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島美人 美人蔵部 純米酒[北山酒造]_f0138598_18172197.jpg

販売元:北山酒造株式会社
醸造元:委託先不明 
URL:http://bijinclub-shimabijin.co.jp/
住所:兵庫県西宮市宮前町8番3号
電話:0798-33-2121
創業:大正8年(1919)

使用米:
精米歩合:65%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,155円(税込み)

北山酒造は灘五郷は「西宮郷」の酒蔵。

宮前町という地名のとおり西宮戎神社と国道3号線を挟んだ南側にあります。

といっても、ディスカウントストアの敷地の一角に小さな事務所がありますが、酒造施設は見当たりません。
やはり北山酒造もまた平成7年(1995)の阪神大震災で蔵が甚大な被害を受けたそうです。

島美人 美人蔵部 純米酒[北山酒造]_f0138598_18171783.jpg

現在は別の蔵の一部を借りて販路を限定して少量販売を行っているそうです。

以前はラベルの社名の後にTの製造記号があったので、近所で白鹿の辰馬本家酒造のTではないかとの話もあります。

北山酒造の前身は直線で約40km離れた内陸部に位置する兵庫県加東郡河合村粟生字島(現在の兵庫県小野市)で約200年に渡り代々「ローズ味醂」という銘柄の味醂を作ってました。

大正8年(1919)に、二代目北山丈蔵が清酒醸造に転業して銘柄を『島美人』としますが、これは蔵があった地名「加東郡河合村粟生字島」の字名に由来します。

てっきり、淡路島の「島」かと思っていました。
ちなみに淡路島には「都美人」という酒蔵があります。

生産規模拡大の為に西宮に移転したのは約60年前の昭和37年(1962)でした。

新しいブランドの『美人蔵部』は平成7年(1997)に同蔵が発足した日本酒啓蒙活動に由来します。


色は無色透明。
香りは栓をあけて最初はほんのりとラッカー系の酢酸エチル香...。

しかし、しばらくすると、ほんのりヨーグルト系の乳酸香に。
これはやがてフルーティーな香りにかわっていくでしょう。

飲み口は旨味控えめ、ほんのりヨーグルトのような酸味、でも後味も含めてやさしいキレです。


ああ、ふつうにうまいよ、

純米酒ですが純米吟醸レベル。

さすが、大手のレベルの高さ、

燗にすると、結構さっぱり。

旨味はどこかに行ってしまった。

淡泊な淡麗になっちゃいました。

線が細いが辛口でもない。

淡泊な白身魚の刺身とかに合いそう。

と言う訳で、このお酒は冷やがうまいです。

オススメは冷や!


お気に入り度:4



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# by tztom | 2021-02-27 18:40 | 兵庫 | Comments(0)

灘一 純米吟醸[松竹梅酒造]_f0138598_16584575.jpg

販売元:松竹梅酒造株式会社
醸造元:-
URL:http://www.nadaichi.com/
住所:兵庫県西宮市浜町13-10
電話:0798-34-1234
創業:明治17年(1884)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,222円(税込み)

松竹梅酒造は灘五郷は「西宮郷」の酒蔵。

『松竹梅』と言えば宝酒造の銘柄ですが、元々は社名のとおりこの松竹梅酒造の銘柄でした。

松竹梅酒造は明治17年(1884)に初代井上信次郎の個人商店として創業します。
創業当時の銘柄は『鶏鼓』と『桔梗政宗』でしたが、大正13年(1924)に『松竹梅』の銘柄が登場します。

しかしその後経営難に陥った井上信次郎を支援するため明治8年(1933)に宝酒造の出資で松竹梅酒造株式会社が設立されます。

戦時中は醸造を中止。
戦後に宝酒造系列から独立し今に至ります。

灘一 純米吟醸[松竹梅酒造]_f0138598_16583903.jpg


独立にあたって『松竹梅』の銘柄は宝酒造に残り、代わりに『灘一』の銘柄でスタートしました。

銘柄の意味はもちろん、灘で一番を意味しています。


松竹梅酒造の『灘一』はあまり流通していませんが、ネット通販に力を入れています。

平日の営業時間内であれば、事務所で販売もしてくれます。


色は無色透明。
吟醸香もひかえめです。

ただし飲み口は極めてキレイ。
洗練された湧き水のごとく。

酸・苦・渋はやさしく、澄んだ甘みを邪魔しません。

これはうまい!

