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醸造元:合資会社 吉田屋
URL:http://bansho.info/
住所:長崎県南島原市有家町山川785
電話:0957-82-2032
創業:大正6年(1917)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,836円(税込み)

吉田屋の酒蔵としての創業は大正6年(1917)ですが、吉田家は江戸時代中期より続く旧家です。

江戸時代には和ロウソクの原料となる蝋絞業で島原藩より字帯刀を許されていました。

幕末の動乱を経て明治に入ると醤油醸造を始めますが、この時酒販売免許を譲り受けます。

やがて本業の和ロウソク業の衰退にともなって酒造業へ進出。

廃業した酒蔵の設備一式を購入して酒造りを始めたのが大正3年(1914)でした。

創業が大正6年(1917)という事は、酒造りを始めて事業化するのに3年を有したという事でしょうか。

ちなみにこの時、酒造業だけでなく、煙草製造業も始めていました。

国の専売になるまでの銘柄は『八千代』。

現在、吉田屋の奥座敷を開放して数十年ぶりに営業を始めた『八千代喫茶店』は、この煙草の銘柄に由来します。

煙草製造廃業の後、有家銀行(後の十八銀行に統合)を共同で起こしています。

そんな酒蔵、吉田屋が蔵を構える有家町は、平成の大合併で島原半島南部の7町、加津佐町・口之津町・南有馬町・北有馬町・西有家町・布津町・深江町と合併して人口約4万3000人が暮らす南島原市となりました。

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創業当時の銘柄は、創業者千代吉と妻の菊の名から『千代菊』としていたそうですが、すでに他に商標登録されていたために、『萬勝』を商標登録しました。

このお酒は最近流行の「花酵母」、東京農業大学短期大学部醸造学科の「ひまわり酵母」SUNF-5を使用したお酒です。

全国でも数少くない、巨大な木を使って酒を搾る伝統的な「ハネ木搾り」を用いながらも新しい酒造りを模索している新進気鋭の酒蔵です。

九州では他に福岡県の白糸酒造がこの「ハネ木搾り」を行っています。


色はうすいコハク色ですが、香りはひかえめです。

ほのかにフルーティーな吟醸香を感じます。

飲み口は、すっきり!と雑味の無い旨味。

透明でやさしい甘みと酸の無いすっきりとなめらかなキレ。

うまい!。

キレイがうまい!

燗にしてみました。

スッキリ辛口。

シャープな旨味。

雑味が無く、スーッと身体に入っていく。

うっ、うまいな〜。

やさしい燗酒。

うまいです。

お気に入り度:4



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# by tztom | 2019-03-03 22:44 | 長崎 | Comments(0)

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醸造元:株式会社高橋酒造店
URL:http://egao-okusimizu.com/
住所:秋田県仙北郡美郷町六郷字宝門清水72-13
電話:0187-84-1201
創業:明治18年(1885)

使用米:美郷錦(秋田県産)
精米歩合:55%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,840円(税込み)

平成の大合併で2004年に仙北郡の千畑町(せんはたまち)、六郷町(ろくごうまち)、仙南村(せんなんむら)の3町村が合併して生まれた美郷町。

その旧六郷町はアイヌ語で「清い水たまりのある場所」を意味する「ルココッツイ」が語源だと言われ、古くから
水の町として二テコ清水や御台所清水を初めとして町のいたるところに清水が湧き出ています。

その数60以上と言われるき水は生活水として使われています。

そんな六郷の町には現在も4軒の酒蔵がありますが、しかし江戸期には20を越える酒蔵がひしめいたといいます。

4軒の酒蔵の一つ、高橋酒造店は明治18年に隣の仙畑村にて創業しました。
戦中の一時醸造中止を経て、昭和24年に現在の六郷の長畠山氏の邸宅を譲り受けて移転します。

現在は特定名称酒をメインに造り、JAL国内線の機内酒にも選ばれた事があり、県外は首都圏にも知られる酒蔵です。

また、12年前に秋田を旅して、初めて購入した秋田の地酒がこの高橋酒造のお酒でした。

近年はラベンダーや桜など、日本酒製造に向く酵母を採取して新たな日本酒の可能性を模索しています。

ラベンダー酵母を使ったお酒のブランド『美郷雪華』。


ラベンダーの香りはしませんが、ほのかに華やかな香り。かな?

