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束 純米無濾過生原酒[豊国酒造]_f0138598_20031652.jpg


醸造元:豊国酒造合資会社
URL:http://azuma-toyokuni.com/
住所:福島県石川郡古殿町竹貫114  
電話:0247-53-2001
創業:天保年間(1831-1845)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16 度
購入価格:720ml:1,518円(税込み)

福島県中通りの都市、白河市と浜通りの都市、いわき市を結ぶ古くからの街道は「御斎所街道」と呼ばれていました。

その街道の丁度中間地点。標高500mの阿武隈山地に囲まれた山中の宿場町「古殿町竹貫」に豊国酒造は蔵を構えます。

また、この竹貫地区は中世竹貫氏の城下町でもあり、江戸時代には幕府の代官所が置かれていた阿武隈山中、御斎所街道筋の政治経済の中心地でもあった場所です。

町の中心を太平洋に注ぐ鮫川が東西に流れています。

この古殿町竹貫で豊国酒造合資会社は江戸時代後期の天保年間(1831-1845)に創業しました。


束 純米無濾過生原酒[豊国酒造]_f0138598_20071915.jpg


ちなみに、福島県には2軒の豊国酒造があります。
もう一軒は遠く離れた会津地方にある蔵で『会津豊国』という銘柄を醸しています。

会津が福島県の西端に位置しているからでしょうか、こちらの豊国酒造の主力銘柄は『東豊国』です。

両方の豊国酒造に関連はありません。

古殿の豊国酒造の蔵元は矢内さん、会津の豊国酒造も蔵元は高久さんです。

さて、今回の古殿の豊国酒造は長く地元石川郡だけで消費されていた酒蔵でした。

しかし、9代目蔵元矢内賢征氏は県外に広く撃って出ます。

「伝統・格式+モダン」のコンセプトのもと2011年に生まれた新ブランド『一歩己』(いぶき)シリーズ。

そして、蔵元のプロデュースは蔵を飛び出し、福島県南酒販(株)の若手社員6名とコラボ。

彼らがプロデュースしたお酒が今回の『束』(たばね)シリーズです。


攻めのお酒ですが。

香りは結構控えめです。

最近はやりの無濾過生原酒でしたが、良い意味で、甘ったるくも無く、重くも無く。

スッキリとしたキレイで垂直なフルーティーさ。

お酒の設計がしっかりとしているのか、フルーティーで若々しさだけを前面に出さず。

なんか、落ち着いている。

うまい。

若さが行儀良く。育ちが良いような安定感を漂わせています。

ああ、これはうまい酒だ〜。

うまい。

お気に入り度:4




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by tztom | 2020-05-07 20:04 | 福島 | Comments(0)

金明 純米吟醸 しぼりたて無濾過原酒[根上酒造店]_f0138598_23473567.jpg

醸造元:株式会社根上酒造店
URL:なし
住所:静岡県御殿場市保土沢850-4
電話:0550-89-3555
創業:明治25年(1892)

使用米:-
精米歩合:45%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,783円(税込み)

根上酒造店は明治初期創業で、現在では御殿場唯一の酒蔵です。

主力銘柄の『金明』とは、富士山頂の霊泉「金明水(きんめいすい)」に由来。

御殿場市中心部から3kmほどの西郊外。

田園地帯と工業団地が入り組んだ集落の外れに蔵はあります。

金明 純米吟醸 しぼりたて無濾過原酒[根上酒造店]_f0138598_23474421.jpg

約200石ぐらいの小さな蔵で、造られた酒の大半は地元及び静岡県内で消費されてしまうので、県外ではその存在もあまり知られていませんでした。

と、いうか地元でもあまり流通してなさそうでした。

すでに廃業している印象もありました。

でも直売店があります。

結構知る人ぞ知るような地味な商品を作っていましたが、今や入手困難なお酒として知られるようになりました。

しかし、約200石くらいの蔵でなんと四季醸造という事らしいので、一期あたりの石数は50石という事でしょうか。

10年以上前から純米蔵になったという事で、最近は特約店向けの特定名称酒を作っているようです。

今回のお酒も特約店限定酒っぽい無濾過原酒系の純米吟醸。



色は無色透明です。

しかし!!

何と、香りはストロベリー。

飲み口は梅干し?いやフルーティーな梅の果実です。

これは日本酒?梅酒?

フルーティーながらも淡麗なキレ。

たしかに日本酒だ!!

こんなのは始めて。

よく分からないがうまいぜ!!

