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醸造元:茨木酒造合名会社
URL:http://ibarakishuzo.com/
住所:兵庫県明石市魚住町西岡1377
電話:078-946-0061
創業:嘉永元年(1848)

使用米:山田錦(兵庫県産)
精米歩合:65%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,450円(税込み)

「たこ」や「明石焼き」で知られる明石市は明石海峡を挟んで淡路島・四国に通じる玄関口ですが、古来よりそれらに加えて山陽道及び丹波国、但馬国へと通じる諸街道が分岐する交通の要衝として栄え、江戸時代には越前松平藩6万石の城下町として発展しました。

日本最大の酒どころとして知られる神戸市の「灘」地区に接する明石市側は「西灘」とも呼ばれ、最盛期の明治時代には60軒もの酒蔵がひしめいていました。

しかし、現在残るのは5軒のみ。

そのうちの一つ、瀬戸川河口近くに蔵を構える茨木酒造は幕末の嘉永元年(1848)年に創業しました。

伝統的な佇まいの酒蔵は兵庫県登録有形文化財に指定されています。

ちなみに蔵元名の「茨木」の読みは(いばらぎ)ではなく(いばらき)です。

代表銘柄の『来楽』(らいらく)は孔子の論語にある「朋(とも)あり、遠方より来たる、また楽しからずや」に由来しているそうで、その意味は「人生最高の楽しみとは、仲のよい友人と酒を酌み交わして歓談することである」という事だそうです。

さらに『来楽』は、縁起のよい左右対称文字。
裏からでも表からも同じように見えるので「裏表がない」という事らしいです。

現在は、東京農大で醸造学を学んだ茨木酒造9代目蔵元の茨木幹人さんが自ら杜氏を務め意欲的な酒造りを行っている新進気鋭の酒蔵です。



華やかな吟醸香です。

飲み口はほんのりと心地よい苦味をまとった深い甘み。

口の中にうっすらと残る華やかな余韻。

うまいなー。

生原酒の押しの強さは無く。

おだやかで、すっきりとした透明感。すーっと消えていくキレ。

これはうまい...!!

うまいな〜。

栓をあけて日を少し置くと...

花びらを口に含んだような華やかさ。あくまで花酵母だけど。

フルボディ。

若いし、パンチありすぎ感。

ニガフルーティー。

いや、でもうまい。

うまい酒です。


お気に入り度:4


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by tztom | 2018-11-13 23:44 | 兵庫 | Comments(0)

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金鵄盛典 特別純米 生原酒[岡田本店]
醸造元:合名会社 岡田本家
URL:http://www.okadahonke.jp/
住所:兵庫県加古川市野口町良野1021
電話:079-426-7288
創業:明治7(1874)

使用米:五百万石
精米歩合:60%
日本酒度:+5.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,230円(税込み)

加古川市は神戸市と姫路市に挟まれた、人口約23万人が暮らす東播磨地方の中核都市です。

その加古川市役所のすぐ近くにある野良集落に『金鵄盛典』を造る合名会社岡田本家はあります。

蔵のまわりはかつては田畑だったのでしょう。閑静な新興住宅地の中に伝統的な佇まいの大きな蔵構え。

旧家の佇まいで、酒造業としての創業は明治7年(1874)です。

酒蔵の近隣に建つ大きな屋敷も岡田の表札。分家でしょうか。

昭和40年代の加古川市内には10軒以上の酒蔵がありましたが、現在ではこの岡田本家だけとなってしまいました。

酒銘『金鵄盛典』(きんしてんせい)の由来は、ます「盛典」が創業した明治維新のご大典にちなんだもの。

あと「金鵄」は、神武天皇が東征した際に、弓の先に止まったという金色のトビの事。


発泡系でした。

栓をあけるとポンッと。

酸が強く、若々しい荒さ。フレッシュさ。シュワシュワ感。

生原酒定番のフルーティーな旨さ。

甘みと渋味と旨味がうまくまとまっているような、まとまっていないような。

でも、うまい。

栓を開ける度にガスが栓を押し上げる。

生きている酒。

栓をあけて日が経つほど、炭酸ガスの圧は高まる。そしてメロンの風味も強まる。

メロンソーダのよう。

うまいけど辛い。

でもうまい、楽しいお酒です。

うまいな〜。

お気に入り度:3


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by tztom | 2018-11-11 00:23 | 兵庫 | Comments(0)