飲み口はやわらかく、華やかで、旨味のあるキレイな印象。

吟醸酒。らしい要素は全て満たされています。

きれいだ。
それに、フルーティー。

やさしく素直なお酒。

透明感。うまい。

12年ぶりに飲んで感慨深さもありますが、やっぱり、うまい酒でした。


お気に入り度:4




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# by tztom | 2019-03-01 01:05 | 秋田 | Comments(0)

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醸造元:有限会社奥田酒造店
URL:http://www.chiyomidori.com/
住所:秋田県大仙市協和境字境113
電話:018-892-3001
創業:延宝年間(1673年頃)

使用米:美郷錦
精米歩合:50%
日本酒度:+3.5
酸度:1.7
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

秋田県の中央部に位置する大仙市。

平成の大合併で2005年に大曲市を中心に、仙北地域の8市町村が合併し誕生した大きな市です。
広域合併によって生まれた大仙市の面積は東京23区をも上回ります。

ちなみに大曲駅では秋田新幹線「こまち」がスイッチバックして向きを変えます。

大曲と秋田市の中間地点にある旧仙北郡協和町に奥田酒造店はあります。

創業は江戸時代初期の延宝年間(1673年頃)と秋田県でも有数の古い歴史を持つ酒蔵です。
戌辰戦争で家屋が消失したそうですが、それでも現在の酒蔵は大正時代に建築したものとか。

主力銘柄の『千代緑』は創業当時からのもので、初代蔵元が、初夏の緑美しい山々を見て、「若葉映える 四方の山々千代緑」詠った一句から名付けられたものとか。

今回飲んだの純米吟醸酒シリーズは、4種類(4色)あるなかの一つ。

美郷錦を使った純米吟醸酒です。


色は無色透明で香りは控えめ。

すっきりとした、やや柑橘系の酸を感じるフレッシュな飲み口です。

白ワインのような淡麗辛口。

後味は結構やさしめのシャープ。

酸・苦・辛がキレイにまとまっている。

うん。

うまい。

蔵元が目指したコンセプトは「やさしさと穏やかさを感じられる食中酒」だそうですが。

うん、うまくいっている。表現できている。

これはうまいです。

うまい!

お気に入り度:4




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秋田県物産振興会楽天市場店

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# by tztom | 2019-02-27 23:39 | 秋田 | Comments(0)

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醸造元:新政酒造株式会社
URL:http://www.aramasa.jp/
住所:秋田県秋田市大町6-2-35
電話:018-823-6407
創業:嘉永五年(1852)

使用米:美山錦(秋田県産)
精米歩合:40%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:2,400円(税込み)

秋田県の中心部、旭川沿い。

マンション型の酒蔵となって高品質な酒造りで知名度急上昇中の新進気鋭の酒蔵、秋田醸造と旭川を挟んだ斜向かいに蔵を構える新政酒造もまた、秋田を代表する酒蔵です。
また秋田流の醸造技術を完成させた屈指の名醸蔵であり「きょうかい6号酵母」の蔵でもあります。

新政酒造の創業は幕末動乱期の嘉永五年(1852)に久保田藩(後の秋田藩)の城下で初代蔵元、佐藤卯兵衛(さとう うへえ)によって創業しました。

この佐藤卯兵衛の名から当時の酒銘はそのまんまの『うへえの酒』だったそうです。

その後、明治政府が施策の大綱とした「厚き徳をもって新しい政(まつりごと)をなす」という意味の「新政厚徳」(しんせいこうとく)から『新政』(あらまさ)という酒銘が生まれました。

明治45年に 「合名会社佐卯商店」となり、昭和28年(1953)に新政酒造株式会社となります。

蔵元は現在に至るまで代々「卯兵衛」を襲名。現在は七代目です。

このお酒は8代目当主、佐藤祐輔氏が醸したもの。
新シリーズの一つ「瑠璃 ラピスラベル」。


ストロベリーのような甘い香り。

飲み口は甘く濃醇なフルーティーさのあとにシュワシュワ感。

若々しい荒さ。

しかし、そても清涼感とともに綺麗に消えていく爽やかなキレ。

甘さはすぐにスーッと消えていきます。

なかなか面白くてうまいお酒です。

これはうまい!

