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醸造元:伊丹老松酒造株式会社
URL:http://www.oimatsu.biz/
住所:兵庫県伊丹市中央3-1-8
電話:072-782-2470
創業:元禄元年(1688)

使用米:日本晴・山田錦(8:2)
精米歩合:70%
日本酒度:+5.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,080円(税込み)

江戸時代末期の天保年間に摂津国の西宮で「宮水」(※最初は西宮の水)が発見されて以降、いわゆる「灘五郷」が酒どころとして急成長し、西日本最大の酒造地となりました。

が、古くから関西地方、特に摂津国地域における酒どころと言えば、「丹醸」と呼ばれた現在の伊丹がそれでした。(他に吹田市の富田もありましたが)

その前に、この伊丹は公家・近衛家の領地として特権を有し、江戸時代を通して町の有力な酒造家85人の中から選ばれた大手24軒に帯刀を許して、かれらが伊丹の町政を担当していました。

なかでも『老松』はその中でも最も格式が高く、江戸積銘酒名寄番付に東方大関としてトップにランクされ、さらには宮中奉納酒として又将軍の御膳酒としても名高かったといいます。

しかし、やがて戦争を向かえ、昭和18年の企業整備令に基づいて伊丹の3軒の酒造家(武内、武内、新田「千鷹」)が、合併して昭和20年2月伊丹三共酒造有限会社を設立。
さらには、昭和45年に伊丹老松酒造株式会社に社名変更して今日に至ります。

酒銘の『老松』は、千載の齢を経ても緑を保つ松の老木にあやかって銘々。

そうした長い歴史を誇るこの伊丹老松酒造は現在は自醸はしてないらしいです。

噂によると、世界一統から出来上がった製品を購入しているらしいです。
その為、社名の下に世界一統の頭文字のSが書かれています。
現在は委託醸造という話も。

さて特定名称酒におけるルールの一つ「特別」の文字を付けるのには3つのうち1つの条件をクリアしないといけません。
(1)精米歩合を60%以下にする。
(2)使用する原料米の50%以上に酒造好適米を使用する。
(3)が「特別な製法」です。そしてこの酒は70%精米の本醸造酒に「大吟醸酒を20%ブレンド」する事によって3つ目の条件をクリアして特別本醸造になってる感じ。

冷やよりも常温から熱燗がオススメらしいです。



香ばしい熟成香。

色は無色透明。

酸はなく、スムーズな飲み口。

ホワイトチョコレートのような甘く香ばしい。

でもすっきりとみずみずしい。

ああ、うまい。
結構うまい。


お気に入り度:3




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# by tztom | 2018-10-11 00:06 | 兵庫 | Comments(0)

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醸造元:小西酒造株式会社
URL:http://www.konishi.co.jp/
住所:兵庫県伊丹市東有岡2-13
電話:072-775-0524
創業:天文19年(1550)

使用米:-
精米歩合:50%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,166円(税込み)

江戸時代末期の天保年間に摂津国の西宮で「宮水」(※最初は西宮の水)が発見されて以降、「灘」のいわゆる「灘五郷」が酒どころとして急成長し、西日本最大の酒造地となりました。

が、古くから関西地方、特に摂津国地域における酒どころと言えば、「丹醸」と呼ばれた現在の伊丹がそれでした。(他に吹田市の富田もありましたが)
伊丹の酒造家は85人。

その前に、この伊丹は公家・近衛家の領地として特権を有し、江戸時代を通して町の有力な酒造家から選ばれた役人が町政を担当していました。

最盛期の伊丹郷町は2,500軒の町家と人口10,000人を抱える大都市へと成長します。

ところが、幕末頃から爆発的に発展しはじめた灘五郷の酒蔵に圧倒されて、伊丹の酒造りは急速に衰退。
さらに明治10年、現在の東海道本線が海岸沿いに建設された為に、内陸部の伊丹は近代的な発展から取り残されることになります。

