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醸造元:高祖酒造株式会社
URL:http://www.kouso-senju.co.jp/
住所:岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓 4943-1
電話:0869-34-2002
創業:天保元年(1830)

使用米:朝日(岡山県産9
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,677円(税込み)

岡山県南東部の片隅にエーゲ海をテーマにした観光リゾート地として開発が進む港町・牛窓があります。

この牛窓の歴史は古く「万葉集」にもみられ、瀬戸内海航路における室津・鞆・尾道とならぶ重要な港町でした。港は潮待ち、風待ちの船で賑わうとともに、朝鮮や明とも貿易を行う国際貿易港として発展します。

今もなお古い町並みやレトロな洋風建築がいくつも残る牛窓には近年まで2軒の酒蔵がありましたが、現在はこの高祖酒造の1軒のみ。

江戸時代後期の天保元年(1830)に「備中屋」の屋号で創業。

船乗り達をはじめ、西国大名や朝鮮使節団にも飲まれてきた『千寿』の酒。

瀬戸内市役所牛窓支所前にある千寿蔵は今も格子窓の母屋、赤レンガの煙突、白壁の酒蔵を残していて、平成19年に国登録有形文化財に指定されました。


色はうすいコハク色です。

香りは控えめで、飲み口はスッキリ。

ほのかにラッカー系の酢酸エチル香的な機械的、化学的な余韻を感じました。

でも飲めば飲むほど、味わいがある。

ウイスキーにおけるピート感のような。

でも、この酢酸エチル香的な香りも栓をあけて日を置くと、フルーティーな香りに変化していくから不思議なものです。

じわっと、うまい。

うまいです。


お気に入り度:3




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# by tztom | 2019-04-17 00:42 | 岡山 | Comments(0)

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醸造元:磯千鳥酒造株式会社
URL:http://www.isochidori.co.jp/
住所:岡山県浅口郡里庄町大字新庄306
電話:0865-64-3456
創業:宝暦元年(1751)

使用米:朝日米
精米歩合:50%
日本酒度:+2.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,625円(税込み)

『磯千鳥』という銘柄から、瀬戸内海に面した港町に蔵を構える酒蔵をイメージしますが、磯千鳥酒造は内陸部の旧2号線(浜街道・鴨方往来)の旧道沿いに蔵を構えます。

最寄り駅はJR山陽本線の里庄駅。

蔵のある浅口郡里庄町は古くから素麺の産地として知られ、岡山県の南西部に位置する人口約1万人が暮らす町で、平成の大合併で浅口市が誕生した事で、現在は浅口郡唯一の町です。

かつては蔵のあるこのあたりは海に面していたそうです。

鴨方往来もかつては海岸線を通っていた事から備中浜街道という別名を持ち、内陸部を通る山陽道(西国街道) の代替路としても機能していたため、上方に続く道として上方道という別名から転じて鴨方道と呼ばれるようになったといいます。

蔵元の磯田家は江戸中期の宝暦元年(1751)に創業。

蔵の近くの海を飛んでいる千鳥から命名。
あと、蔵元の磯田の磯を冠したのでしょうか。

明治、大正の頃は『磯千鳥』のほか『菱本正宗』『笹正宗』等の銘柄も展開していましたが、昭和の時代に入り『磯千鳥』に統一されました。


米の麹の「あまざけ」が有名で、各社通販サイトでも販売しています。


香りは控えめですが、
飲み口はパンチのある清冽な華やかさ。と甘み。

キレイ!で、うまい。

やや厚めの苦味、渋味、酸味が乗っかってきますが、サーッとすぐに消えていきます。

雑味も酸味もなく、シロップのように透明で甘い、感。

さらには、栓をあけて日を追うごとに、フルーティーで繊細な飲み口に進化していきます。

うまい。

うまいです。


お気に入り度:4




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# by tztom | 2019-04-16 00:09 | 岡山 | Comments(0)

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醸造元:山成酒造株式会社
URL:https://yamanari.jp/
住所:岡山県井原市芳井町簗瀬23
電話:0866-72-0001
創業:文化元年(1804)

使用米:山田錦
精米歩合:-
日本酒度:+7.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17.5度
購入価格:720ml:1,752(税込み)