うまいです。

お気に入り度:3




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# by tztom | 2019-02-26 22:53 | 秋田 | Comments(0)

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醸造元:秋田醸造株式会社
URL:なし
住所:秋田市楢山登町5-2
電話:018-832-2818
創業:大正8(1919)

使用米:山田錦(兵庫県産)
精米歩合:55%
日本酒度:+6.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,728円(税込み)

秋田市の中心部。

新政酒造と旭川を挟んだ斜向かいに秋田醸造は...無い。

見当たらない。

実はヴェレーザ登町という名のマンションの1階部分に秋田醸造の酒蔵はあります。

最近増えているマンション型の酒蔵ですね。

広島の原本店や岐阜の日本泉酒造などが先駆けです。

秋田醸造の創業は大正8(1919)ですが、主力銘柄『竿灯』と言うお酒を造る一方、近年までは秋田市内にある大手酒蔵向けの桶売りが大半を占めていました。

しかし、現蔵元・小林忠彦が就任すると、平成12年に酒蔵を現在のマンションに立て替え、自ら杜氏を兼任して少量生産の純米酒・吟醸酒を中心とした酒造りにシフトしました。

新しい主力銘柄『ゆきの美人』の純米吟醸で、今回のお酒は山田錦と6号酵母で醸した限定品です。

色は無色透明ですが、
香りはバラの花のような華やかでフルーティーな吟醸香です。

飲み口にシュワシュワとした発泡感。
生酒のような若々しさとフルーティーな旨味。

しかし、スパッと切れのあるすっきり感。
シャンパンのようなお酒です。

うまい。
これは、うまいぞ!!

お気に入り度:3




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# by tztom | 2019-02-23 16:48 | 秋田 | Comments(0)

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醸造元:秋田県発酵工業株式会社
URL:(オエノングループHP)https://www.oenon.jp/company/group/akita.html
住所:秋田県湯沢市深堀字中川原120-8
電話:0183-73-3106
創業:昭和20年(1945)

使用米:(秋田県産米)
精米歩合:50%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,275円(税込み)

秋田県湯沢市は山形県と宮城県に接する県最南端の町で、古くから秋田(羽後国)の南の玄関口として発展してきました。

江戸時代には鉱山を中心に酒造が栄え、最盛期には20を超える酒蔵があったと言われていますが、近年まで6軒の酒蔵が操業を続けてきましたが、現在は秋田県を代表する大手酒蔵が4軒残るのみとなっています。

その内の1軒で今回飲んだのが秋田県発酵工業のお酒。

その社名の通り、創業というか設立は昭和20年(1945)。

当時大量生産のレギュラー酒を作る原料の一つである醸造アルコールは、関西の大手酒造メーカーから仕入れていました。
しかし、その醸造アルコールを競合である関西の酒蔵から購入するのではなく、自分たちで造ろうではないか、と。県内の酒造業者及び酒類販売業者の出資によって『爛漫』の秋田銘醸の敷地内に設立されます。

清酒醸造は工場が現在地の湯沢に移転した翌年の昭和49年に湯沢銘醸株式会社を吸収合併して始まります。
しかし、その設立の経緯から『一滴千両』という日本酒は秋田県下では販売せずに、首都圏など県外で販売されていました。

酒銘は「一滴にして千両の値打ちがある」想いをこめたもの。

その後オエノングループの傘下に入った今は、当初の目的であった醸造アルコールの生産も行わず、大衆酒を製造する平成蔵と吟醸酒などの特定名称酒を製造する昭和蔵で日本酒造りを行っています。

日本酒だけでなく、『そふと新光』『あいぼう』など地元で愛される人気の焼酎の他、吟醸酒の酒粕を原材料にした『ブラックストーン』や8年貯蔵の『時空の扉』など本格焼酎などにも力を入れています。



香りは控えめです...。

旨味もひかえめ...です。

意外に酸もひかえめ...でした。

辛さも...ほどほど。

印象は、まあスッキリとした淡麗辛口。的な。

ほのかな旨味と甘みは感じられます。

ほんのりとラズベリーのようなフルーティーさが、栓を開けてしばらく経つとほのかに。

蔵の歴史から諸事情あっての、コスパの高い純米大吟醸。

ラベルデザインからしてマスプロダクツの印象。

安定感あるお酒でしたが、

どんな飲み手向けのお酒なのかな?