栓をあけてしばらく置くと、フルーティーな華やかさは落ち着きをみせ、

変わって、パンチのある辛口、苦味、渋味の荒々しい勢力が幅を利かせてきます。

ふつ〜の日本酒に軟着陸?していく感じ。

しかし若くて、ビターで楽しいお酒。

うまい。

うまいな〜。

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by tztom | 2019-11-14 22:22 | 静岡 | Comments(0)

菊駒 純米吟醸 無濾過生原酒[菊駒酒造]_f0138598_22002197.jpg


醸造元:株式会社菊駒酒造
URL:http://www.kikukoma.com/
住所:青森県三戸郡五戸町字川原町12
電話:0178-62-2323
創業:明治43年(1911)

使用米:華想い
精米歩合:50%
日本酒度:+3.0
酸度:1.2
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,543円(税込み)

五戸町に蔵を構える菊駒酒造は平成20年(2008)に八戸酒類から分離独立した酒蔵です。

八戸酒類は太平洋戦争中の昭和19年(1944)に、企業整備令によって三戸郡内の酒造家15軒を統合して設立されました。

旧酒蔵は八戸酒類の各工場の位置づけで、近年まではそれぞれの酒蔵の銘柄を継承して製造販売していましたが、戦後になると閉鎖された酒蔵や再び独立していった酒蔵も相次ぎました。

今や飛ぶ鳥を落とす勢いで青森を代表する銘柄となった『陸奥八仙』の八戸酒造もまた八戸酒類から独立した酒蔵です。

菊駒酒造の前身は明治43年(1910)に四代目三浦久次郎によって創業した三泉酒造合名会社がその前身です。

三浦家の先祖は室町時代に神奈川県の三浦半島から移ってきた三浦武士で、代々久次(治)郎を襲名してきたため、屋号は「三久(さんきゅう)」と呼ばれていました。

創業当初の銘柄は『三泉正宗』でしたが、昭和初期に菊と五戸名産の馬(駒)を組み合わせた『菊駒』に変わります。

菊駒酒造の会社事務所に併設して八戸酒類の「如空(じょくう)」工場があります。

実は、菊駒酒造の酒蔵では八戸酒類の新ブランド『如空』を造っており(菊駒が使えなくなった為)、菊駒酒造は酒造施設を近くの新井田前に新しく酒蔵を建設して酒造りを始めました。

事情を知らないとちょっと混乱する状況になっています。



色は無色透明。
香りも控えめです。

しかし、飲み口はドスンと重厚でいながらフルーティーでミドルボディな飲み口。

ライトととまでは行きませんが、重くないです。

全体的に控えめな酸が所々で主張します。

インパクトのある酸とフレッシュでフルーティーな厚み。

しっかりと引き締めています。

さっと、消えていくキレ。

うまい!

これは、うまい酒だ〜。


お気に入り度:4




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by tztom | 2019-08-11 22:06 | 青森 | Comments(0)

風の森 秋津穂 純米しぼり華 無濾過生原酒[油長酒造]_f0138598_00172198.jpg


醸造元:油長酒造株式会社
URL:http://www.yucho-sake.jp/
住所:奈良県御所市1160
電話:0745-62-2047
創業:享保4年(1719)

使用米:秋津穂
精米歩合:65%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,134円(税込み)

奈良平野の最南端に位置する御所市。

平野部と吉野山間部の中継地として栄えた在郷町、桑山氏御所藩1万2000石の陣屋町、浄土真宗本願寺派の寺内町といくつもの顔を持って発展した南大和有数の商都です。

葛城川を堺に西側の町を「西御所」といい、1万2000石の御所藩の陣屋町で、碁盤の目状に整備された町割りや敵の侵入に備えた桝形など、今も城下町の遺構が残されています。

一方葛城川の東側の町を「東御所」といい、町の中心に建つ浄土真宗本願寺派の寺院・円照寺の寺内町として発達。と、されていますが、一説にはこれとは真逆の説もあり、「東御所」には代官所や陣屋跡が残ります。

西御所の中央部に蔵を構える油長酒造は江戸時代中期の享保4年(1719)創業の歴史ある酒蔵ですが、この創業年は酒造業に転換した年という事です。

風の森 秋津穂 純米しぼり華 無濾過生原酒[油長酒造]_f0138598_00170807.jpg

江戸時代初期から菜種油の製油業を営み、代々油屋長兵衛を襲名、屋号を「油長」(ゆうちょう)としていました。

創業当時からの主力銘柄は『鷹長』ですが、近年は日本酒の可能性を追求した低アルコールの『ALPHA』シリーズや「五感で愉しむ酒」をコンセプトにした新しいブランド『風の森』シリーズは主力銘柄になっています。


