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醸造元:山田酒造株式会社
URL:http://www5d.biglobe.ne.jp/~yamada/
住所:愛知県海部郡蟹江町大字須成1245
電話:05679-5-2048
創業:明治4年(1871)

使用米:若水
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,102円(税込み)

蟹江町は愛知県の最西端に位置する海部郡の町で名古屋市とも接し、福田川、蟹江川、日光川のデルタ上に形成さらた海抜0メートルの町です。

かつて蟹江本町は港町で、漁商船が集まり、米穀や野菜、諸物資の交易が行われ六歳市が立つようになって栄えました。

現在この蟹江町には、明治4年(1871)に創業したこの山田酒造と共に清酒の他にみりん製造に強い甘強酒造の2軒の酒蔵があります。

創業当時の銘柄は『大江山』でしたが、明治24年(1891)の濃尾地震で蔵は壊滅し、そこからの再起にともなって『醉泉』に変わります。

昭和に入ると『最愛』というブランドも登場しますが、戦時中に蔵は一時休業。

昭和30年に『醉泉』ブランドで再開し、特定名称酒ブランドとして『最愛』も復活します。

この『最愛』が平成の時代に大ブレイクします。

2010年に結成された女性3人組のメタルダンス・ユニット「BABYMETAL(ベビーメタル)」のメンバーの1人で愛知県出身の「菊地最愛」と同じ名前という事で山田酒造の『最愛』が注目されたのです。

ちなみに菊地最愛の名前は(もあ)と読みます。

ちなみに山田酒造は土日祝はお休み。グッズも含め蔵元で買うなら平日。お酒はネットでも直売しています。

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栓を開けるとやさしくあまい香り。

飲み口はやわらかな芳醇で、しかし酸があってやや辛口にまとまっています。

旨味は控えめであとあじスッキリ感のあるキレ。

ケレン味の無いやさしいお酒です。

燗にすると、もともとやわらかいお酒が芯がでて気持ちしっかりとした飲み心地に。

うまいです。

これはうまい!!

お気に入り度:3




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by tztom | 2018-01-16 21:00 | 愛知 | Comments(2)

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醸造元:有限会社平井商店
URL:http://www.biwa.ne.jp/~asajio/
住所:大津市中央1丁目2-33
電話:077-522-1277
創業:万治元年(1658)

使用米:吟吹雪
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:2.0
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

滋賀県の県都、大津市は古くから琵琶湖の湖上交通の要衝であり、物流の中継地として栄えた町。

町の中心部にある中町商店街。アーケードに覆われたこの商店街の一角に蔵を構える平井商店は江戸時代初期の万治元年(1658)に創業した歴史の古い酒蔵です。

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かつては「大津酒」という言葉があり、この一帯は酒造りが盛んな土地でしたが、現在大津市の中心部に残る酒蔵はこの平井商店1軒のみ。

酒銘の『浅芽生』(あさぢお)は1677年に後水尾天皇皇子・聖護院宮道寛親王から賜った和歌より命名されたもので、「浅芽生」とは、葦に覆われた波打ちぎわを表す枕詞だそうです。


控えめながらもほのかにメロンのような立ち香。

フルーティーであると同時に、ほのかに木の香りを感じます。

飲み口は無濾過生原酒らしいフレッシュでフルーティー。
甘い米の旨みが濃醇で若々しいお酒です。

酸はひかえめ、苦味、渋味もほどよい若さ。

うまい、これはうまい酒です。

お気に入り度:4



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by tztom | 2017-11-23 18:09 | 滋賀 | Comments(0)

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醸造元:佐藤酒造株式会社
URL:http://www.nagahamanosake.com/
住所:滋賀県長浜市榎木町979
電話:0749-68-3600
創業:平成22年(2010)

使用米:山田錦
精米歩合:0%
日本酒度:60+
酸度:1.5
アミノ酸度:1.8
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,512円(税込み)