と。

お気に入り度:3




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# by tztom | 2019-02-21 22:51 | 秋田 | Comments(0)

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醸造元:金紋秋田酒造株式会社
URL:http://www.kinmon-kosyu.com/
住所:秋田県大仙市藤木字西八圭34-2
電話:0187-65-3560
創業:昭和48年(1973)

使用米:めんこいな
精米歩合:70%
日本酒度:−24.0
酸度:2,5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,944円(税込み)

大仙市は平成の大合併により、大曲市を中心に仙北郡6町1村の神岡町・西仙北町・中仙町・協和町・南外村・仙北町・太田町が合併し発足した市でその面積は東京23区を越えます。

旧大曲市の南郊外。
雄物川に大戸川が合流する藤木地区。
ここは隣の角間川と共に江戸時代には雄物川流域最大の河港町として発展した一大商業地でした。

金紋秋田酒造が現在の組織となったのは昭和48年(1973)で、近郷3軒の蔵元と7軒の卸売業者の出資によって誕生しました。

酒蔵の中心となったのは昭和11年(1936)に創業した(名)秋田冨士酒造店で、現在も同社と金紋秋田酒造の2つの社名を掲げています。

酒銘の『秋田富士』は秋田と山形にまたがる東北第2の高峰「鳥海山」の、秋田側からの呼び名だそうです。

共同酒販会社でもある金紋秋田酒造では、他の蔵と商品を差別化する為か、うまい日本酒は「熟成」にありと、古酒にこだわってラインナップしています。

今回のお酒に使われている酒米「めんこいな」は「あきた39」と「ひとめぼれ」を交配して2000年に産まれた秋田の食米かつ酒米の新種です。


熟成された、きれいなコハク色。

香りは芳ばしいと思いきや、控えめでした。

飲み口は、そう。梅酒を口に含んだ時のような重厚で濃いまろやかさ。

濃厚でいながらさっぱりとした甘み。

砂糖を使った梅酒とは違い、透明度のあるやさしい「自然」な甘さ。かな?

ふくらみ。

うん、甘みの余韻と深いふくらみがあります。

日本酒の新たな境地。発見。領域。奥深さ。

デザート酒?食中酒?

決して重くなく、どちらかと言えばけっこうライト。

これは、なんか旨い。

うまいです。

お気に入り度:4




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# by tztom | 2019-02-20 00:13 | 秋田 | Comments(0)

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醸造元:村祐酒造株式会社
URL:なし
住所:新潟県新潟市秋葉区舟戸1-1-1
電話:0250-38-2028
創業:昭和23年(1948)

使用米:-
精米歩合:-
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,円(税込み)

新潟市秋葉区は平成の大合併で2005年に新津市と中蒲原郡小須戸町が新潟市に編入して生まれた区です。
この秋葉区という名称は新津地区にある秋葉神社を祭る秋葉山に由来。

村祐酒造は旧小須戸町で昭和23年(1948)に創業した、比較的若い酒蔵です。

主力銘柄は『花越路』(はなこしじ)で、冬期醸造で約200石の小さな酒蔵です。

そんな中でも僅か40石弱しか造られていないお酒が、平成14年に誕生した『村祐」』シリーズです。

このブランドを立ち上げた同蔵の村山専務が目指す味は「和三盆糖のような高級な砂糖をイメージ」したもの。

淡麗辛口の新潟酒にあって「高級な甘口」を目指したシリーズ。

スペックはとにかく非公開。

特定名称酒ですが、分類も非公開。
調べてみてみると「純米大吟醸」らしいです。

その生酒です。

香りはほんのりとメロン、葡萄のような甘い吟醸香。

優しく、そしてかろやかで透明感のある上品な甘さ。

重さはなく、清涼感とともにキレイに消えていく華やかなキレ。

透明感のある甘いお水。的な印象。

澄んだ甘さはフルーティーという表現ではなく、砂糖のような...。

これが「和三盆」の甘さなのかな?

徳島が産地の古い歴史をもつ砂糖という知識がある程度で、実際に和三盆をなめた事はありませんが、
なるほど、こういう甘さなのかと。

ほんのりビターな甘さ。

これは日本酒としてのクセかな?

うまいです。

と、いうかおいしいです。

日本酒はまだまだ奥が深い!