井原市は広島県福山市と接する岡山県西端部に位置する町です。

岡山県よりはどちらかと言えば広島県福山市と文化的、経済的にも深い結びつきをもつ町です。

で、平成の大合併で2006年に編入された後月郡(しつきぐん)芳井町と小田郡美星町のうち、旧芳井町に蔵を構える山成酒造は江戸時代後期の文化元年(1804)に創業。

小田川沿いを走る国道313号線はかつて東城往来や雲州街道、さらには備中往来とも呼ばれた街道で、今も旧道沿いには古い町並みが残ります。

山成酒造のある簗瀬地区のその一つ。

主力銘柄の『蘭の譽』は、この蔵の酒を愛飲した幕末の漢学者・阪谷朗廬が命名したもの。
ちなみに阪谷朗廬は造り酒屋の三男でした。
さらには作家・谷崎潤一郎も好んだことで知られます。

『朗廬の里』は阪谷朗廬の号である「朗廬」にちなんだもので、純米大吟醸酒と大吟醸酒のブランドです。


このお酒は大吟醸の原酒です。


華やかで、サイダーのような香り。

飲み口は旨味を控えた辛口。
ほんのりとラッカー系の酢酸エチル香が口に残りますが。

どっしりガツンと重い。焼酎のような飲み口。

芳醇な余韻。そして酸の立つ辛口。

栓をあけて暫く経つと、紹興酒のような芳ばしい芳醇さ。
ドライに辛い。
「墨を硯で磨る」ような深い香ばしさ。

これは、なかなか個性的でうまい。

こういう感じのお酒も好きです。

大吟醸なのに、豪快さと庶民的な飲み口。

まるで「暴れん坊将軍」みたいだ。

置くが深いな〜。

うまい。

お気に入り度:3



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# by tztom | 2019-04-14 20:57 | 岡山 | Comments(0)

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醸造元:三光酒造株式会社
URL:http://www.sake-sanko.co.jp
住所:岡山県新見市哲西町上神代951
電話:0867-94-3131
創業:大正2年(1913)

使用米:雄町
精米歩合:65%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:18度
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

岡山県新見市哲西町(てっせいちょう)は広島県に接する岡山県中西端の山間部、人口約3,000人が暮らす町で、平成の大合併によって2005年に新見市の一部となりました。

JR伯備線と芸備線が分岐する備中神代駅から二駅の市岡駅が最寄り。

JR芸備線と併走する国道182号線沿いに三光酒造はあり、芸備線の車窓からも蔵を見ることができます。

蔵元の正面には蔵名の由来となっている三光鳥が住むと言われる三光山があって、蔵の裏手を神代川が流れます。

こんな山奥にある酒蔵ですが、アメリカンドリームで生まれた酒蔵だそうです。

アメリカに移民して苺栽培で成功し、多くの財を築いた創業者の宮田重五郎が帰国して故郷の地で大正2年(1913)に創業。
商標の「苺マーク」はそれに由来します。

国道を挟んで蔵を構え、日本酒の他にも米焼酎や味醂なども作っています。

主力銘柄は『三光正宗』と『三光』ですが、現在は特約店向けの「無濾過生原酒」を基本とした新ブランド『克正』や『天賦』シリーズも展開。

『克正』は引退した但馬杜氏「高垣克正」の名に由来します。


色は白ワインのようなキレイなうすいコハク色。

生もと造りが感じられる、香りは芳ばしく牧歌的な乳酸香が口に広がります。

飲み口は、結構辛口です。

酸が強く最初の飲み口にパンチがありますが、芳醇なふくよかさが包み込みます。

そして...やさしく消え得ていくキレ。

す〜っと消えていきます。

フレッシュですが、

重さはありません。

荒々しさも、それほどありません。

若いけど、落ち着きのある上品なお酒。

うまい。

うまいです!


お気に入り度:3




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# by tztom | 2019-04-13 22:23 | 岡山 | Comments(0)

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醸造元:有限会社 板野酒造場
URL:https://www.ginpoo.co.jp/
住所:岡山県岡山市北区一宮35
電話:086-284-1161
創業:昭和9年(1934)

使用米:雄町(岡山県産)・あけぼの
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15.5度
購入価格:720ml:1,080円(税込み)

岡山市一宮はその名の通り、備前国一宮である「吉備津彦神社」の門前町として発展した地区です。

主祭神の吉備津彦皇子は桃太郎伝説の元になった人物として知られています。

孝霊天皇の皇子であった吉備津彦皇子は山陽道の大国「吉備国」を平定するために大和朝廷から派遣され、これが「桃太郎」。そして吉備国の王・温羅が桃太郎伝説における「鬼」という訳です。

