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醸造元:矢野酒造株式会社
URL:http://yanoshuzou.jp/
住所:佐賀県鹿島市高津原3903-1
電話:0954-63-2008
創業:寛政8年(1796)

使用米:山田錦
精米歩合:50%
日本酒度:+1.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,771円(税込み)

有明海に臨む多良岳山麓の町、鹿島市は佐賀藩鍋島家支藩の一つ鹿島藩2万石の城下町。

市の中心にある高津原は鹿島藩の藩庁(陣屋)が置かれた場所で、現在の鹿島高校に陣屋があり、その付近には今も武家屋敷が残ります。

JR長崎本線・肥前鹿島駅の最寄りにある矢野酒造は江戸時代中期の寛政8年(1796)に創業した長い歴史を持つ酒蔵ですが、現在は年間製造石数600石ほどの小さな酒蔵です。

長崎街道多良往還(多良海道)沿いに建つ築100年を越える商家建築は蔵の歴史を感じさせます。

また明治37年~昭和初期にかけて建てられた酒蔵や母屋は、建物7棟とも国の登録有形文化財に指定されています。

あと、矢野酒造ではお酒と奈良漬けが二本柱です。

主力銘柄は『竹の園』、特定名称酒にあたえられる新ブランドが『肥前蔵心』(ひぜんくらごころ)です。


栓を開けると最初はストロベリーの香り。

飲み口は、若い。

続いて渋い、苦い。

しかし酸はひかえめです。

スッキリとしたキレ。後味の透明感。

山田錦らしい華やかさ。

だけど主張しすぎていません。

キレイでフルーティーなお酒でした。

これはうまい。


お気に入り度:4




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# by tztom | 2018-08-26 09:25 | 佐賀 | Comments(0)

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醸造元:幸姫酒造株式会社
URL:http://www.sachihime.co.jp/
住所:佐賀県鹿島市古枝甲599
電話:09546-3-3708
創業:昭和9年(1934)

使用米:-
精米歩合:75%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,188円(税込み)

鹿島市は有明海に臨む多良岳山麓の町で、江戸時代は佐賀藩鍋島家支藩の一つ鹿島藩2万石の城下町として栄えました。
鹿島市市街の南東郊外の浜町は、古くは長崎街道の脇街道である多良海道の宿場町と港町として栄えた「浜千軒」と言われるほど賑わっていました。最盛期には13軒近くの酒蔵があったそうですが、現在は市内に6軒の蔵が残ります。

国の重要伝統的建造物保存地区に指定されている通称「肥前浜宿酒蔵通り」から少し離れた場所に幸姫酒造はあります。

JR肥前浜駅から祐徳稲荷に向かう県道沿いに白壁の蔵があり、昭和9年(1934)創業と若い蔵ですが日本三大稲荷のひとつ祐徳稲荷神社の御神酒を造っています。

現在の年間生産量はわずか150石。日本酒を身近に感じて貰う為に常時酒蔵の見学会を開催している観光酒蔵です。

主力銘柄である『幸姫』幸姫(「ゆきひめ」ではなく「さちひめ」)は、創業者の一人娘が幸せに育つようにとの願いを込めて名付けられました。


香りはひかえめ。

飲み口はスッキリとしたな淡麗辛口。
ほのかに甘みがあって、シャープというよりは凜とした感じで「ドライ」ではない辛口。

香りは華やかでフルーティー。
ほのかにふくよかで芳醇。

後半は辛口のキレ。

スッキリしていてフルーティーで飲みやすいです。

バランスの良い辛さがくせになる感じかも。

基本濃醇甘口の佐賀酒なので、「辛口」というほど辛口ではないかも。

フレッシュでフルーティー透明感さがスッキリとした辛口を演出しています。

うまい辛口。

おいしいお酒です。

燗にすると、酸っぱい系の酸味のあとにスーッと雑味の無いクリアな余韻。

やさしい辛口。すっきり辛口。

ああ、このお酒は燗もうまい。

お気に入り度:3



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# by tztom | 2018-08-19 14:21 | 佐賀 | Comments(0)

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醸造元:東鶴酒造株式会社
URL:http://azumatsuru.com/
住所:佐賀県多久市東多久町大字別府3625
電話:0952-76-2421
創業:天保元年(1830)

