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醸造元:株式会社盛田庄兵衛酒造店
URL:http://www.morishou.co.jp/
住所:青森県上北郡七戸町字七戸230
電話:0176-62-2010
創業:安永6年(1777)

使用米:華吹雪
精米歩合:60%
日本酒度:+5.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:18度以上19度未満
購入価格:720ml:1,502円(税込み)

七戸町は青森県の中東部に位置する人口約1万4000人が暮らす町。

この七戸は江戸時代、南部藩の七戸通(しちのへどおり)の中心地として代官所がおかれ、奥州街道の宿場町、商業の町として発展し、明治維新後は一時期七戸藩の陣屋町となります。

七戸町の中心部には武家屋敷の遺構と2軒の酒蔵が軒を連ねていました。

うち1軒の十和田正宗盛喜は廃業してしまい、現在残るのは盛田庄兵衛酒造店のみ。

江戸時代の南部藩の経済を支えたのは近江商人。

七戸もまた近江商人の町です。

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盛田庄兵衛酒造店の前身は初代盛田平次兵衛に始まる呉服商でしたが、江戸時代中期の安永6年(1777)に六代目の盛田庄兵衛が屋敷内に湧く水の良さに気づき、『角屋』の屋号で酒造りを始めました。

盛田家は江戸期を通して豪商で、七戸近郊には盛田牧場もあり、また七戸町の議員や農業会長、産馬畜産組合長などもつとめた家柄です。

蔵元は代々盛田庄兵衛を襲名し、近年までは「盛庄商店」として、酒造業の他にガソリンスタンドやLPガス事業も行っていました。

しかし、「盛庄商店」は平成21年(2009)年に石油関連事業の悪化によって倒産してしまいます。

そんな中、酒造部門は好調だった為に、盛田庄兵衛酒造店を分社独立させ今に至ります。


「夏の吟醸酒」は夏らしいブルーボトルに青の銘柄のラベル。

生酒では無く火入れの吟醸酒。

このお酒のコンセプトは「ロックで飲んでもダレないお酒」だとか。

なんか、いろいろ挑戦して頑張っている酒蔵です。


香りからして、米の旨いがガツン。

力強い!!

香りも華やか。

ガツンだけれども、飲み口はキレイで淡麗さも。

吟醸酒の原酒らしい、パンチのあるお酒。

うまい。

パンチがあるのに飲み飽きしません。

ああ、うまいな〜。

お気に入り度:4




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by tztom | 2019-09-08 18:58 | 青森 | Comments(0)

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醸造元:合資会社柴田酒造場
URL:https://www.shibatabrewery.com/
住所:愛知県岡崎市保久町字神水39
電話:0564-84-2007
創業:天保元年(1830)

使用米:山田錦(兵庫県産)
精米歩合:70%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,400円(税込み)

岡崎市の中心部から車で30分ほど走った三河山地の山中。

2006年に岡崎市に編入される以前の、旧額田郡額田町は人口約9000人ほどの山間の町でした。

標高350mの山あいに蔵を構える柴田酒造場は、作手村との境にある下山地区の保久の神水地区で江戸時代後期の天保元年(1830)に創業しました。

硬度0.2という極めてやわらかな幻の軟水「神水(かんずい)」がその地名という酒造りに適した地。

当時、庄屋で地主でもあった柴田家が余剰米を用いて酒を造り、それを売り出したことに始まります。

明治31年に蔵が火災で焼失、樽の中の酒が川に流れ出し遥か下流の岡崎市まで流れ着いたことから、この川の上流に造り酒屋があることが知られ、主力銘柄の『孝の司』の名が広く知れ渡ったという逸話があります。

『GIN』シリーズは米の旨味を感じる食中酒を目指して作られた限定流通ブランド。


香りは控えめ。

飲み口は酸味が無く、苦味、渋味がほどよくバランスしています。

辛口ながらも、しっかりとした芯のある控えめな旨さ。

控えめだけど、細いわけではない。

旨味がある。

うまい。

燗にしてみると、これは正解。

香り、旨味が増して、苦味、渋味も心地よい。

そして、サクッとしたキレ。

ふわっと、やさしい。

このお酒は、キンキンに冷やすより常温か燗の方がうまいです。


お気に入り度:3



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by tztom | 2019-07-03 20:35 | 愛知 | Comments(0)