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醸造元:株式会社 安岡酒造場
URL:なし
住所:福岡県朝倉市杷木久喜宮1105-1
電話:0946-62-0038
創業:昭和元年 (1926)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+1.4
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度以上18度未満
購入価格:720ml:1,404円(税込み)

福岡県の中央部に位置する朝倉市は平成の大合併で2006年に隣接する甘木市と旧朝倉郡杷木町、朝倉町が合併して生まれた人口約5万人が暮らす町です。

安岡酒造場は旧朝倉郡杷木町(はきまち)にあります。

杷木町は大分県との県境に位置する筑後川上流の小さな町ですが、古代『延喜式』にも見られる古い地名で、大宰府から豊後への古代交通の拠点として設置された「杷伎駅」に始まります。

戦国時代も多くの城が築かれ、江戸時代以降は福岡と日田を結ぶ日田街道の宿場町として発展しました。

旧家の佇まいを残す直売所を兼ねた店舗ですが、創業は昭和元年 (1926)と意外に若い酒蔵です。

酒銘『あさ喜久』は藏のある地名に由来するそうですが、朝倉郡と久喜宮を混ぜ合わせたものでしょうか。


ふくよかで丸い吟醸香。

最初は米の旨味が凝縮したような甘い香りでしたが、次第にマスカットかメロンのようなフルーティーな香りに変化していきました。

18度の原酒ですが重さはまったく感じません。

スッキリかつしっかりとした旨味と爽やかさを持ったお酒です。

うまい!!

燗にしてみると、フルーティーでよりふくよかに磨きが掛かり、

やさしい香りが口に広がります。

中盤はとにかくまるく、ふくよか。

後味はすっきりとした酸のキレ。

うまいな〜。


お気に入り度:3



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by tztom | 2018-05-13 18:59 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:筑紫の誉酒造株式会社
URL:http://c-homare.com/
住所:福岡県久留米市城島町青木島181
電話:0942-62-2320
創業:明治30年(1897)

使用米:ヒノヒカリ
精米歩合:-
日本酒度:-2
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:19度以上20度未満
購入価格:900ml:1,550円(税込み)

筑後平野は北九州有数の大穀倉地帯であるとともに、古くから酒造りも盛んに行われ中でも三潴郡は「 九州の酒どころ」として日本三大名醸地のひとつに数えられています。

城島郷は江戸時代初期に柳川藩支城の城下町として整備され、その後幕府の一国一城令による廃城後は、 肥後街道筋の在郷町として発展しました。

筑後川沿いに蔵を構える筑紫の誉酒造は農業を営んでいた鷲頭裕次郎氏によって明治30年(1897)に創業。

創業当初の酒名は『稲の寿』といい、昭和13年に近隣の酒蔵3社が合併して、現在の『筑紫の譽』が生まれました。

酒銘は、筑後川の別称「筑紫次郎」にちなんだもの。

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合併した3社は戦後に再び分離独立しますが、創業当時の酒銘『稲の寿』は、宗像市にある分家の鷲頭酒造場が継承しました。

筑紫の誉酒造では、毎年5月〜7月の期間、地元でもなかなか味わう事のできない珍しい川魚「えつ」を使った料理店を自宅の座敷を開放して営業していることでも知られています。


まず、米の旨みの香り。

そして飲み口はスッキリとしたかき氷シロップのような透明感のある甘み。

雑味の無いクリアな余韻と中盤からチョコレートのような甘みにシフト。

なんだ、このキレイで透き通るような甘い酒は。

度数20度の原酒なのに、重くない。

淡麗ではないが、芳醇でもない。

とてもバランスがいい。

うまい。

これはうまい。

燗につけてみます。

ガッシリとした強さとやさしいふくよかさを合わせ持ったフルボディなお酒。

昔ながらの燗酒って感じ。

ほっこりします。

あ〜うまい。

うまいです。

お気に入り度:4




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by tztom | 2018-05-03 05:02 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:福田酒造株式会社
URL:http://www.fukuda-shuzo.com/
住所:長崎県平戸市志々伎町1475
電話:0950-27-1111
創業:元禄元年(1688)

使用米:山田錦
精米歩合:65%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,404円(税込み)

平戸は長崎県の最西端の都市で、鎖国前は中国やポルトガル、オランダなどと交易をしていた国際貿易港でした。江戸時代は松浦氏1万1000石の平戸藩の城下町として栄えました。

