつのも商いを行いますが、その中で酒造部門を本業として独立させたのが、江戸時代中期の享保元年(1716)でした。

酒蔵の歴史に関しては、過去の『奥の松 あだたら吟醸』を見て下さい。

さて、2020年4月から施行される食品表示法の改正に伴い、奥の松酒造の製造者表記が変わりました。

製造者は東日本酒造協業組合で奥の松酒造の「八千代蔵」と呼ばれている最新鋭の醸造工場です。
加工者:奥の松酒造株式会社は瓶詰め・ブランディング・販売という訳です。

さて、『奥の松』の新しいブランド『遊佐』は言わずと知れた蔵元家の銘です。

晩酌向けの食中酒がコンセプト。

香りは控えめです。

なるほど、食中ですから。

和食の煮物にも合う吟醸酒ということでしょうか、奥の松の吟醸酒の中では比較的酸があります。

ちょっとシャープなスッキリと辛口系のお酒。

一応、日本酒度はマイナス1.5度ですが...。

奥の松の他のお酒にくらべると、旨味も控えめでやや線が細く感じますが、芯のあるお酒です。

ああ、なるほど。

食が進みます。

杯も進みます。

うまい!

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# by tztom | 2020-04-27 18:50 | 福島 | Comments(0)

奥の松 全米吟醸[奥の松酒造]_f0138598_13541231.jpg


醸造元:奥の松酒造株式会社(東日本酒造協業組合)
URL:http://www.okunomatsu.co.jp/
住所:福島県二本松市長命69 
TEL :0243-22-2153
創業:享保元年(1716)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+5.0
酸度:1.3
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,210円(税込み)

福島市と郡山市の間に位置する二本松市は室町時代には奥州探題・畠山家の城下町として発展し、江戸時代には丹羽家10万石の城下町と奥州街道の宿場町として栄えました。

二本松の地名の由来は街道を行き交う旅人の目印になった「鶴松」「亀松」の2本の霊松に由来。

「奥州二本松」に由来する酒銘『奥の松』を醸す奥の松酒造は福島県最大の酒蔵(酒造メーカー)。

室町時代に畠山家の家老を先祖に持つ旧家でもある遊佐家は畠山氏の滅亡と共に武士を捨て商人となります。
江戸時代には二本松藩の御用商人となり、いくつのも商いを行いますが、その中で酒造部門を本業として独立させたのが、江戸時代中期の享保元年(1716)でした。
酒蔵の歴史に関しては、前回の『奥の松 あだたら吟醸』を見て下さい。

さて、2020年4月から施行される食品表示法の改正に伴い、奥の松酒造の製造者表記が変わりました。

製造者:東日本酒造協業組合

加工者:奥の松酒造株式会社

となっています。

以前は製造蔵として「八千代蔵」があり、本社工場で瓶詰め作業を行っていました。

この「八千代蔵」が実施的に東日本酒造協業組合だったようです。

昭和40年代に国は中小企業近代化政策と言う名の中小企業の集約化(合弁・協業化)を行いました。

その流れの中で、奥の松酒造が中心となって、近隣エリアの醸造元数社と昭和49年に設立した共同組合が東日本酒造協業組合です。

時はながれて、協同組合の多くの酒蔵が廃業。

実質的に奥の松酒造の製造部門となっていました。

さて、今回のお酒は「全米吟醸」という分類のお酒です。

「純米吟醸」ではなく「全米吟醸」、もちろん同社のオリジナルネーミングです。

これは、醸造アルコールを添加した「吟醸酒」なのですが、その醸造アルコール自体を米を原料とした米焼酎から精製したもの。

ちょっと、消費者に紛らわしいネーミングもどうかと思いますが...