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醸造元:かち鶴酒造株式会社
URL:http://www.kachizuru.com/
住所:089-962-2017
電話:愛媛県伊予郡砥部町宮内542
創業:明治5年(1872)

使用米:松山三井
精米歩合:70%
日本酒度:-1.0
酸度:2.0
アミノ酸度:-
アルコール度:19度以上20度未満
購入価格:900ml:1,620円(税込み)

200年以上の歴史を誇る「砥部焼」の里、砥部町は松山市の南に位置する人口約20,000人が暮らす町。

砥部という地名は古来より良質の砥石「伊予砥」を産出した事に由来します。

この砥部町の中心部、宮内地区に蔵を構えるかち鶴酒造。

ベッドタウンとして開発が進む閑静な住宅街の中にぽつんと酒蔵はあります。

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かち鶴酒造は明治5年(1872)に大向(おおむかい)勝三郎氏が創業。

酒銘『かち鶴』とは、この大向勝三郎氏の名と、妻つるの名をそれぞれ取ったもの。

120石の小さな酒蔵ですが、生原酒と生原酒の古酒の2本立て。

生原酒古酒は3年、6年、11年ものとあり、火入れをしないで原酒のまま仕込み蔵で寝かしています。

ちなみに、糖類を添加しています。

このお酒は3年熟成酒をさらに2年熟成させた5年もの。


クリアタイプのリンゴジュースのような濃いコハク色。

飲み口は濃厚で甘く、それでいてキレがいい。

ドッシリとしていますが、雑味はないクリアな飲み口。

芳ばしく、みりんの様にまろやかで、濃く甘い。

チョコレート、ビター系。のような辛さ。

酸味の辛さではなく醤油系の辛さ。

濃いけど、結構飲み飽きしない。

後味がほのかにフルーティー。

うまい。

お気に入り度:3




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by tztom | 2019-06-06 00:10 | 愛媛 | Comments(0)

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醸造元:株式会社世界一統
URL:http://www.sekaiitto.co.jp/
住所:和歌山県和歌山市湊紺屋町1-10
電話:073-433-1441
創業:明治17年(1884)

使用米:山田錦・オオセト
精米歩合:50%
日本酒度:+5.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:720ml:1,512円(税込み)

和歌山市駅近くに蔵を構える、和歌山を代表する銘柄の一つ世界一統。

その壮大な銘柄は早稲田大学の創立者であり第18・17代内閣総理大臣をつとめた大隈重信氏によって銘々されたもの。

明治17年(1884)に初代、南方弥右衛門が紀州藩の籾倉を譲りうけて、南方酒造として創業。

知の巨人ともいわれ。植物、粘菌、さらに民俗学や博物学に大きな業績を残した南方熊楠氏(みなかたくまぐす)は、この蔵の創業者である南方弥兵衛の実子で2代目南方常楠の兄。

現在本社ビルがある場所は紀州藩出身で8代将軍徳川吉宗によって正徳3年(1713年)に創設された学習館藩校跡地。

とにかく、すごいスペックと歴史を持つ旧家です。

和歌山だけでなく、灘の西宮や広島の西条にも酒蔵を持ち、戦前は海外にも販路を広げていたそうです。



色はほのかにうすいコハク色。

香りは控えめです。

飲み口は、超フレッシュでフルーティー。

酸はなく、スッキリ、した心地よい飲み口。

なんだ、この口いっぱいに広がる華やかさは。

苦味、渋味、辛味と旨味、華やか香りが高次元で融合。

とてもキレイな仕上がり。

原酒だけども17度。

重くない。

さすがというか、準大手蔵の安定感。

うまい。

ああ、うまい酒です。


お気に入り度:4



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by tztom | 2019-04-30 02:14 | 和歌山 | Comments(0)

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醸造元:三冠酒造有限会社
URL:http://www.sankan.co.jp/
住所:岡山県倉敷市児島下の町 2-9-22
電話:086-472-3010
創業:文化3年(1806)

使用米:朝日(岡山県産)
精米歩合:55%
日本酒度:+6.0
酸度:1.8
アミノ酸度:1.1
アルコール度:18度
購入価格:720ml:1,512円(税込み)