「桃太郎」は大和朝廷の地方国家併合の為のプロパガンダだったのですね。

さて、その吉備津彦神社の東側に蔵を構える板野酒造場は昭和9年(1934)創業と新しい酒蔵です。

岡山県にはもう一つ、豊臣秀吉の正室ねねの兄が藩祖の足守藩木下家2万5000石の陣屋町として今もなお古い町並みが残る足守の郊外大井地区に蔵を構える『二面』の板野酒造本家があります。

元々は陣屋町足守に蔵を構えていた「谷口屋」板野酒造場から分家した「三谷屋」が現在の板野酒造本家です。

一宮に蔵を構える板野酒造場は関係があるのでしょうか。

木下家足守藩の陣屋町である足守には足守藩のお茶室である「吟風閣」があり、銘柄『きびの吟風』はそのお茶室の名に由来します。


色はほんのりと色を感じる薄いコハク色。

そして、香ばしい乳酸香。

飲み口は、旨味ひかえめ、酸もひかえめ、中庸でライトな辛口です。

香ばしく、ひかえめでやさしい。

うん、うまい。

これは、燗にすると羽が開くか、と燗にしてみました。

芳ばしい。もろに牧歌的。

でも辛口。

芳醇ながらも、酸、渋、苦味が立ってシャープな辛口。

後味のスッキリとしたキレ。

燗はいいかも。

うまい。

お気に入り度:3


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

きびの吟風 吉備津蔵 純米酒 720ml 板野酒造場
価格:1080円(税込、送料別) (2019/4/7時点)



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# by tztom | 2019-04-07 19:19 | 岡山 | Comments(0)

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醸造元:室町酒造株式会社
URL:http://sakuramuromachi.co.jp/
住所:岡山県赤磐市西中1342-1
電話:086-955-0029
創業:元禄元年(1688)

使用米:雄町(岡山県産)
精米歩合:65%
日本酒度:+5.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,080円(税込み)

岡山市の東に接する赤磐市は、平成の大合併で2005年に赤磐郡の山陽町・赤坂町・熊山町・吉井町の4町が合併して生まれた市で、その中心部は旧山陽町です。

中心市街から北西郊外の県道沿いに蔵を構える室町酒造。

現在の岡山県域が江戸時代には池田藩の支配だった中で、赤磐地域は幕府直轄の天領でした。

室町酒造蔵元の先祖、花房(はなふさ)家は幕府から在郷の庄屋としての任を与えられた旧家でした。

元禄元年(1688)頃、大庄屋を任されていた花房十右衛門が余剰米を使った酒造りを始まりで、江戸時代後期の文政2年(1819)頃に花房卯衛門(うえもん)が酒屋を事業としました。

明治28年(1891)には花房家は1500石を越え、「花房本家酒造」と名乗るようになりますが、蔵元九代目花房誉雄(たかお)が昭和26年(1951)に花房本家酒造から「室町酒造株式会社」に改組して今に至ります。

日本酒の他に、焼酎やリキュールなども造っています。

主力銘柄の『櫻室町』は、もともとは『室町』という銘柄でした。

この『室町』は明治中期に三越百貨店からの発注により造られた、東京日本橋の室町にある三越百貨の手印(プライベートブランド)だったものです。

しかし、商標登録制度が甘かった戦中・戦後の混乱期に『室町』という名前を他の蔵元に先に登録されてしまいます。そこで“櫻”の一文字を上に付けて、『櫻室町』が生まれました。


この「美燗酒」と銘打ったお酒は辛口本醸造酒を1年以上熟成させた、燗酒の為のお酒だとか。


色はそんなに濃くはありませんが、少し野趣的な乳酸香。
どっしり酸が強くシャープで厚みのある辛口。

ベースが辛口のお酒ですが、のみ口は柔らかいです。

あとからシャープですが、鋭すぎない。

旨味が出てきて、酸味、苦味、渋味のバランスもよく、食中酒としても飲み飽きしな印象です。

うまいな。

さて、本命の燗にしてみる。

第2回燗酒コンテストで金賞を取ったそうです。

どっしりとした甘辛口。

少々べたつきますが、ふくよかで安定してきます。

折角の「美燗酒」ですが、常温か冷やの方が個人的には良いかな。

うまいですけど。


お気に入り度:3


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

櫻室町 こだわり美燗酒 720ml
価格:1080円(税込、送料別) (2019/4/6時点)





