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醸造元:有眼会社 北村醸造場
URL:なし
住所:庄原市東城町東城 356
電話:08477-2-0009
創業:天保年間(1830~1844)

使用米:中生新千本
精米歩合:65%
日本酒度:+2.0
酸度:1.7
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:720ml:1,814円(税込み)

広島県北部、鳥取県と岡山県に接して中国山地にたたずむ、かつては人口約1万300人が暮らす町、旧比婆郡東城町。

平成の大合併で2005年に庄原市の一部となったこの東城町は、古来より「たたら製鉄」で栄えた城下町(陣屋町)でした。

東城という地名は、南北朝時代に奴可郡を東西に分けた地域名東条・西条に由来し、その後戦国時代にこの地域を治めた宮氏はそれぞれの地に五本竹城と大富山城を築き、東城と西城と呼んだ事にちなみます。

ちなみに西城は比婆郡西城町となりますが、同じく庄原市に合併しました。

東城は古くから山陰と山陽を結ぶ街道が通る交通の要衝でもあり、それゆえに今もこの小さな町には3軒の酒蔵が残ります。

が、その内の一つ浮心酒造(明治27年創業)はすでに廃業してしまい、現在の残るのは生熊酒造と北村醸造場のみ。

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北村醸造場は江戸時代後期の天保年間(1830~1844) に創業した歴史の長い酒蔵ですが、現在は蔵元夫婦と蔵人夫婦の計4人で酒造りを行っている小さな蔵です。

酒名の『菊文明』は、かつての銘柄『文明』に、皇室の紋章である「菊」を合わせたもの。

菊文明の酒は、ミネラル分を含んだ硬水で醸された、しっかりした辛口の味わいで、灘の酒と同じように“秋上がりする”と言われているそうです。


契約農家でアイガモ農法によって作られた中生新千本(なかてしんせんぼん)で醸したお酒です。


色は無色で、香りも控えめ。

飲み口は気持ち酸が立って渋味が現れ、続いて透明感のある旨味につながっていきます。

若い荒さとみずみずしいクリアーなのど越し。

原酒の重み、地酒っぽいクセは一切無い、少しやさしめの淡麗辛口できれいなお酒です。

うまいですよ。うまい。

燗にすると、これが、ますます冴える!

優しくて包容力があり、包み込むようなうまさ。

ああ、これは燗もうまい!!


お気に入り度:3




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# by tztom | 2018-03-06 00:56 | 広島 | Comments(0)

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醸造元:株式会社小泉本店
URL:http://www2u.biglobe.ne.jp/~mi-yuki/
住所:広島市西区草津東3-3-10
電話:082-271-4004
創業:天保年間(1830)

使用米:千本錦
精米歩合:50%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:13度以上14度未満
購入価格:720ml:1,402円(税込み)

広島市西区、山陽本線と広島電鉄宮島線に挟まれた旧西国街道に沿って古い町並みが僅かに残る草津という町があります。

滋賀県にある東海道草津宿や群馬県の草津温泉と同じ字を書くこの草津は、古くは久曽津”という名の港町で、古代神話において神武天皇の営陣地であった事から”軍津(いくさつ)”と称した事に由来します。

戦国期には毛利氏の城下町として発展し、江戸時代には旧西国街道における広島と廿日市の間の宿、また厳島への渡船場として賑わいました。

宿場町時代の古い町並みを僅かに残す草津のシンボルが小泉本店という酒蔵です。
厳島神社へ御神酒を献上する小泉本店の、その堂々としたたたずまいは、旧家の格式を思わせます。

蔵元の小泉家の先祖はその昔、現在の広島県三原市小泉町から毛利氏の広島進出に伴ってこの地に移ってきたそうです。

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創業当時の銘柄は『延寿菊』など、いくつかの酒銘がありましたが、明治18年の明治天皇行幸の際に陛下がこの小泉本店で休息をされたことを記念して『御幸』(みゆき)」という銘柄が生まれました。

今回の『プチみゆき』は「もみじ酵母」で仕込んだ、アルコール度を抑えたライト感覚の吟醸酒です。


色は透明ですが、米の旨み甘みを感じるような甘い香りがしっかりとあります。

グラスに注いでも梨のようなフルーティーな香り。

飲み口は超優しく、水のようになめらかで、スッキリとした華やかさが口の中にひろがります。

決して線が細いお酒ではなく、しっかりとした主張は持っています。

後味もスッキリシャープなキレ。

うまい!