瀬戸大橋を見上げる倉敷市児島下の町。

今は漁港集落ですが、古くから塩田と干拓新田による綿作が主な産業で、江戸期には織物業や酒造業も盛んでした。

また讃岐金毘羅参詣や四国遍路の渡し場としても栄え、参詣客で賑わった町です。

この児島下の町に蔵を構える三冠酒造は、江戸時代後期の文化3年(1806)に初代洲脇吉蔵が、倉敷市児島の山沿いの地で『ますや』の屋号で創業。後の安政年間に現在の下村(当時)へ移転しました。

当時の主力銘柄は『富士正宗』でしたが、明治36年(1903)の「第五回内国勧業博覧会」にて天皇陛下より褒状を授与されたのを期に銘柄を『祇園』に変更。

さらに明治44年(1911)も同様に『祇園』が褒状を授与された事で、銘柄を今に続く『三冠』と改めます。

戦中戦後は統制によって酒造りを休止しますが、昭和30年(1950)に「三冠酒造有限会社」として法人化して再開します。

水島新司作の野球漫画「あぶさん」に登場し、主人公が飲んで三冠王を採ったとされるお酒です。

岡山を代表する酒米「朝日」で醸したお酒。


いろは薄いコハク色です。

香りはリンゴ、梨系のフルーティーな吟醸香。

飲み口は芳醇で米の旨さのコクのあとに厚みのあるフルーティーな余韻。

酸はほどほど、苦味、渋味のバランスも良くて飲みやすいです。

倉敷市児島は何度も訪れた町ですが、こんなうまい地酒があるなんで、最近になって知りました。

生原酒なのに、若すぎない。重くない。

うまいな〜。

うまいです。


お気に入り度:3



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by tztom | 2019-04-20 18:06 | 岡山 | Comments(0)

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醸造元:山成酒造株式会社
URL:https://yamanari.jp/
住所:岡山県井原市芳井町簗瀬23
電話:0866-72-0001
創業:文化元年(1804)

使用米:山田錦
精米歩合:-
日本酒度:+7.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17.5度
購入価格:720ml:1,752(税込み)

井原市は広島県福山市と接する岡山県西端部に位置する町です。

岡山県よりはどちらかと言えば広島県福山市と文化的、経済的にも深い結びつきをもつ町です。

で、平成の大合併で2006年に編入された後月郡(しつきぐん)芳井町と小田郡美星町のうち、旧芳井町に蔵を構える山成酒造は江戸時代後期の文化元年(1804)に創業。

小田川沿いを走る国道313号線はかつて東城往来や雲州街道、さらには備中往来とも呼ばれた街道で、今も旧道沿いには古い町並みが残ります。

山成酒造のある簗瀬地区のその一つ。

主力銘柄の『蘭の譽』は、この蔵の酒を愛飲した幕末の漢学者・阪谷朗廬が命名したもの。
ちなみに阪谷朗廬は造り酒屋の三男でした。
さらには作家・谷崎潤一郎も好んだことで知られます。

『朗廬の里』は阪谷朗廬の号である「朗廬」にちなんだもので、純米大吟醸酒と大吟醸酒のブランドです。


このお酒は大吟醸の原酒です。


華やかで、サイダーのような香り。

飲み口は旨味を控えた辛口。
ほんのりとラッカー系の酢酸エチル香が口に残りますが。

どっしりガツンと重い。焼酎のような飲み口。

芳醇な余韻。そして酸の立つ辛口。

栓をあけて暫く経つと、紹興酒のような芳ばしい芳醇さ。
ドライに辛い。
「墨を硯で磨る」ような深い香ばしさ。

これは、なかなか個性的でうまい。

こういう感じのお酒も好きです。

大吟醸なのに、豪快さと庶民的な飲み口。

まるで「暴れん坊将軍」みたいだ。

置くが深いな〜。

うまい。

お気に入り度:3



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by tztom | 2019-04-14 20:57 | 岡山 | Comments(0)

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醸造元:有限会社吉武酒造場
URL:なし
住所:佐賀県佐賀市川副町大字犬井道735
電話: 0952-45-1625
創業:江戸末期(1860年頃)