ポンッと音を立てて空く栓。

シャンパンのような炭酸ガスを含んだ、フレッシュでフルーティーな飲み口。

香りは控えめ。

フルボディでいながらキレもいい。

酸が強いので甘みは控えめに感じますが、落ち着いた旨味があります。

うまい。

これはうまい。

日を置いて炭酸ガスが自然に抜けきった時もまた飲み頃らしい。

ガスが引くと、酸も控えめに、いやほとんど感じなくなり、変わってやさしい甘みが全面に出てきます。

デザート酒のようなフルーティーな甘みで、合う食事を選びますが、うまい酒です。

ああ、うまい。

アテは要らない。

ただ堪能するだけ。

うまいな〜。

お気に入り度:4




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by tztom | 2019-07-18 00:18 | 奈良 | Comments(0)

公楽 純米吟醸 無濾過原酒 周太郎[伊勢屋商店]_f0138598_07481296.jpg

醸造元:合名会社 伊勢屋商店
URL:http://iseya-kouraku.sakura.ne.jp/
住所:豊橋市花田町字斉藤49
電話:0532-31-1175
創業:大正9年(1920)

使用米:夢吟香
精米歩合:50%
日本酒度:+5.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,944円(税込み)

愛知県の南東部、渥美半島の付け根に位置する豊橋市は人口約37万人が暮らす三河地方の中心都市。

中心部を東海道が横断し、江戸時代には吉田と呼ばれ吉田藩や吉田宿など古くから城下町、宿場町として栄えた歴史をもつ町です。

ちなみに豊橋という地名になったのは明治になってから。

改名の理由は日本各地に「吉田」の地名があった為。

豊橋市の中心部、駅から10分ほどの羽田八幡宮の裏手に蔵を構える伊勢屋商店はその屋号のとおり伊勢からこの豊橋に移り住んだ初代小林周太郎は酒の小売業を始め、その後大正9年(1920)に造り酒屋に進出しました。


豊橋は豊富な水と米に恵まれ、古くから酒造りがさかんに行われましたが、現在残っている蔵元は2つだけです。

創業当時からの主力銘柄『公楽』は、「みんなで心から楽しんでほしい」という創業者の願いが込められたもの。

今回の限定酒『周太郎』は創業者であり蔵本が襲名し続けている名。


香りは控えめですが、ガツンと酸のあるパワフルな飲み口のお酒です。

厚みのある苦味、渋味をまとって後ろに控えた旨味。

そしてまとまり感。

フルボディな旨口として着陸する。

うまい。

うまいです。


お気に入り度:3




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by tztom | 2019-07-04 20:44 | 愛知 | Comments(0)

喜楽里 純米無濾過生原酒 中取り 30BY氷点貯蔵[高垣酒造]_f0138598_02052904.jpg

醸造元:高垣酒造株式会社
URL:http://www.kinosake.jp/
住所:和歌山県有田郡有田川町小川1465
電話:0737-34-2109
創業:天保11年 (1840)

使用米:五百万石
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:2.4
アミノ酸度:-
アルコール度:18度
購入価格:720ml:1,512円(税込み)

みかんで知られる有田市の東、有田川の中流域に位置する有田川町は、平成の大合併によって2006年に有田郡の金屋町・清水町・吉備町・金屋町が合併して生まれた人口約25,770人が暮らす町です。

その有田郡の中心地・金山町から東へ国道424号線を五名谷川に沿って走る郊外に、高垣酒造はあります。

高野街道の道中にある早月渓谷には弘法大師(空海)が発見した岩清水が湧き、その水をいつの頃か人は不老長寿の「空海水」と呼ぶようになります。

この「空海水」から酒を醸すことを思いついた初代髙垣又ェ門が江戸時代後期の天保11年(1840)に創業した高垣酒造。

その歴史ある蔵は、主屋、塀、土蔵、仕込蔵、貯蔵蔵が国の登録有形文化財に指定されています。

主力銘柄は『龍神丸』と『喜楽里』。

一時期メディアに取り上げられた事により、一躍脚光を浴びて入手困難となって「幻の酒」とも呼ばれた高垣酒造の酒でしたが、2010年に高垣淳一杜氏の突然の死去によって蔵の存続が危ぶまれました。

しかし、そこで高垣淳一氏の妻、高垣任世(ひでよ)さんが九代目蔵元兼杜氏を引き継がれました。

高垣淳一氏の酒を目指して血のにじむような努力をされています。

そして、今回のお酒は高垣任世杜氏4期目のお酒です。



メロン、バナナのような香り。

飲み口はキレイでさっぱりとしたフルーティさ。

重くありません。

酸は控えめ、後から来る苦味、渋味の余韻が若々しさと合ってうまい。

やさしい旨さと鮮やかなキレ。

中取りですが、若すぎない。

安定感があります。

うまいです。

まだまだ試行錯誤中のお酒という触れ込みでしたが、まったく旨いです。

これからが期待されます。

うまい!