佐藤酒造、聞いた事が無い酒蔵だった。

しかしこの佐藤酒造の銘柄の一つ『大湖』という酒は飲んだ事があった。

たしか滋賀第一酒造という酒造メーカーの酒だったような。

この滋賀第一酒造は滋賀第一酒造協同組合といい、会社ではなく組合組織だった事が調べてわかりました。

戦時中の企業統制令により長浜周辺の酒蔵8社が合同した組合組織だそうです。

しかし、2011年に経営不振により解散してしまいました。

その時、前身の酒蔵8社の一つで、組合の理事だった佐藤硬史が独立を決意し、あらたに酒造免許を取得して2010年に設立したのが佐藤酒造でした。

酒蔵の場所は北陸自動車道・長浜IC東側の近くの田園地帯の中の榎木町という集落。

佐藤酒造が元々あった場所ではなく、偶然見つけた理想的な環境の空き工場を蔵に改装しました。

主力ブランドの『湖濱』は明治中期に長浜八幡宮前で初代佐藤悦治郎が創業した前・佐藤酒造の銘柄。

その他滋賀第一酒造から引き継ぎ『六瓢箪』(むびょうたん)なども順に復活。

また『生乍自由』(うまれながらじゆう)は創立5周年記念の新ブランドを展開。

さらには羽田空港の日本航空ダイアモンドプレミアラウンジで提供されるほどにもなった新進気鋭の酒蔵です。


香りは控えめというか無いです。はい。

飲み口も、とてもスッキリとしています。

しかし凝縮された米の旨味を感じるようなフルーティーさがその背後に。

そしていつの間にか濃厚な旨味が渋味、苦を包み込む。

ああ、これはうまい!

初めはライトな辛口系の酒と思ったけど、意外にも濃醇でありながらも澄んだお酒。

キレイなお酒です。

燗にしてみる。酒質というかこのお酒の性格的なところは大きく変わらない。まあぶれないというか。

でも厚みのある丸い飲み口で、やさしさと自己主張が高い次元でバランスがとれている。

それがこのお酒の燗のうまさを表現しています。

うまいな、うまい!

お気に入り度:4



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by tztom | 2017-11-15 20:36 | 滋賀 | Comments(0)

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醸造元:太田酒造株式会社
URL:http://www.ohta-shuzou.co.jp/
住所: 滋賀県草津市草津3-10-37
電話:077-562-1105
創業:明治7年(1874)

使用米:吟吹雪
精米歩合:60%
日本酒度:+1.0
酸度:1.8
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,350円(税込み)

草津市は滋賀県第二の都市で、江戸時代に中山道と東海道が合流する宿場町として栄えました。

旧東海道筋にあたる商店街の一角に蔵を構える大田酒造の創業は明治7年(1874)ですが、江戸城を築城した室町時代後期の武将・太田道灌を遠縁に持つ家柄だそうです。

江戸時代に太田道灌の末流である太田若狭守正長が三代将軍徳川家光の命を受け、水陸交通の要衝であった草津宿を見守る関守の大役を代々務めます。

しかし、明治の廃藩置県を迎えるにあたり、武士から商人と身分を変え酒造りを始めました。

現在大田酒造は本社の「道灌蔵」と「不盡蔵」の他に兵庫の灘に「千代田蔵」を持ちます。ここにはヴォーリスが設計した貴賓館があり、神戸近代建築100選に選ばれています。

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またフランスでワインの醸造技術を学び、滋賀県で唯一ワイナリーを有する酒蔵でもあり、ワインから日本酒、焼酎まで手がける日本一小さな「総合酒類メーカー」を自称しています。

色は薄いコハク色。

濃醇でフルーティーな米の甘みを感じる立ち香。

飲み口はスイカのような爽快なフレッシュさと、そのあとガツンとくる重厚な辛口。

しかし、すぐに辛さはスーッと昇華して、キレイに着陸する後味と爽やかなキレ。

フルーティーで爽やかな辛口のお酒です。うまい!!

燗にすると、透明感が高くなり、華やかさも増して、スッキリとした旨口のお酒になります。

とにかく素直で、尖った辛さは一切なく、やさしく旨いお酒になります。

ああ、うまい、うまいです。

燗最高!

お気に入り度:4



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by tztom | 2017-11-12 15:21 | 滋賀 | Comments(0)

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醸造元:矢尾酒造株式会社
URL:なし
住所:滋賀県蒲生郡日野町中在寺512
電話:0748-53-0015
創業:寛政3年(1791)

使用米:日本晴
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度未満
購入価格:720ml:1,150円(税込み)

矢尾酒造のある蒲生郡日野町は八幡商人、五個荘商人とならぶ近江商人の一つ日野商人の町です。

また奥州藤原氏の流れを組む戦国武将蒲生氏郷が鎌倉時代から豊臣秀吉の時代まで、およそ500年近くの間根拠地とした中世の城下町でもあった場所です。

行商によって富を築き始めた日野商人は次第に店舗経営に移行し、本家・本店の置かれていた日野には豪荘な屋敷が建てられていきます。これが、今に残る日野の古い街並みの中心となっています。