平戸は平戸島の北端にあり、そこから30km以上離れた南端部、屏風岳の南麓、志々伎湾に望む志々伎町(しじきちょう)は平戸市屈指の漁港でこの小さな集落に蔵を構える福田酒造は江戸時代前期の元禄元年(1688)に平戸藩の御用酒として、平戸の藩主松浦公より許可を得て福田長治兵衛門が創業した300年以上の長い歴史を誇る蔵です。

ある意味、本州最西端、九州でも最西端の酒蔵です。

主力銘柄である『福鶴』は創業者の蔵元の姓「福田」と縁起の良い千年を生きる「鶴」を合わせたものでしょうか。

志々伎町の小さな集落の中で、一際目立つ近代的な大きな酒蔵で、日本酒のほか焼酎もつくっています。(平戸では唯一の焼酎蔵)

博物館も併設し、平戸藩主松浦公が使っていた布団や、酒造りの道具類なども展示しています。


栓をあけると、ほんのりと甘い吟醸香。

色は無色透明に近いですが、気持ちオリのにごりがあります。

口に含むと、これまたほんのりとしたシュワシュワ感。

フレッシュでフルーティー。

今風のお酒!!

しかし、ダレた甘さはなく、程よい苦味と渋味が、まず仁王像の様に対峙しながら前面に出てきて、上品な甘さが包み込んで、その後すーっと消えていく。

ああ…うまい。

うまいよこれ。

ほんのりと幸せになれるお酒です。

お気に入り度:4




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by tztom | 2018-03-20 00:38 | 長崎 | Comments(0)

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醸造元:江田島銘醸株式会社
URL:http://www.doukinosakura.jp/
住所:江田島市江田島町中央2-27-1
電話:0823-42-0001
創業:明治40年(1907)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:720ml:1,740円(税込み)

広島湾のほぼ中央に浮かぶ江田島は戦前から旧海軍兵学校のまちとして知られ、現在は海上自衛隊の第1術科学校がそれを引き継いでいます。

平成の大合併で2004年に安芸郡江田島町が佐伯郡能美町、沖美町、大柿町と合併して江田島市となりました。

この江田島市の中心部に蔵を構える江田島銘醸は明治40年(1907)に創業して、主力銘柄は土地柄な『同期の桜』です。

初代蔵元の住岡八百蔵は元々は宮大工として財を成していましたが、明治20年(1887)に海軍兵学校がこの江田島に移転してきた事により、海軍関連施設が増えてそれに伴い人口が増加した事で、需要を見込んで新事業として酒造業を始めました。

最初の銘柄は『保万齢』(ほまれ)で海軍御用酒となります。

現在は蔵元が杜氏を兼ねて「商品というよりも作品」という思いで酒造りを行っています。


色は無色透明ですが、米の旨みを感じるフルーティーな飲み口です。

そして、すっきりキレイなお酒。

さらに吟醸酒のような華やかさが広がります。

これは以外でした。

正直良い方向に裏切られました。

角瓶の地酒に対する先入観というか、もう少しクセのある独特なインパクトの地酒と身構えていました。

しかし、これはうまい!!

純米酒のしかも原酒で、この自然さ。

吟醸酒レベルに上品でバランスの取れたお酒です。

燗にすると、ふくよかでパンチのある甘さ。

濃醇、スッキリとしたキレ。

ふくよかな透明感。

奥行きがあって、横幅もあるうまみ。

これはうまい。

うまいです!!

お気に入り度:4



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by tztom | 2018-03-14 22:22 | 広島 | Comments(0)

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醸造元:有眼会社 北村醸造場
URL:なし
住所:庄原市東城町東城 356
電話:08477-2-0009
創業:天保年間(1830~1844)

使用米:中生新千本
精米歩合:65%
日本酒度:+2.0
酸度:1.7
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:720ml:1,814円(税込み)

広島県北部、鳥取県と岡山県に接して中国山地にたたずむ、かつては人口約1万300人が暮らす町、旧比婆郡東城町。

平成の大合併で2005年に庄原市の一部となったこの東城町は、古来より「たたら製鉄」で栄えた城下町(陣屋町)でした。

東城という地名は、南北朝時代に奴可郡を東西に分けた地域名東条・西条に由来し、その後戦国時代にこの地域を治めた宮氏はそれぞれの地に五本竹城と大富山城を築き、東城と西城と呼んだ事にちなみます。

