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醸造元:柳川酒造株式会社(旧・目野酒造株式会社)
URL:http://www.kuninokotobuki.co.jp/
住所:福岡県柳川市三橋町百町766
電話:0944-72-5254
創業:明治23年(1890)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,375円(税込み)

福岡県の南部、有明海に面する柳川市。

江戸時代、柳河藩の城下町として栄えたこの街は、昔ながらの古い町並みと共に「掘割」と呼ばれる水路が縦横に存在する事から水郷の郷としても知られています。

柳川に来たら是非「川下り」を体験されたい。

で、その柳川市に残る唯一の酒蔵が、明治23年(1890)に初代目野忠吉により創業した、『国の寿』(くにのことぶき) という酒を造る目野酒造でした。

この酒銘は国の安泰と発展を願ったもの。

そして目野酒造では同じ酒銘で異なるブランドを展開していました。

旧字体の『國の寿』は昔から地元で販売されているレギュラー酒。
それに対し、現在の字体である『国の寿』は、限定流通の特定名称酒です。

昭和59年(1984)からは本格米焼酎「まゆり」なども造っていたました。
しかし平成28年(2016)に目野酒造は突如事業を停止し、破産。
そして平成30年(2018)4月から柳川酒造株式会社として再出発しました。

今回のお酒は旧・目野酒造のラベル。

アルコール度13度と低めです。

香りは控えめですが、ライチ、バナナ、マスカット、ピーチを思わせる吟醸香を感じます。

そして飲み口はすっきり、水のように透明で、キレイな甘みと澄んだ華やかさ。

渋味、苦味の澄んだバランス。

うまい!!

うまいよ。これ。

こんなキレイでうまい酒を造る蔵が一度は廃業するとは。
いろいろ事情があったのかも知れません。

それにしても、うまい!!


お気に入り度:4


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by tztom | 2018-06-25 23:56 | 福岡 | Comments(0)

松富 吟醸[旭松酒造]

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醸造元:旭松酒造株式会社
URL:http://www.asahimatsusyuzou.co.jp/
住所:福岡県八女郡黒木町大字黒木36
電話:0943-42-0003
創業:大正5年(1916)

使用米:レイホウ
精米歩合:60%
日本酒度:+5.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,160円(税込み)

九州自動車道・八女ICから国道を東へ約15km。

八女の名産「八女や茶」の茶畑を抜けると、黒木町という小盆地に開けた小さな町があります。

2010年に八女市に合併しますが、それ以前は人口約1万2000人が暮らす八女郡の町でした。

八女から小国を経て竹田へ至る街道沿いに発展した町で、その旧道が現在のメインストリートです。

黒木は中世にこの地を治めた黒木氏の城下町に始まり、江戸時代には久留米藩の在郷町として発展した町で、今も往時の面影を残す古い町並は国の重要伝統的建造物保存地区に指定されています。

町の東側の玄関口に樹齢600年の天然記念物「黒木の大フジ」が境内にある素盞嗚(すさのお)神社がありますが、その向かい側に『藤娘』を造る後藤酒造場があります。

その後藤酒造場の西側にまる昌醤油醸造元があり、その裏手に旭松酒造はあります。

旭松酒造の創業は大正5年(1916)で、酒銘の『旭松』は蔵元の家紋に由来します。


今回の『松富』(しょうふ)は精米歩合50%の大吟醸酒と60%の吟醸酒を杜氏が3:7にブレンドしたもの。


色は無色透明で吟醸香はまったくありません。

すっきりとしたさわやかな飲み口。
やや強めの酸もあるけど口当たりはマイルドな辛口なお酒でした。

雑味が無くキレイでドライな印象。

じっくり味わえば、米の旨みが感じられます。

もう少し旨味が欲しいところ。

これが燗にしてみると、猛烈な華やかさが開花します!!

濃厚なフルーティーさを彷彿させるような。

でも、飲み口はスッキリやさしめのドライ。

後味はやや苦く、渋く、

サッと消えていく透明感のあるキレ。

このお酒は、ぬる燗くらいがうまい!