使用米:山田錦・美山錦
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,357円(税込み)

佐賀県のちょうど中央部に位置する多久市は、まわりを山に囲まれた盆地の町。

かつては三菱系の石炭産業で栄ました。

東鶴酒造(あづまづる)は多久市に現在唯一のこる酒蔵で、創業は江戸時代後期の天保元年(1830)と歴史のある酒蔵です。

蔵は多久市の中心部から東郊外、隣の小城市に接する場所にあります。
JR唐津線の東多久駅から南に延びる県道が牛津川に突き当たる場所。

しかし、やがて日本酒業界は、戦後から平成の時代に移ると共にゆるやかに、そして確実に衰退していきました。

そんな時代の中で、東鶴酒造の先代は平成の時代になるとコンビニ経営に活路を見いだし、そちらがうまく行って、次第にそれが主流となって蔵はゆるやかに休蔵していく事になります。

だが、しかし!!

平成21年に6代目蔵元・野中保斉さんが復活させました。

日本酒が苦手だった蔵元が、感動する日本酒と出会った事で決意!

年間生産量25石からのスタートし現在は100石。と、いっても零細レベルの小規模生産。

さらには、全量が純米酒。

そして現在、県外から首都圏に名前が響く新進気鋭の酒蔵になりつつあります。


色はうすいコハク色。

ほんのりと甘い香りが立ち上がります。

ふくよかな甘みとエッジの効いた酸がバランス良く引き締める。

やさしい旨味の後に続く後半は苦味、渋味の余韻。

甘い味付けの料理に合わせたお酒?かな。

後味は苦く渋いがやさしい旨味が包み込んで後味は悪くない。

チョコレート系のビターなコク。

燗にしてみる。

やや、熱燗。口に含む...。

大らかに全てを包み混む様な厚いベールの旨味。

ほんのりと、香ばしいチョコレート系なカカオ系な余韻。

ああ、うまい。

ほっこりする。

うまいな〜。

これは旨い酒です。

お気に入り度:冷3/燗4



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# by tztom | 2018-08-15 21:16 | 佐賀 | Comments(0)

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醸造元:花の香酒造株式会社
URL:http://www.hananoka.co.jp/
住所:熊本県玉名郡和水町西吉地2226-2
電話:0968-34-2055
創業:明治35年(1902)

使用米:華錦
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,419円(税込み)

熊本県玉名郡和水町(なごみまち)は福岡県と接する県北西端に位置する人口約9,600人が暮らす町。

平成の大合併により2006年に玉名郡の菊水町・三加和町が合併して生まれた町です。
町名は両町の字を一つずつ合わせた合成地名。

福岡県八女市との県境に近い旧三加和町の中心部に蔵を構える花の香酒造。

創業は比較的若い明治35年で、神田角次、茂作親子が神田(しんでん)を譲り受けて創業したのがはじまり。

そもそもが蔵元の神田家は、今から約600年前に関白・九条経教の子で臨済宗の僧、厳中周噩(げんちゅうしゅうがく)のお供をして、京都から肥後玉名郡内に下った神田家が先祖だそうです。

酒銘の『花の香』とは、蔵の周辺の木々から梅の香りが蔵中に漂うことから生まれた名。

創業当時の思いを忘れぬようにと、合名会社神田酒造から花の香酒造株式会社へと変更して今に至ります。

日本酒と焼酎を二本柱に造る蔵。

焼酎は創業者の名を冠した『茂作』シリーズ。

日本酒は、昨今九州で増えつつある、昔ながらの伝統的な「はねぎ搾り」の蔵。

熊本県が酒米「夢いずみ」を母に、「山田錦」を父とし掛け合わせ、14年の歳月をかけて開発した酒米「華錦」(はなにしき)を、
1401号酵母を用いて造られた限定酒です。

香りはひかえめです。

口に含むと、花びらのような華やかさ。

バラの様な押しの強い吟醸香です。

甘さはひかえめでなめらか。

そしてクリアでシャープな酸。

清涼飲料のようなさわやかさ。と香水のようなインパクト。

透明感があって、華やかな香りが余韻を楽しませます。

うまい。

キレイ。

あと、なんか...なんかいい感じのお酒。

九州の酒は奥深い。

的な。

お気に入り度:3



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# by tztom | 2018-08-12 14:51 | 熊本 | Comments(0)

