人気ブログランキング |

タグ:本醸造酒 ( 140 ) タグの人気記事

大山 本醸造 生酒[加藤嘉八郎酒造]_f0138598_05021749.jpg



醸造元:加藤嘉八郎酒造 株式会社
URL:http://katokahachiro.web.fc2.com/
住所:山形県鶴岡市大山3-1-38
電話:0235-33-2008
創業:明治5年(1872)

使用米:はえぬき
精米歩合:65%
日本酒度:+4.5
酸度:1.25
アミノ酸度:0.75
アルコール度:14度以上15度未満
購入価格:720ml:1,265円(税込み)

日本海に面した庄内地方の中心都市である鶴岡市は江戸時代より酒井家庄内藩(鶴岡藩)17万石の城下町として発展した町です。

その鶴岡市の西郊外に大山という町があります。
この大山は江戸時代初期より幕府直轄地「天領」の町として栄え、酒造りも盛んで最盛期には約40軒もの酒蔵が軒を連ね、広島の西条、神戸の灘と並び「東北の小灘」と称せられた出羽の酒どころでした。

現在も4軒の酒蔵が残ります。

大山 本醸造 生酒[加藤嘉八郎酒造]_f0138598_05085224.jpg


戦国武将・加藤清正をルーツにもつ大山の旧家、加藤治右衛門家の分家筋である加藤嘉八郎酒造は、大山で一番大きな酒蔵です。

加藤長三郎家から分家して明治5年(1872)に創業した、最も若い酒蔵でしたが、初代にして大山で一番大きな酒蔵となり、近代的な設備で安定したお酒を造り続けています。

ちなみに、すぐ近くに蔵を構える冨士酒造もまた加藤家の親戚筋です。


加藤嘉八郎酒造のお酒は8年ぶりです。


フレッシュでフルーティーな生酒をイメージしましたが、

香りは控えめです。

飲み口は水のように透明で、しかしふくよかさがあります。

澄んだやさしい甘み。

酸も控えめ。苦味、渋味はやや際立ちますが、やさしく透明感がある後味のキレ。

すっきり夏酒って感じです。

うまいです。

お気に入り度:3




↓お、この蔵・この日本酒いいね!と思われたらポチッとお願いします。

【日本酒】ブログランキング
日本の地酒・小さな酒蔵を応援しています!!


by tztom | 2020-06-07 05:02 | 山形 | Comments(0)

金盃 上撰本醸造 一番星 [金盃酒造]_f0138598_09294288.jpg



醸造元:金盃酒造株式会社
URL:<a href="http://www.kinpai.co.jp/"_blank">http://www.kinpai.co.jp/</a>
住所:兵庫県神戸市灘区大石東町6-3-1
電話:078-871-5251
創業:明治23年(1890)

使用米:アケボノ
精米歩合:70%
日本酒度:+3.5〜5.0
酸度:1.7~2.2
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:1,800ml:2,086円(税込み)

久々に灘の酒です。

金盃酒造は灘でも中堅の酒蔵。

淡路島で酒造業を営んでいた高田三郎が神戸の三宮に小売酒販店を開き、大正5年(1916)に灘・大石に『高田屋』の屋号で醸造場を開設したのが始まりです。

『高田屋』は酒蔵で働く丁稚や奉公人に暖簾分けを行い、「髙田屋チェーン店」を展開して行きました。

そして昭和10年(1935)に株式会社本高田商店に改組。

昭和39年(1964)に金盃酒造株式会社に社名変更。

始めて「生酒」を製品化し、世の中に生酒ブームを引き起こしたのも金盃酒造でした。

主力銘柄の『金盃』とは古代中国で皇帝より賜わる最も権威のあるもの。

金盃のラベル文字は、明治・大正の書道家、伊藤明瑞氏による。




クリーミーでバナナのような甘いクリーミーな香り。

飲み口はフルーティーでライチ、マスカット、バナナのような吟醸系。

しかし、スッキリとした淡麗辛口。

でも辛すぎない。

栓を開けて最初の印象は、これは吟醸酒じゃないか!!。

しばらく経つと落ち着いて、透明感の高い淡麗なお酒。

フルーティーなのど越し。


燗にすると、濃厚でふくよかなフルボディなお酒。

フルーティーでバニラシェイクのようなクリーミーさ。

そしてきつめとも言える、バラのような華やかさ。

うまい。

うまいけど、重くてちょとべた付く。

ラストは渋く苦いキレ。

このお酒は冷やがおすすめ。

やっぱり、梅かストロベリーのような香りは続き、

フレッシュでフルーティーな淡麗辛口のうまい酒。

これは、レベルが高い!!