お気に入り度:3



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by tztom | 2018-05-20 08:30 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:野田酒造株式会社
URL:なし
住所:福岡県みやま市瀬高町大江900
電話:0944-62-5101
創業:明治21年(1888)

使用米:-
精米歩合:58%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,600円(税込み)

みやま市は福岡県最南端に位置する人口3万7000人が暮らす市で、江戸時代からの酒どころであった旧山門郡瀬高町が中心となり、同郡の山川町および三池郡高田町と2007年に合併して生まれた新しい市です。

かつての瀬高町は古くから矢部川水運や街道の要衝として栄え、宿場町として発展した町で江戸時代には柳川藩の年貢米の集積地という事もあり、最盛期には40軒もの造り酒屋があったそうです。

近年までも数軒の酒蔵がありましたが、現在酒造りを行っているのは3軒となり、旧瀬高町の中心部である上庄下庄地区に2軒が集まっています。

上庄下庄地区から南郊外、鹿児島本線沿いの田園地帯。

大江という小さな集落に蔵を構える野田酒造は明治21年(1888)の創業で、当時すでに東京の品評会に出品していた酒蔵だったそです。

酒銘の『千代錦』は、大正12年(1923)の新嘗祭の折に献穀を受けたことにちなみます。


香りは無く、ドライな印象。

クリアな飲み口で後味もドライなキレ。

旨味はほどんどなく、すっきりとした辛口のお酒でした。

繰り返してしまいますが、とにかくすっきり辛口。

燗につけてみました。

すっきりなめらかでやや苦味渋味が残ります。

どうも水っぽいというか線が細い感じ。

印象がうすい。

このお酒はぬる燗か燗くらいがうまいかも。

淡麗&淡麗辛口。

お気に入り度:2




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by tztom | 2018-05-07 21:03 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:小野酒造株式会社
URL:http://oigame.co.jp/index.php
住所:広島県山県郡北広島町蔵迫47
電話:0826-72-2135
創業:元禄10年(1697)

使用米:千本錦
精米歩合:50%
日本酒度:+2.0
酸度:1.0
アミノ酸度:0.8
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,512円(税込み)

北広島町は広島県の北部、標高600m~1000mの山々に囲まれた人口約2万1000人が暮らす中国山地の町。

平成の大合併で2005年に大朝・芸北・千代田・豊平の各町が合併して発足しました。

その中心地が古くから陰陽を連絡する交通の要衝として栄えた千代田町です。

中国自動車道と浜田自動車道の千代田JCTが町の中心にあります。

町の中心から浜田方面へ、国道433号線と国道261号線が合流する蔵迫地区に蔵を構える小野酒造は、江戸時代前期の元禄10年(1697)に酒造りを始めた県内でも有数の歴史を持つ酒蔵です。

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かつての千代田町には3軒の酒蔵がありましたが、現在は小野酒造が一軒のみとなりました。

酒銘の『老亀』(おいがめ)は、縁起物である亀でも特に歳をとった亀「老亀」にあやかり、長寿を祈願して名付けられたもの。


米の旨みを凝縮したような甘い吟醸香。

飲み口はクセがなく、やさしい旨味がつまったふくよかなライチのような澄んだフルーティーさ。

さらに飲み続けると、かき氷シロップのようなストロベリー感が口に広がり、その旨味のあとにほどよい苦味で切り上げる。

バランスが良く、地酒っぽいクセは一切なく、レベルが高いお酒です。

一言で言えば大手の造る安定感のある吟醸酒のようなお酒です。

うまい、これはうまい!!


お気に入り度:4




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by tztom | 2018-02-27 00:03 | 広島 | Comments(0)

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醸造元:清洲桜醸造株式会社
URL:http://www.onikoroshi.co.jp/
住所:愛知県清須市清洲1692
電話:052-409-2121
創業:嘉永6年(1853)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+1.0
酸度:1.0
アミノ酸度:1.3
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,226円(税込み)

名古屋市の北西部に接する清洲市は、戦国時代に織田信長の本拠地として栄えた清洲城の城下町。

しかし、徳川家康の時代になると「水攻めに弱い」という理由から城に加え寺社や町名・橋にいたるまで城下町の全てがごっそりと名古屋への移転が行われます。

これを「清洲越し」といいます。

その後、江戸時代には美濃街道の宿場町・清洲宿、さらに「枇杷島市」が立つ市場町として賑わいました。

この清須市で幕末の嘉永6年(1853)に創業した清洲桜醸造。

愛知県、というより東海地方最大メーカーで、「スーツ姿のちょんまげサラリーマン」のTVCMは首都圏や大阪圏でも流れているので有名です。

紙パック酒の『鬼ころし』で有名な同蔵は、実はなんとこの紙パックの日本酒の先駆けであり、紙パック酒の専門メーカーでもあります。

日本酒の他、焼酎やワイン、リキュールも造っています。

でも、紙パック以外にも瓶詰めのお酒も造っています。

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色は無色透明で、華やかな吟醸香。

飲み口は甘くてスッキリ、そしてやさしいキレ。

雑味の無い、さすが、大手の造る酒。

といった感じのバランスのいい安定感のある淡麗辛口のお酒です。

さすが、東海地方最大蔵のプライド。

的な、うまいお酒です。


お気に入り度:3


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by tztom | 2017-12-30 19:13 | 愛知 | Comments(0)