そして現在、伊丹市の中心部。伊丹市中央に建つ、商家をモチーフにした瀟洒な近代社屋の酒蔵が、天文19年(1550)創業の小西酒造です。

初代は薬屋新右衛門。 小西家の初代が薬種商のかたわら、酒造りをはじめました。

さらに小西家は酒造業を中心に輸送や販売のグループを形成。さらに電気産業や皮革、そして医療や鉄道経営まで手を広げ伊丹の発展に尽力したこの地の盟主です。

幕末には、新撰組局長の近藤勇から小西新右衛門に宛てた書状も残されているとか。

ちなみに、この小西酒造本社ビルの裏手に2軒の酒蔵があります。
1軒は大手柄酒造。戦時中に村岡家を筆頭に5軒の酒蔵(村岡家、岡田家、鹿島家、石橋家、田中家)が合併して誕生。そしてもう1軒が伊丹老松酒造で(武内家、武内家、新田家)が企業合同して誕生しました。
近年まで伊丹にあったもう一軒の酒蔵、大手柄酒造は平成18年3月末をもって廃業。

主力銘柄の『白雪』は、二代目宗宅が江戸への酒樽を運ぶ途中、雪をいただいた富士山の気高さに感動して銘々。

現在は、清酒の他、ビールの醸造、輸入酒の販売もおこなっています。

小西酒造株式会社の「富士山蔵」は、日本酒の製造工程を見学できる「蔵見学」を年間通じて行っています。
てっきり、山梨県か静岡県の富士山麓にある蔵かと思いましたが、その由来は酒銘の「白雪」にあたるとおもいます。

モンドセレクション2017年と2018年の2年連続金賞のお酒。


栓をあけてまず感じる華やかさ。
すっきりライトな飲み口。
ほどよい甘み...。

そして、キリリとした辛口。
うまい。
大吟醸でしかもこの価格。コスパ高い!!

トータル的にまず感じるのが、「キレイ」的な。

とにかく安定感のあるお酒です。

うまい。

お気に入り度:3



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# by tztom | 2018-10-10 03:14 | 兵庫 | Comments(0)

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醸造元:剣菱酒造株式会社
URL:http://www.kenbishi.co.jp/
住所:兵庫県神戸市東灘区御影本町3-12-5
電話:078-451-2501
創業:永正2年(1505)

使用米:-
精米歩合:-
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:900ml:1,296円(税込み)

灘の酒を代表する銘柄と言えば『剣菱』の名は避けて通れないでしょう。

『剣菱』は灘でも屈指の老舗蔵ですが、そのルーツは室町時代にまで遡るという500年近い歴史を誇ります。

穂浪士が討ち入りの出陣酒として呑んだり、8代将軍・徳川吉宗の御膳酒に指定されたりとか...。

さて、酒処と呼ばれる灘が生まれたのは江戸時代に入ってからのこと。

それまでの摂津国における酒処は伊丹・池田でした。

剣菱酒造の前身も伊丹で永正2年(1505)に「稲寺屋」として創業しています。

しかし、この後度々廃業の危機に見舞われその都度オーナーが変わります。

江戸時代中期の寛保3年(1743)には「津国屋」が継承。

その後白樫家の時代の昭和4年(1929)に現在の灘に蔵を移して剣菱酒造が生まれます。

そんな剣菱酒造も、戦時中の企業統制令による合併によって甲南酒造となりますが、戦後に独立。

その後はいくつもの酒蔵を吸収合併して大きくなっていきます。

酒銘『剣菱』の由来が定かではありませんが「天地陰陽和合の象徴」という説が有力。

まあ、つまりは上部の「剣」は男根、下部の「菱」は女陰の象徴だとか。
で、霊気と酒魂によって家運繁盛を願う想いをこめたとか。

意外...。

一時は桶買いで品質を落として低迷した時期もありましたが。

現在剣菱の商品には、精米歩合のラベル表示をしていません。
理由は、毎年異なる条件下で育ったお米の出来具合に合わせて精米歩合を変えているからとか。
濾過も極力抑え、飲みどきを見据えた熟成貯蔵してから出荷しています。


