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醸造元:桜うづまき酒造株式会社
URL:https://www.sakurauzumaki.com/
住所:089-992-1011
電話:愛媛県松山市八反地甲71
創業:明治4年(1871)

使用米:松山三井
精米歩合:60%
日本酒度:+4.0
酸度:1.1
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,134円(税込み)

桜うづまき酒造。

かつては伊予北条(北条市)で唯一の酒蔵でしたが、現在は松山市の酒蔵の一つとなっています。

松山市の北に位置する北条地区は、かつて人口約3万人が暮らす北条市で、中世には河野水軍の本拠地として発展した町でしたが、平成の大合併により2005年に松山市に編入されました。

旧北条市の中心部から東郊外に広がる八反地と呼ばれる田園地帯の中の集落、今は閑静な住宅街の中に蔵を構える桜うづまき酒造は明治4年(1871)に初代篠原半十郎によって創業します。

蔵から徒歩約5分ほどの場所にある国津比古命神社の宮司を先祖に持つ篠原家が最初油屋を始め、明治に入って酒造業へ転身しました。

昭和26年に「桜うづまき酒造」へ社名変更して今に至ります。

「うづまき」という名称で思い浮かべるのは”鳴門のうずしお”ですが、四国の間反対の徳島県とかなり距離が離れていますね。

まず、「桜」という銘は蔵が所有していた山林である「八竹山」が桜の名所であったことにちなみます。

そして「うづまき」ですが、三代目蔵元が愛読していた渡辺霞亭の新聞小説『渦巻』(うづまき)」に影響を受けて銘々したとか。

余談ですが、この「うづまき」は大正2年(1913)に日活によって映画化され、その後何度もリメイクされています。

昭和34年ごろから焼酎の製造も始めますが、この洋館風の焼酎蔵は、昭和30年代に建てられた伊予市の市庁舎をそっくり移設したもの。

『咲くら』は「桜うづまき」の「桜」に掛けた新ブランド。


香りは控えめ、ほんのりマスカット、バナナ系。

色は無色透明。

飲み口はほんのりフルーティーながらも、旨味が控えめの淡麗辛口。

無濾過生酒ですが、オリもほとんど見られず、若過ぎず、飲み飽きしないお酒です。

蔵がめざすのは、料理と相性の良い食中酒向けのお酒。

うまい。

うまい!

お気に入り度:3



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by tztom | 2019-06-01 01:29 | 愛媛 | Comments(0)

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醸造元:室町酒造株式会社
URL:http://sakuramuromachi.co.jp/
住所:岡山県赤磐市西中1342-1
電話:086-955-0029
創業:元禄元年(1688)

使用米:雄町(岡山県産)
精米歩合:65%
日本酒度:+5.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,080円(税込み)

岡山市の東に接する赤磐市は、平成の大合併で2005年に赤磐郡の山陽町・赤坂町・熊山町・吉井町の4町が合併して生まれた市で、その中心部は旧山陽町です。

中心市街から北西郊外の県道沿いに蔵を構える室町酒造。

現在の岡山県域が江戸時代には池田藩の支配だった中で、赤磐地域は幕府直轄の天領でした。

室町酒造蔵元の先祖、花房(はなふさ)家は幕府から在郷の庄屋としての任を与えられた旧家でした。

元禄元年(1688)頃、大庄屋を任されていた花房十右衛門が余剰米を使った酒造りを始まりで、江戸時代後期の文政2年(1819)頃に花房卯衛門(うえもん)が酒屋を事業としました。

明治28年(1891)には花房家は1500石を越え、「花房本家酒造」と名乗るようになりますが、蔵元九代目花房誉雄(たかお)が昭和26年(1951)に花房本家酒造から「室町酒造株式会社」に改組して今に至ります。

日本酒の他に、焼酎やリキュールなども造っています。

主力銘柄の『櫻室町』は、もともとは『室町』という銘柄でした。

この『室町』は明治中期に三越百貨店からの発注により造られた、東京日本橋の室町にある三越百貨の手印(プライベートブランド)だったものです。

しかし、商標登録制度が甘かった戦中・戦後の混乱期に『室町』という名前を他の蔵元に先に登録されてしまいます。そこで“櫻”の一文字を上に付けて、『櫻室町』が生まれました。