ちなみに西城は比婆郡西城町となりますが、同じく庄原市に合併しました。

東城は古くから山陰と山陽を結ぶ街道が通る交通の要衝でもあり、それゆえに今もこの小さな町には3軒の酒蔵が残ります。

が、その内の一つ浮心酒造(明治27年創業)はすでに廃業してしまい、現在の残るのは生熊酒造と北村醸造場のみ。

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北村醸造場は江戸時代後期の天保年間(1830~1844) に創業した歴史の長い酒蔵ですが、現在は蔵元夫婦と蔵人夫婦の計4人で酒造りを行っている小さな蔵です。

酒名の『菊文明』は、かつての銘柄『文明』に、皇室の紋章である「菊」を合わせたもの。

菊文明の酒は、ミネラル分を含んだ硬水で醸された、しっかりした辛口の味わいで、灘の酒と同じように“秋上がりする”と言われているそうです。


契約農家でアイガモ農法によって作られた中生新千本(なかてしんせんぼん)で醸したお酒です。


色は無色で、香りも控えめ。

飲み口は気持ち酸が立って渋味が現れ、続いて透明感のある旨味につながっていきます。

若い荒さとみずみずしいクリアーなのど越し。

原酒の重み、地酒っぽいクセは一切無い、少しやさしめの淡麗辛口できれいなお酒です。

うまいですよ。うまい。

燗にすると、これが、ますます冴える!

優しくて包容力があり、包み込むようなうまさ。

ああ、これは燗もうまい!!


お気に入り度:3




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by tztom | 2018-03-06 00:56 | 広島 | Comments(0)

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醸造元:古川酒造有限会社
URL:なし
住所:草津市矢倉1丁目3-33
電話:077-562-2116
創業:江戸時代(詳細不明)

使用米:吟吹雪
精米歩合:55%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度以上17.9度未満
購入価格:720ml:1,458円(税込み)

草津市は滋賀県第二の都市で、江戸時代に中山道と東海道が合流するが分岐する追分け宿として発展。通常の宿場町の2倍の規模を誇ったといいます。

草津市中心部の南郊外。JR東海道本線の草津駅と南草津駅の丁度中間地点で、旧東海道筋が草津川を潜った先の矢倉1丁目に蔵を構える古川酒造。

創業は江戸時代だそうですが、戦時中に蔵を失い資料を消失。

蔵元は代々「宗吉」(そうきち)を名乗ります。

ラインナップは広げず、主力銘柄の『宗花』(むねはな)などを数種類を主に地元向けに造っています。

『天井川』は地元酒販店が企画した公募によって生まれた新ブランド。

冒頭の文で、東海道が草津川を潜ると書きましたが、「天井川」とは砂礫の堆積により河床が周辺の平面地よりも高くなった川の事で、蔵のすぐ近くを流れる草津川もまた天井川なのです。

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かつては鉄道も国道も川底の下を貫いていましたが、新しく建設された放水路の整備で現在草津川は廃川となり、公園などに改修中です。


色はうすいコハク色で、酒粕、奈良漬けのような香ばしく甘い香りが足り上がります。

スッキリとした飲み口ですが、華やかさがあります。

そしてすぐにガッツリした酸が立ち上がり、そのあとに濃醇な旨味のハーモニーが続きます。

原酒なので、ややアルコール度が高めですが、重くはありません。

しっかりとした飲み口で美味しいお酒です。

うまい。

お気に入り度:3


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by tztom | 2017-11-25 21:16 | 滋賀 | Comments(0)

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醸造元:矢尾酒造株式会社
URL:なし
住所:滋賀県蒲生郡日野町中在寺512
電話:0748-53-0015
創業:寛政3年(1791)

使用米:日本晴
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度未満
購入価格:720ml:1,150円(税込み)

矢尾酒造のある蒲生郡日野町は八幡商人、五個荘商人とならぶ近江商人の一つ日野商人の町です。

また奥州藤原氏の流れを組む戦国武将蒲生氏郷が鎌倉時代から豊臣秀吉の時代まで、およそ500年近くの間根拠地とした中世の城下町でもあった場所です。

行商によって富を築き始めた日野商人は次第に店舗経営に移行し、本家・本店の置かれていた日野には豪荘な屋敷が建てられていきます。これが、今に残る日野の古い街並みの中心となっています。