色はうすいコハク色。

飲み口は濃醇でいながら序盤はじまってすぐに酸の強い辛口に。
後味は芳醇。しっかりとした米の旨み。味わい。

しっかりとしたうまさ。

味わうお酒。って感じ。

うまいな?やっぱり剣菱は。

しかも900mlでお得。

燗にすると、こうばしいビターなどっしりとした芳醇辛口。

重厚だけど雑味がなく透明感がある。

燗もバランス良くふくよかで旨い。

うまい。

うまい酒です。

お気に入り度:3



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# by tztom | 2018-10-08 19:32 | 兵庫 | Comments(0)

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醸造元:近藤酒造株式会社
URL:http://www.suganadake.com/
住所:新潟県五泉市吉沢2-3-50
電話:0250-43-3187
創業:慶応元年(1865)

使用米:美山錦
精米歩合:55%
日本酒度:+4.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,572円(税込み)

新潟市に隣接する五泉市は人口約5万人が暮らす町で、名前の通り五つの泉の湧くところから、ふるくから酒造りが行われていました。

近藤酒造は幕末の慶応元年(1865)に初代近藤和吉が「大和屋」は屋号で創業しました。

それから現在まで蔵元は「和吉」の名を代々襲名しています。

先祖が奈良出身だったことから創業当時の銘柄は『栄三輪』(みわさかえ)でしたが、後に蔵の近くにそびえる五泉市の名峰「菅名岳」に由来する『菅名岳』に変わります。

今回の銘柄『鹿六』は料理の祖神と言われる磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)に由来し、食中酒をコンセプトとしたお酒です。もともとは海外市場に向けられて造られた『KAROKU』(かろく)ブランド。


漫画『美味しんぼ』第4巻ではフランス料理の中でもワインでも合わせるのがむずかしいと言われるエスカルゴに合う酒として紹介されているお酒です。


香りはなく、飲み口は…。

辛い。

とにかく辛い。ドライな辛さ。

酸の強い辛さ。

旨味は抑えめ。

「世界の貝類に合う酒」と銘打っているので、貝料理と合わせるとうまく馴染むのでしょうか。

私も無類の貝好きですが。

繊細な料理の味を邪魔しない、というコンセプトゆえの辛さかな?

う〜ん。

シャープな淡麗辛口なお酒です。

お気に入り度:3



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# by tztom | 2018-10-07 06:27 | 新潟 | Comments(0)

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醸造元:加藤酒造株式会社
URL:なし
住所:新潟県上越市吉川区下深沢233-1
電話:025-548-3765
創業:文久4年(1864)

使用米:-
精米歩合:50%
日本酒度:+2.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,080円(税込み)