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# by tztom | 2019-04-06 22:56 | 岡山 | Comments(0)

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醸造元:十八盛酒造株式会社
URL:https://juhachi.jp/
住所:岡山県倉敷市児島田の口5-6-14
電話:086-477-7125
創業:天明5年(1785)

使用米:雄町(岡山県産)
精米歩合:58%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,485円(税込み)

「娘十八、番茶も出花」という言葉から名付けられた『十八盛』(じゅうはちざかり)は瀬戸大橋のかかる小さな港町、倉敷市児島にあります。

十八盛酒造株式会社の前身、石合酒造場は、瀬戸内海を臨む由加山のふもとで江戸時代中期の天明5年(1785)に初代志保屋幸助が酒株を購入して創業。当時の屋号はそのまま「塩屋」でしたが、近隣の人々からは「幸助酒屋」と呼ばれていたそうです。

2代目石合幸助の時に石合酒造場となりました。そして3代目・4代目も代々「幸助」の名を襲名するのが伝統でした。

当時の銘柄は『又六』『夜桜』『花の里』など。

『十八盛』という銘柄は五代目蔵元、石合多賀治がを銘々したもので、この5代目から「幸助」の襲名をやめたそうです。

現在は純米吟醸の『多賀治』シリーズも展開しています。


このお酒はぬる燗(42度まで)がお勧めだそうです。

とりあえず、まず冷やで。

冷やといっても冷蔵温度です。

香りはメロンソーダ、バニラのようなクリーミーでフルーティーな香り。
色は薄いコハク色。

口に含むと、予想した芳醇なイメージとは真逆のシャープな辛口。

しばらく経つと、フルーティーな香りが芳醇な芳ばしい香りに変わっていきます。

燗にすると、アルコール香がやや強い。

ぬる燗がオススメで、暑すぎると酸が前面に出て来るようです。

まあ、酸味があって、ひかえめえでライトな旨味の燗酒。

透明感もあって、ドライでありながら、フルーティーなキレ。

うまい。

うまいです!

お気に入り度:3



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

十八盛 山廃純米雄町 青螺姫 720ml
価格:1485円(税込、送料別) (2019/4/5時点)




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# by tztom | 2019-04-05 01:37 | 岡山 | Comments(0)

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醸造元:熊屋酒造有限会社
URL:なし
住所:岡山県倉敷市林 705
電話:086-485-0007
創業:享保元年(1716)

使用米:雄町
精米歩合:60%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15.5度
購入価格:720ml:1,200円(税込み)

倉敷の地酒蔵としては新進気鋭の熊屋酒造は、倉敷市とは言っても、その中心部から南東へ約8km。

瀬戸大橋線と宇野線が分岐する付近の植松駅が最寄りのほとんど旧児島市域の古い家並みが残る林という集落の中に蔵を構える酒蔵です。

この林地区には熊野神社や修験道総本山五流尊流龍院があります。

主力銘柄は『巴福正宗』と上位ブランドの『伊七』ですが、この『伊七』というのは創業者の庵谷(いほりや)伊七の名にちなんだもの。

そして近年登場した新ブランドがこの斬新なラベルデザインの『庵 』(あん)シリーズです。

これもまた蔵元の姓である庵谷(いほりや)から取ったもの。(おそらく)

庵谷家はもともと和歌山県の熊野出身。江戸時代に熊野神社の改築・修繕工事の為にこの備前児島に移住して来ました。そしてこの地に根付いて農業を営みます。

見た目中規模の酒蔵の様ですが、蔵元家族と数人の蔵人で醸す小さな酒蔵です。



最近流行の無濾過系生酒かと思いきや、色はしっかりとしたコハク色。

熟成されたお酒でした。

香りはなく、飲み口はやさしいながらも透明感とふくよかさがあります。

しかし、旨味はひかえめのふわっとした淡麗、ちょっと辛口。

ほ〜。いいかも。

燗にすると、熟成感は少し抑えられ、やわらかな酸味とほどよい旨味。

ほんのり香ばしさ。

うまい。

面白く、うまいお酒です。

お気に入り度:3


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

庵【あん】備前雄町 特別純米
価格:1458円(税込、送料別) (2019/4/3時点)




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# by tztom | 2019-04-03 23:52 | 岡山 | Comments(0)

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醸造元:井手酒造有限会社
URL:http://toranoko.co.jp/
住所:佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙806-1
電話:0954-43-0001
創業:明治元年(1868)

