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タグ:無濾過原酒 ( 62 ) タグの人気記事

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醸造元:油長酒造株式会社
URL:http://www.yucho-sake.jp/
住所:奈良県御所市1160
電話:0745-62-2047
創業:享保4年(1719)

使用米:秋津穂
精米歩合:65%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,134円(税込み)

奈良平野の最南端に位置する御所市。

平野部と吉野山間部の中継地として栄えた在郷町、桑山氏御所藩1万2000石の陣屋町、浄土真宗本願寺派の寺内町といくつもの顔を持って発展した南大和有数の商都です。

葛城川を堺に西側の町を「西御所」といい、1万2000石の御所藩の陣屋町で、碁盤の目状に整備された町割りや敵の侵入に備えた桝形など、今も城下町の遺構が残されています。

一方葛城川の東側の町を「東御所」といい、町の中心に建つ浄土真宗本願寺派の寺院・円照寺の寺内町として発達。と、されていますが、一説にはこれとは真逆の説もあり、「東御所」には代官所や陣屋跡が残ります。

西御所の中央部に蔵を構える油長酒造は江戸時代中期の享保4年(1719)創業の歴史ある酒蔵ですが、この創業年は酒造業に転換した年という事です。

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江戸時代初期から菜種油の製油業を営み、代々油屋長兵衛を襲名、屋号を「油長」(ゆうちょう)としていました。

創業当時からの主力銘柄は『鷹長』ですが、近年は日本酒の可能性を追求した低アルコールの『ALPHA』シリーズや「五感で愉しむ酒」をコンセプトにした新しいブランド『風の森』シリーズは主力銘柄になっています。


ポンッと音を立てて空く栓。

シャンパンのような炭酸ガスを含んだ、フレッシュでフルーティーな飲み口。

香りは控えめ。

フルボディでいながらキレもいい。

酸が強いので甘みは控えめに感じますが、落ち着いた旨味があります。

うまい。

これはうまい。

日を置いて炭酸ガスが自然に抜けきった時もまた飲み頃らしい。

ガスが引くと、酸も控えめに、いやほとんど感じなくなり、変わってやさしい甘みが全面に出てきます。

デザート酒のようなフルーティーな甘みで、合う食事を選びますが、うまい酒です。

ああ、うまい。

アテは要らない。

ただ堪能するだけ。

うまいな〜。

お気に入り度:4




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by tztom | 2019-07-18 00:18 | 奈良 | Comments(0)

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醸造元:合名会社 伊勢屋商店
URL:http://iseya-kouraku.sakura.ne.jp/
住所:豊橋市花田町字斉藤49
電話:0532-31-1175
創業:大正9年(1920)

使用米:夢吟香
精米歩合:50%
日本酒度:+5.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,944円(税込み)

愛知県の南東部、渥美半島の付け根に位置する豊橋市は人口約37万人が暮らす三河地方の中心都市。

中心部を東海道が横断し、江戸時代には吉田と呼ばれ吉田藩や吉田宿など古くから城下町、宿場町として栄えた歴史をもつ町です。

ちなみに豊橋という地名になったのは明治になってから。

改名の理由は日本各地に「吉田」の地名があった為。

豊橋市の中心部、駅から10分ほどの羽田八幡宮の裏手に蔵を構える伊勢屋商店はその屋号のとおり伊勢からこの豊橋に移り住んだ初代小林周太郎は酒の小売業を始め、その後大正9年(1920)に造り酒屋に進出しました。


豊橋は豊富な水と米に恵まれ、古くから酒造りがさかんに行われましたが、現在残っている蔵元は2つだけです。

創業当時からの主力銘柄『公楽』は、「みんなで心から楽しんでほしい」という創業者の願いが込められたもの。

今回の限定酒『周太郎』は創業者であり蔵本が襲名し続けている名。


香りは控えめですが、ガツンと酸のあるパワフルな飲み口のお酒です。

厚みのある苦味、渋味をまとって後ろに控えた旨味。

そしてまとまり感。

フルボディな旨口として着陸する。

うまい。

うまいです。


お気に入り度:3




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by tztom | 2019-07-04 20:44 | 愛知 | Comments(0)

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醸造元:高垣酒造株式会社
URL:http://www.kinosake.jp/
住所:和歌山県有田郡有田川町小川1465
電話:0737-34-2109
創業:天保11年 (1840)