バランスが絶妙。

華やか過ぎず、食中酒としても申し分なし。
寿司とか刺身に合いそう。

うまいな〜。

さすが大手の安定感。

自醸していない雰囲気もあるし、大手蔵が作っているのな〜?

値段も安いし、コスパ高い!


お気に入り度:4




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# by tztom | 2021-02-13 18:25 | 兵庫 | Comments(0)

徳若 ひやおろし 純米原酒[万代大澤醸造]_f0138598_11554930.jpg

販売元:万代大澤醸造株式会社
醸造元:同上 
URL:https://tokuwaka.storeinfo.jp/
住所:兵庫県西宮市東町1-13-25
電話:0798-34-1300
創業:平成17年(2005)

使用米:
精米歩合:70%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,630円(税込み)

日本を代表する酒どころ「灘五郷」のうち、「西宮郷」と「今津郷」を擁する西宮市。

西宮郷には「日本盛」や「白鷹」などの大手酒造メーカーがありますが、南に下った東町地区には中小の酒蔵が集まっています。

万代大澤醸造は大澤本家酒造と軒を並べます。

徳若 ひやおろし 純米原酒[万代大澤醸造]_f0138598_11554657.jpg


社名でも分かるように、万代大澤醸造は大澤本家酒造から平成17年(2005)に分離独立した酒蔵です。

ただし、酒質は似ていて大澤本家酒造と同じく、無濾過の原酒を蔵の酒の売りとしています。

また昔ながらの手作りにこだわって、一本一本丁寧に作り上げておられる小さな蔵元です。

機械を使わず、酒袋から滴り落ちる「中汲み」を無濾過のまま瓶詰して熟成する、華やかな風味とまろやかさが魅力の「しずく酒」が有名。


主力銘柄の『徳若』は、「徳若に御万歳」という、いつまでも若々しく末永く繁栄することを願ってつけられたもの。


精米歩合7割りの純米原酒。

蔵元では生酒をメインに販売していましたが、火入れのお酒を購入しました。


色はうすいコハク色で、うっすらとオリが残っています。

香りは牧歌的で芳醇な乳酸香。

地酒らしいフルボディさを感じます。

やはり、飲み口は、ガツンと重厚な酸とかつシャープなキレ。

味わうと香ばしさは口に広がり、ゆっくりと厚みのある甘さに変わっていきます。


野趣的ですが、さすがに灘の酒。高次元でバランス良く安定しています。


熟成された柔らかで(原酒なのでパンチもありますが)蔵の酒の特徴が最も分かる酒。

うまい!

燗にすると、甘酒のような甘い麹の香り。

まろやかで透明感のある飲み口。

酸の聞いたキレが引き締めます。

甘味をサイドから支える苦味、渋味のバランス。

やさしい余韻。べたつかない。

ああ、うまい。

懐が広い酒です。


お気に入り度:3



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# by tztom | 2021-02-07 16:56 | 兵庫 | Comments(0)

宝娘 灘の生一本 純米原酒[大澤本家酒造]_f0138598_11554110.jpg

販売元:大澤本家酒造株式会社
醸造元:同上 
URL:http://www.ohsawasyuzo.com/
住所:兵庫県西宮市東町1-13-28
電話:0798-33-0287
創業:明和7年(1770)

使用米:あけぼの
精米歩合:70%
日本酒度:+4.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,200円(税込み)