使用米:山田錦
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:900ml:1,429円(税込み)

井手酒造は九州の北部、佐賀県の南西部に位置するお茶と温泉で有名な嬉野町にあり、温泉街の中心部にて創業当時の面影を残す酒蔵です。

武雄温泉と並び佐賀県を代表する名湯地である嬉野温泉の歴史もまた古く、神功皇后の西征にまで遡るとか。江戸時代には長崎街道の宿場町としても栄えました。

表通りからは白壁土蔵の商家、裏の塩田川沿からは和洋折衷の大きな屋敷。

それが明治元年(1868)創業の井手酒造。

創業者井手與四太郎は、製茶の研究や海外輸出等に専念する傍ら、塩田川(地元では嬉野川)の清水を使った日本酒造りにも進出しました。

主力銘柄の『虎乃児』は初代與四太郎が、「虎はわが児を思う情けが非常に深い、その虎の児のように情けをかけ長く愛飲してもらいたい。そして千里を走る虎のように、その名が広く響き渡るように」との思いをこめて銘々されました。

ちなみに二代目井手又次郎は、嬉野温泉株式会社の取締役社長にも就任しています。

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レトロな雰囲気を漂わせる井出酒造ですが、なんと2003年にJAXA(宇宙航空研究開発機構)の小惑星探査機『はやぶさ』の性能計算書(飛翔実験計画書)の表紙として使用された事で注目されました。
さらにそれは、渡辺謙主演の映画「はやぶさ ~遙かなる帰還~」でも忠実に再現されていました。

そんな井出酒造が醸す純米酒。

5合(900ml)でこの価格。コスパ高い。

晩酌向けの純米酒です。

しかし!安かろう多かろう、な味の酒ではありませんでした。


色は無色透明。

ほんのりとメロン、マスカットのような香りです。

なんだ、このフルーティーで清楚な吟醸香は...。

フルボディなしっかりとした飲み口。

米の旨みがしっかりと高い次元でまとまっています。

キレイなお酒です。

日本酒の基本を抑えたお酒です。

燗にすると、メロンやマスカット系のフルーティーさが旨味を後押し。

きっちり、はまります。

うまい。

これはうまい。

うまいです!!

お気に入り度:4



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# by tztom | 2019-03-30 00:48 | 佐賀 | Comments(0)

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醸造元:有限会社吉武酒造場
URL:なし
住所:佐賀県佐賀市川副町大字犬井道735
電話: 0952-45-1625
創業:江戸末期(1860年頃)

使用米:-
精米歩合:70%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:19度以上20度未満
購入価格:900ml:1,038円(税込み)

吉武酒造場のある佐賀郡川副町(かわそえまち)は平成の大合併により2007年に佐賀市に編入された農業を中心とした水辺の町ですが、実は佐賀市の空の玄関口である佐賀空港の町でもあります。

この川副町は江戸時代中期から行われた干拓によって作られた地域で、堀のような水路(クリーク)が水田や集落を縦横に走っています。

隣接する福岡県の大川市や柳川市もまた同じくクリーク地帯の町として知られています。

広大な水田地帯の中に点在する在郷集落の中でも最も大きい犬井道集落は商店街も有する旧川副町の中心集落です。

中心商店街の外れに蔵を構える吉武酒造場。
ここもまた堀のようなクリークに囲まれている伝統的な佇まいの酒蔵です。

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吉武酒造場は、江戸末期(1860年頃)の創業で、地主だった吉武家が米を利用して酒造りを行ったことに始まります。
その後の明治20年(1887)に法人化しました。

主力銘柄『御宴』は明治天皇行幸の際に下賜されたものとか。

そんな吉武酒造場ですが、現在は後継者の問題もあって委託製造して販売しています。

ラベルに製造記号が見当たりません。
瓶詰めだけ自社で行っているのかな。

造っているのは隣町、久保田町の梅乃窓酒造でしょうか。
しかし、王冠にあるデザインは、唐津市にある酒蔵のものでした。



ほのかに薄にごり。

芳醇で牧歌的な干し草のような香りと、インパクトのある重厚な甘み。

甘口、でも辛い。

酸が強くで濃い。

でも、うまい。

雑味は少なく真っ直ぐとした味わい。

たまにはこう言うお酒も良いよね。

うまいです。

お気に入り度:3



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# by tztom | 2019-03-28 01:21 | 佐賀 | Comments(0)