使用米:五百万石
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:2.4
アミノ酸度:-
アルコール度:18度
購入価格:720ml:1,512円(税込み)

みかんで知られる有田市の東、有田川の中流域に位置する有田川町は、平成の大合併によって2006年に有田郡の金屋町・清水町・吉備町・金屋町が合併して生まれた人口約25,770人が暮らす町です。

その有田郡の中心地・金山町から東へ国道424号線を五名谷川に沿って走る郊外に、高垣酒造はあります。

高野街道の道中にある早月渓谷には弘法大師(空海)が発見した岩清水が湧き、その水をいつの頃か人は不老長寿の「空海水」と呼ぶようになります。

この「空海水」から酒を醸すことを思いついた初代髙垣又ェ門が江戸時代後期の天保11年(1840)に創業した高垣酒造。

その歴史ある蔵は、主屋、塀、土蔵、仕込蔵、貯蔵蔵が国の登録有形文化財に指定されています。

主力銘柄は『龍神丸』と『喜楽里』。

一時期メディアに取り上げられた事により、一躍脚光を浴びて入手困難となって「幻の酒」とも呼ばれた高垣酒造の酒でしたが、2010年に高垣淳一杜氏の突然の死去によって蔵の存続が危ぶまれました。

しかし、そこで高垣淳一氏の妻、高垣任世(ひでよ)さんが九代目蔵元兼杜氏を引き継がれました。

高垣淳一氏の酒を目指して血のにじむような努力をされています。

そして、今回のお酒は高垣任世杜氏4期目のお酒です。



メロン、バナナのような香り。

飲み口はキレイでさっぱりとしたフルーティさ。

重くありません。

酸は控えめ、後から来る苦味、渋味の余韻が若々しさと合ってうまい。

やさしい旨さと鮮やかなキレ。

中取りですが、若すぎない。

安定感があります。

うまいです。

まだまだ試行錯誤中のお酒という触れ込みでしたが、まったく旨いです。

これからが期待されます。

うまい!

お気に入り度:4




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by tztom | 2019-05-15 01:47 | 和歌山 | Comments(0)

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醸造元:尾崎酒造株式会社
URL:http://ozakisyuzou.jp/
住所:新宮市船町3-2-3
電話:0735-22-2105
創業:明治13年(1880)

使用米:山田錦・美山錦
精米歩合:60%
日本酒度:+ 1.0
酸度:1.8
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,512円(税込み)

今から15年ほど前に、和歌山の地酒で最初に飲んだのがこの尾崎酒造の『太平洋』でした。

蔵のある新宮市は熊野三山の1つである熊野速玉大社の鳥居前町として発展し、江戸時代には紀伊国の南の要衝として紀州藩新宮城の城下町として栄えました。

平成の大合併で2005年に東牟婁郡熊野川町を合併して市域を熊野川上流の内陸部にまで広げ、熊野地方の中心的な都市の一つです。

尾崎酒造は明治2年に和歌山県新宮市三本杉で酒造りを始め。明治13年(1880)に、現在の熊野川沿いの新宮市船町に蔵を移して本格的に酒造業を創業しました。

現在は本州最南端の酒蔵です。

今回の『熊野桜』は春限定の純米無濾過原酒。

紀伊半島南部でごく自然に群生していた桜の中に「変わったサクラがある」という情報から本格調査がはじまり、国内に分布する野生種では約100年ぶり新種の桜であった事が判明しました。それにちなんだブランドです。


ライチ、メロンのような香り。

飲み口は濃厚で丸いフルーティーさと、苦味、酸味が立ちシャープな後味。

余韻は澄んでやさしく、キレイ。

ひかえめな原酒。

酒質の設計が成せる技か。

吟醸酒のように華やかで甘く、うまい。

ああ、うまいな〜。

うまい。

お気に入り度:3




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by tztom | 2019-05-01 21:10 | 和歌山 | Comments(0)

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醸造元:DHC酒造株式会社
URL:http://www.bairi.net/
住所:新潟県新潟市北区嘉山1-6-1
電話:025-387-2025
創業:明治41年(1908)

使用米:越淡麗
精米歩合:55%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,495円(税込み)