そんな日野商人の古い町並みが残る日野町の中心部から国道307号線を北へ約4km。

矢尾酒造は中在寺(なかざいじ)という小さな集落にあります。ここは旧西桜谷村の中心地だった場所です

日野町には近年まで3件の酒蔵がありましたが、現在残るのは矢尾酒造一軒のみ。

矢尾酒造の創業は江戸時代中期の寛政3年(1791)です。

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主力銘柄『鈴正宗』の「鈴」は神社の鈴。そして「正宗」は名刀の代名詞。鈴の音のように美しく広く響きわたり、名刀正宗のごとくキレのある酒を願って銘々。

今回購入した「特別純米 BLUE」はかなりポップな攻めのラベルデザインですが、これは矢尾酒造の新たな販売戦略に基づいて作り出したした新シリーズの一つです。

白ワインのような色の乗った薄いコハク色で、香りは、ふくよかな米って感じです。

旨味のあるどっしりと腰の据わった純米酒ですが、原酒の押しの強さ、重さは一切ありません。

流行の無濾過生原酒に近い印象ですが、火入れされているので角が取れている。

酸味、渋味、苦味が最初の段階からバランス良く融合して来て、重厚な甘みと共にまじりあって、スッと消えていくキレ。

うまい。うまいな〜。

燗にすると、ふくらむ…。
やさしく透明に膨らみますよ〜。

透明だけどしっかりとした包容力のある旨味に漂う感じにうまい。

うまみに包まれたコクの深い余韻。

口福。的な。うまい酒。

お気に入り度:4



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by tztom | 2017-10-17 22:59 | 滋賀 | Comments(0)

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醸造元:丸井合名会社
URL:https://ameblo.jp/maruisaketen/
住所:愛知県江南市布袋町東202
電話:0587-56-3018
創業:寛政2年(1790)

使用米:-
精米歩合:70%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:20度
購入価格:720ml:1,100円(税込み)

愛知県の西北端に位置して木曽川を介して岐阜県と接する江南市。
昭和29年に丹羽郡古知野町・布袋町、葉栗郡宮田町・草井村の4か町村の合併によって誕生しました。

古知野町・布袋町は同市における古くからの中心地で、往事を偲ばせる伝統的な商家や町家の町並みが残されています。

現在江南市にある3軒の酒蔵のうち2軒は市の南側の布袋町にあります。

この布袋町は古くは「果野」(はての)という地名でしたが、戦国時代に織田信長によって整備された柳街道(江戸時代の岩倉街道)が村を縦貫し、その街道沿いに醸造業や紺屋を中心とした商業町が形成されて発展した町です。

布袋町の表通りに面した大きな酒蔵が山星酒造。

そして伝統的な古い町並みの中に残る、立派な土蔵と商家建築の酒蔵が江戸時代中期、寛政2年(1790)創業の丸井合名会社です。

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なにより情報が少ない蔵で、そもそもが自醸しているのかな?お酒造っているのかな?おいしいのかな?という不安がありました。

ラインナップは本醸造と純米酒と原酒など。季節によって生酒があるそうです。

毎年秋から昔ながらの山廃造りで酒造りを行い、使用米はラベルに無いけど山田錦、五百万石らしいです。

そして、その精米歩合は70%。

お米の味をしっかりと出す事を心掛け、芳醇濃厚のお酒を造ります。

店頭には酒よりも漬物用酒粕が山積みになっていて、すべて予約済み。


酒名の『楽の世』は、旧丹羽郡楽田村(現在の犬山市南部付近)の地名に由来。

我が道を行くこだわりを持った小さな無名の酒蔵です。


色はやや薄いコハク色。香りは意外にフレッシュな印象。

飲み口はまろやかで、雑味の無い甘さ。これは米の旨さでしょうか。

やさしく芳醇でバナナのような甘さのあとに来る酸味と苦味と渋味のバランスの良さといったら。

アルコール度20度の重さが無い!

精米歩合70%でこんな濃くてキレイなお酒が造れるんだ!

念のため、いや確信を持って燗にしてみる。

ああ、やっぱり。

豪快さを包み隠さない強烈な酸、華やかなフルーティーさと厚みがあって深いコク。余韻。

これぞ、お米の酒だ〜!!と叫ぶようなパンチの効いて飲み応えのあるお酒です。

先入観を大きく裏切る、うまい酒。

うまいですよ!うまい!!


お気に入り度:4


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by tztom | 2017-08-28 20:26 | 愛知 | Comments(0)