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醸造元:合名会社 川敬商店
URL:http://www.k2.dion.ne.jp/~koganesa/
住所:宮城県遠田郡美里町二郷字高玉6-7
電話:0229-58-0333
創業:明治35年(1902)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15~16度
購入価格:720ml: 1,340円(税込み)

宮城県の景勝地・松島に接する石巻湾に流れ込む鳴瀬川の河口から15kmほどさかのぼった、遠田郡美里町(旧)南郷町。この南郷地区は宮城県内で最大の穀倉地帯である大崎平野の南東端に位置します。

現在生もと造りと山廃造りの酒造りにこだわる川敬商店は、隣り町の涌谷町で涌谷伊達藩主の御用商人を務めていた金物商「橘屋」の川名敬治が自作田を現在の地に得て明治35年(1902)に酒造を始めました。

「川敬」という屋号は創業者の川名敬治に由来。また奈良の大仏建造にも献上された日本最古の金の産地であった黄金山神社の近くでもあった事が酒銘『黄金澤』の由来です。

香りはひかえめですが、飲み口には甘みの奥に強い辛味を感じます。そして余韻にほのかな山廃独特の木香を感じます。
燗にすると、やや木香が強調されますが気になるほどでもなく、それよりも厚みのあるまろやかな旨さが際だってきます。そして自然なキレ。うまいですね。後味は辛いですが、まとまりがあって美味しいです。

お気に入り度:3



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by tztom | 2014-02-12 21:31 | 宮城 | Comments(0)

醸造元:木内醸造株式会社
URL:http://www1a.biglobe.ne.jp/hatuuguisu/top.html
住所:長野県佐久市大沢985
電話:0267-62-0005
精米歩合:65%(長野県産美山錦)
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:18~19度
購入価格:720ml:1,050円(税込み)

佐久市の中心部から南へ約9km。(旧)南佐久郡臼田町の西郊外。大沢地区は中信地方へと至る往還の谷口集落として発展した町か、上町・中町・下町の地名が残ります。この大沢地区で一際大きな屋敷と酒蔵の敷地を持つ木内醸造の創業は幕末の安政二年(1855)と比較的若いですが、元は武田信玄にゆかりの深い旧家で、江戸時代は大沢村の庄屋を代々務めた旧家です。蔵元直営店の木内醸造(株)中込支店が臼田駅前の商店街にあります。

香りは控えめながらも甘い化粧水のような上品さをもった華やかさがあります。飲み口も同じく上品で雑味が無く、不思議な香りが口の中に広がります。透明な甘さと、華やかさが広がりその後からくる鮮やかな辛さ、キレ。ややアルコール味も感じますが、これは吟醸酒レベルですよ。なのにこの価格。コスパ高いです。うまい、うますぎる!

お気に入り度:4

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by tztom | 2014-01-26 17:03 | 長野 | Comments(0)

URL:http://members.stvnet.home.ne.jp/yonekawa/
住所:長野県上高井郡小布施町大字飯田776
電話:026-247-2114
精米歩合:59%(しらかば錦)
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,365円(税込み)

葛飾北斎をはじめ多くの文人墨客を逗留させ文化をはぐぐんだ歴史や文化遺産を活かしたまちづくりで知られる小布施には三軒の酒蔵があります。(厳密には4軒)古い町並みが残る小布施の中心部に二軒、そして長野市へと至る小布施郊外の街道沿いに蔵を構える小さな酒蔵が高沢酒造です。蔵の創業は明治35年(1902)で、現在の年間生産高はわずか200石程度。この蔵で醸されるお酒は低精白向きの地元産酒造好適米「しらかば錦」を使用し、蔵元杜氏である高沢賀代子さんと家族3人で丁寧に仕込んでいます。昔からの酒銘は「米川」ですが、最近は県外流通用のブランド「豊賀」を新たに展開。これは主に特別純米酒と純米吟醸をラインナップしています。ちなみに「米川」の由来は「米を醸して酒となり、やがて川となって流れ出す」と言う思いを込めて名付けられたものですが、「豊賀」は豊受賀能売命(とようかのめのみこと)の天女伝説から引用されたものです。

華やかな吟醸香と、重厚なフルーティーな飲み口。フレッシュで少し尖った面もありますが、渋味、苦味、酸味がほどよくバランスが良いです。うまい!シンプルにうまい!!

