2021年 03月 21日
桂華 純米酒[定作酒類醸造場]
![桂華 純米酒[定作酒類醸造場]_f0138598_06262984.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202103/21/98/f0138598_06262984.jpg)
醸造元:定作酒類醸造場
URL:なし
住所:勝浦郡勝浦町大字三渓字定岡102-3
電話:08854-2-2052
創業:明治35年(1902)
使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,160円(税込み)
剣山を源流に蛇行しながら紀伊水道にそそぐ勝浦川。
勝浦川の中流域に位置する勝浦町は人口約4000人の山間の町で、古くはこの地域の物資の集散地として発展し、高瀬舟水運で徳島へ運ぶ河港町でもありました。
町の中心部で別れる勝浦川支流の坂本川沿いに定作酒類醸造場という小さな酒蔵があります。
![桂華 純米酒[定作酒類醸造場]_f0138598_06263265.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202103/21/98/f0138598_06263265.jpg)
明治35年創業の家族経営の蔵で、製品は流通はせず、自社店舗での直販のみという入手困難なお酒です。
売る量のみしか作らない、まさに「定めて作る」お酒ですが、『定作(じょうづくり)』は蔵元の名字です。
とはいえ、近年は蔵元の高齢化により自醸はやめて、徳島市内にある『御殿桜』の斎藤酒造場に醸造を委託しています。
色は無色透明。
香りは控えめ。
飲み口は線が細い...
いや透明感のある清涼な飲み口でしっかりとした優しいうまさ。
まるで吟醸酒のような飲み口のお酒。
これは、予想外でした。
飲み飽きしない、安定した旨さ。
ああ、うまい。
燗にすると、すこしスッキリとした辛口になります。
このお酒は冷やが良いと思います。
お気に入り度:4
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2021年 03月 07日
上撰 黒松 喜一[木谷酒造]
![上撰 黒松 喜一[木谷酒造]_f0138598_10092124.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202103/07/98/f0138598_10092124.jpg)
上撰 黒松 喜一[木谷酒造]
販売元:木谷酒造株式会社
醸造元:委託先不明
URL:http://www.kiichi-osake.jp/
住所:兵庫県西宮市石在町14-5
電話:0798-22-1255
創業:天保4年(1883)
使用米:-
精米歩合:-
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:1800ml:2,055円(税込み)
主力銘柄の『喜一』は創業者に「喜一」という名前の者がいて、それが由来だそうです。
![上撰 黒松 喜一[木谷酒造]_f0138598_10091771.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202103/07/98/f0138598_10091771.jpg)
香りはほんのり甘い。
飲み口は酸味は無く、スッキリとした澄んだ甘さを持つ淡麗辛口。
ほのかにややカビ臭さが感じられましたが。
燗にすると、これまた抜群の安定感。
お気に入り度:3
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2021年 02月 27日
島美人 美人蔵部 純米酒[北山酒造]
![島美人 美人蔵部 純米酒[北山酒造]_f0138598_18172197.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202102/27/98/f0138598_18172197.jpg)
販売元:北山酒造株式会社
醸造元:委託先不明
URL:http://bijinclub-shimabijin.co.jp/
住所:兵庫県西宮市宮前町8番3号
電話:0798-33-2121
創業:大正8年(1919)
使用米:
精米歩合:65%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,155円(税込み)
![島美人 美人蔵部 純米酒[北山酒造]_f0138598_18171783.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202102/27/98/f0138598_18171783.jpg)
ちなみに淡路島には「都美人」という酒蔵があります。
生産規模拡大の為に西宮に移転したのは約60年前の昭和37年(1962)でした。
色は無色透明。
香りは栓をあけて最初はほんのりとラッカー系の酢酸エチル香...。
しかし、しばらくすると、ほんのりヨーグルト系の乳酸香に。
これはやがてフルーティーな香りにかわっていくでしょう。