この「美燗酒」と銘打ったお酒は辛口本醸造酒を1年以上熟成させた、燗酒の為のお酒だとか。


色はそんなに濃くはありませんが、少し野趣的な乳酸香。
どっしり酸が強くシャープで厚みのある辛口。

ベースが辛口のお酒ですが、のみ口は柔らかいです。

あとからシャープですが、鋭すぎない。

旨味が出てきて、酸味、苦味、渋味のバランスもよく、食中酒としても飲み飽きしな印象です。

うまいな。

さて、本命の燗にしてみる。

第2回燗酒コンテストで金賞を取ったそうです。

どっしりとした甘辛口。

少々べたつきますが、ふくよかで安定してきます。

折角の「美燗酒」ですが、常温か冷やの方が個人的には良いかな。

うまいですけど。


お気に入り度:3


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by tztom | 2019-04-06 22:56 | 岡山 | Comments(0)

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醸造元:松浦一酒造株式会社
URL:http://www.matsuuraichi.com/
住所:佐賀県伊万里市山代町楠久312
電話:0955-28-0123
創業:正徳6年(1716)

使用米:さがの華
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,300円(税込み)

松浦一酒造が蔵を構える伊万里市は、長崎県と接する佐賀県西端の町で、古くから陶磁器「伊万里焼」の産地であると共に、その輸出港として栄え、海のシルクロードとして中国大陸からさらに遠くヨーロッパに通じていました。

蔵は伊万里市の北西郊外、伊万里湾の西側に位置する旧西松浦郡山代町の楠久にあります。

かつての西松浦郡山代町は昭和29年(1954)に進められた「昭和の大合併」により周辺2町7村と合併して伊万里市となります。

かつての旧道沿いでしょうか、白壁の塀に土蔵造りの建物、赤レンガの大きな煙突など歴史ある酒蔵の佇まいを残しています。
蔵は観光酒蔵として、大型バスに対応した駐車場も備えています。

創業は江戸時代中期の正徳6年(1716年)で、主力銘柄の『松浦一』は松浦地方で一番になりたいとの願いで銘々。

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蔵元の田尻家は、戦国時代は筑後のオオカミと呼ばれるほどの勢力を誇った筑後の国・田尻村の豪族だったそうです。
その後、鍋島直茂の傘下に入り、肥前国下松浦郡山代村(現・伊万里市山代町)に所領1650町歩を与えられたとか。江戸時代も庄屋格の家柄だったと思われます。

そしてこの松浦一酒造にはもうひとつ。観光酒蔵として希少で重要なものが保存されています。

それは伝説の生物「河童のミイラ」です。

体長約70cm、頭がい骨が皿のようにくぼみ、背中は一見甲羅のように16個の背骨が突出し、足が前後で4本、特に前足は指が5本に対し、後足には指が3本、そして指と指の間には水かきがついています。

蔵の建て替えの時に屋根裏から発見されたとか。

まあ、広く開放されて一般公開もされているので、伊万里に訪れた時はぜひ足を運びたい酒蔵です。

ちなみに、醸造さえている酒の9割は地元で消費されているため、県外にはあまり知名度はありませんが、それもぜひ訪れた際に買ってみてはいかがでしょうか。

このお酒の原料米である「さがの華」は、佐賀県農業試験研究センターで若水と山田錦を交配して生まれた酒米です。


色はほんのりとうすいコハク色。

香りはひかえめで、ほんのり無機質な余韻。

飲み口は雑味もなくスッキリとした淡麗な辛口のお酒。

酸も控えめでほのかにフルーティーで、苦味、渋味も感じないキレの良さ。

燗にしても、ストレートにやさしい、スッキリとした飲み口、のど越しのお酒です。

うまいな〜。

旨い!!