これは飲みやすくて、うまい酒です。

お気に入り度:4


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# by tztom | 2018-03-04 11:53 | 広島 | Comments(0)

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醸造元:小野酒造株式会社
URL:http://oigame.co.jp/index.php
住所:広島県山県郡北広島町蔵迫47
電話:0826-72-2135
創業:元禄10年(1697)

使用米:千本錦
精米歩合:50%
日本酒度:+2.0
酸度:1.0
アミノ酸度:0.8
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,512円(税込み)

北広島町は広島県の北部、標高600m~1000mの山々に囲まれた人口約2万1000人が暮らす中国山地の町。

平成の大合併で2005年に大朝・芸北・千代田・豊平の各町が合併して発足しました。

その中心地が古くから陰陽を連絡する交通の要衝として栄えた千代田町です。

中国自動車道と浜田自動車道の千代田JCTが町の中心にあります。

町の中心から浜田方面へ、国道433号線と国道261号線が合流する蔵迫地区に蔵を構える小野酒造は、江戸時代前期の元禄10年(1697)に酒造りを始めた県内でも有数の歴史を持つ酒蔵です。

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かつての千代田町には3軒の酒蔵がありましたが、現在は小野酒造が一軒のみとなりました。

酒銘の『老亀』(おいがめ)は、縁起物である亀でも特に歳をとった亀「老亀」にあやかり、長寿を祈願して名付けられたもの。


米の旨みを凝縮したような甘い吟醸香。

飲み口はクセがなく、やさしい旨味がつまったふくよかなライチのような澄んだフルーティーさ。

さらに飲み続けると、かき氷シロップのようなストロベリー感が口に広がり、その旨味のあとにほどよい苦味で切り上げる。

バランスが良く、地酒っぽいクセは一切なく、レベルが高いお酒です。

一言で言えば大手の造る安定感のある吟醸酒のようなお酒です。

うまい、これはうまい!!


お気に入り度:4




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# by tztom | 2018-02-27 00:03 | 広島 | Comments(0)

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醸造元:宝劔酒造株式会社
URL:http://www2u.biglobe.ne.jp/~houken/
住所:呉市仁方本町1-11-2
電話:0823-79-5080
創業:明治5年(1872)

使用米:八反錦(広島県産)
精米歩合:55%
日本酒度:+3.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,620円(税込み)


瀬戸内海に面した、呉市東部に位置する小さな酒どころ仁方町。

古くは「新潟」、戦国期には「仁賀田」と書かれその地名が語るように、瀬戸内海に広がる低湿地帯を生かして塩浜業と製塩関連業で栄えた町でした。

そして商業的に栄えれば酒の需要の多くなり、良質な水と在郷の米によって現在も4軒の酒蔵がひしめいています。

今や全国に広く知られる広島を代表するブランド『雨後の月』の相原酒造もこの仁方町の酒蔵ですが、同じ町内に蔵を構えるこの宝劔酒造もまた負けず、現在6代目蔵元土井忠明氏の長男で杜氏を務める土井鉄也氏によって今や全国に注目される地酒銘柄に成長中です。

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宝劔酒造の前身は瀬戸内海の島々に販路を持つ海運業でしたが明治5年(1872)に酒造業に進出したそうです。

酒銘の『宝剣』は、酒蔵の敷地内にある、「宝剣名水」と呼ばれる1日毎20トンもの湧き水に由来します。


色は無色に近く、香りは控えめながらも、ほのかにクリーミーな香り。

しかし飲み口は濃醇な旨さ。

吟醸酒の生酒らしい若い華やかさがありますが、それほどじゃじゃ馬ではありません。

やや若々しい酸味と共にフレッシュな果実のような甘さが口の中に広がります。

シュワシュワと、そしてスーっと消えていくキレ。

これはうまい!!