飲み口は旨味控えめ、ほんのりヨーグルトのような酸味、でも後味も含めてやさしいキレです。
ああ、ふつうにうまいよ、
純米酒ですが純米吟醸レベル。
さすが、大手のレベルの高さ、
燗にすると、結構さっぱり。
旨味はどこかに行ってしまった。
淡泊な淡麗になっちゃいました。
線が細いが辛口でもない。
淡泊な白身魚の刺身とかに合いそう。
お気に入り度:4
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2021年 02月 13日
灘一 純米吟醸[松竹梅酒造]
![灘一 純米吟醸[松竹梅酒造]_f0138598_16584575.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202102/07/98/f0138598_16584575.jpg)
販売元:松竹梅酒造株式会社
醸造元:-
URL:http://www.nadaichi.com/
住所:兵庫県西宮市浜町13-10
電話:0798-34-1234
創業:明治17年(1884)
使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,222円(税込み)
松竹梅酒造は灘五郷は「西宮郷」の酒蔵。
『松竹梅』と言えば宝酒造の銘柄ですが、元々は社名のとおりこの松竹梅酒造の銘柄でした。
松竹梅酒造は明治17年(1884)に初代井上信次郎の個人商店として創業します。
創業当時の銘柄は『鶏鼓』と『桔梗政宗』でしたが、大正13年(1924)に『松竹梅』の銘柄が登場します。
しかしその後経営難に陥った井上信次郎を支援するため明治8年(1933)に宝酒造の出資で松竹梅酒造株式会社が設立されます。
戦時中は醸造を中止。
![灘一 純米吟醸[松竹梅酒造]_f0138598_16583903.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202102/07/98/f0138598_16583903.jpg)
銘柄の意味はもちろん、灘で一番を意味しています。
松竹梅酒造の『灘一』はあまり流通していませんが、ネット通販に力を入れています。
平日の営業時間内であれば、事務所で販売もしてくれます。
バランスが絶妙。
華やか過ぎず、食中酒としても申し分なし。
寿司とか刺身に合いそう。
うまいな〜。
さすが大手の安定感。
お気に入り度:4
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2021年 02月 07日
徳若 ひやおろし 純米原酒[万代大澤醸造]
![徳若 ひやおろし 純米原酒[万代大澤醸造]_f0138598_11554930.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202101/31/98/f0138598_11554930.jpg)
URL:https://tokuwaka.storeinfo.jp/
住所:兵庫県西宮市東町1-13-25
電話:0798-34-1300
創業:平成17年(2005)
使用米:
精米歩合:70%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,630円(税込み)
日本を代表する酒どころ「灘五郷」のうち、「西宮郷」と「今津郷」を擁する西宮市。
西宮郷には「日本盛」や「白鷹」などの大手酒造メーカーがありますが、南に下った東町地区には中小の酒蔵が集まっています。
![徳若 ひやおろし 純米原酒[万代大澤醸造]_f0138598_11554657.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202101/31/98/f0138598_11554657.jpg)
ただし、酒質は似ていて大澤本家酒造と同じく、無濾過の原酒を蔵の酒の売りとしています。
また昔ながらの手作りにこだわって、一本一本丁寧に作り上げておられる小さな蔵元です。
機械を使わず、酒袋から滴り落ちる「中汲み」を無濾過のまま瓶詰して熟成する、華やかな風味とまろやかさが魅力の「しずく酒」が有名。
主力銘柄の『徳若』は、「徳若に御万歳」という、いつまでも若々しく末永く繁栄することを願ってつけられたもの。
色はうすいコハク色で、うっすらとオリが残っています。
香りは牧歌的で芳醇な乳酸香。
地酒らしいフルボディさを感じます。
やはり、飲み口は、ガツンと重厚な酸とかつシャープなキレ。
味わうと香ばしさは口に広がり、ゆっくりと厚みのある甘さに変わっていきます。
野趣的ですが、さすがに灘の酒。高次元でバランス良く安定しています。
熟成された柔らかで(原酒なのでパンチもありますが)蔵の酒の特徴が最も分かる酒。
うまい!
燗にすると、甘酒のような甘い麹の香り。
まろやかで透明感のある飲み口。
酸の聞いたキレが引き締めます。
甘味をサイドから支える苦味、渋味のバランス。
やさしい余韻。べたつかない。
ああ、うまい。
懐が広い酒です。
お気に入り度:3
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