上越市の東郊外。柿崎から内陸部にいくつもの道が四方八方から合流する町があります。
旧中頸城郡吉川町。2005年に上越市に編入されその一部吉川区となりました。

この吉川地域は越後杜氏の一つ頸城杜氏の里であり、「よしかわ杜氏の里」という酒蔵を併設した道の駅もあります。

六角山登録の下深沢地区に蔵を構える加藤酒造は文久4年(1864年)に創業しました。

主力銘柄は『清正』で本醸造を中心に、普通酒をメインに製造していますが、最近は特定名称酒のラインナップが主流となってきています。

酒銘『清正』の名は戦国武将・加藤清正に由来しますが、蔵元とのつながりは無いそうです。

一時は手軽に楽しめる晩酌酒を主に考え「大吟醸酒は造りません」としていましたが、このお酒は大吟醸酒です。

しかし、本醸造よりも安い超コスパの高い大吟醸。

これなら毎日の晩酌でも飲める大吟醸。

酒銘は新しく展開している『潟一』。

少し前から展開しているブランド『新潟壱番』『新潟一』に続くもの。




香りは無く、旨味も少ない限りなく淡麗辛口です。

雑味も無く、渋味、苦味も一瞬顔をだして消えていくキレ。

ほのかに甘みを感じます。

あらためて大吟醸酒でこの価格。

コスパ高いです。

けど、ラベルに印刷された加藤酒造株式会社の次ぎにある「OK」の記号が気になります。

なんだろう。


お気に入り度:3



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# by tztom | 2018-10-05 17:35 | 新潟 | Comments(0)

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醸造元:老松酒造株式会社
URL:http://www.oimatsu.com/
住所:大分県日田市大鶴町2912
電話:0973-28-2116
創業:寛政元年(1789)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+1.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:14度
購入価格:720ml:1,188円(税込み)

『老松』という銘柄は全国にありますが、今回の『老松』は九州大分県の神楽。

「九州の小京都」と呼ばれる天領の町・日田市。からは、だいぶ離れた山中に蔵はあります。

JR日田彦山線の大鶴駅と今山駅の丁度中間あたりにあります。
(JR日田彦山線は平成29年(2017)7月の九州北部豪雨で大きな被害を受け休止中で、今は廃線の危機にあります)

ちなみに老松酒造の近くには『角の井』で知られる井上酒造があります。

老松酒造は江戸時代中期の寛政元年(1789)に創業し、昭和27年に森山酒造合資会社、昭和49年に老松酒造株式会社と社名を変更して今に至ります。

酒銘の『老松』は日田地方にある松の老い木がある老松神社の泉より湧き出る清浄な水が酒造りに適していた事から銘々。

ちなみに老松神社は現在の場所から遠く離れた、日田市中心部から更に南の山中。
平成の大合併で2005年に日田市に編入された日田郡天瀬町にあります。

現在、老松酒造の主力商品は大分麦焼酎。
その他、米や麦の焼酎を造っていますが、日本酒は僅かだけ造っています。

2014年 モンドセレクション金賞受賞したお酒。


香りは凜としたやさしく甘い印象で、ややほにかにラッカー系の酢酸エチル。っぽい。シャープな香り。

すっきりとした、やさしい甘み。

酸もなく、苦味、渋味もひかえめで水のように透明。

うまい。うまいな〜。

燗にすると、重厚なビターな飲み口。

程よい酸。

あとはやさしい旨口。

ふくよかな余韻。

ああ、うまい。


お気に入り度:3




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# by tztom | 2018-09-26 23:10 | 大分 | Comments(0)

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醸造元:宗政酒造株式会社
URL:http://www.nonnoko.com/
住所:佐賀県西松浦郡有田町戸矢乙340-28
電話:0955-41-0020
創業:昭和60年(1985)

使用米:-
精米歩合:55%
日本酒度:?15.0
酸度:1.6
アミノ酸度:1.6
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,441円(税込み)

「正宗」ではなく逆の「宗正」でもなく「宗政」酒造は佐賀県を代表する焼き物「有田焼」で知られる有田町に蔵を構える酒蔵。

蔵は有田町の東郊外の山中。ヨーロッパの宮殿を思わせる「焼き物」のテーマパーク「有田ポーセリンパーク」のすぐ隣にあります。

中世ヨーロッパの王候貴族を魅了し、世界の陶磁器に影響を与えた有田焼。江戸幕末~明治初期までの輸出向けに制作された作品の他、数々の有田焼や古伊万里を一堂に展示するこのテーマパークも実は宗政酒造の経営です。