お気に入り度:3




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by tztom | 2019-03-16 19:02 | 佐賀 | Comments(0)

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醸造元:合資会社山崎本店
URL:http://www.yamasaki-syuzo.co.jp/
住所:長崎県島原市白土町1065
電話:0957-62-2175
創業:明治17年(1864)

使用米:-
精米歩合:55%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,360円(税込み)

島原市は人口約4万3000人が暮らす島原半島の中心都市。

島原藩の城下町として発展し、今も島原城や武家屋敷など旧城下町の街並みが残ります。

そんな島原城の南に位置する白土町には白壁商家の町並みが残されていました。

ここの旧島原街道に沿った町並みは通称「白壁通り」と呼ばれています。

その白土町の町並みの中に同じく伝統的な佇まいを残す酒蔵が山崎本店です。

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蔵元の先祖は江戸時代に将軍家綱より島原移封を命ぜられた松平忠房とともに、京都から分家してこの島原に移ってきたそうです。

当初は酢・醤油・ロウを作っていましたが、明治17年(1864)から酒造りにも進出し、以降は酒造りを専業とします。

主力銘柄の『まが玉』は、三種の神器のひとつ「勾玉」のように貴重な酒を造ろうという願いを込めて命名。


栓をあけた瞬間はほのかにフルーティな香り。

ですが、すぐに感じなくなります。

飲み口はスッキリとした淡麗辛口。

酸もひかえめ、苦味、渋味もやさしくバランスが良くおちついたキレ。

ふつうにうまい。

燗にしてみました。

透明感、旨味は控えめ。

燗にしてもさっぱりとした淡麗。

鯛の刺身など、さっぱりとした料理との相性が良さそうなふくよかさ。

特に個性と言ったものは無いですが、毎日の晩酌なら飲み飽きしないお酒でしょうか?的な。

しみじみ、おいしい。

うまいです。

お気に入り度:3



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by tztom | 2019-03-08 00:35 | 長崎 | Comments(0)

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醸造元:浦川酒造合資会社
URL:http://www.sake-ikkaku.co.jp/
住所:長崎県南島原市有家町山川1123
電話:0957-82-2030
創業:文化文政年間(1804~30)

使用米:-
精米歩合:-
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,782円(税込み)


島原半島の南側を締める南島原市は平成の大合併で島原半島南部の8町、加津佐町・口之津町・南有馬町・北有馬町・西有家町・有家町・布津町・深江町が合併して生まれた人口約4万3000人が暮らす町です。

この南島原市の旧有家町地区に蔵を構える、新進気鋭の酒蔵、(資)吉田屋のすぐ近く。同じ道筋に沿いに浦川酒造(資)はあります。

浦川酒造の隣には味噌・醤油・島原納豆みその醸造元「喜代屋」がありますので、古くからこのあたりは醸造が盛んな場所だったのでしょう。

この浦川酒造も大きな敷地に日本庭園を持った旧家の佇まいです。

蔵を利用したコンサートも行っています。

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蔵元のルーツは意外にも京都だそうで、江戸時代にこの長崎の島原半島に移住してきたとか。

最初から酒屋ではなかったようで、江戸時代の文化文政の頃より、余剰米を使って酒造りを始めたそうです。

とにかくお酒の情報は非公開ですが、本醸造らしいです。

地元の「Aコープありえ」出購入。

飲んだ印象は特別本醸造から吟醸酒クラスのレベルの高さ。

しかも蔵元のHPによると「秘伝古酒」らしいので、しっかりと寝かしています。

ラベルには昨年末の12月に瓶詰めされたお酒で、購入したもの12月末。

さらに山廃仕込みだそうです。

色は極めて透明に近い薄いコハク色。
香りはバニラのようなメロンソーダ系。

飲み口は、ほんのりビターなチョコレート系の芳醇。

でもライト。

そして、ほんのりとフルーティーさの融合。

...うまい。

なんかうまいぞ!

自分好みというのもあるけど。

ちょっと、あらゆる面で警戒していただけに、想像以上の旨さ。

フルーティー&ビター。うまい!