うまくて、飲んで楽しいお酒ですよ。

ああ、いいな〜。

お気に入り度:3




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# by tztom | 2018-02-25 07:07 | 広島 | Comments(0)

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醸造元:金光酒造合資会社
URL:http://www.kamokin.com/
住所:広島県東広島市黒瀬町乃美尾1364-2
電話:0823-82-2006
創業:明治13年(1800)

使用米:雄町
精米歩合:50%
日本酒度:+3.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

広島県西条地区から少し離れた黒瀬町地区。
かつては人口約2万4000人が暮らす加茂郡黒瀬町でしたが、平成の大合併で2005年に東広島市に編入されました。

この黒瀬町で明治13年(1800)に創業した金光酒造(かねみつしゅぞう)。

国道沿いに白壁土蔵と石州瓦、広い駐車場を持つ酒蔵です。

創業当時の銘柄は『賀茂の露』『鬼酔』『桜吹雪』などがありましたが、やがて上位銘柄の『桜吹雪』をメインブランドとします。

平成に入り季節雇用という蔵人制度の維持が困難になり、いち早く自動化を導入して普通酒醸造を始めますが、個性的な酒造りを目指して平成15年(2003)に新ブランド『賀茂金秀』を立ち上げました。

この『賀茂金秀』は特約店向けの限定ブランドですが、由来は金光酒造5代目に当たる蔵元、金光秀起氏の氏名を縮めたもの。

ちなみに山口県にも金光酒造がありますが、関係は不明です。



バニラアイスのようなクリーミーな香りです。

飲み口はまさに「バニラメロンソーダ」!!的な。

クリーミーさと、メロンのようなフルーティーさと。シュワシュワとした生酒らしいフレッシュさ。

どう味わってもメロンクリームソーダのような飲み口。

日本酒?

でも、うまい!!

若いながらも厚くダレる事なく、酸味・苦味・渋味もやさしいレベルでバランス良く保たれ、すばらしくスッキリとしたキレ。

後味の余韻もメロンクリームソーダだ。

後味の渋味がいい。

うまい。
うますぎる。
そしてキレイすぎる!

若いのに派手さが無く、上品な華やかさはありあがら。
楽しくて、しあわせな気分になれるお酒でした。


お気に入り度:4



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# by tztom | 2018-02-23 22:51 | 広島 | Comments(0)

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醸造元:盛川酒造株式会社
URL:http://morikawa-shuzo.com/
住所:広島県呉市安浦町原畑44
電話:0823-84-2002
創業:明治20年(1887)

使用米:中生新千本
精米歩合:70%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,512円(税込み)

盛川酒造のある呉市安浦町地区は、かつては人口約1万2000人が暮らす豊田郡安浦町で、瀬戸内海の古い小さな港町でしたが、平成の大合併により2005年に呉市に編入されました。

三津口湾には戦時中の鉄不足の時代に造られた珍しいコンクリート船「武智丸」が防波堤として活用され今も残されています。また日本一短い延長10.5mの「県道204号安登停車場線」がJR安登駅前にあるなど、知る人ぞ知る小さな町です。