うまい。

うますぎる!

お気に入り度:4




↓お、この蔵・この日本酒いいね!と思われたらポチッとお願いします。

【日本酒】ブログランキング
日本の地酒・小さな酒蔵を応援しています!!


タグ:
by tztom | 2020-03-22 09:51 | 兵庫 | Comments(0)

祝菊 本醸造 燗酒[池田屋酒造]_f0138598_09550965.jpg

醸造元:池田屋酒造株式会社
URL:http://www.ikedaya1689.co.jp/
住所:岐阜県揖斐郡揖斐川町三輪612-1
電話:0585-22-0016
創業:元禄2年(1689)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:1,800ml:2,291円(税込み)

池田屋酒造が蔵を構える揖斐川町は、岐阜県の西端、揖斐川中流域の町。

その中心部「三輪」地区は、揖斐川水運による物資の集散地として栄えた町で、今も重厚な商家など古い町並みが残ります。

もちろん、池田屋酒造もその一軒。

と、言うか三輪で最も重厚な佇まいの商家建築と酒蔵です。

この三輪はまた、西国三十三観音霊場の華厳寺の谷汲街道が町の中を抜け、その街道沿いに池田屋酒造を初めとする町並みが形成されています。

池田屋酒造店は江戸時代初期で最もバブルな元禄年間の元禄2年(1689)の創業。

祝菊 本醸造 燗酒[池田屋酒造]_f0138598_09551190.jpg


ちなみに、この三輪の町には県外でも広く知られている銘柄『房島屋』(ぼうじまや)の所酒造(明治初年創業)がありますが、それに対して池田屋酒造店はなかなか謎に包まれていました。

揖斐川町三輪は何度も訪れてはいますが、どうしても連休の休日になってしまいます。

しかし、池田屋酒造店は祝祭日休日はやっていないようで、それでいて販路も限られているので、お店のオフィシャルHPから直接通販で購入しました。

主力銘柄『富久若松』ふくわかまつ)は、末久しく栄えるようにとの願いを込めて命名。

『甕口』(かめぐち)はうすにごり原酒を熟成させた酒。全国展開を見据えて無濾過原酒系のブームもちゃんとキャッチした商品ブランド。
季節によってしぼりたての生もあります。

『祝菊』は淡麗辛口の特定名称酒。

緑瓶は冬限定のフレッシュな「生詰酒」、そして茶色瓶はまるく熟成されたお酒です。

そして、このお酒はその中でも「燗酒」用の本醸造酒です。


香りは控えめ、

スッキリとした淡麗な辛口。

ほのかな甘み。水のような透明感と上品なのどごし。

うまい。

度数は気持ち高めながらも、ライトで飲みやすい淡麗辛口。

燗にすると、スッキリとした薄味の淡麗なお酒。

「燗酒」というので燗栄えするお酒かと思いましたが、意外にライト感覚で飲みやすいお酒。

ライトですが、度数はやや高めなので、ペースコントロールが重量。

盃が進みます。進み過ぎます。

うまいです。

個人的にはもう少し、パンチというか旨味が欲しいところですが。

でも、うまい。

お気に入り度:3




↓お、この蔵・この日本酒いいね!と思われたらポチッとお願いします。

【日本酒】ブログランキング
日本の地酒・小さな酒蔵を応援しています!!