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醸造元:相生ユニビオ株式会社
URL:http://www.unibio.jp/
住所:(本社)愛知県半田市州の崎町2-110
   (醸造蔵)愛知県碧南市弥生町1-25
電話:0569-20-0355
創業:明治5年(1872)

使用米:-
精米歩合:55%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,550円(税込み)

知多半島の付け根にあるミツカンで知られる半田市と矢作川を挟んだ対岸に接する碧南市もまた古くからの醸造の町です。

相生ユニビオという社名の酒蔵の前身はこの碧南市にあった相生酒造です。

同じルーツを持つ、みりん製造を行う「相生味淋」、同じく焼酎や酒精を製造する「愛知酒精工業」と「相生酒造」が平成16年(2004)に合併して生まれた会社です。

もっとも、清酒醸造を行う相生酒造は明治5年(1872)に創業した相生味淋株から昭和34年(1959)に事業再編に伴って分社化した会社なので、元の鞘に戻ったという感じでしょうか。

この分社化した年、明治5年(1872)が相生ユニビオの創業年となっています。

社名にあるユニビオとは「共に生きる」を意味する「相生」を英訳した「Union-Bios」と、「総合発酵技術」を意味する「Universal-Biotechnology」の2つの意味を持っているそうです。
みりん、清酒、焼酎、ウイスキー等のほか、薬事部門もあり、また入浴剤や健康食品なども手がけるまさに発酵技術の総合企業です。


色は薄いコハク色で、メロン、バニラクリームのような吟醸香。

飲み口は甘くフルーティーで、そう、これはまさにバニラクリームソーダのような飲み口のお酒です。

酸は少なく、苦味、渋味も控えめ。

コクも旨味もあるのにあっさりしていて、非常に安定感のあるやさしく飲みやすいお酒です。

こりゃうめ〜。

お気に入り度:4




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by tztom | 2017-12-29 21:45 | 愛知 | Comments(0)

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醸造元:大美酒造有限会社
URL:http://i-maniwa.com/area/s-omi/
住所:岡山県真庭市蒜山上長田1989
電話:0867-66-2005
創業:明治33年(1900)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度以上18度未満
購入価格:720ml:1,650円(税込み)

岡山県の最北端にして最標高に位置する高原の酒蔵。

西日本の軽井沢とも称されるリゾート地の蒜山(ひるぜん)高原で、明治33年(1900)に初代大美保一が創業した大美酒造。

酒銘の『美保鶴』は初代蔵元大美保一の名から取ったものでしょうか。

この地域で唯一の酒蔵で、ほとんどが地元で消費されます。

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香りは控えめで、飲み口はシャープながらも旨味がある。

実に控えめな旨味と控えめなコク。

淡麗辛口ですが飲みやすいお酒です。

飲み始めから後味に至まで辛口の余韻が残りますが、料理と合わせるとこれがスムーズな印象に。

うまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-12-21 00:03 | 岡山 | Comments(0)

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醸造元:株式会社平孝酒造
URL:なし
住所:石巻市清水町1-5-3
電話:0225-22-0161
創業:文久元年(1861)

使用米:-
精米歩合:50%
日本酒度:+3.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,782円(税込み)

東北最大の漁港を持つ石巻市は人口20万人の仙台市に次ぐ都市で、古くから伊達藩の米の積出港・北上川舟運と千石船が多数往来する海路交通の拠点として栄えてきた町です。

この石巻市には現在2軒の酒蔵があります。JR石巻駅の東側・千石町にある墨廼江酒造と、同じくJR石巻駅の西側・清水町に蔵を構える平孝酒造です。

平孝酒造は岩手県盛岡市にある菊の司酒造から分家して江戸時代後期の文久元年(1861)にこの石巻で創業しました。現在の主なブランドは普通酒が『新関』で特定名称酒が『日高見』です。

酒銘にもある『日高見』とは日本書紀に見られるように、古代東北(蝦夷地)を指す日高見国(ひたかみのくに)に由来。古くから石巻を発展させた北上川は「日高見川」が語源とされ平安時代にはこの一帯が「日高見」と称されていたとか。そうした歴史・文化にちなんで銘々。

米の旨みを感じる甘い香りが立ち上がりますが。飲み口は意外に辛口。どっしりとした厚みを舌に感じ、渋味と苦味、ほのかな酸味があり、芳醇な甘みがあります。甘くてふくよかな辛口のお酒。安定していてレベル高し。うまい、うまいです!!