栓をあけて最初の香りは控えめなフルーティーですが、日を置くとほとんど香らなくなります。

飲み口は雑味は無く、酸が立つような辛口でもなく、透明感のあるスッキリとしたやさしい飲み口。

決して線が薄いわけではなく、やさしい透明感の中にも、しっかりとした旨味を感じます。

さて、このお酒は吟醸酒なのに、全国燗酒コンテストの「プレミアム燗酒部門」で金賞を受賞しています。

燗がオススメの吟醸酒という事で、早速燗にも。

燗にすると、ほのかに香りが復活。

飲み口はダレずスッキリとした淡麗辛口の旨味のあるお酒になります。

まあ、上質な本醸造酒といった感じでしょうか。

安定したうまい酒です。


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# by tztom | 2020-04-26 14:16 | 福島 | Comments(0)

奥の松 あだたら吟醸 [奥の松酒造]_f0138598_15364915.jpg


醸造元:奥の松酒造株式会社
URL:http://www.okunomatsu.co.jp
住所:福島県二本松市長命69 
TEL :0243-22-2153
創業:享保元年(1716)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+4.0
酸度:1.3
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,100円(税込み)

福島市と郡山市の間に位置する二本松市は室町時代に奥州探題・畠山家の城下町として発展し、江戸時代には丹羽家10万石の城下町と奥州街道の宿場町として栄えました。

二本松の地名の由来は、鶴松、亀松の2本の霊松が旅人の目印になっていたからとか。

二本松市の南郊外、阿武隈川支流杉田川沿いに奥の松酒造はあります。
目の前を国道4号線が走ります。

奥の松酒造は福島県最大の酒蔵で年間1万2000石を醸すだけあり、酒蔵というよりは工場といった感じですが、ここは本社兼瓶詰め工場との事で、醸造所は安達太良高原に「八千代蔵」を構えます。

奥の松酒造の蔵元、遊佐家は古くから奥州探題・畠山家に仕える家老職の家筋でした。

しかし、畠山家の滅亡後は武士から商人に転じて、江戸時代は二本松藩主・丹羽家の御用商人となります。

初めは菜種油屋から始まり味噌や麹、醤油、酒などの醸造業へと広げていきました。やがて江戸時代中期の
江享保元年(1716)に油屋は分家に譲り、「遊佐伊兵衛醸造」として味噌や麹、醤油や酒造業を専業とします。

大正末期に屋号を「油屋酒造店」と改称しますが、昭和30年(1955)に「奥の松醸造株式会社」となります。

二本松城下にあった酒蔵を昭和43(1968)年に現在の場所と安達太良高原に醸造所を移転し、社名を現在の「奥の松酒造株式会社」と改称しました。

今回のお酒『奥の松 あだたら吟醸』は毎晩飲める吟醸酒をコンセプトとしたリーズナブルなお酒ですが、

しかも、私自身が人生で初めて飲んだ地酒であり「吟醸酒」というお酒でした。

そして、その初めて飲んだお酒に感動し、日本酒に開眼。
すっかり日本酒にはまり込む事になったのでした。

20年ぶりに飲みました。

香りは控えめですが、しっかりした酸とフルーティーさがスッキリとした飲み口の中にもバランス良く存在し、苦味、渋味とともに華やかさが開き、そしてやさしく引いていくキレ。

辛すぎず、甘すぎず、華やかすぎず、飲み飽きしない。

幅広い料理に合う、食中酒にふさわしい吟醸酒です。

いや〜うまい。

感慨深さも入っていますが、やっぱり旨いお酒でした。


お気に入り度:4



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# by tztom | 2020-04-19 15:36 | 福島 | Comments(0)

長濱 純米吟醸[山岡酒造]_f0138598_20224889.jpg


醸造元:山岡酒造有限会社
URL:なし
住所:長浜市高月町西阿閉1395
電話:0749-85-5167
創業:明治3年(1871)

使用米:吟吹雪
精米歩合:60%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,430円(税込み)

