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空之鶴 特別純米酒 生酒[西海酒造]_f0138598_17353672.jpg

醸造元:西海酒造株式会社 
URL:https://www.soranotsuru.com/
住所:兵庫県明石市魚住町金ケ崎1350
電話:078-936-0467
創業:享保元年(1716)

使用米:山田錦
精米歩合:60%
日本酒度:+4.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:2,260円(税込み)


明石市魚住地区は灘五郷の一つで「西灘」と呼ばれています。

酒蔵の多くは海沿いに蔵を構えますが、西海酒造は少し内陸部、国道2号線から少し入った金ケ崎地区にあります。

ちなみに西海は「さいかい」では無く「にしうみ」と呼び、蔵元の姓で、江戸時代は庄屋を務め、8代将軍徳川吉宗の時代の享保元年(1716)に初代西海太兵衛が創業しました。

当主は代々「太兵衛」を襲名していて現在は9代目だそうです。

空之鶴 特別純米酒 生酒[西海酒造]_f0138598_17354141.jpg


主力銘柄『空之鶴』は、初代が「空に舞う美しい鶴に乗って大空を翔る夢」を見て命名。

西海酒造では酒造りだけでなく、米作りから行っていて、蔵に隣接する水田で毎年約6トンの酒米を生産しています。

ラベルの文字は現在の蔵元によるもの。


薄いコハク色ですが、香りは控えめ。

飲み口は最初はフルーティで、中盤から酸の強い辛口に、そして厚みのある旨味に変わっていきます。

生酒ですが、購入したのは10月だった為か、それほど若い酒の荒々しさはなく、落ち着いた飲み口です。

最初は酸がちょっと強いかな、と思いましたが、しかし、栓をあけてしばらくすると、酸は抑えられ、やさしい旨口の飲み口にかわりました。

クセの無いバランスの良いお酒です。

うまい!

この安定感はさすが灘の酒って感じです。


お気に入り度:3




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# by tztom | 2021-01-10 17:50 | 兵庫 | Comments(0)

武庫泉 燗酒[安井酒造]_f0138598_15520749.jpg

販売元:安井酒造有限会社
醸造元:不明 
URL:なし
住所:兵庫県三田市東本庄167-1
電話:0795-68-1003
創業:明治10年(1877)

使用米:-
精米歩合:-
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満

購入価格:1800ml:1,600円(税込み)