お気に入り度:4




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by tztom | 2019-05-15 01:47 | 和歌山 | Comments(0)

太平洋 熊野桜 純米無濾過原酒[尾崎酒造]_f0138598_21073865.jpg


醸造元:尾崎酒造株式会社
URL:http://ozakisyuzou.jp/
住所:新宮市船町3-2-3
電話:0735-22-2105
創業:明治13年(1880)

使用米:山田錦・美山錦
精米歩合:60%
日本酒度:+ 1.0
酸度:1.8
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,512円(税込み)

今から15年ほど前に、和歌山の地酒で最初に飲んだのがこの尾崎酒造の『太平洋』でした。

蔵のある新宮市は熊野三山の1つである熊野速玉大社の鳥居前町として発展し、江戸時代には紀伊国の南の要衝として紀州藩新宮城の城下町として栄えました。

平成の大合併で2005年に東牟婁郡熊野川町を合併して市域を熊野川上流の内陸部にまで広げ、熊野地方の中心的な都市の一つです。

尾崎酒造は明治2年に和歌山県新宮市三本杉で酒造りを始め。明治13年(1880)に、現在の熊野川沿いの新宮市船町に蔵を移して本格的に酒造業を創業しました。

現在は本州最南端の酒蔵です。

今回の『熊野桜』は春限定の純米無濾過原酒。

紀伊半島南部でごく自然に群生していた桜の中に「変わったサクラがある」という情報から本格調査がはじまり、国内に分布する野生種では約100年ぶり新種の桜であった事が判明しました。それにちなんだブランドです。


ライチ、メロンのような香り。

飲み口は濃厚で丸いフルーティーさと、苦味、酸味が立ちシャープな後味。

余韻は澄んでやさしく、キレイ。

ひかえめな原酒。

酒質の設計が成せる技か。

吟醸酒のように華やかで甘く、うまい。

ああ、うまいな〜。

うまい。

お気に入り度:3




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by tztom | 2019-05-01 21:10 | 和歌山 | Comments(0)

嘉山 純米吟醸 無濾過生原酒[DHC酒造]_f0138598_00085837.jpg

醸造元:DHC酒造株式会社
URL:http://www.bairi.net/
住所:新潟県新潟市北区嘉山1-6-1
電話:025-387-2025
創業:明治41年(1908)

使用米:越淡麗
精米歩合:55%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,495円(税込み)

「通話料無料0120-333-906」のCMでお馴染み、化粧品、健康食品で知られる株式会社DHC。

最近ではアパレル、リゾート事業、出版事業など手広く事業展開しているようですが、なんと!!
日本酒醸造にも進出したようです。

新潟市の中心部から阿賀野川を越えた東の北区は平成の大合併で2005年に新潟市に編入合併した旧・豊栄市(とよさかし)。江戸時代に旧新発田街道(木崎街道)の通る宿場町、木崎宿を中心に発達した町です。

DHCはここでゼロから酒蔵を立ち上げた訳ではなく、明治41年(1908)に小黒粂治によって創業した小黒酒造を平成26年で買収して参入しました。

当初は「DHC小黒酒造」でしたが、平成28年にはDHC酒造と社名変更をして「小黒」を取ってしまいました。

DHC酒造の製造割合は特定名称酒が90%で普通酒が10%。

普通酒は小黒酒造から引き継いだ地元向けの『朝日晴』だけとなっています。

主力銘柄は『越乃梅里』ですが、新ブランド『悠天』も展開。

さらに、東京多摩市の「小山商店」や神奈川県の「長谷川越後屋酒店」からの要望で生まれた『嘉山』シリーズが今回のお酒です。

この『嘉山』とは蔵のある地名です。

あと、ちなみに「DHC」とは「大学翻訳センター」の略で創業者の吉田嘉明氏が大学の研究室を相手に洋書の翻訳委託業を行ったことに始まります。



香りは控えめですが、飲み口はパンチがあります。

無濾過生酒らしい、シュワシュワ感。

とても清冽感のある飲み口。

幾何学的に整った感。
モノリスのように平面構成な整った旨さ。

そしてキレイ。

生酒なので若さもありますが、超進学校的な整った感。

なんか、良く分からない表現が続きますが、それだけ感動。

後から感じる華やかな香り。
嗅覚ではなく味覚で感じる華やかさは、フルーティーを通り越して花のよう。

化粧水のような、は先入観か?