奥琵琶湖とも呼ばれる琵琶湖北部東岸に位置する旧西浅井群高月町の西阿閉(にしあつじ)という農村集落に蔵を構える山岡酒造。

平成の大合併で、2010年に高月町は長浜市へ編入してその一部となりました。

 「おばあちゃん」の愛称で親しまれているオオワシが越冬のため毎冬飛来する山本山。

その東麓を流れる余呉川の放水路である西野水路のすぐ側で山岡酒造は明治3年(1871)に創業します。

主力銘柄は『湖の誉』(このほまれ)。

近年まで約50石と、地元でほとんど消費される少量生産でしたが、かつては東海地方まで販路をもっていたとか。

かつては能登杜氏が酒造りを行っていましたが、蔵を継いで自ら杜氏となり県内最初の蔵元杜氏とも呼ばれる山岡仁蔵氏は60年以上も酒造りに携わる、日本酒業界の生き字引的存在。

長濱 純米吟醸[山岡酒造]_f0138598_20222577.jpg


そんな山岡酒造も、高齢で後継者もいない為に酒造りを止める予定でした。

もう、手に入らないと思った矢先でしたが。

そんな時、地元長浜の伝統の技を継承しながら、創意工夫で地酒を造ろうと発足した「長浜人の地の酒PROJECT」に参加する事になります。

地元の米農家、清水大輔氏の「百匠屋」が作った吟吹雪(酒米)を使い、長浜バイオ大学バイオサイエンス学部の学生たちと醸した「純米吟醸長濱」。

長浜市の重要伝統的建造物群保存地区にある黒壁スクエアの『黒壁AMISU』の限定販売酒です。

「AMISU」とは”見立て”という意味。町おこし、地元の産業おこしのプロジェクト。



色は無色透明。

ほのかにヨーグルトのような香り。

甘いヨーグルトのようなフルーティーな飲み口。

後味のキレも鮮やか。

キレの良さが後を引く。

爽やかで甘い乳酸香がとても心地よい。

すっきりとしたキレで、杯が止まらない。

うまい。

これはうまい!!

やさしくてうまいお酒です。


お気に入り度:4




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# by tztom | 2020-03-26 20:28 | 滋賀 | Comments(0)

金盃 上撰本醸造 一番星 [金盃酒造]_f0138598_09294288.jpg



醸造元:金盃酒造株式会社
URL:<a href="http://www.kinpai.co.jp/"_blank">http://www.kinpai.co.jp/</a>
住所:兵庫県神戸市灘区大石東町6-3-1
電話:078-871-5251
創業:明治23年(1890)

使用米:アケボノ
精米歩合:70%
日本酒度:+3.5〜5.0
酸度:1.7~2.2
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:1,800ml:2,086円(税込み)

久々に灘の酒です。

金盃酒造は灘でも中堅の酒蔵。

淡路島で酒造業を営んでいた高田三郎が神戸の三宮に小売酒販店を開き、大正5年(1916)に灘・大石に『高田屋』の屋号で醸造場を開設したのが始まりです。

『高田屋』は酒蔵で働く丁稚や奉公人に暖簾分けを行い、「髙田屋チェーン店」を展開して行きました。

そして昭和10年(1935)に株式会社本高田商店に改組。

昭和39年(1964)に金盃酒造株式会社に社名変更。

始めて「生酒」を製品化し、世の中に生酒ブームを引き起こしたのも金盃酒造でした。

主力銘柄の『金盃』とは古代中国で皇帝より賜わる最も権威のあるもの。

金盃のラベル文字は、明治・大正の書道家、伊藤明瑞氏による。




クリーミーでバナナのような甘いクリーミーな香り。

飲み口はフルーティーでライチ、マスカット、バナナのような吟醸系。

しかし、スッキリとした淡麗辛口。

でも辛すぎない。

栓を開けて最初の印象は、これは吟醸酒じゃないか!!。

しばらく経つと落ち着いて、透明感の高い淡麗なお酒。

フルーティーなのど越し。


燗にすると、濃厚でふくよかなフルボディなお酒。

フルーティーでバニラシェイクのようなクリーミーさ。

そしてきつめとも言える、バラのような華やかさ。

うまい。

うまいけど、重くてちょとべた付く。

ラストは渋く苦いキレ。

このお酒は冷やがおすすめ。

やっぱり、梅かストロベリーのような香りは続き、

フレッシュでフルーティーな淡麗辛口のうまい酒。

これは、レベルが高い!!