使用米:-
精米歩合:70%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:19度以上20度未満
購入価格:900ml:1,038円(税込み)

吉武酒造場のある佐賀郡川副町(かわそえまち)は平成の大合併により2007年に佐賀市に編入された農業を中心とした水辺の町ですが、実は佐賀市の空の玄関口である佐賀空港の町でもあります。

この川副町は江戸時代中期から行われた干拓によって作られた地域で、堀のような水路(クリーク)が水田や集落を縦横に走っています。

隣接する福岡県の大川市や柳川市もまた同じくクリーク地帯の町として知られています。

広大な水田地帯の中に点在する在郷集落の中でも最も大きい犬井道集落は商店街も有する旧川副町の中心集落です。

中心商店街の外れに蔵を構える吉武酒造場。
ここもまた堀のようなクリークに囲まれている伝統的な佇まいの酒蔵です。

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吉武酒造場は、江戸末期(1860年頃)の創業で、地主だった吉武家が米を利用して酒造りを行ったことに始まります。
その後の明治20年(1887)に法人化しました。

主力銘柄『御宴』は明治天皇行幸の際に下賜されたものとか。

そんな吉武酒造場ですが、現在は後継者の問題もあって委託製造して販売しています。

ラベルに製造記号が見当たりません。
瓶詰めだけ自社で行っているのかな。

造っているのは隣町、久保田町の梅乃窓酒造でしょうか。
しかし、王冠にあるデザインは、唐津市にある酒蔵のものでした。



ほのかに薄にごり。

芳醇で牧歌的な干し草のような香りと、インパクトのある重厚な甘み。

甘口、でも辛い。

酸が強くで濃い。

でも、うまい。

雑味は少なく真っ直ぐとした味わい。

たまにはこう言うお酒も良いよね。

うまいです。

お気に入り度:3



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by tztom | 2019-03-28 01:21 | 佐賀 | Comments(0)

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醸造元:金紋秋田酒造株式会社
URL:http://www.kinmon-kosyu.com/
住所:秋田県大仙市藤木字西八圭34-2
電話:0187-65-3560
創業:昭和48年(1973)

使用米:めんこいな
精米歩合:70%
日本酒度:−24.0
酸度:2,5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,944円(税込み)

大仙市は平成の大合併により、大曲市を中心に仙北郡6町1村の神岡町・西仙北町・中仙町・協和町・南外村・仙北町・太田町が合併し発足した市でその面積は東京23区を越えます。

旧大曲市の南郊外。
雄物川に大戸川が合流する藤木地区。
ここは隣の角間川と共に江戸時代には雄物川流域最大の河港町として発展した一大商業地でした。

金紋秋田酒造が現在の組織となったのは昭和48年(1973)で、近郷3軒の蔵元と7軒の卸売業者の出資によって誕生しました。

酒蔵の中心となったのは昭和11年(1936)に創業した(名)秋田冨士酒造店で、現在も同社と金紋秋田酒造の2つの社名を掲げています。

酒銘の『秋田富士』は秋田と山形にまたがる東北第2の高峰「鳥海山」の、秋田側からの呼び名だそうです。

共同酒販会社でもある金紋秋田酒造では、他の蔵と商品を差別化する為か、うまい日本酒は「熟成」にありと、古酒にこだわってラインナップしています。

今回のお酒に使われている酒米「めんこいな」は「あきた39」と「ひとめぼれ」を交配して2000年に産まれた秋田の食米かつ酒米の新種です。


熟成された、きれいなコハク色。

香りは芳ばしいと思いきや、控えめでした。

飲み口は、そう。梅酒を口に含んだ時のような重厚で濃いまろやかさ。

濃厚でいながらさっぱりとした甘み。

砂糖を使った梅酒とは違い、透明度のあるやさしい「自然」な甘さ。かな?

ふくらみ。

うん、甘みの余韻と深いふくらみがあります。

日本酒の新たな境地。発見。領域。奥深さ。

デザート酒?食中酒?