タグ:
by tztom | 2020-03-14 16:57 | 岐阜 | Comments(0)

日本橋 本醸造[横田酒造]_f0138598_17375152.jpg

醸造元:横田酒造株式会社
URL:https://yokota-shuzou.co.jp/
住所:埼玉県行田市桜町2-29-3
電話:048-556-6111
創業:文化二年(1805)

使用米:朝の光
精米歩合:70%
日本酒度:+4.0
酸度:1.2
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,320円(税込み)

埼玉県の北中部、人口約8万人が暮らす行田市は、江戸時代から続く「足袋」の町としても知られていますが、
戦国時代に石田三成による水攻め「忍城の戦い」を描いた、映画『のぼうの城』のモデル忍城の城下町の方が有名。

江戸時代は松平家の忍藩10万石の城下町として発展しました。

埼玉県のローカルCMから今や全国に知られるようになった、埼玉銘菓「十万石まんじゅう」はこの忍藩に由来。

ちなみに、行田市大字埼玉(さきたま)という地名がありますが、これが「埼玉県」(さいたま)発祥の由来と言われています。

日本橋 本醸造[横田酒造]_f0138598_21004894.jpg


その行田市の中心部から東に離れた、秩父鉄道・東行田駅が最寄りの桜町に大きな蔵を構える横田酒造は
江戸時代後期の文化二年(1805)に近江商人だった初代横田庄右衛門によって創業しました。

主力銘柄の『日本橋』は、庄右衛門が江戸に出てきて最初に日本橋の酒問屋で修行した事から、「初心忘れるべからず」との思いを込めて銘々したもの。


ほんのりと香ばしい乳酸香。

飲み口は、旨味を抑えてスッキリとした淡麗辛口です。

雑味は無く、後味にほんのりと渋味と苦味で引き締める、キレのいいお酒。

ただ、純米酒よりはやさしく、旨味もある印象。

燗にすると、純米酒に比べ、本醸造のこちらはふくよかな旨味とコク。

厚みと透明感のある淡麗辛口です。

ああ、晩酌の燗酒なら純米酒より本醸造かも。

うまいです。


お気に入り度:3




↓お、この蔵・この日本酒いいね!と思われたらポチッとお願いします。

【日本酒】ブログランキング
日本の地酒・小さな酒蔵を応援しています!!


タグ:
by tztom | 2020-02-12 21:03 | 埼玉 | Comments(0)

千姫 本醸造[檜山酒造]_f0138598_00363203.jpg

醸造元:檜山酒造株式会社
URL:http://www.hiyama.co.jp/
住所:茨城県常陸太田市町屋町1359
電話:0294-78-0611
創業:明治17年(1884)

使用米:-
精米歩合:70%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,100円(税込み)

常陸太田市の北郊外、国道349号のバイパス下にひっそり佇む小さな集落、町屋町は、かつて棚倉街道の宿場町として栄えた町です。

宿場町時代の面影を残す旧街道沿いには今も造り酒屋や納豆・豆腐店、雑貨店に鮮魚店がならんでいます。

かつては旅館や映画館もあり、水戸から棚倉へぬける宿場町として多いに賑わいましたが、昭和19年の大火により町並の多くが焼失してしまいました。

町屋町には数多くの酒蔵がかつてはありました。

中でも本陣を務めた平山家は幕末の万延元年(1860)に酒造業を創業し、近年には『悪代官』というユニークな銘柄で知られていましたが、2000年に廃業し銘柄は岡部合名会社に引き継がれています。

千姫 本醸造[檜山酒造]_f0138598_00363258.jpg


町外れの丘の上に蔵を構える平山酒造店は明治17年(1884)に創業しました。

当時の主力銘柄は『朝日正宗』でしたが、昭和40年(1965)に地域の酒蔵数社と共同瓶詰工場を設立した際の銘柄『千姫』を、同社解散後に引き継いで今に至ります。

その後本格焼酎にも進出。

さらに、自社でワイン用ぶどう農園を建設し、本格的な国産ワイン「常陸ワイン」を造っています。
今は、ワインが主力のようです。


香りは控えですが、ほんのりと甘さを感じます。

飲み口は酸の無い透明感のある甘み。

精米歩合70%でこの雑味が無いクリアなのどごし。

ほどよい苦味。

後味引くキレ。

うまい。

燗にすると、香ばしくふくよかな旨味。

濃醇でクリア。

やさしいビターな後味が杯がすすむ。

うまいな〜。

いや〜うまい。



正直、地味な酒蔵でしたが、技術力はたしかです。

販路も狭く知名度もありませんが、通販で直売も行っています。

お気に入り度:4




↓お、この蔵・この日本酒いいね!と思われたらポチッとお願いします。

【日本酒】ブログランキング
日本の地酒・小さな酒蔵を応援しています!!