「通話料無料0120-333-906」のCMでお馴染み、化粧品、健康食品で知られる株式会社DHC。

最近ではアパレル、リゾート事業、出版事業など手広く事業展開しているようですが、なんと!!
日本酒醸造にも進出したようです。

新潟市の中心部から阿賀野川を越えた東の北区は平成の大合併で2005年に新潟市に編入合併した旧・豊栄市(とよさかし)。江戸時代に旧新発田街道(木崎街道)の通る宿場町、木崎宿を中心に発達した町です。

DHCはここでゼロから酒蔵を立ち上げた訳ではなく、明治41年(1908)に小黒粂治によって創業した小黒酒造を平成26年で買収して参入しました。

当初は「DHC小黒酒造」でしたが、平成28年にはDHC酒造と社名変更をして「小黒」を取ってしまいました。

DHC酒造の製造割合は特定名称酒が90%で普通酒が10%。

普通酒は小黒酒造から引き継いだ地元向けの『朝日晴』だけとなっています。

主力銘柄は『越乃梅里』ですが、新ブランド『悠天』も展開。

さらに、東京多摩市の「小山商店」や神奈川県の「長谷川越後屋酒店」からの要望で生まれた『嘉山』シリーズが今回のお酒です。

この『嘉山』とは蔵のある地名です。

あと、ちなみに「DHC」とは「大学翻訳センター」の略で創業者の吉田嘉明氏が大学の研究室を相手に洋書の翻訳委託業を行ったことに始まります。



香りは控えめですが、飲み口はパンチがあります。

無濾過生酒らしい、シュワシュワ感。

とても清冽感のある飲み口。

幾何学的に整った感。
モノリスのように平面構成な整った旨さ。

そしてキレイ。

生酒なので若さもありますが、超進学校的な整った感。

なんか、良く分からない表現が続きますが、それだけ感動。

後から感じる華やかな香り。
嗅覚ではなく味覚で感じる華やかさは、フルーティーを通り越して花のよう。

化粧水のような、は先入観か?

原酒なのに重くない。ライト。

とにかく、バランスが良く、飲みやすく、キレイでうまい。

うまいよ!!

やばいよ!!

的な。

お気に入り度:5




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by tztom | 2019-02-09 00:09 | 新潟 | Comments(0)

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醸造元:井澤本家合名会社
URL:http://izawa-honke.com/
住所:兵庫県加古郡稲美町印南818
電話:079-495-0030
創業:明治16年(1883)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

井澤本家のある加古郡稲美町は明石市の北に位置し、神戸市、加古川市に囲まれた人口約3万人が暮らす町で、平成の大合併においても合併の道を歩まず独立を保っている町です。

加古川と明石川に挟まれた印南野台地に位置し、万葉集では稲日・稲見と書かれ、古くから印南野(いなみ野)と呼ばれていた地域です。

町名からも酒造りに欠かせない米作りが盛んな地に思えますが、台地上にあるため水資源に乏しく、早くから溜池が数多く造られながら開墾されてきたそうで、町内には県内最古と言われる天満大池や県内最大の加古大池など、約80箇所の溜池があります。

町の中心部から東へ、広谷池の近くの集落に蔵を構える井澤本家は古くからの豪農で酒造りを始めたのは意外に新しく明治16年(1883)だそうです。

蔵は庄屋クラスの旧家の佇まいで、さらに敷地内には太陽光発電も行っています。

酒名の『倭小槌』(やまとこつち) は、酒好きの健康と社会貢献、さらに社会の無限の発展を願って、「打出の小槌」と日本を意味する「倭」を掛け合わせたもの。


フレッシュな香り、酸が強くて若い!!

シュワシュワとパンチのあるインパクトがあるフレッシュなフルーティさ。

後味に残る苦味の余韻がまた若くてうまい。

無濾過生原酒らしさと、兵庫の酒の安定感。

うまいです。

蔵元のHPでは無濾過生原酒なのに、(40℃~50℃)ぬる燗から熱燗というの燗でもオススメとか。懐の広い旨味を持ったお酒。

燗にしても、パワフルで、うまい。

うまいけど、冷やの方がオススメです。

うまいな〜。


お気に入り度:3




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by tztom | 2018-11-08 00:05 | 兵庫 | Comments(0)