お気に入り度:4



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by tztom | 2017-01-22 17:17 | 宮城 | Comments(0)

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醸造元:株式会社小屋酒造
URL:なし
住所:山形県最上郡大蔵村大字清水2591
電話:0233-75-2001
創業:文禄2年(1593)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,490円(税込み)

古くから湯治場として人気のある肘折温泉や霊峰月山の登山口でもある大蔵村は人口約4000人の村で新庄市の西に位置しています。

その大蔵村の中心部である清水地区は、かつて最上川舟運の河港の中では大きな規模の中継港として発展し、中世にはこの清水港の対岸に最上氏の「清水城」が築かれ、最上地方南部における政治経済の中心地として栄えた町でした。

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『花羽陽』を醸す小屋酒造は文禄2年(1593)の創業で、最上川舟運業も行い、庄屋や問屋の他、米沢藩御手船の請負差配役も勤めていたそうです。また、江戸時代には参勤交代の大名や江戸幕府の巡見使が宿泊する本陣も務めた旧家でした。

山形県中央部では最北端の蔵で、現在は少量生産の小さな蔵ですが、徐々にその名が県外にも知られるようになってきている新進気鋭の酒蔵の一つです。

ちなみに酒銘にもある「羽陽」とは古代・出羽国を北と南の地域に分けた際の現在の山形県にあたる出羽国南部の事。それに対して秋田県にあたる出羽国北部は「羽陰」となりますが、こちらはほとんど使われる事はありません。

やがて明治になると出羽国は「羽前国」と「羽後国」に分割されます。

香りはほとんどありませんが、わずかにメロンのような。色も限りなく透明で飲み口はスッキリさわやか。後半に酸と苦味がでてきて、その余韻がキレとなって終わります。スッキリ、シャープな淡麗辛口のお酒でした。うまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2016-09-12 07:24 | 山形 | Comments(0)

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醸造元:合資会社早川酒造部
URL:http://www.sam.hi-ho.ne.jp/hayakawakeisuke/
住所:三重県三重郡川越町高松829
電話:059-365-0038
使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,580円(税込み)

桑名市の南、伊勢湾に面した三重郡川越町は県内で2番目に小さな町。伊勢湾岸自動車道を走ると三重県の玄関口にあたるこの町の、みえ川越ICの近く、南北に走る旧街道沿いに蔵を構える早川酒造部は江戸時代から米穀商を営んでいた早川半三郎が明治6年(1873)に創業した酒蔵です。

創業当時の蔵は現在の場所から車で約5分ほどの場所である天ヶ須賀の1丁目にあり、酒銘の『天一』は「天ヶ須賀一丁目」に「天下一品」の酒を目指すという意味を掛け合わせたもの。当時は半三郎の酒蔵という事で「酒半(さかはん)」と呼ばれていました。
やがて、大正6年に良い水を求めて現在の朝明川(あさけがわ)の横に酒蔵の建物ごと移転します。

現在は『天一』と、吟醸酒以上の酒に命名される『天慶』の2つのブランドを展開しています。ちなみに『天慶』とは「天からの賜物」の意味。
あと、三重郡菰野町にある早川酒造はこの蔵の遠縁にあたります。(跡取りの無いこの早川家に養子に入った早川政蔵が後に独立した蔵)

色はうすいコハク色。そしてメロンのような香り、それが飲み口にも熟したメロンのような甘みとして続きます。スッキリとした、フルーティーな飲み応え。少々ざらつき感があってクリアな透明感よりはややどっしり感が。全体的に酸はなくフィニッシュに苦味の余韻。
栓をあけて少し日が経つと、開いたような華やかさは消えてしまいましたが、落ち着いた余韻を楽しめるお酒です。うまい、うまいです!

お気に入り度:4


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by tztom | 2016-07-07 21:15 | 三重 | Comments(0)