タグ:
by tztom | 2020-01-18 17:04 | 茨城 | Comments(0)


この花桜 本醸造原酒[関酒造]_f0138598_16311770.jpg

醸造元:関酒造有限会社
URL:なし
住所:京都府亀岡市紺屋町26
電話:0771-22-0056
創業:明治2年(1869)

使用米:-
精米歩合:69.8%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:18度
購入価格:720ml:1,540円(税込み)

京都市の北東に接する亀岡市は古くからの宿場町・城下町として栄えた京都府第3の都市。

かつては旧丹波国の最南端に位置する都市で、古くは「亀山」と呼ばれた山陰道の要衝で江戸時代からは形原松平家5万石の城下町として発展しました。

丹波亀山は明治2年の版籍奉還で伊勢の亀山との混乱を避けるために「亀岡」と改められ今にいたります。

城下町の街割りや面影が今も残る亀岡市の中心部、紺屋町に蔵を構える関酒造は明治2年(1869)の創業。

この花桜 本醸造原酒[関酒造]_f0138598_16310704.jpg


屋号は「井づ源」で、元々は豪農で大地主だった関家が江戸末期ごろから副業で酒造りを始めました。

よって、関酒造は現在でも不動産事業が主だったりして、酒造りは銘柄を絞って細々と行っています。

今も残る伝統的な佇まいの商家建築は江戸時代末期のものとか。

主力銘柄は『この花桜』

このお酒の精米歩合は69.8%と微妙な数値。

7割を切りたいのでしょうか、共同精米施設で精米しているような歩合数ですね。

さて、

色は薄いコハク色です。

香りは控えめながらも、ほのかに芳ばしい乳酸香。

飲み口はとにかく、辛い。

辛い。ガツンとした辛さ。

甘さは控えめで、ウイスキーのように芳ばしく、刺激がある辛さ。

でも、味わえば味わうほど、味わい深いお酒です。

うまい。

燗にすると、意外にスッキリライトな感覚。

でも、ガツンと辛い。

ふくよかな透明感。

旨味は控えめ。

スッキリとしたキレ。

味わい深いお酒ですね。

うまい。

お気に入り度:3




↓お、この蔵・この日本酒いいね!と思われたらポチッとお願いします。

【日本酒】ブログランキング
日本の地酒・小さな酒蔵を応援しています!!


by tztom | 2019-11-24 17:01 | 京都 | Comments(0)

美山 てんごり 生もと本醸造[大石酒造]_f0138598_22391822.jpg


醸造元:大石酒造株式会社
URL:https://www.okinazuru.co.jp/
住所:京都府亀岡市薭田野町佐伯垣内亦13
電話:0771-22-0632
創業:元禄年間(1688-1704)

使用米:五百万石
精米歩合:70%
日本酒度:-1.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:720ml:1,298円(税込み)


亀山市の西郊外へ約4km、田園地帯が広がる稗田野町一画に大石酒造はあります。

国道372号線と併走する旧道が旧篠山街道。

平安期にはこの篠山街道が山陰道だった時期もあります。

この歴史ある旧道沿いに蔵を構える大石酒造は江戸時代中期の元禄年間の創業。

初代大石太郎兵衛が本家の庄屋より分家して「太郎兵衛酒屋」を起こしたのが始まりです。

明治5年に「酒喜屋」に改称。
さらに大正から昭和の時代にかけて「東酒屋」に改称し、戦後になって今に続く大石酒造と名を変えます。

昭和30年ごろに生まれた銘柄『翁鶴』は近畿一円を始め、東京、九州、名古屋方面にまで販路を拡大していきます。

現在は石数を抑えながら、伝統的な生配仕込み、寒仕込の酒造りを行い、一方で直営店や居酒屋などアンテナショップなどを展開。

東京の新橋新橋駅前ビルにも京の酒蔵『翁鶴』があります。

蔵でも資料館と食事処を併設した「酒の館」を運営しています。

美山 てんごり 生もと本醸造[大石酒造]_f0138598_22390714.jpg


今回のお酒「てんごり」は京都を代表する茅葺きの里「美山」をラベルに使った、一見観光酒にも見えますが、平成26年に大石酒造がより良い酒造りの環境を求めて新設した「美山蔵」で醸したお酒です。