これはしっかりとしたキレイなお酒。

うまい。

燗にもしてみました。

やはり、思ったとおりのふくよかで、重すぎない芳醇さ。

澄んだ後味。

おちついたのど越し。

ほっこりします。

うまいな〜。

すばらしい。

お気に入り度:4



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長崎市にあるうらかわ酒店。蔵元の分家親戚すじでしょうか。

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by tztom | 2019-03-04 20:12 | 長崎 | Comments(0)

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醸造元:伊丹老松酒造株式会社
URL:http://www.oimatsu.biz/
住所:兵庫県伊丹市中央3-1-8
電話:072-782-2470
創業:元禄元年(1688)

使用米:日本晴・山田錦(8:2)
精米歩合:70%
日本酒度:+5.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,080円(税込み)

江戸時代末期の天保年間に摂津国の西宮で「宮水」(※最初は西宮の水)が発見されて以降、いわゆる「灘五郷」が酒どころとして急成長し、西日本最大の酒造地となりました。

が、古くから関西地方、特に摂津国地域における酒どころと言えば、「丹醸」と呼ばれた現在の伊丹がそれでした。(他に吹田市の富田もありましたが)

その前に、この伊丹は公家・近衛家の領地として特権を有し、江戸時代を通して町の有力な酒造家85人の中から選ばれた大手24軒に帯刀を許して、かれらが伊丹の町政を担当していました。

なかでも『老松』はその中でも最も格式が高く、江戸積銘酒名寄番付に東方大関としてトップにランクされ、さらには宮中奉納酒として又将軍の御膳酒としても名高かったといいます。

しかし、やがて戦争を向かえ、昭和18年の企業整備令に基づいて伊丹の3軒の酒造家(武内、武内、新田「千鷹」)が、合併して昭和20年2月伊丹三共酒造有限会社を設立。
さらには、昭和45年に伊丹老松酒造株式会社に社名変更して今日に至ります。

酒銘の『老松』は、千載の齢を経ても緑を保つ松の老木にあやかって銘々。

そうした長い歴史を誇るこの伊丹老松酒造は現在は自醸はしてないらしいです。

噂によると、世界一統から出来上がった製品を購入しているらしいです。
その為、社名の下に世界一統の頭文字のSが書かれています。
現在は委託醸造という話も。

さて特定名称酒におけるルールの一つ「特別」の文字を付けるのには3つのうち1つの条件をクリアしないといけません。
(1)精米歩合を60%以下にする。
(2)使用する原料米の50%以上に酒造好適米を使用する。
(3)が「特別な製法」です。そしてこの酒は70%精米の本醸造酒に「大吟醸酒を20%ブレンド」する事によって3つ目の条件をクリアして特別本醸造になってる感じ。

冷やよりも常温から熱燗がオススメらしいです。



香ばしい熟成香。

色は無色透明。

酸はなく、スムーズな飲み口。

ホワイトチョコレートのような甘く香ばしい。

でもすっきりとみずみずしい。

ああ、うまい。
結構うまい。


お気に入り度:3




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by tztom | 2018-10-11 00:06 | 兵庫 | Comments(0)

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醸造元:平野醸造合資会社
URL:http://www.bojo.jp/
住所:岐阜県郡上市大和町徳永164
電話:0575-88-2006
創業:明治6年(1873)

使用米:五百万石
精米歩合:60%
日本酒度:+5.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:14.5度
購入価格:720ml:1,400円(税込み)

長良川の上流に位置する城下町、旧八幡町の北に接する旧郡上郡大和村。平成の大合併で郡上市となりました。このあたりは山を越えれば飛騨地方と接していますが、奥美濃と呼ばれる地域になります。

村の中心地である徳永地区の国道沿いに蔵を構える平野醸造は明治6年(1873)創業で、当時の酒銘は『甘露』でした。

初代蔵元の平野吉兵衛は醸造業のほかに木材や米穀類、製糸業など幅広く事業を展開する事業家でしたが、それを支えた妻じゅうは人のため、社会のために心を尽くした人として知られたそうです。

現在の酒銘である『母情』は、その母の精神を酒造りに生かし、後生に継承してもらいたいとの願いを込めて二代目蔵元が銘々。

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ちなみに城下町・郡上八幡に店を構える平野本店は本家にあたりますが、現在は自醸はしていません。