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醸造元:太田酒造株式会社 灘工場(灘千代田蔵)
URL:http://www.ohta-shuzou.co.jp/
住所:兵庫県神戸市東灘区深江南町2-1-7
電話:078-411-9456
本社:滋賀県草津市草津3-10-37
創業:明治7年(1874)

使用米:ヒノヒカリ
精米歩合:50%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

太田酒造は滋賀県の酒蔵で、滋賀の地酒のカテゴリーですでに紹介している酒蔵です。

しかし太田酒造は早くから兵庫県は灘に進出して「灘千代田蔵」蔵も構え、また灘五郷酒造組合にも加盟しているので兵庫の地酒として紹介します。

東海道と中山道の合流する宿場町「草津宿」として栄えた滋賀県草津市に本社を構える大田酒造は日本一小さな総合酒類メーカーを自称している酒蔵ですが、江戸城を築城した室町時代後期の武将・太田道灌を遠縁に持つ家柄の末裔が武士から商人と身分を変え明治7年(1874)に創業した酒蔵です。

灘千代田蔵は灘の酒蔵を買収して傘下に収めたわけでは無く、早くから酒造家としての発展を見据え、17代蔵元が昭和37年に灘に進出した蔵なのです。

今回のお酒に使われている酒米ヒノヒカリ(南海102号)はあまり聞き慣れない品種ですが、コシヒカリ(越南17号)と黄金晴(愛知40号)の交配によって九州は宮城県で生まれた酒米です。


香りはひかえめながらもクリーミー。

無濾過ですが限りなく透明に近いです。

透き通った甘さとインパクトのある酸。

芳醇でフルーティーな旨味。

甘い。うまい。

出しゃばりな若々しさは無く、とにかく上品でキレイ。

育ちの良い若い酒。的な。

安定して、レベル高し。

うまい、うまし!!

お気に入り度:4





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by tztom | 2018-10-14 21:57 | 兵庫 | Comments(0)

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醸造元:株式会社 小山本家酒造 灘浜福鶴蔵
URL:https://www.hamafukutsuru.co.jp/
住所:神戸市東灘区魚崎南町4-4-6
電話:078-411-8339
本社:埼玉県さいたま市西区指扇1798
創業:江戸時代末期

使用米:山田錦
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:1.3
アミノ酸度:1.2
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,400円(税込み)

灘五郷は魚崎。灘の酒蔵の中でも特に歴史のある櫻正宗酒造の隣に蔵を構える灘浜福鶴蔵もまた江戸時代末期の創業です。

明治初期には『大世界』という銘柄の酒を造っていましたが、戦時中の企業整備令により菊正宗酒造と合併します。

しかし終戦後、姫路の味噌・醤油などの醸造元が資本参加して独立再開しました。

銘柄は『福鶴』でしたが、富山県の福鶴酒造や長崎県の福田酒造の「福鶴」との避ける為か銘柄を『浜福鶴』として社名も浜福鶴銘醸としました。

日本酒不況と後継者難により廃業の危機にも直面しましたが、東日本最大の酒造メーカー小山本家酒造(埼玉県さいたま市)の傘下に入り酒造りを継続。

平成7年(1995)の阪神・淡路大震災では浜福鶴銘醸の蔵は全壊、近代的な観光酒蔵「浜福鶴吟醸工房」として再出発します。

その後2013年には小山本家酒造に吸収合併され「小山本家酒造 灘浜福鶴蔵」となりました。

『空蔵』(くぞう)というブランドはゼロからの再出発の意味を込めて、ゼロ(空)の蔵の意味です。

会社としては埼玉の酒蔵になるのかな〜?

近年は日本全国レベルでの酒造メーカーの吸収・合併・経営統合が盛んなので、無国籍化ならぬ無地域化といった国内グローバリズムが始まった印象です。


無濾過のうすにごり系。

立ち香は、とにかく米の旨みが凝縮したようなフルーティーな吟醸香です。

飲み口はシャープなキレの辛口酒ですが、最初に旨味があって、やさしく後半のキレにバトンタッチ。

さすが、大手蔵の技術力。

若々しい酸と荒さとうまくまとめる安定感。

苦味と渋味をうまくまとまった余韻は...

うまい!!