原酒なのに重くない。ライト。

とにかく、バランスが良く、飲みやすく、キレイでうまい。

うまいよ!!

やばいよ!!

的な。

お気に入り度:5




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by tztom | 2019-02-09 00:09 | 新潟 | Comments(0)

 倭小槌 純米無濾過生原酒 まごころ[井澤本家]_f0138598_00040228.jpg

醸造元:井澤本家合名会社
URL:http://izawa-honke.com/
住所:兵庫県加古郡稲美町印南818
電話:079-495-0030
創業:明治16年(1883)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

井澤本家のある加古郡稲美町は明石市の北に位置し、神戸市、加古川市に囲まれた人口約3万人が暮らす町で、平成の大合併においても合併の道を歩まず独立を保っている町です。

加古川と明石川に挟まれた印南野台地に位置し、万葉集では稲日・稲見と書かれ、古くから印南野(いなみ野)と呼ばれていた地域です。

町名からも酒造りに欠かせない米作りが盛んな地に思えますが、台地上にあるため水資源に乏しく、早くから溜池が数多く造られながら開墾されてきたそうで、町内には県内最古と言われる天満大池や県内最大の加古大池など、約80箇所の溜池があります。

町の中心部から東へ、広谷池の近くの集落に蔵を構える井澤本家は古くからの豪農で酒造りを始めたのは意外に新しく明治16年(1883)だそうです。

蔵は庄屋クラスの旧家の佇まいで、さらに敷地内には太陽光発電も行っています。

酒名の『倭小槌』(やまとこつち) は、酒好きの健康と社会貢献、さらに社会の無限の発展を願って、「打出の小槌」と日本を意味する「倭」を掛け合わせたもの。


フレッシュな香り、酸が強くて若い!!

シュワシュワとパンチのあるインパクトがあるフレッシュなフルーティさ。

後味に残る苦味の余韻がまた若くてうまい。

無濾過生原酒らしさと、兵庫の酒の安定感。

うまいです。

蔵元のHPでは無濾過生原酒なのに、(40℃~50℃)ぬる燗から熱燗というの燗でもオススメとか。懐の広い旨味を持ったお酒。

燗にしても、パワフルで、うまい。

うまいけど、冷やの方がオススメです。

うまいな〜。


お気に入り度:3




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by tztom | 2018-11-08 00:05 | 兵庫 | Comments(0)

道灌 千代田蔵 純米大吟醸 無濾過生原酒[太田酒造・灘千代田蔵]_f0138598_21554886.jpg

醸造元:太田酒造株式会社 灘工場(灘千代田蔵)
URL:http://www.ohta-shuzou.co.jp/
住所:兵庫県神戸市東灘区深江南町2-1-7
電話:078-411-9456
本社:滋賀県草津市草津3-10-37
創業:明治7年(1874)

使用米:ヒノヒカリ
精米歩合:50%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

太田酒造は滋賀県の酒蔵で、滋賀の地酒のカテゴリーですでに紹介している酒蔵です。

しかし太田酒造は早くから兵庫県は灘に進出して「灘千代田蔵」蔵も構え、また灘五郷酒造組合にも加盟しているので兵庫の地酒として紹介します。

東海道と中山道の合流する宿場町「草津宿」として栄えた滋賀県草津市に本社を構える大田酒造は日本一小さな総合酒類メーカーを自称している酒蔵ですが、江戸城を築城した室町時代後期の武将・太田道灌を遠縁に持つ家柄の末裔が武士から商人と身分を変え明治7年(1874)に創業した酒蔵です。

灘千代田蔵は灘の酒蔵を買収して傘下に収めたわけでは無く、早くから酒造家としての発展を見据え、17代蔵元が昭和37年に灘に進出した蔵なのです。

今回のお酒に使われている酒米ヒノヒカリ(南海102号)はあまり聞き慣れない品種ですが、コシヒカリ(越南17号)と黄金晴(愛知40号)の交配によって九州は宮城県で生まれた酒米です。


香りはひかえめながらもクリーミー。

無濾過ですが限りなく透明に近いです。

透き通った甘さとインパクトのある酸。

芳醇でフルーティーな旨味。

甘い。うまい。

出しゃばりな若々しさは無く、とにかく上品でキレイ。

育ちの良い若い酒。的な。

安定して、レベル高し。

うまい、うまし!!

お気に入り度:4





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by tztom | 2018-10-14 21:57 | 兵庫 | Comments(0)