うまい。

うますぎる!

お気に入り度:4




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# by tztom | 2020-03-22 09:51 | 兵庫 | Comments(0)

祝菊 本醸造 燗酒[池田屋酒造]_f0138598_09550965.jpg

醸造元:池田屋酒造株式会社
URL:http://www.ikedaya1689.co.jp/
住所:岐阜県揖斐郡揖斐川町三輪612-1
電話:0585-22-0016
創業:元禄2年(1689)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:1,800ml:2,291円(税込み)

池田屋酒造が蔵を構える揖斐川町は、岐阜県の西端、揖斐川中流域の町。

その中心部「三輪」地区は、揖斐川水運による物資の集散地として栄えた町で、今も重厚な商家など古い町並みが残ります。

もちろん、池田屋酒造もその一軒。

と、言うか三輪で最も重厚な佇まいの商家建築と酒蔵です。

この三輪はまた、西国三十三観音霊場の華厳寺の谷汲街道が町の中を抜け、その街道沿いに池田屋酒造を初めとする町並みが形成されています。

池田屋酒造店は江戸時代初期で最もバブルな元禄年間の元禄2年(1689)の創業。

祝菊 本醸造 燗酒[池田屋酒造]_f0138598_09551190.jpg


ちなみに、この三輪の町には県外でも広く知られている銘柄『房島屋』(ぼうじまや)の所酒造(明治初年創業)がありますが、それに対して池田屋酒造店はなかなか謎に包まれていました。

揖斐川町三輪は何度も訪れてはいますが、どうしても連休の休日になってしまいます。

しかし、池田屋酒造店は祝祭日休日はやっていないようで、それでいて販路も限られているので、お店のオフィシャルHPから直接通販で購入しました。

主力銘柄『富久若松』ふくわかまつ)は、末久しく栄えるようにとの願いを込めて命名。

『甕口』(かめぐち)はうすにごり原酒を熟成させた酒。全国展開を見据えて無濾過原酒系のブームもちゃんとキャッチした商品ブランド。
季節によってしぼりたての生もあります。

『祝菊』は淡麗辛口の特定名称酒。

緑瓶は冬限定のフレッシュな「生詰酒」、そして茶色瓶はまるく熟成されたお酒です。

そして、このお酒はその中でも「燗酒」用の本醸造酒です。


香りは控えめ、

スッキリとした淡麗な辛口。

ほのかな甘み。水のような透明感と上品なのどごし。

うまい。

度数は気持ち高めながらも、ライトで飲みやすい淡麗辛口。

燗にすると、スッキリとした薄味の淡麗なお酒。

「燗酒」というので燗栄えするお酒かと思いましたが、意外にライト感覚で飲みやすいお酒。

ライトですが、度数はやや高めなので、ペースコントロールが重量。

盃が進みます。進み過ぎます。

うまいです。

個人的にはもう少し、パンチというか旨味が欲しいところですが。

でも、うまい。

お気に入り度:3




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# by tztom | 2020-03-14 16:57 | 岐阜 | Comments(0)

上川大雪 純米吟醸[上川大雪酒造]_f0138598_09545244.jpg



醸造元:上川大雪酒造株式会社
URL:http://kamikawa-taisetsu.co.jp/
住所:北海道上川郡上川町旭町25番地1
電話:01658-7-7380
創業:平成29年(2017)

使用米:-
精米歩合:50%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:2,178円(税込み)