こんかいの特別本醸造は吟醸酒がブレンドされているそうです。仕込み水は大和町の名水「古今伝授の里の水」を使用。

酒銘の『郡上一揆』ぐじょういっき)は

郡上一揆(ぐじょういっき)は、江戸時代の宝暦年間に美濃国郡上藩で発生した大規模な一揆のことで映画化もされました。
今までの一揆と違ったのは、最終的に一揆の首謀者は処罰されたものの、領主であった郡上藩主の金森氏は改易、さらに幕府高官であった老中、若年寄、大目付、勘定奉行らが免職となった出来事でした。

香りはひかえめで、飲み口はスッキリとした淡麗辛口、白ワインのようなやさしい酸味と甘みで飲みやすいです。雑味が無く、吟醸酒のブレンドでほんのりと華やかさが添付されているのでしょう。うまいです。うまい!

燗にしても、すっきりとした旨みを保ちつつも、雑味も無くライトでキレもいい飲みやすいお酒でした。これは燗もいいです。うまい!

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-06-02 07:54 | 岐阜 | Comments(0)

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醸造元:原酒造場
URL:http://genbun.sakura.ne.jp/
住所:岐阜県郡上市白鳥町白鳥991
電話:0575-82-2021
創業:元文5年(1740)

使用米:あきたこまち
精米歩合:60%
日本酒度:+5.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:15.5度
購入価格:720ml:1,150円(税込み)

長良川の上流に白鳥という町があります。このあたりは山を越えれば飛騨地方と接していますが、奥美濃と呼ばれる地域になります。

この奥美濃の町、白鳥は遙か古来、泰澄大師を案内した白鳥(ハクチョウ)にその名が由来するといい、同白鳥氏によって開かれたとされる白山登山の根拠地である宗教集落に発して、その後は長滝白鳥神社の門前町として発達しました。

奥美濃の中心地である白鳥町には古くは数件の酒蔵があったそうですが、現在残るのは町の中心に立つ布屋原酒造場のみ。

創業は江戸時代中期の元文5年(1740)で、「布屋」というのは当時からの屋号で酒造業を興した蔵元原左近衛門正繁が「近江惣市」のめでたき「白布」に由来。

蔵元の原家は古い歴史を持つ旧家で、先祖は公家の藤原家でした。しかし、平家の残党をかくまった為に京を追われこの地にやってきたそうです。その伊東左近藤原勝正より39代目、造り酒屋の布屋創業から数えて12代目となるそうです。

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伝統的佇まいの小さな酒蔵ですが、商品のラインナップは幅広く、最近は花酵母を使ったシリーズを展開しています。

今回のお酒は東京農大酒類学研究室から分類された「つつじの花酵母」を使用。ツツジ酵母で醸されるお酒は、原料米の甘味を引き立てるそうです。

色はうすいコハク色で香りは控えめ、ほんのりと乳酸香を感じます。しかし、飲んだ印象は華やか。序盤の飲み口は濃い甘さと中盤からくる濃醇な厚みを持った酸を感じたと思ったら、スーッと引いていく。キレ。バランスの良い苦味とフルーティーな要素でまとまった吟醸酒のようなお酒です。これはうまい!

一応、燗にもしてみました。つん、と鼻につく刺激があります。でも飲み口は透明ながらも華やか。最初に来る甘さを包み込むような苦味、と酸そしてスーッと消えていくキレ。スッキリとした飲み口。ぬる燗くらいがいいですね。燗もオススメです。うまい!


お気に入り度:3




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by tztom | 2017-05-28 06:33 | 岐阜 | Comments(0)

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醸造元:金虎酒造株式会社
URL:http://www.kintora.jp/
住所:名古屋市北区山田3丁目11-16
電話:052-981-3960
創業:弘化二年(1845)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:713円(税込み)

名古屋市中心市街の北東郊外。近くを矢田川が流れ、江戸時代に中山道と名古屋城下を結んだ脇往還で長野の善光寺へも通じる下街道と呼ばれる現国道19号線沿いの山田地区に蔵を構える金虎酒造は江戸時代後期の弘化二年(1845)に初代大阪屋善兵衛によって創業。