「宗政」は創業家蔵元の名。

創業は結構遅くて昭和60年(1985)に西松浦郡西有田町で西有田酒造株式会社を発足。

その後一時伊万里市に本社を移転し宗政酒造株式会社へ社名変更。

そして平成14年に本社工場を有田町の現在地に移転するとともに、観光酒蔵「のんのこの郷」を始めました。

もともとは焼酎製造からスタートして、清酒醸造を始めるのはその後。

現在では地ビール工場「伊万里ブルワリー」とビアレストラン「伊万里麦酒館」を展開。

ワインの輸入販売も行っている、小さな総合酒類蔵でもあります。

今回のお酒は「高エステル生成酵母」を使って、独自の醸造法で造った日本酒度-15度の超甘口純米吟醸酒。

と。

飲む前は、貴醸酒や甘口原酒系の重ダルい甘い酒をイメージしましたが...。

思い込みを吹っ飛ばす、普通にフルーティーですっきりとした甘い酒でした。

雑味の無い透明感のあるフレッシュな甘み。

お酒というよりは、リキュール系のような。

食中酒というよりは、このお酒だけで楽しめる酒です。

あては何にしようなか?と思いつつも、あてを挟むのがもったいない。

そんなふうに感じてしまう、おいしさです。

うまい。

ふつうに旨いよ。

うまいな〜。

お気に入り度:4



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# by tztom | 2018-09-19 00:26 | 佐賀 | Comments(0)

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楽々鶴 生もと純米酒[出石酒造]
醸造元:出石酒造有限会社
URL:なし
住所:兵庫県出石郡出石町魚屋114-1
電話:0796-52-2222
創業:宝永5年(1708)

使用米:オオセト・アケボノ
精米歩合:65%
日本酒度:+4.5
酸度:1.6
アミノ酸度:1.4
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,455円(税込み)

「但馬の小京都」と呼ばれ、藩政時代は出石藩千石家3万石の城下町として栄えた出石は、出石そばや出石焼き、そして辰鼓櫓(しんころう)で知られる山間の小さな町です。

この小さな城下町の中心部、魚屋町に蔵を構える出石酒造は江戸時代中期の宝永5年(1708年)創業という長い歴史を持つ酒蔵で当時は「かずかや門垣屋」と呼ばれていたそうです。

まるで宮崎駿のジブリ作品に出てきそうな、土壁むき出しの酒蔵土蔵群は江戸時代に建てられたもの。

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現在の出石酒造は同じ出石にあった3軒の酒蔵と但東町にあった2軒の酒蔵が昭和18年に企業合同して生まれた蔵だそうです。

出石酒造の主力銘柄である『楽々鶴』は、この合併の際にそれぞれの蔵の銘柄を整理して生まれたもので、酒の別名「ササの露」と、出石藩主・仙石家の別荘「楽々園」、それにコウノトリの別名「松上の鶴」を掛け合わせたもの。

ほのかに牧歌的な香り。
スッキリとしたフルーティーであっさりとした飲み口。

あっさりとしているのに、しびれるような酸の強い辛口のお酒。

インパクトのある淡麗辛口です。

後味もほのかな苦味と旨味で中性となってスッキリ。


燗にすると、すっきりとしていながらも優しい旨味がある。

なめらかで、ふっくら。

透き通った旨味。

あ〜うまい。

お気に入り度:3



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# by tztom | 2018-09-15 00:29 | 兵庫 | Comments(0)

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醸造元:株式会社 峰松酒造場
URL:http://www.hizennya.com/
住所:佐賀県鹿島市浜町乙2761‐2
電話:09546-3-2468
創業:大正5年(1916)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,404円(税込み)

有明海に臨む多良岳山麓の町、鹿島市は佐賀藩鍋島家支藩の一つ鹿島藩2万石の城下町として発展した町。

この鹿島地域で最盛期には13軒ちかくの酒蔵があったそうですが、それでも現在6つの蔵が操業しています。

かつての城下町である市の中心部の南側に位置する浜町は浜川の河口につくられた在郷町で、江戸時代には長崎街道の脇街道である多良海道の宿場町としてにぎわい、「浜千軒」と称されるほど栄えていました。