押しつけるような若々しさや重さはなく。

安心、安定、うまい。


お気に入り度:3


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by tztom | 2018-10-13 19:58 | 兵庫 | Comments(0)

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醸造元:高田酒造株式会社
URL:http://www.shikun.co.jp/
住所:鳥取県倉吉市西仲町2633
電話:0858-23-1511
創業:明治元年(1868)

使用米:玉栄(鳥取県産)
精米歩合:55%
日本酒度:+7.0
酸度:2.2
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:720ml:1,728円(税込み)

鳥取県中部、町中を流れる細い玉川沿いに立ち並ぶ土蔵街で有名な倉吉は国の重伝建に指定されています。

倉吉は古来より山陰道筋の要衝として発展し、戦国時代には打吹城の城下町として栄えました。

江戸時代に入ると池田家鳥取藩32万石の家老を務める荒尾家が町の行政を行う陣屋町として城下町を引き継ぎます。

玉川沿いの土蔵街風景を代表する元帥酒造と同じ通りを西に約200mほど離れた場所に建つ高田酒造は明治元年(1868)の創業。酒造りを始める以前はこの地域の近隣農村で庄屋を務めていたそうです。

県の保護文化財にも指定されている天保14年築の店舗の一角では食事処もやっています。

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主力銘柄の『此君』(しくん)は竹葉の露が良酒になったという中国の故事の一説「なんぞ此の君なかるべけんや」(此の君無しでは1日も暮らせないの意)から抜粋したもの。

この故事から酒銘をとる蔵は結構あります。
ちなみに山形県の最上郡最上町の酒蔵、佐藤酒造店は『此君』を(このきみ)と読みます。

これに高田屋の屋号「ひわだ屋」の紋である「丸ひ」を冠しています。

高田酒造の造るお酒は、全体的に日本酒度が10度以上の辛口系。

季節により無濾過生系のラインナップも展開。

ただ辛いだけでなく、旨味を感じるお酒だそうです。


香りは控えめながらも、ほんのりとラッカー系の酢酸エチル香。

日本酒度7.0度の火入れされた無濾過原酒なのですが、ややドライでシャープな飲み口の奥に、厚みのあって荒々しいうまみがあります。

蔵元の女将さんいわく辛さと旨味のバランスを飲んでほしいと。

まるほど。

とかにかく、辛いけど旨味もほどほどあって、まあ、いい感じです。

超辛口ですが、うまいですね。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-12-17 13:30 | 鳥取 | Comments(0)

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醸造元:吉田酒造有限会社
URL:http://chikubu-sakura.com/
住所:高島市マキノ町海津2292
電話:0740-28-0014
創業:明治10年(1877)

使用米:玉栄
精米歩合:60%
日本酒度:+7.0
酸度:1.9
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,404円(税込み)

滋賀県の酒で一番最初に飲んだ酒が吉田酒造の『鳰の竹生嶋』でした。

酒蔵のある海津は琵琶湖の最北端に位置する、今も古い町並みが残る町で、平成の大合併によって高島市に編入される前は、カタカナ名のマキノ町にありました。

古くより北陸と京都をむすぶ交通の要所として栄えた港町で、江戸時代から昭和初期まで、若狭から山越えで運び込まれる米や海産物などの北陸の物資を、琵琶湖を利用して京阪神に運ぶ湖上交通の中継地として栄え、最盛期には100隻近い丸子船(輸送船)を擁する大きな港町でした。

吉田酒造は明治10年(1877)に創業し、地元では50%のシェアを越える地元に根ざした酒蔵です。

吉田酒造は現在、『竹生嶋』 『花嵐』 『緑樹影』と使う米によって主に3つのブランドを展開しています。

主力銘柄の『竹生島』は、奥琵琶湖に浮かぶ周囲2kmの小島で、古来より、神の棲む島とも言われた信仰の島。都久夫須麻神社(竹生島神社)と宝厳寺(西国三十三所三十番)があり、基本人は住んでいません。

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ちなみに、いまは『竹生島』ですが、以前は『鳰の竹生島』(におのちくぶしま)でした。


うすいコハク色で、木樽のような香りがしました。

飲み口は酸が強く、渋味と苦味も若々しく、パンチのある酒です。

干し草、藁のような香ばしさは終始続きます。

辛口純米と言うようにキレキレですが、しかし背後から旨味が顔を出して後味はさわやか。

料理を選ぶかな?と思いましたが、結構どんな料理にも合いました。

10年ぶりに飲みました。

うまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-12-02 19:33 | 滋賀 | Comments(0)