この町の中心部から三津口湾にそそぐ野呂川沿いにさかのぼった西郊外の原畑地区に盛川酒造はあります。

創業は明治20年(1887)、郊外農村型の酒蔵です。

当時の代表銘柄は『盛鶴』、『賀茂司』でしたが、その後、現在の代表銘柄である『白鴻』(はくこう)になります。

「白鴻」とは「白い大きな鳥の総称」で、純白清楚な”おおとり”が鴻図(こうと・※大望の意)を抱いて大空に舞い上がっていく姿を表現したもの。

このお酒は2015年醸造で約2年間熟成させた、瀬戸内海の魚介類に合わせたお酒だそうです。

四段仕込みで旨みを残した、やや甘口の純米酒です。

四段仕込みとは搾る直前の醪(もろみ)に米と米麹でつくった「甘酒」を加えた製法。

2年間寝かせた古酒ですが、やや薄いコハク色で香りはほとんどありません。

口に含むと、ああ、なるほど香ばしい古酒らしい熟成香が立ち上がり、そしてやさしくも濃醇なコク。

よくある無濾過生原酒や原酒古酒系のようなアクの強い濃厚さではなく、す〜っとやさしい包容力で、かつキレもいいです。

あ〜、なんか大人の酒。的な。

うまい。

うまいです。

お気に入り度:3




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# by tztom | 2018-02-21 23:53 | 広島 | Comments(0)

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醸造元:花酔酒造株式会社
URL:(楽天市場店)https://www.rakuten.co.jp/hanayoi/index.html
住所:広島県庄原市総領町稲草1995-1
電話:0824-88-2010
創業:明治33年(1900)

使用米:山田錦(兵庫県産)
精米歩合:50%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,680円(税込み)

中国自動車道の庄原ICから南へ約10km。

かつては人口約1,800人が暮らす旧・甲奴郡総領町。

2004年に合併して庄原市の一部となりましたが、その旧・総領町の中心部稲草地区に花酔酒造はあります。

花酔酒造の創業は明治33年(1900)。

山間部の小さな酒蔵ですが、なかなか洗練されたお酒を造る蔵です。

ちなみに総領町の由来は歴史ある中世領地に由来すると思ったら、昭和30年に田総村と領家村が合併した際にそれぞれの地名から一文字ずつとった折半地名でした。


青リンゴのような香り。

飲み口はメロンのような風味を感じるスッキリとした淡麗辛口。

ちょっぴり華やかでキレイなお酒です。

飲んでいてふと思い、ぬる燗にしてみました。

やさしくふくよかで、包容力のあるお酒。

ああ、うまい。

うまいな〜、ほっこりする。

お気に入り度:3


花酔酒造オフィシャルサイト


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# by tztom | 2018-02-17 12:50 | 広島 | Comments(0)

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醸造元:生熊酒造株式会社
URL:http://ikumashuzo.com/
住所:広島県庄原市東城町川西887-1
電話:08477-2-0056
創業:慶応元年(1865)

使用米:八反錦
精米歩合:50%
日本酒度:+6.5
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,853円(税込み)

広島県北部、鳥取県と岡山県に接する中国山地の小さな町・旧比婆郡東城町。

平成の大合併で2005年に庄原市の一部となったこの東城町は古来より「たたら製鉄」で栄えた城下町(陣屋町)でした。

東城という地名は、古くは南北朝時代に奴可郡を東西に分けた地域名東条・西条に由来し、その後戦国時代にこの地域を治めた宮氏はそれぞれの地に五本竹城と大富山城を築き、東城と西城と呼んだ事にちなみます。

ちなみに西城は比婆郡西城町となりますが、同じく庄原市に合併しました。

東城は古くから山陰と山陽を結ぶ街道が通る交通の要衝でもあり、それゆえに今もこの小さな町には3軒の酒蔵が残ります。

が、その内の一つ浮心酒造(明治27年創業)はすでに廃業してしまいました。

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生熊酒造は幕末の慶応元年(1865)に創業。

酒銘の『超群』は連山の中でひときわそびえる富士山のように、そして群鶏の中で一羽の鶴のように酒造界に秀でることを願って昭和元年付けられたもの。

以前は東城の古い町並みの中にある伝統的な佇まいの酒蔵でしたが(広島県庄原市東城町東城43-1)、2016年4月に郊外に近代的な酒蔵を建て本社もそこに移転しました。