酒銘の「てんごり」とは茅葺き屋根の葺き替えを皆で協力しあって行う美山の方言の事です。

大石酒造「美山蔵」美山路酒の館
住所:京都府南丹市美山町南新高瀬13
電話:0771-77-0007
営業時間:9:00~17:00


香りは控えめですが、
飲み口には群れた湿度のなる干し草のような牧歌的な香りを感じます。

ああ、昔の地酒っぽい。

生もと特有の乳酸香かな。

飲み口は芳醇な甘口の、干し草のような乳酸香がやっぱり口に広がります。
キンキンに冷やすとそれほどでもありませんが。

パンチのある辛さ。

辛いけど芳醇旨口。

辛いけど、うまい。

燗にすると、香りは控えめながら、甘酒のようなコクのある香りと甘み。

奥行きと深みのある余韻。

ほのかな酸味が生もとぽッい。

ああ、美山に来たらこの酒かも。

うまいです。

お気に入り度:3



↓お、この蔵・この日本酒いいね!と思われたらポチッとお願いします。

【日本酒】ブログランキング
日本の地酒・小さな酒蔵を応援しています!!


by tztom | 2019-11-19 23:06 | 京都 | Comments(0)

北の勝 鳳凰[碓井勝三郎商店]_f0138598_13354148.jpg

醸造元:碓井勝三郎商店
URL:http://www.marimo.or.jp/~honda/cybermkt/mall/usui/
住所:北海道根室市常盤町1丁目6番地
電話:01532-3-2010
創業:明治20年(1887)

使用米:-
精米歩合:70%
日本酒度:+1.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:861円(税込み)

北海道最東端、(もしかしたら日本最東端?)の酒蔵、碓井勝三郎商店。

社名の通り明治20年(1887)に碓氷勝三郎氏が創業。

創業時からのレンガ造りの酒蔵は、根室空襲でも奇跡的に被災を逃れました。

家族経営の小さな酒蔵で、休漁期の昆布漁師が蔵人として働いています。

かつては水産加工業やタクシー会社も経営していましたが、現在は酒造業に専業しています。

生産量が少ないのでほとんど地元流通のお酒です。

主力銘柄は『北の勝』、大半は晩酌向けの普通酒『大海』と『鳳凰』ですが、毎年1月には期間限定で特定名称酒の搾りたて、純米酒と大吟醸酒も発売。


香りは..ありません。

飲み口は透明ですっきり。
雑味の無い、ほんのりと甘いすっきりとした飲み口。

辛すぎないお酒。

淡麗辛口にふりすぎない、第一印象でうまい酒。

正直うまい、晩酌向けのお酒です。

これは、是非に燗にしてみる。

まず、うまい!

めちゃ、うまいぞ!!

雑味も無く、透明感のあるふくよかで芳醇な甘み。

スッキリとしたまろやかなキレ。

うまい。

盃が進む。

うますぎる。


お気に入り度:4




↓お、この蔵・この日本酒いいね!と思われたらポチッとお願いします。

【日本酒】ブログランキング
日本の地酒・小さな酒蔵を応援しています!!


タグ:
by tztom | 2019-11-12 13:39 | 北海道 | Comments(0)

陣屋 特別本醸造 一火[有賀醸造]_f0138598_10182461.jpg

醸造元:有賀醸造合資会社
URL:http://arinokawa.net/
住所:福島県白河市東釜子字本町96
電話:0248-34-2323
創業:安永3年(1774)

使用米:夢の香
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,560円(税込み)

有賀醸造もまた、ある意味復活した酒蔵です。

白河市の中心部から車で30分ほど東郊外に位置する釜子地区に蔵を構える有賀醸造は、近年までは幻のマッコリの異名を持つ『虎マッコリ』銘柄のマッコリ製造が中心となっていました。