お気に入り度:4




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# by tztom | 2019-02-18 20:35 | 新潟 | Comments(0)

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醸造元:宝山酒造株式会社
URL:https://takarayama-sake.co.jp/
住所:新潟県新潟市西蒲区石瀬1380
電話:0256-82-2003
創業:明治18年(1885)

使用米:コシヒカリ(富山農園)
精米歩合:60%
日本酒度:-1.0
酸度:1.7
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

新潟市とは言っても、中心部から南へ約30kmほど離れた市の南端に位置する西蒲区。
平成の大合併で2005年に新潟市に編入合併した旧・西蒲原郡岩室村、西川町、潟東村、中之口村そして巻町からなる区です。
その中の岩室地区宝山酒造はあります。JR越後線の岩室駅が町の玄関口。

北国街道の宿場町として栄えてきた開湯300年を迎える岩室温泉から越後一の宮の弥彦神社へ至る道の中間付近に蔵を構える宝山酒造は明治18年(1885)の創業。

酒銘『宝山』は蔵の前にそびえるのは弥彦山と北峰を連ねる霊峰多宝山に由来。

伝統的な佇まいの酒蔵ですが、様々なラインナップに加え、化粧水としての日本酒もシリーズで多数ラインナップしている先進的な酒蔵です。

今回のお酒、2代目『二才(にさい)の醸(かもし)』
とは、「20代だけの日本酒プロジェクト」で、そのお酒に関われる者は20代のみというルールが課せられた醸造企画です。

元々は埼玉県幸手市の石井酒造でスタートしたプロジェクトでしたので、2代目。
蔵元が2代目という訳ではありません。

で、宝山酒造の『二才の醸』は五代目蔵元の渡邉桂太さん(29歳)、と同社営業の若松さん(28歳)、酒米を造るのは富山農園の富山さん(28歳)。

ラベルデザインは新潟デザイン専門学校グラフィックデザイン科の梨本さん(21歳)の手によるもので、青二才の青から大人の赤へ変化していくというイメージでデザインしたとか。

ところが、宝山酒造の『二才の醸』は蔵元の渡邉さんが30歳になるので今年でおしまい。

来年からは茨城県古河市の青木酒造にバトンタッチされます。



香りも飲み口もひかえめ。

でも華やかでちょっぴりフルーティー。

苦味、渋味、酸が立つキレ。

しっかりとした芯がある。

うまい。

ふつ〜にうまい。

もうちょっと若々しいというか冒険っぽいものを期待しましたが、スッキリ淡麗辛口の新潟酒でした。

お気に入り度:3






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# by tztom | 2019-02-12 20:02 | 新潟 | Comments(0)

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醸造元:樋木酒造株式会社
URL:なし
住所:新潟県新潟市西区内野町582
電話:025-262-2014
創業:天保3年(1832)

使用米:-
精米歩合:-
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:720ml:1,080円(税込み)

新潟市の中心部から日本海に沿って西へ約12km。

JR越後線で約20分。

現在の内野町は新潟大学の街として知られていますが、近年まで数軒の酒蔵や味噌など醸造関係の蔵が多く集める場所でした。

現在残るのは塩川酒造と樋木酒造(ひきしゅぞう)の2軒だけ。

樋木酒造は江戸時代後期、いわゆる幕末の天保3年(1832)に三根山藩下の巻町において、親類の大澤家より酒造株を引き受けて創業しました。

主力銘柄の『鶴の友』は、隣接する分水町の阿部家で造られていた銘柄『明けの鶴』から一字をもらったもの。

その後、安政2年(1855)に現在の新潟市内野町に移転しました。

歴史ある酒蔵ですが、今も残る明治末期築の東酒蔵、西酒蔵、店舗兼主屋は昭和30年に新津市柄目木の民家を移築したもの、これらの3棟は国の登録有形文化財に指定されています。

樋木酒造は地元向けが大半で、本醸造や普通酒が主力。少し純米酒も造っています。

しかし、特定名称酒の枠に縛られない酒造り。


今回のお酒は 別撰(本醸造)です。

ラベルデザインも昔ながらのもの。

しかし!!

まず、フルーティーな立ち香!!

雑味は無く、淡麗だけどしっかりとした旨味と飲み口。
辛口のキレ。

ライチ、マスカットのような上質な旨味、甘み、吟醸酒のような飲み口。

なんなんだ、これは!!

燗にしてみる。

意外にさっぱり、すっきり。

ライトな印象の燗酒。

んん?このお酒は意外にも冷やが旨い。

と、言うか。

予想外にレベル高し。

こ、これは。

こう言う出会いが楽しいです。

お気に入り度:4



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# by tztom | 2019-02-11 14:40 | 新潟 | Comments(0)