決して重くなく、どちらかと言えばけっこうライト。

これは、なんか旨い。

うまいです。

お気に入り度:4




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by tztom | 2019-02-20 00:13 | 秋田 | Comments(0)

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醸造元:株式会社越後鶴亀
URL:http://echigotsurukame.com/
住所:新潟県新潟市西蒲区竹野町2580
電話:0256-72-2039
創業:明治23年(1890)

使用米:山田錦・五百万石・こいしぶき
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:1.7
アミノ酸度:1.0
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:720ml:1,270円(税込み)

新潟市の中心部から南へ車で約1時間。
日本海に臨む角田山の東麓に広がる田園風景の中に越後鶴亀の蔵はあります。

この越後鶴亀がある竹野町はかつて旧西蒲原郡巻町でしたが、平成の大合併で巻町は2005年に新潟市へ編入合併します。

越後鶴亀はかつては上原酒造といい、明治23年(1890)に初代上原武七によって創業します。

さらにこの蔵元の5代目上原誠一郎氏は、地ビールの解禁に合わせて全国最初の地ビール醸造許可を取得し て地ビール蔵を立ち上げました。

これが「エチゴビール」です。

しかしその後上原酒造はビール部門を分社化して日本酒に専念します。

そんな上原酒造が、な、なんと!!
2010年に民事再生法を申請する事になります。

そして2011年に経営を一新して、社名を「越後鶴亀」に変更しました。
子会社の「エチゴビール」はブルボンに譲渡されました。

現在、越後鶴亀は淡麗辛口の新潟県の蔵元の中で、敢えて米の味を生かした旨味のある純米酒造りを目指しています。

ラベルデザインも鶴と亀の象形文字をモチーフにした新しいロゴマークで一新します。


今回のお酒は冬限定のお酒。

まずは米の旨味に包まれながら、ほんのりヨーグルトのような甘い香り。

渋味、苦味が強く、酸も負けない。

そんな勢力に囲まれながらもガツンとしたパワーとフレッシュで旨味のある飲み口。

甘く、辛く。

バランスが良く、しっかりとした日本酒。的な。

食中酒としても杯がすすむ。

原酒だけど度数は普通に17度くらい。
醸造設計の技術力の高さでしょうか。

うまい。

うまいな〜。


お気に入り度:3



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by tztom | 2019-01-31 01:31 | 新潟 | Comments(0)

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醸造元:太陽酒造株式会社
URL:http://taiyoshuzo.sunnyday.jp/
住所:兵庫県明石市大久保町江井島789
電話:078-946-1153
創業:天保10年(1839)

使用米:山田錦(兵庫県産)
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:18度以上19度未満
購入価格:720ml:1,600円(税込み)

兵庫県明石市と言えば「たこ」や「明石焼き」で知られる、人口約30万人が暮らす中核都市。
古くから明石海峡を挟んで淡路島や四国に通じる玄関口であると共に山陽道及び丹波国、但馬国へと通じる諸街道が分岐する交通の要衝として栄え、江戸時代には越前松平家6万石明石藩の城下町として発展しました。

この明石は日本最大の酒どころとして知られる神戸市の「灘」地区の西に接し、明石市側も古くは「西灘」と呼ばれ、最盛期の明治時代には60軒もの酒蔵がひしめいていました。

しかし、現在市内に残るのはわずか5軒のみ。

太陽酒造の前身は「ホシカヤ」の屋号で廻船問屋を営んでいた田中利助が、江戸時代後期の天保10年(1839)に酒造業に進出し、この年を創業年としています。屋号は「中利」。

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昭和33年(1958)に現在の太陽酒造株式会社に社名変更しました。

現在の蔵元は6代目の田中忍氏が杜氏を兼任。

最盛時には800石ほどは造っていたそうですが、現在は家族を中心とした少数精鋭で50石~100石を造っているそうです。

山田錦を使った無濾過生原酒を主力としています。


香りは控えめですが、どっしりとした酸と、力強い甘み、しゅわ〜っと炭酸系。

生きているお酒感たっぷり。

飲み応えがあり、どっしりとした酸で受け止める、
芳醇辛口系。

若くて渋い。ワイルドでいうなれば「ハードボイルド」なお酒。

でも、 

キレイな生原酒です。

重くない。
やさしい押しつけ。

後味はほんのりフルーティーでドライ。

うまい!!

うまいです。


お気に入り度:4




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by tztom | 2018-12-16 16:15 | 兵庫 | Comments(0)