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醸造元:天吹酒造合資会社
URL:https://www.amabuki.co.jp/
住所:佐賀県三養基郡みやき町大字東尾2894
電話:0942-89-2001
創業:元禄年間(1688-1704)

使用米:夢しずく(佐賀県産)
精米歩合:50%
日本酒度:-2.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,512円(税込み)

天吹酒造は「てんぶき」ではなく「あまぶき」と読みます。

この天吹酒造がある三養基郡みやき町という聞き慣れない町は佐賀県の東端部。

鳥栖市の南、福岡県久留米市の西に接する、人口約2万5000人が暮らす町です。

と、いう訳で佐賀県で最も福岡寄り、県内最東端の位置にある酒蔵です。

蔵の北東に位置する天吹山に由来する天吹酒造は江戸時代中期の元禄年間に創業した300年近い歴史を持つ酒蔵です。

アベリアやシャクナゲ、いちごやリンゴといった花に由来する花酵母を使った酒造りでも知られる新進気鋭の酒蔵でもありますが、このお酒はオシロイバナの花酵母(東京農大短期大学部醸造学科の分離酵母)で醸したお酒です。

色は無色透明。

無濾過ではなく”ほどほど濾過”したお酒らしく、僅かにオリがあるかくらいな。

香りは華やか、というよりは米の旨みが凝縮した様な。

飲み口はスッキリとしたフルーティー。

と、言うよりも甘い、甘い。
フルーティー、シロップのように透明で厚みのある甘さ。

重すぎず、やや酸が立ったひかえめながらも、厚みのある「正統派」的な無濾過生酒。

後味は甘くほろ苦い。

”生原酒”ではないので飲みやすい。

ラベルデザインのイメージそのまま、甘くキレイなお酒です。

これは!うまい!!

うまいな〜。ほっこり。

お気に入り度:5



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# by tztom | 2018-08-06 20:21 | 佐賀 | Comments(0)

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醸造元:株式会社小松酒造場
URL:なし
住所:大分県宇佐市大字長洲3341
電話:0978-38-0036
創業:明治元年(1868)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:-3.0
酸度:2.3
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml: 1,404円(税込み)

大分県の北部、国東半島の西の付け根に位置する宇佐市は八幡宮の総本宮・宇佐神宮のある町として知られていますが、周防灘に面した長洲(なかす)地区は古くから栄えていた港町です。

最盛期には13軒もの酒蔵がひしめいていましたが、現在は小松酒造場、久保酒造、そして焼酎蔵の四ッ谷酒造の3軒のみとなっています。

明治元年(1868年) 小松悦蔵によって創業した小松酒造場(小松本家酒造場)は、最盛期には大手酒造メーカーの下請けによって1500石もの生産量を誇っていましたが、昭和63年に蔵の大黒柱であった当時が事故にあった事から休蔵してしまいます。

しかし平成20年に再開しました。

全国各地の酒蔵で酒造りの修業をしてきた6代目は桶売りから高品質で少量生産の酒造りにシフト。

現在は家族が中心となって酒造りを行っています。

蔵元がめざす酒は「名脇役の食中酒」で、辛口系に仕上げているとの事。

今回のお酒はフレッシュなにごり酒。

メロンやマスカットを思わせる爽やかでフレッシュな香り。

そして、まず酸が強い。です。

フレッシュ!!というよりは荒々しい、パンチのある酒でした。

シュワシュワと酸。
これはビン内で二次発酵による炭酸ガス。

食事と合わせると...スッキリとした酸と発泡の、辛口の中に芳醇な旨味。

ひかえめながらも存在感のある甘み。

すっきり辛口&乱暴な若さ。

うまい。

と、いうより楽しめるお酒です。

いいね。

お気に入り度:3




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# by tztom | 2018-08-03 22:48 | 大分 | Comments(0)

あきげしき[河津酒造]

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醸造元:河津酒造株式会社
URL:http://kawazu-syuzou.com/
住所:熊本県阿蘇郡小国町宮原1734-2
電話:0967-46-2311
創業:昭和7年(1932)