伝統的な旧家の佇まいと『金虎』の酒銘が掲げられた近代的な社屋が目印。酒銘であり屋号でもある『金虎』は名古屋城名物の金鯱と、三代目善兵衛が寅年であった事により命名。
今回のお酒のラベルはナゴヤクラウドラベルデザインで優秀賞を受賞した和紙アート職人の岡崎知恵子氏の作品。

さて、今回の酒銘にもある「名古屋クラウド(ナゴヤクラウド)」とは、名古屋市内の酒蔵の中で東春酒造・金虎酒造・神の井酒造・山盛酒造の4蔵の若手蔵人が結成した新たな日本酒プロジェクト。蔵人(くらうど)、英語の cloud(群れ)、コンピュータ用語のクラウドシステムから名付けられました。

今回のお酒は本醸造の四段仕込み。ラベルに書かれている通りのクセの無いスッキリとした甘口系です。ちょっと酸があるかな?と思う程度に抑えられたキレ。線が細い様でしっかりとした厚みがあります。うまいですね、なかなか。精米歩合60%なので特別本醸造クラスでこの価格。コスパ高すぎ。

蔵元が勧める燗酒も、なかなか。特にこれといった特徴はありませんが、マイナス点は何もありません。バランスが良くて重くなく飲み飽きしない、素晴らしい燗酒になります。いや〜これはうまい!!

お気に入り度:4



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by tztom | 2016-05-19 02:30 | 愛知 | Comments(0)

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醸造元:原酒造株式会社
URL:http://www.harashuzou.com/
住所:新潟県柏崎市新橋5-12
電話:0257-23-6221
使用米:楽風舞(らくふうまい)
精米歩合:50%
日本酒度:+10.0
酸度:1.7
アミノ酸度:1.5
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,004円(税込み)

新潟県の柏崎は原発のある町としてその名が全国的に知られていますが、もともとは北国街道の宿場町として発展し、北前船によってもたらされた富で栄えた町です。当然酒蔵もあります。
まだ記憶に新しい2007年7月16日に起きた中越沖地震。当時、毎日のようにテレビ報道で放送さえた、柏崎中心部の映像の中で繰り返し流された倒壊した酒蔵。この酒蔵こそ新潟を代表する酒蔵で、『越の誉』を醸す原酒造です。1978年、時の首相田中角栄による日中友好条約締結の際、その晩餐会において乾杯酒として用いられたお酒はこの『越の誉』です。

原酒造の創業は江戸時代後期の文化11年(1814)。その歴史を積み上げてきた酒蔵は中越沖地震で倒壊。しかし平成22年(2010)に新しい近代的な和醸蔵が完成。続いて蔵元直売所でもある酒彩館の完成をもって原酒造は再出発しました。

今回購入したお酒は『越の誉』ではなく、地域限定酒である『銀の翼』です。せっかく柏崎まで来たのだからと購入した新ブランド酒。「青い月夜の濱べには…」で始まる童謡浜千鳥(はまちどり)、この詩は作者である鹿島鳴秋が大正八年にこの柏崎を訪れ、夕陽の美しさに魅せられて書き上げたと言われています。その詩中の「…銀の翼の濱千鳥」という一節から名付けられた『銀の翼』。地域の文化が香る地酒をコンセプトに1998年9月に新しく登場。本醸造酒ですが50%まで磨いてます。

さらに使用している酒米は『楽風舞(らくふうまい)』という聞き慣れないもの。この酒米は清酒と泡盛、双方の醸造に適する初の酒米の新品種で、食用品種である「どんとこい」と酒米品種「五百万石」を交配したものです。


香りはほとんど無く、シャープでドライな辛口。硬質のミネラルウォーターを飲んだようなトゲのあるスッキリ感。でもほのかに深みのあるフルーティーさが感じられて、というか味わいがあって安心して飲めました。日本酒度+10ながらもマイルドでやさしい飲み口です。焼酎のような辛さではなく、水で割ったジントニックのような…。肉料理に合いそうですね。うまいです。

燗にしても、ドライでシャープ。ほのかにまろやかな旨みを感じます。後味は意外にソフトなキレ。飲み飽きしないお酒です。

お気に入り度:3




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by tztom | 2015-11-14 21:45 | 新潟 | Comments(0)