そんな日野商人の古い町並みが残る日野町の中心部から国道307号線を北へ約4km。

矢尾酒造は中在寺(なかざいじ)という小さな集落にあります。ここは旧西桜谷村の中心地だった場所です

日野町には近年まで3件の酒蔵がありましたが、現在残るのは矢尾酒造一軒のみ。

矢尾酒造の創業は江戸時代中期の寛政3年(1791)です。

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主力銘柄『鈴正宗』の「鈴」は神社の鈴。そして「正宗」は名刀の代名詞。鈴の音のように美しく広く響きわたり、名刀正宗のごとくキレのある酒を願って銘々。

今回購入した「特別純米 BLUE」はかなりポップな攻めのラベルデザインですが、これは矢尾酒造の新たな販売戦略に基づいて作り出したした新シリーズの一つです。

白ワインのような色の乗った薄いコハク色で、香りは、ふくよかな米って感じです。

旨味のあるどっしりと腰の据わった純米酒ですが、原酒の押しの強さ、重さは一切ありません。

流行の無濾過生原酒に近い印象ですが、火入れされているので角が取れている。

酸味、渋味、苦味が最初の段階からバランス良く融合して来て、重厚な甘みと共にまじりあって、スッと消えていくキレ。

うまい。うまいな〜。

燗にすると、ふくらむ…。
やさしく透明に膨らみますよ〜。

透明だけどしっかりとした包容力のある旨味に漂う感じにうまい。

うまみに包まれたコクの深い余韻。

口福。的な。うまい酒。

お気に入り度:4



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by tztom | 2017-10-17 22:59 | 滋賀 | Comments(0)

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醸造元:近江酒造株式会社
URL:http://shigasakari.jp/
住所:滋賀県東近江市八日市上之町9-16
電話:0748-22-0001
創業:大正6年(1917)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:1.3
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,274円(税込み)

平成の大合併により2005年に誕生した東近江市は、その名のとおり琵琶湖東岸から鈴鹿山脈にかけて東西に長い市域を持っています。

その東近江市の中心が旧八日市市です。

古くから交通の要衝であった八日市は、その名の通り毎月八の日に市が立っていた事に由来します。中世にはすでに近江国第一の市場町として繁栄。

また東西南北に街道が交差する要衝の町で、町を東西に走る八風街道は、永源寺町から鈴鹿山脈の難所八風峠を越えて伊勢・尾張を結ぶ道で現在の国道307号線に相当。

南北に通過する御代参街道(ごだいさんかいどう)は、中山道愛知川宿と東海道土山宿を結ぶバイパスで、「東海道脇街道 」または「北国越安土道」が正式な名称です。

近江酒造とは近代的な社名ですが、実は地元の酒造家や酒販業者が酒造りの近代的を目指して大正6年(1917)設立した酒蔵でした。

主力銘柄の『志賀盛』は2つの意味を持ちます。

一つは志賀(滋賀)の酒造家や酒販業者が共に繁栄する事を願ったもの。

もう一つは「この志を同じくすることを賀し、ますます隆盛を期する」という意気込み。

長年、地元で愛される定番酒として酒造りを行っていましたが、日本酒不況の中、新しいイメージを狙った新ブランドが『近江龍門』シリーズ。

鈴鹿山麓にある永源禅寺の、さらに奥山にある幽玄の滝「識蘆ノ滝」の別名「龍門の滝」に由来。

他には蔵元が猫好きなことから生まれた『近江ねこ正宗』シリーズなどユニークな酒も展開。

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この特別純米酒である『近江龍門』は「燗酒コンテスト2015」で最高金賞を受賞したという、燗向けのお酒らしい。

でも、まずは冷やで。

香りは控えめ。
酸味の少ないスッキリとしたフルーティーな飲み心地です。
後味にほのかな苦味と渋味が後味引くアクセントに。

食中酒。向けの淡麗の中辛口って感じ。

シャープさはなく、酸味が多いけどやさしい。

さて、燗にすると…う〜ん香ばしい香り。
酸が多いけど、ゆるやかな後味。
そしてほどよくスッキリ感。

うまいな〜燗。

燗でも冷やでもキレイなお酒です。

お気に入り度:3



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by tztom | 2017-09-30 00:42 | 滋賀 | Comments(0)

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醸造元:瀬古酒造株式会社
URL:http://www.sekoshuzo.co.jp/
住所:滋賀県甲賀市甲賀町上野1807
電話:0748-88-2102
創業:明治2年(1869)

使用米:吟吹雪
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:1.8
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:720ml:1,440円(税込み)