使用米:あきげしき
精米歩合:-
日本酒度:+3.0
酸度:1.2
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,144円(税込み)

阿蘇郡小国町は熊本県の最北端部の九州山地に位置する、人口約6千人が暮らす山間の小さな町。

小国町の中心部を流れる杖立川沿いに蔵を構える河津酒造の創業は昭和7年(1932)と若いですが、酒蔵は風格のある佇まいです。

これは、初代蔵元の河津泰雄氏が二代続いていた酒蔵を譲り受けてスタートしたからです。

小さな酒蔵ですが、日本酒の他、焼酎や無添加石鹸なども造っています。

また、蔵の近くにある道の駅「ゆうステーション」内に蔵の直売所を構えています。

今回のお酒はJA阿蘇小国郷推奨米の新しい酒米「あきげしき」をつかったもの。
宮崎県でヒノヒカリ(南海102号)」と「西海199号」を掛け合わせて生まれたお米で「秋景色」の意味。


ちなみに河津酒造の主力銘柄は『七歩蛇』(しちほだ)で、これは妖怪の名。
龍そっくりな姿で4本の足があり、この蛇に噛まれた者は、その猛毒により7歩歩かぬ内に死んでしまう事にその名は由来するとか。

京都の妖怪ですが、なぜ熊本で。?
ノックアウトされるほど旨い!という意味か。

精米歩合は非公開で、よって種類も不明。
本醸造と普通酒の中間くらいでしょうか。


まず最初の香りはチーズケーキのようで。

飲み口は、チョコレートケーキかモンブランのような濃厚な甘さとコク。

原酒ほどの重さは無く、す〜っと入ってきて、そして透明なキレ。

予想以上に良く出来たお酒でした。

うまい!!

うまいよこれ。

お気に入り度:4




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# by tztom | 2018-08-01 00:51 | 熊本 | Comments(0)

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醸造元:鳩正宗株式会社
URL:http://www.hatomasa.jp/
住所:青森県十和田市大字三本木字稲吉176-2
電話:0176-23-0221
創業:明治32年(1899)

使用米:花吹雪
精米歩合:60%
日本酒度:+0.5
酸度:1.7
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,円(税込み)

青森県南中央部に位置する十和田市は十和田湖と奥入瀬川で知られる人口約6万人が暮らす町。

『鳩正宗』を醸す鳩正宗株式会社は、十和田市の中心部の東近郊に広がる田園地帯に蔵を構えます。

明治32年(1899)に稲本商店の酒造部門として創業し、当時は『稲生正宗』という銘柄でした。

大正14年に株式会社稲本商店となりますが、戦時中の企業整備令により昭和19年に青森県上北郡・下北郡にあった13蔵と合併してニ北酒造株式会社三本木工場となります。

しかし戦後の昭和59年に分離独立して鳩正宗株式会社として再出発しました。

酒銘の『鳩正宗』は昭和初期に一羽の白鳩が蔵に舞い込み神棚に住みついたことから、家の守り神として祀った事に由来します。

今回の「夏純」は青森県酒造好適米「華吹雪」で醸した数量限定の特別純米酒です。

テーマは 夏向きの純米酒。

すっきりしていてさわやかなフルーティーな米の旨み。

まるで吟醸酒のような澄んで研ぎ澄まされた華やかさ。

苦味、渋味のバランスが華やかに昇華。

華やかでフルティー。

もう吟醸酒レベルのお酒です。

うまい。

淡麗辛口だけどフレッシュな旨味がしっかりとあって飲みやすいです。

夏って感じがする。このコンセプトは成功!!

うまい!!


お気に入り度:4



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# by tztom | 2018-07-28 12:30 | 青森 | Comments(0)

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醸造元:片岡酒造場
URL:https://www.kataokasyuzou.com/
住所:福岡県朝倉郡東峰村宝珠山22
電話:0946-72-2321
創業:明治31年(1898)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:14.5度
購入価格:720ml:1,250円(税込み)

東峰村は福岡県の南東部に位置する人口約2000人が暮らす小さな山村です。
平成の大合併で2005年に小石原村と宝珠山村が合併して生まれました。

日田彦山線の大行司駅が村の玄関口でかつ村の中心部。片岡酒造もまた駅前商店街の一画に蔵を構えています。
ちなみに日田彦山線は2017年の九州北部豪雨で大きな被害を受け現在不通となっています。