一方で古くからの銘柄『有の川』は普通酒のみを細々と販売していました。

福島県の酒造組合にも加盟していない時期があり、最近までその存在を知りませんでした。

そんな有賀醸造の創業は古く、江戸時代後期の安永3年(1774)に遡ります。

この釜子には越後高田藩の飛び領5万石を統治する陣屋が設けられ、代官より酒造りの命を受けて陣屋の隣で御用蔵として酒造りを始めたそうです。

日本酒不況の中、生産は縮小していく中で、上野のコリアンタウンで飲んだマッコリとの出会がきっかっけとなり、自社で作り始めたそうです。

無添加純米で辛口に仕上げたマッコリがヒットする事になるのですが、東日本大震災がきっかけとなり日本酒作りにも注力することになります。

当時、東北大の生命科学研究科の研究員だった有賀裕二郎氏が福島の蔵にもどり、日本酒造りの修行を始めます。

さすが研究員。酒造りを徹底的に分析し、勘に頼らない酒造りを目指して設備も整え、数値管理をした酒造りを目指します。

そして、有賀醸造12代目杜氏となって2013年に送り出した特定名称酒の新ブランドが『陣屋』シリーズです。

銘柄はもちろん創業時にちなむ釜子陣屋に由来。

5年後には安定してきて、「SAKE COMPETI TION 2016」では金賞を受賞。

今や蔵を代表する銘柄となっています。



一回火入れで、ガスが残ります。

香りは控えめ。

シュワシュワ感。

飲み口は、まるで吟醸酒のようなフレッシュ感とフルーティー感。

フルボディでいながら、繊細で。

苦味、渋味、キレのバランスが良く、食中酒としてだけでなく、そのまま飲み続けてもあきない。

うまい。

これは、うまい。

栓をあけてしばらく立つと、発泡感もおさまり、

ライチ、マスカットのようなフルーティーさが透明感を伴って安定してきます。

後味に、若干苦味、渋味の若さが残るかな。

でも、うまい!!


お気に入り度:4




↓お、この蔵・この日本酒いいね!と思われたらポチッとお願いします。

【日本酒】ブログランキング
日本の地酒・小さな酒蔵を応援しています!!


by tztom | 2019-10-22 10:20 | 福島 | Comments(0)

吉宗 本醸造[天長島村酒造]_f0138598_18301467.jpg


醸造元:天長島村酒造株式会社
URL:http://www.tencho-shimamura.jp/
住所:和歌山市本町7-4
電話:073-431-3311
創業:明治18年(1885)

使用米:-
精米歩合:-
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,080円(税込み)

JRと南海電鉄の和歌山市駅から線路沿いに東へ700mほどの本町7丁目、本町通りの北端に蔵を構える天長島村酒造は明治18年(1885)に創業。

創業当時の銘柄は『世界王』や『美さを菊』でしたが、大正時代初期に朝香宮鳩彦(あさかのみや やすひこ)殿下が和歌山の第61連隊に赴任し、島村家の別荘に滞在中に、「老子」の第七章の「天長地久(天は長く地は久し)」にちなんだ銘柄『天長』を賜ります。

老舗の酒蔵ながらも酒造りに対して真摯に向き合い、まだ特定名称酒が制度化していない昭和45年(1970)には早くに純米吟醸酒を商品化して『純吟』という銘柄を登録しています。

また毎年新春には皇室御用達として、清酒『天長』と『純吟』を約半世紀に渡って皇室に献上していて、この日本酒献上蔵は全国で数社。和歌山県では唯一の酒蔵です。

今回のお酒、本醸造『吉宗』はもちろん、あの「暴れん坊将軍」で有名な紀州徳川家出身の8代将軍徳川吉宗の名。
自ら質素倹約に努めながらも、食事の中で毎晩晩酌を欠かさなかったことに由来すます。


色は無色透明で香りも控えめ。

飲み口は、ほんのりと甘くてさわやかなコクがあり、スッキリとした淡麗辛口です。

ある意味、灘の大手の酒蔵のような安定感。

うまいぞ。

燗にしてみる。

ほんのりと感じた旨味はどこかに行ってしまい、まろやかな飲み口のスッキリとした辛口系になりました。

辛くて、渋い、苦い。

あれ?

こんなお酒だっけ?

このお酒は冷やで飲んだ方がうまいですね。

意外だ。

冷やおすすめ。


お気に入り度:3



↓お、この蔵・この日本酒いいね!と思われたらポチッとお願いします。

【日本酒】ブログランキング
日本の地酒・小さな酒蔵を応援しています!!


タグ:
by tztom | 2019-05-12 18:30 | 和歌山 | Comments(0)