三田市は神戸市と丹波篠山の中間に位置する阪神地域北部の町で、周囲を山々に囲まれた自然豊かな田園都市です。

古くは金心寺の門前集落として形成されていた町場が、戦国時代、江戸時代を経て九鬼家三田藩3万6000石の陣屋町として発展します。

摂津の米相場を決めるほどの米集散地として発展した町人町が現在の中心市街の三田町で、数多くの豪商を輩出しました。

現在も町の中心には伝統的な家並みが残されています。

三田市の中心部から車で約30分ほどの北部郊外の田園地帯。

中世に森鼻氏が築いた山城、本庄丸山城の麓に蔵を構える安井酒造は明治10年(1877)に初代安井萬蔵が創業しました。

しかし、戦時中の企業整備令により昭和20年に三田町の井元作次酒造場と長尾村(神戸市北区)の三谷合名会社の3者で合併し三田酒造有限会社が設立されます。

やがて昭和35年に三田酒造有限会社から分離独立して安井酒造有限会社として今に至ります。

安井酒造は日本酒の他に醤油も醸造していました。

蔵のすぐ前を武庫川が流れますが、主力銘柄の『武庫泉』はこれに由来します。

武庫泉 燗酒[安井酒造]_f0138598_15520310.jpg


2019年の台風で、醤油蔵と酒蔵が倒壊。

現在は自醸はしていない様ですが、醸造元は不明です。

かつては自社で瓶詰めを行っていたようですが、瓶詰場も台風で倒壊してしまいました。

ラベルには「加工者」との表記のみあります。

最近は「甘酒」で有名。

このお酒は蔵元で直接購入してきました。


糖類無添加の普通酒ですが、作っているのは灘の大手でしょうか。

かつて冠には銘柄が印刷されていたようですが、今は無印でした。


色は無色透明。

香りは「ザ・清酒」って感じの安定感。

飲み口は、酸が強めのキリリとした中に、甘さとコクが感じられ、後味のキレもいいです。

ズバリ、雑味も無くバランスの良い安定したお酒。

まあ、うまいです、ふつうに。

そして燗にしてみます。

するとなんと、だてに「燗酒」をうたっている訳ではなく、ものすごく燗酒らしい性格に変貌します。

透明感のあるライトな飲み口ながら、しっかりと厚みのあるやさしいうまみ。

飲んでホッコリします。

料理と合うし、盃が止まらない。

これはうまい。


お気に入り度:3



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# by tztom | 2020-12-29 15:53 | 兵庫 | Comments(0)

花衣 純米吟醸[川辺酒造]_f0138598_20012788.jpg

販売元:川辺酒造有限会社
醸造元:江井ヶ鶴酒造株式会社 
URL:http://www.hanagoromo.co.jp/
住所:兵庫県川辺郡猪名川町木津字南垣内9-2
電話:0727-68-0003
創業:昭和18年(1945)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:-2.5
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,602円(税込み)

猪名川町(いながわちょう)は、兵庫県南東部に位置する人口約3万人が暮らす町。

のどかな里山や田園地帯が広がりますが、阪神地域のベッドタウンとして発展しています。

そんな猪名川町の郊外の田園地帯に蔵を構える川辺酒造の創業は昭和18年(1945)と若いですが、これは戦時中の企業整備令によって同地域の5軒の酒蔵が合併して設立された事にあります。

合併前の各酒蔵は下記のとおり。
『萬歳亀』 三浦酒造 大正11年(1922)創業
『屏風岩』 松原酒造 明治元年(1872)創業
『李白』 下岡酒造 安永6年(1777)創業
『福は内』 肥爪酒造 明治元年(1872)創業
『北摂正宗』 西尾酒造 天保年間(1831-1845)創業


花衣 純米吟醸[川辺酒造]_f0138598_20013284.jpg


合併して生まれた酒蔵の社名「川辺酒造」は蔵が猪名川沿いに建っているからか。

統一銘柄の『花衣』は、「猪名川に咲く桜のように、清酒界の花王となるように」という願いを込めたもの。

そんな川辺酒造は現在は自醸しておらず、西灘の大手酒蔵「江井ヶ嶋酒造」が醸造しています。

蔵では直売もしていませんが、蔵から車で約5分ほどの「道の駅おながわ」で販売しているという情報を得て、道の駅で購入。




香りは控えめながらも華やかなフルーティーさを感じます。

飲み口は冷やだと、やさしく上品でブレのない引き締まったやさしい旨味と後味のキレ。

リンゴ、いやナシのようなみずみずしい透明感。

しかも旨味、甘味が感じられるのに、決してべとつかず、後味の透明感。

しかも、飲んでいても口に広がる華やかさ。

うまい、これはうまい!!

さすが、大手酒蔵の酒...。

地酒というカテゴリー的には微妙だけど、とにかくうまい

ああ、うまい!


お気に入り度:4




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# by tztom | 2020-12-24 20:04 | Comments(0)

千鳥正宗 純米酒 三田壱[岡村酒造場]_f0138598_19162447.jpg

醸造元:岡村酒造場
URL:https://www.eonet.ne.jp/~okamura-sake/
住所:兵庫県三田市木器340
電話:079-569-0004
創業:文久元年(1861)

使用米:五百万石
精米歩合:70%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:900ml:1,360円(税込み)

三田市は神戸市と丹波篠山の中間に位置する阪神地域北部の町で、周囲を山々に囲まれた自然豊かな田園都市です。

古くは金心寺の門前集落として形成されていた町場が、戦国時代、江戸時代を経て九鬼家三田藩3万6000石の陣屋町として発展します。

摂津の米相場を決めるほどの米集散地として発展した町人町が現在の中心市街の三田町で、数多くの豪商を輩出しました。

現在も町の中心には伝統的な家並みが残されています。

その町の中心から北東郊外に広がる田園地帯、木器(こうづき)地区に蔵を構える岡村酒造場は、江戸時代後期の文久元年(1861)に初代岡村幸平によって醤油醸造場として創業。
その後2代目岡村栄吉から酒造業を創め、現在は5代目岡村隆夫に至ります。