日本酒の酒蔵がどんどん無くなっていく中で、ここ近年あたらしく創業する酒蔵が増えてきました。

上川大雪酒造もその一つ。

酒蔵のある上川郡上川町はあまり聞き慣れない町でしたが、旭川市の東、網走に至る石北本線沿いにある町で蔵の近くを石狩川が流れます。

この小さな町で「地域創生」として日本酒蔵を設立したのは、あのフレンチの巨匠にして「オテル・ドゥ・ミクニ」のオーナーシェフである三国清三シェフのレストランを運営する「三國プランニング」の副社長である塚原敏夫氏。

塚原氏は北海道出身ですが、現在日本酒の酒造免許」は新規では発行されないという中で新しく日本酒蔵を創業する。

その方法は既存の酒蔵(酒造会社)から酒造免許を譲渡もしくは会社を買収するしかありません。

ところが現在日本各地では酒蔵の廃業、休蔵が相次いでいます。

それだけ日本酒の経営は厳しい事を物語っています。

で、塚原氏が偶然にも三重県四日市市室山町でかつて『三瀧川』の銘柄を醸していた株式会社ナカムラが廃業することから話が始まり、三國プランニングが同蔵を買収。

1000km離れた北海道の上川町に免許を移転させます。

ここからは、クラウドファンディングで資金を集めて蔵を建設。

杜氏を務めるのは元金滴酒造の杜氏、川端慎治氏を招へい。

2017年(平成29年)5月に上川大雪酒造は生まれました。

酒銘『上川大雪 』は大雪山の麓、上川町の酒と言うことですが、ロゴは三國プランニングのデザイナーが日本酒の五味(甘・酸・辛・苦・渋)を現し、大雪山の「大」の字を現し、アイヌの文様で表現したもの。



香りは意外と控えめですが。

フルーティでフレッシュです。

最近流行の吟醸酒の「王道」的ながらも、やや控えめで飲みやすい。

蔵が目指すのは飲み飽きしないお酒。

上品な透明感と控えめながらも、しっかりとしたフルーティー感。

やさしい旨さ。

うまい。

おお、これは杯が進む。

うまいな〜!!

新しく生まれた酒蔵に乾杯!!


お気に入り度:4




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# by tztom | 2020-03-08 04:11 | 北海道 | Comments(0)

孤高峻嶺 文太郎 純米酒[文太郎]_f0138598_09545933.jpg

醸造元:株式会社 文太郎
URL:https://buntaro.co.jp/
住所:兵庫県美方郡新温泉町用土245
電話:0796-80-2830
創業:平成31年(2019)

使用米:-
精米歩合:70%
日本酒度:+5.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,300円(税込み)

日本酒の酒蔵がどんどん無くなっていく中で、ここ近年は新しく創業した酒蔵が増えてきました。

株式会社文太郎もその1つ。

日本海に面した兵庫県の但馬地方、新温泉町に蔵はあります。

新温泉町は平成の大合併で2005年に美方郡浜坂町と温泉町が合併して生まれた町。

但馬杜氏の里に酒蔵が一軒も無く、但馬杜氏の技術が廃れてしまうという訳で新温泉町の前町長、岡本英樹氏が平成31年(2019)に創業。

新しく酒造会社を興すには酒造免許の問題があるのですが、ちょうど県を越えた京都府京丹後市で休蔵中だった永雄酒造から事業を継承する形を取りました。

酒蔵はカニで有名な旧浜坂町の郊外にあった元牛乳加工場を買い上げて醸造所に整備。

主力銘柄であり社名でもある『文太郎』は、新田次郎の小説「孤高の人」のモデルとなった同町出身の登山家、加藤文太郎に由来。


色はコハク色。

香りは干し藁のような牧歌的な乳酸香。

飲み口は辛口。

そして香ばしい酸。

ガツンとした酸に、どっしりとしたフルーティーなコク。

辛いけどほのかに感じる甘み。

単純じゃない、旨味にレイヤーを感じる。

うまい!

ほのかに老ね香を感じますが、地酒らしい、しっかりとしたお酒です。

これからでしょう。


お気に入り度:3




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# by tztom | 2020-03-07 09:58 | 兵庫 | Comments(0)