日本を代表する酒どころ「灘五郷」のうち、西宮市には「西宮郷」と「今津郷」があります。

西宮郷には「日本盛」や「白鷹」などの大手酒造メーカーがありますが、南に下った東町地区には中小の酒蔵が集まっています。

その内の一軒、大澤本家酒造は江戸中期の明和7年(1770)に、現在の大阪府堺市宿院で初代華屋清助が大澤酒造を創業したのに始まります。

しかし戦時中に空襲で蔵を失い昭和29年に(1954)現在の場所に移転して再建します。

宝娘 灘の生一本 純米原酒[大澤本家酒造]_f0138598_11553471.jpg

阪神大震災では大きな被害を受けたものの、築60年以上の木造蔵は奇跡的に酒蔵の倒壊を免れ、今も現役で酒造りを行っています。

大澤本家酒造は『原酒ひとすじに』を謳い文句に掲げているように、原酒が基本です。

主力銘柄の『寳娘』(たからむすめ)は大澤本家酒造初代・華屋清助が見た「宝船に乗った美しい女性が美味しそうにお酒を飲んで、微笑みかけた」夢に由来します。

「灘の生一本」とありますが、火入れされたお酒を購入しました。


色はほんのりと薄いコハク色。

香りは控えめえめでほんのり米の香りが立ち上がります。

最初の飲みくちの感想は、

シャープだ。

酸は控えめで重厚な苦味と甘味とほのかな酸っぱさが溶け合った優しくも飲みごたえのあるお酒です。

後味も辛口ながらもフルーティーさを感じられます。

熟成された柔らかで(原酒なのでパンチもありますが)蔵の酒の特徴が最も分かる酒ですね。

うまい!

燗にしてみると、少し鼻に刺激を感じます。

冴えのある辛口の飲み口ですが、やわらかくもあり、しっかりとした酸が濃いめ脂っこい料理とも相性が良さそうです。

安定した飲み応えのあるお酒です。

このお酒は冷やかロックで飲むと香りが立っておいしいです。


お気に入り度:3



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# by tztom | 2021-01-31 12:09 | 兵庫 | Comments(0)

播農 純米吟醸[三宅酒造]_f0138598_17270639.jpg

醸造元:三宅酒造株式会社 
URL:https://www.miyake1819.com/
住所:兵庫県加西市中野町917
電話:0790-49-0003
創業:文政2年(1819)

使用米:山田錦(播農産)
精米歩合:60%
日本酒度:+.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,650円(税込み)

姫路市の東に位置する人口約4万人が暮らす加西市(かさいし)は山田錦の一大生産地だそうです。

この加西市には現在『富久錦』の富久錦(株)とこの三宅酒造(株)の2軒の酒蔵があります。

三宅酒造は加西市の中心部から南郊外に広がる田園地帯に蔵を構えます。

地区の玄関口は北条鉄道北条線の法華口駅(ほっけぐちえき)。

加古川の支流万願寺川が近くを南流します。

播農 純米吟醸[三宅酒造]_f0138598_17271047.jpg


創業は江戸時代後期の文政2年(1819)で、西国諸藩、旗本との酒米取引も行っていたと言われる大庄屋からわずか19歳で分家した初代才次郎が創業。

主力銘柄の『菊日本』は4代目蔵元が菊作りの名人であったことに由来。


さて、今回購入したのは『播農』(ばんのう)という銘柄です。


『播農』とは、播磨農業高校の略称。

この農業高校の生徒たちが実習で栽培した山田錦のみを使って、三宅酒造が醸造したお酒です。


色は無色透明ですが、やや牧歌的な立ち香。

しかし飲み口は洗練された、華やかなフルーティーさと、酸味、渋味、苦味の無いきれいな透明感のある甘味。

ところで、栓をあけて最初は、その奥に潜むややアルコール的、ややラッカー臭的な酢酸エチル香が感じられましたが、

この手のお酒同様に、栓をあけて数日置くとラッカー臭はやさしい果実系の吟醸香に変わっていきました。


ああ、しかしキレイだ。

これは澄んだうまさ、

これはうまい。

ただ、ちょっと華やか過ぎますので、食中酒としては料理を選びます。

デザート酒ほどまでは行きませんが、アテはいらない。

でも、うまい。

播磨農業高校の生徒達に乾杯!


お気に入り度:4





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# by tztom | 2021-01-16 17:33 | 兵庫 | Comments(0)