千鳥正宗 純米酒 三田壱[岡村酒造場]_f0138598_19162812.jpg


創業当時からの主力銘柄は『山草正宗』という、のどかな郷の雰囲気を感じさせる名称でしたが、大正10年に飲み口の軽やかなほろ酔いの酒にちなんで、『千鳥正宗』にあらためました。

蔵へは県道323号上佐曽利木器線沿いの行列の出来る食堂「木器亭」(こうずきてい)が目印。

羽束川沿いに建つ茅葺き屋根の母家がランドマーク。

今回の純米酒は、アルコール度が少し高めで、しかも900ml瓶とお得なお酒です。

色は結構無色透明。
まずは、牧歌的で熟成されたうまみと甘味を香りから感じます。

飲んでみると、酸はほとんど感じず、口当たりは柔らかくで優しく飲みやすい。

熟成香がバランス良くほんのり感じて、ああ地酒だ〜って感じで、地元の料理とのマリアージュはきっと良いでしょう。

いや〜、うまい!

そして、これ。燗にすると、最強!

ふっくらやさしい飲み口ですが、中盤から後半にかけてガツンとキレのある後味。

やや牧歌的な香ばしくやわらかくも重厚な旨味。

やさしさを兼ね揃えた男酒。

やや、べた付きますが、それは味が払拭。

うまい、うまいな〜。


お気に入り度:4



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# by tztom | 2020-12-15 19:18 | 兵庫 | Comments(0)

千松島 純米酒 [千松島]_f0138598_14392243.jpg

販売元:株式会社 千松島
醸造元:株式会社 田中酒造店
URL:<a href="https://www.chimatsushima.com/sake/"_blank">https://www.chimatsushima.com/sake/</a>
住所:宮城県仙台市青葉区国分町2丁目11-11
電話:022-222-4406
創業:万治3年(1660)

使用米:ササニシキ
精米歩合:55%
日本酒度:+2.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,254円(税込み)

久しぶりの投稿です。


今回は、現在仙台市内で唯一の酒蔵、『千松島』(ちまつしま)という銘柄を販売している(株)千松島はのお酒です。

仙台市内には、かつて『志ら梅』の吉岡酒造店が同じ国分町に、また『勝山』の仙台伊澤家勝山酒造も近くの上杉という場所にありましたが、吉岡酒造店は酒造業から撤退して、駐車場と貸しビル業に。仙台伊澤家勝山酒造は酒造部門を郊外に移転して元の蔵は同じく立体駐車場に転用しています。

まあ、時代の流れですね。で、

千松島の前進である菅原酒造店は江戸時代前期の万治3年(1660)に初代菅原甚左衛門が創業しました。

以来当主は代々甚左衛門を襲名しています。

創業当時の銘柄は分かりませんが、明治に入って6代目菅原甚左衛門が現在の銘柄『千松島』を送り出しました。

松島と言えば宮城県の景勝地にして日本三景の一つとして知られていますが、かつては松島湾に浮かぶ「雄島」のことを指していました。

しかも当時の名は『千松島』(ちまつしま)と言ったそうです。

昭和32年7月(1957)千松島酒造株式会社に社名変更。

しかし昭和44年に自社での酒造をやめて集約醸造に転換(加美郡加美町で『真鶴』を醸す田中酒造店)。

酒蔵の跡地はビルに転換し、現在は小売りのみを行っています。

(ただし主に仙台市内の業務酒販に特化していますが、駐車場で『千松島』の購入を伝えると特別に小売りしてくれるそうです)


酒米にササニシキを使用。
かなり挑戦的です。

色はうすいコハク色です。

ほのかに牧歌的な熟成された乳酸香。

でも、ビターではなく、ほのかにフレッシュな甘味が顔を出します。

クセはなく、酸もほとんど無く、飲めば飲むほど優しい。

そして、深い。

おお。

個性がありながらも、ほどよくライト。

う〜ん。

想像以上に、うまい酒です。

うまいなー。


お気に入り度:3



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# by tztom | 2020-11-15 14:43 | 宮城 | Comments(0)