伝統的建造物保存地区に指定されている通称「肥前浜宿酒蔵通り」に蔵を構える峰松酒造場は元は廻船問屋だったが大正5年(1916)に造り酒屋に進出。

この肥前浜宿の観光酒蔵を謳う峰松酒造場は蔵の直売所兼、肥前鹿島のアンテナショップ「肥前屋」を運営しています。

それまでの主力銘柄は『菊王将』でしたが、今は『肥前浜宿』という新ブランドが主力ブランドとなっています。

使われる米はすべて、佐賀の農家であるイケマコ(農業生産法人 株式会社イケマコ)産の米。


かおりはひかえめ。
飲み口はさわやかな酸。
雑味の無いスッキリとした飲み口。

淡麗辛口というよりは済んだ透明感のある旨味。


燗にすると、まず鼻に刺激。

そして、やや雑巾のような香り。

老ね香?

でも、飲み始めると気にならない。

それよりも、クセのない旨味のある飲み口。

しっかりとした苦味と渋味。それを包み込む旨味。

うまい。

ほっこりするうまさ。

ぬる燗くらいになると、鼻につく刺激も雑巾のような香りもどこかに消え、ただただ、ふくよかな、ほんのりと甘く、かつ優しい酸と苦と渋のバランスのとれたうまい酒に。

ああ。これはうまい。

このお酒は燗にしすぎないぐらいが一番おいしいです。


お気に入り度:3

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# by tztom | 2018-09-04 22:18 | 佐賀 | Comments(0)

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醸造元:合資会社 光武酒造場
URL:http://www.kinpa.jp/
住所:佐賀県鹿島市浜町乙2421
電話:0954-62-3033
創業:元禄元年(1688)

使用米:山田錦・佐賀県産米
精米歩合:50%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,296円(税込み)

有明海に臨む多良岳山麓の町、鹿島市は佐賀藩鍋島家支藩の一つ鹿島藩2万石の城下町として発展した町。

かつての城下町である市の中心部の南側に位置する浜町は浜川の河口につくられた在郷町で、江戸時代には長崎街道の脇街道である多良海道の宿場町としてにぎわい、「浜千軒」と称されるほど栄えていました。

現在の鹿島市域では最盛期には13軒ちかくの酒蔵があったそうですが、それでも現在6つの蔵が操業しています。

伝統的建造物保存地区に指定されている通称「肥前浜宿酒蔵通り」に蔵を構える光武酒造場は江戸時代前期の元禄元年(1688年)の創業。

光武(こうぶ)ではなく(みつたけ)と読みます。蔵元の姓です。

この光武酒造場はかつて「光武学校」と呼ばれるほど多くの杜氏を輩出した蔵だったそうです。

早くから吟醸造りにも力を入れ、現在は芋・麦・米の焼酎も造っています。

主屋は、明治14年築の入母屋造妻入り。
同じく酒蔵も明治中期に建てられらものだそうです。

焼酎のブランド『魔界への誘い』では「デビルマン」の作者である永井豪さんの画業50周年を記念したコラボ商品、黒麹(こうじ)芋焼酎「デビルマン 魔界への誘(いざな)い」を発売したことで知名度を広げました。



香りは控えめですが、飲み口はスッキリした甘さです。

すぐにキレが立ち上がりますが、それでも佐賀のお酒らしいふくよかな淡麗辛口。

芳醇で豊かに旨みのある味わい。

ふわっと、ゆったりとしたフルーティーな旨味。

あと味はすっきり。的な。

燗にすると

これまたすっきり、ふくよか。
ほのかな甘み。

酸、渋、苦味はひかえめなバランス。

後味は柔らかい辛口。

後味を引くほのかな渋味。

バランスがいい。

うまいな〜。

これはうまい酒です。

お気に入り度:4




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# by tztom | 2018-08-29 23:53 | 佐賀 | Comments(0)