香りはなく、ほんのりと干し草っぽい乳酸香。

すっきり、旨味控えめな淡麗辛口のお酒です。

華やかさは無く、シャープでクリアな飲み口。

やや後味に渋味と苦味が残りますが、個性的な吟醸酒です。

まあ、うまい。

お気に入り度: 3



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# by tztom | 2018-02-14 01:40 | 広島 | Comments(0)

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醸造元:久保田酒造株式会社
URL:https://www.hishimasamune.co.jp/
住所:広島市安佐北区可部2-34-24
電話:082-812-2185
創業:慶応4年(1868年)

使用米:八反錦
精米歩合:55%
日本酒度:+2.0
酸度:1.1
アミノ酸度:1.1
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

広島駅から可部線で終点の安佐北区可部には数軒の酒蔵をはじめ、伝統的な古い町並みが残されています。

可部は中世には南村市と呼ばれた市場町で、戦国期には高松城の城下町として発展。江戸時代には郡代官所の所在地として、また雲石往還と石見浜田往還、太田川舟運の水陸交通の要衝として栄えました。

そんな可部の町には近年まで『菱正宗』の久保酒造、『旭鳳』の旭鳳酒造の他『白瀧』の白石酒造、『旭鶴』の上久保酒造がありましたが、白石酒造は廃業してしまい、現在残るのは久保酒造と旭鳳酒造の2軒のみです。

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久保田酒造の創業は慶応4年(1868年)でこの年は明治元年でもあります。

酒銘『菱正宗』は酒蔵にある菱形の井戸に由来。
この井戸の水は太田川の伏流水で酒の仕込み水に使用しています。

吟醸酒『栄助』は久保田酒造創業者の名。

色は無色透明で香りも控えめ。

飲み口はスッキリとした淡麗辛口。

ややシャープな飲み口の奥に、ふくよかな旨味とコクがあって、後味は水のようにさっぱりもしている。

華やかさは無いけど、純米吟醸的なうまさと安定感。

うまい。

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# by tztom | 2018-02-11 18:47 | 広島 | Comments(0)

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醸造元:比婆美人酒造株式会社
URL:なし
住所:広島県庄原市三日市町232-1
電話:0824-72-0589
創業:昭和23年(1948)

使用米:-
精米歩合:50%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,646円(税込み)

広島県の最北東端に位置し、岡山県、鳥取県、島根県と接する人口約3万5000人が暮らしている庄原市。
平成の大合併で周辺6町を合併して広島県最大の面積を誇る町となりました。

中国山地の中の盆地に開けた庄原市は、隣の三次市が城下町として栄えたのに対して、古くから市場町として発展しました。

中世の庄原には、盆地の中心部に開けた”庄原市(いち)”と西城川河岸段丘上 に開けた”三日市”の2つの市場町が発達し、互いに競合しあって町は発展しました。

現在庄原市の中心市街となっている本町がかつての庄原市(いち)の場所ですが、往時を偲ばせる遺構は残されていません。一方で西城川の河岸段丘上に発展した三日市には、ゆるやかな坂道を下る旧備中新見路筋に沿って古い街並みが残されています。

この古い町並みの裏手に蔵を構える比婆美人酒造。蔵というよりは工場です。

もともとは備北地方一帯に点在していた9つの蔵が昭和23年(1948)合併して設立された「平和酒造」が前身です。後の昭和35年(1960)に比婆郡に由来する比婆美人酒造に社名変更しました。


色は無色透明で、華やかな吟醸香です。

やさしく、フレッシュで透明でクセのないフルーティーな飲み口。

準大手っぽい安定感のある吟醸酒らしいお酒です。

うまい。

うまいです。

お気に入り度:3




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# by tztom | 2018-02-09 21:48 | 広島 | Comments(0)