主要銘柄の『福稲』(フクイネ)はこの地域の伝承に由来します。

ちなみに蔵元がある地域は古くは上座郡福井村といい、明治の合併で宝珠山村となります。
そして蔵のある町は山伏の日本三大修験道のひとつ英彦山神宮の麓に位置します。

701年、修験道の開祖である役行者小角(エンノギョウジャオヅヌ)がこの土地を訪れた時に英彦山権現が三人の童子の姿に変えて現れ、供応さしあげようと井戸で米を洗うと、井戸から米が吹き出す奇跡が起きたと言われています。
役行者はこの井戸を『福の井』と名付け、これによりこの地域が後の福井村となります。

そして初代蔵元が酒にも精霊が宿るようにと福の稲『福稲』としたのが由来だそうです。

片岡酒造場は2017年の九州北部豪雨で大量の土砂が流入して酒蔵が飲み込まれた事により休業を余儀なくされましたが、2018年に再開する事ができました。

今回のお酒、吟醸純米酒とは純米吟醸では無く特別純米酒の意味でしょうか。

精米歩合は60%。

香りはひかえめ。

無色透明で雑味の無い、やや酸のあるキレのあるお酒です。

うん、キレイなキレ。

想像した地酒っぽさがまったく無い洗練されたお酒でした。

うまい。

うないな〜。

燗にすると、スッキリとしたひかえめな甘さの飲み口に、スッキリと優しく引いていくキレ。

ほんのり辛口な余韻。

やさしい辛さの余韻です。

ああ、うまい。

これあ、おいしいお酒です。


お気に入り度:4



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# by tztom | 2018-07-23 21:24 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:浜地酒造株式会社
URL:http://www.suginoya.co.jp/
住所:福岡県福岡市西区元岡1442
電話:092-806-1186
創業:明治3年(1072)

使用米:-
精米歩合:-
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,053円(税込み)

福岡市博多から西へ約20km。糸島半島のまんなかで糸島市と接する元岡地区に蔵を構える浜地酒造は、日本酒のほか地ビールの醸造蔵としても知られています。
また酒粕や酵母をつかった焼きたてのパン工房やレストラン「杉能舎麦酒工房」も併設。

浜地酒造の創業家である濱地家は、江戸時代から代々続く糸島半島の庄屋を統括する大庄屋だったそうです。

はじめは客人にふるまう酒を余剰米で少量だけ作っていたそうですが、本格的に酒造業に参入するのは明治3年(1072)になってから。

屋号の「杉能舎」(すぎのや)は初代蔵元・濱地新九郎の芸事好が高じ、福岡城で閲覧した能舞を見て自分の家に能舞台を造ろうと、蔵の裏山にある杉の大木を切り出して作った事から、杉の能舞台のある家と呼ばれるようになったのが由来だそうです。ちなみに能舞台は本来、檜で造ります。

このお酒のラベルには「伊都之国酒」とあります。
福岡県は旧国名では「筑前国」ですが、律令時代に筑前・筑後に分割される前は「筑紫国」(つくしのくに)という大国でした。
この「伊都国」(いとこく)は古代・邪馬台国時代に糸島半島付近に存在した国でした。また糸島は古くは伊都志摩と書かれていたといいます。

とにかく精米歩合を含めて一切の情報が非公開。
お酒の分類を蔵元に尋ねたところ本醸造という答えでした。


香りは控えめですが、凜としたライチのような香りがほのかに。

甘口のお酒と紹介されていますが、ライトでスッキリとした飲み口。

ほのかにフルーティーでふくよか。

ああ、なるほど。辛口ではないですね。

けど、だれるような甘口でもない。

バランスが良く。おいしいお酒です。

うまいな。

燗にすると。

うまい。

とにかく、うまい。

ふっくらとしたフルーティーさと。
包み込むようなやさしい旨さ。

それでいて、スパッと潔いキレ。

このお酒は常温かぬる燗が最高にパフォーマンスを発揮するかも。

うまいな〜。冷やよりうる燗。

これ最高。

お気に入り度:3




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# by tztom | 2018-07-22 01:02 | 福岡 | Comments(0)