お気に入り度:4

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by tztom | 2013-11-22 20:35 | 長野 | Comments(0)

醸造元:明科酒造合資会社
URL:http://www7.ocn.ne.jp/~akashina/
住所:長野県安曇野市明科中川手4176
電話: 0263-62-2033
精米歩合:59%(美山錦)
日本酒度:±0
酸度:1.9
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,120円(税込み)

松本市と大町市の間に位置し、安曇野の東の玄関口でもある(旧)東筑摩郡明科町は、松本、中山道方面と長野を結ぶ2つの街道の追分でもあり古くから交通の要衝として栄えた町でした。明科町の中心部は松本盆地のもっとも標高の低い場所で、北アルプスを源流とするいくつもの清流が合流する水郷の里でもあります。
町の中心部に蔵を構える明科酒造の創業は明治中期で大正元年(1912)に会社組織に。酒銘は蔵の近くに建つ廣田神社にあやかって命名された「廣田泉」 です。

ほのかに甘酸っぱい乳酸の香りがします。しかし飲み口は透明でさっぱりとした淡麗辛口。後味にほのかな旨味を余韻で感じます。原酒ですがアルコール度数は16度なのでクセがありません。
燗にすると、おどろくほど酒質が変化します。やさしくまるい甘みが包み込む、米の旨味のたっぷり感。そしてサーッと消えていくキレ。これはうまい!

お気に入り度:3

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by tztom | 2013-11-10 20:45 | 長野 | Comments(0)

醸造元:山清酒造株式会社
URL:http://www.sansei-syuzo.co.jp/
住所:長野県東筑摩郡筑北村坂北1720
電話:0263-66-2011
精米歩合:-
日本酒度:+2.0
酸度:1.2
アミノ酸度:-
アルコール度:20度
購入価格:720ml:1,100円(税込み)

坂北村は江戸時代に青柳氏の城下町跡に形成された北国往還の宿場町「青柳宿」として栄えた町でした。「善光寺街道」とも呼ばれたこの街道の最初の難所、立峠の北側の町であった為に明治期以降は坂北と呼ばれるようになります。現在も旧街道沿いに山間の宿場町の面影を残す坂北の町並みの中に建つ山清酒造は江戸時代初期の寛文5年(1665)創業、300年の歴史を持つ老舗蔵です。酒銘の山清は「山高く水清き信州」から取って名付けられました。

本醸造の原酒で20度ありますが、それほど濃さは感じません。少々アルコール香、セメダインのような酢酸エチル香が気になり、また飲み口も焼酎のようなアルコール感が舌にまとわりつきます。辛口ですがほんのりと甘みはあります。でも後口にいつまでも渋味が残りますね。

しかし!!栓を開けてから日を置くと、アルコール香は落ち着き、今度は逆にメロンのような吟醸香が。飲み口もバナナかメロンのようなフルーティーな甘さがどこから涌いて出たのか変身を遂げ、結構いける感じのお酒になりました。しかし酸の強さ辛さは変わりません。しかし、不思議と盃が進みます。

お気に入り度:3

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by tztom | 2013-10-27 09:15 | 長野 | Comments(0)

醸造元:大信州株式会社
URL:http://www.daishinsyu.com/
住所:長野県松本市島立2380
電話:0263-47-0895
精米歩合:55%(播州産・山田錦)
日本酒度:+6.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:16.8度
購入価格:720ml:1,350円(税込み)

明治21年創業(1888)。醸造工程は「豊野蔵」で行い、瓶詰めは60Km離れた松本市島立の本社工場で行います。長野県の酒蔵中でも辛口系のラインナップを得意として、海外にも輸出しています。

「秋の純吟」ひやおろしの純米吟醸です。原酒ですがアルコール度数は16度です。無濾過ですが澄んでいます。蔵の技術力と設備の高さを伺えます。香りは控えめですが、秋まで寝かしただけあり、口に含むと非常にまるく、かつフルーティーな飲み口。しかし!!次の瞬間からエッジの効いた鋭いキレとドライな辛口に、一瞬にして制圧されます。逆のパターンのお酒は多いので、かえって驚き。そして「辛口」をうたう蔵ですが、舌にはとてもまろやかでやさしいです。「酸を出さない造り」を大切にしているという事ですが、まさにそれ。うまいですよ。

お気に入り度:4

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by tztom | 2013-10-20 09:34 | 長野 | Comments(0)

醸造元:諏訪大津屋本家酒造株式会社
URL:http://www.shopdaiya.jp/
住所:長野県茅野市ちの2998
電話:0266-72-2118
精米歩合:59%(美山錦)
日本酒度:±0
酸度:1.7
アミノ酸度:-
アルコール度:15~16度
購入価格:720ml:1,838円(税込み)

映画監督小津安二郎がこよなく愛した「ダイヤ菊」の諏訪大津屋本家酒は
享保2年(1717)に諏訪高島藩御用商人米問屋の「大津屋」として創業。大正3年(1914)酒造りに乗り出します。当時の銘柄「ダイヤ菊」「ダイヤ鶴」。その後昭和26年(1951)ダイヤ菊酒造株式会社を設立。平成20年に社名を諏訪大津屋本家酒造株式会社に改称。

香りはひかえめですが、ガッシリとした酸味を持った辛口のお酒です。辛さの背後に見えるのは香ばしく重厚な飲み口だけど水のように澄んでいる清冽さ。生原酒らしい荒々しさもあります。栓を開けて数日経って飲んでみると、空気に触れたせいか丸みと深みが増してきました。
生酒の原酒の吟醸酒ですが、燗にすると...これがスゲ−旨いです!!濃醇で旨味、甘みが強調され奥深い味わいに返信しました。後味の適度な辛さが絶妙なバランスを演出し、心に残る燗酒の味に思わず拍手!!うまいです。

お気に入り度:3(燗だと4)

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by tztom | 2013-09-26 20:55 | 長野 | Comments(0)

醸造元:株式会社市野屋商店
URL:http://www.ichinoya.com/
住所:長野県大町市大町2527番地イ号
電話:0261-22-0010
精米歩合:59%(信州産・美山錦)
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,546円(税込み)

大町市は立山黒部アルペンルートの長野県側玄関口として知られる長野県北西部の町。中世鎌倉期に仁科氏の城下町として発展。江戸期には松本藩の支配のもと、千国街道における物資の集散地として大きく栄えた町です。酒蔵の市野屋商店は大町の中心部を貫くメインストリート沿いに建ち、創業は幕末の慶応元年(1865)です。創業当時は○一と書いて「ほしいち」と呼ぶ屋号で、またこの蔵の酒銘は昭和44年(1969)まで「富久蘭」というものでしたが、黒部ダム建設を記念して現在の「金蘭黒部」に改称しました。

香りはほのかにフルーティーな控えめの吟醸香。しかしながら、飲み口は一瞬乳酸の香ばしさの中に甘く芳醇な米の旨味を感じます。が、すぐ酸に包み込まれて後半はドライな淡麗辛口のキレでまとめあげます。舌の上にしばらく辛さが残りますね。

お気に入り度:2

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by tztom | 2013-08-21 22:05 | 長野 | Comments(0)

醸造元:株式会社湯川酒造店
URL:http://sake-kisoji.com/
住所:長野県木曽郡木祖村大字藪原1003-1
電話:0264-36-2030
精米歩合:60%(信州産ひとごこち)
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15~16度
購入価格:720ml:1,365円(税込み)

湯川酒造店のある藪原は中山道35番目の宿場町で、飛騨街道の追分宿でもありました。現在は漆器の町として知られています。湯川酒造店は江戸時代初期の慶安3年(1650)創業という長い歴史を持つ蔵ですが、現在は蔵人の平均年齢約32歳、そして31歳という若さで蔵元当主になられた湯川尚子さんと別の酒蔵で杜氏をされていた夫の湯川慎一さんを含めた4人で県外にも知れる酒を醸し続けています。この蔵の主な銘柄は「木曽路」ですが、16代目でもある蔵元の湯川尚子さんが造りに携わった酒で、販売店限定ブランドが「十六代九郎右衛門」です。ちなみに先代の時は「十五代九郎右衛門」でした。

色は薄いコハク色。ふくよかでやさしい香り。飲み口に若々しさと少々の荒さがありますが、果実酒のようにフルーティーで旨味が詰まった豪快でいて自然とソフトな飲み口。舌にピリリとした刺激を一瞬感じつつも、辛さを伴わない鮮やかなキレ。原酒の重さもなく、木曽の山奥で醸されたとは思えない、どこか都会的な雰囲気を感じもするおいしいお酒でした。

お気に入り度:4

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by tztom | 2013-08-11 10:24 | 長野 | Comments(0)

醸造元:佐々木酒造合名会社
URL:なし
住所:愛媛県伊予郡砥部町総津785
電話:089-969-2005
精米歩合:60%(松山三井)
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:19~20度
購入価格:720ml:1,300円(税込み)

愛媛県松山市の南東に位置し、焼き物の町として知られる砥部町からさらに山峡へと分け入った上尾峠の先の(旧)伊予郡広田村の中心部総津。旧道沿いに宿場町を思わせる古い町並みが残されていますが、その町並みの中心でありランドマークでもあるのが江戸時代から続く旧家で、明治5年(1872年)創業の佐々木酒造です。その明治初期に建てられた商家や土蔵の酒蔵は国の重要文化財です。この蔵のお酒は基本2〜3種類で、ほとんどが長期貯蔵されたものです。その保存熟成も冷房を使用せず、自然のままの貯蔵だとか。夏でも気温の低い高地の特性を生かした酒造りを行っています。今回購入した八重菊の原酒(おそらく本醸造)は11年ものですが、それがこの価格。

色は当然ながら薄いコハク色。これがシロップのようなきれいな色をしています。栓をあけると香りはまさに芳ばしく重みのある熟成されたもの。そしてまず最初に口に含んで感じるのは「品」です。紹興酒に近い
風味はありますが、それほど重くなく、余韻を楽しんでいるうちに自然に引いていくキレ。
ブランデー入りの梅酒みたいなほのかな酸味は気品のある重厚な爽やかさを添えています。夜に本を読みながら飲みたくなるようなお酒です。久々に衝撃を受けたお酒でした。うまい!!

お気に入り度:4

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by tztom | 2013-07-09 23:02 | 愛媛 | Comments(0)