平成の合併で2004年に甲賀市の一部となった旧甲賀郡甲賀町には三軒の酒蔵があります。

甲賀町は三重県と接する滋賀県南東端の町で、忍者のイメージから里山を連想しますが、野洲川最大の支流である杣川(そまがわ)に沿って開けた平野にあり、JR草津線が走っています。

元々は昭和の大合併で大原村・油日村そして佐山村が合併して発足した町でした。

この地域は古くから富山と並ぶ製薬・家庭用常備薬の地としても知られています。

JR草津線油日駅の南、亀山方面に線路沿いに少し歩くと瀬古酒造はあります。

瀬古酒造は明治2年(1869)に米屋から酒造業に転向して創業しました。

瀬古酒造の販売会社である(株)コメセは「米瀬」の意味でしょうか。

またこの地域には瀬古の名前も多く見られます。

瀬古友三酒店、瀬古小物店、瀬古製菓舗、瀬古整骨院などなど。

主力銘柄は『大甲賀』ですが、甲賀が三重県の「伊賀」と並ぶ忍者の里として知られている事から、新しいブランド『忍者』を立ち上げました。

ボトルデザインなど新ブランドのコンセプトは海外で広報関係の仕事をされている蔵元の娘さんによるもの。

現在の蔵元上野敏幸氏もまた、元は東京の広告マン。
酒蔵の所在地、甲賀町上野との繋がりがあるのかと思いきや、まったく無し。
蔵元上野敏幸氏は埼玉県の出身。
酒蔵は奥さんの実家。という感じ。

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今回飲んだお酒は厳寒期にじっくりと低温発酵させた原酒を生で低温貯蔵した生貯蔵酒。

華やかでフルーティ。

キレイ。

清流のように澄んだ飲み心地。うまい!

フレッシュで中盤にやや酸が強くて若い面もあるけど、飲みやすい。

シャープでフルーティーな後味の余韻。

吟醸酒レベルのお酒。でうまい!

うまいな〜!!

お気に入り度:4



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by tztom | 2017-09-22 00:36 | 滋賀 | Comments(0)

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醸造元:渡辺酒造株式会社
URL:https://watanabe-shuzo.jimdo.com/
住所:愛知県愛西市草平町道下83
電話:0567-28-4361
創業:慶応元年(1865)

使用米:若水(愛知県産)
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:1.6
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,100円(税込み)

愛西市は平成の大合併で旧海部郡佐織町、佐屋町、立田村、八開村の2町2村が合併し発足した人口約6万2000人の市で、新しい市名の通り愛知県の西端、木曽川を挟んで岐阜県と三重県に接します。

渡辺酒造は旧佐織町の田園地帯、細い道が入り組んだ道下という集落の中にあり、蔵の東側を木曽川が流れています。

創業は江戸時代末期の慶応元年(1865)。

主力銘柄は『平勇』『平勇正宗』で、昔この地に「平勇」(ひらいさみ)という力士がいたという言い伝えに由来するとか。

少量生産の手造りにこだわり、かつ低価格で高品質の酒を目指す蔵です。

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香りは控えめで、色は透明に近いコハク色でした。

スッキリとした淡麗辛口のお酒ですが、やさしい旨味があるのは水のせいでしょうか、また愛知の酒の特徴かもしれません。

まろやかで、やさしくフルーティー。な飲み口です。

後味はややドライでキリリと引き締まったキレ。

ただ淡麗なだけじゃない、うまい酒です。

お気に入り度:3



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by tztom | 2017-08-24 21:08 | 愛知 | Comments(0)

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醸造元:山内酒造場
URL:http://www.yamauchisyuzou.jp/
住所:岐阜県中津川市上野小野沢134-1
電話:0573-75-4417
創業:不明

使用米:ひだほまれ
精米歩合:55%
日本酒度:+2.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,200円(税込み)

木曽路に近く長野県に接する岐阜県の最南東端に位置する旧恵那郡坂下町は2005年の平成の大合併によって中津川市に編入されますが、古くから美濃や飛騨と木曽谷を結ぶ玄関口で「裏木曽」とも呼ばれていました。

中山道木曽路は三留野宿から木曽川を離れ、妻籠宿、馬籠宿を経て落合宿より中津川宿に至りますが、しかし現在の国道19号線と共に木曽川に沿って併走する中央本線の坂下駅が町の玄関口となっています。

木曽谷と美濃・飛騨を結ぶバイパスである裏街道は現在国道256号線と岐阜県道3号福岡坂下線の二つが町内を斜めに横断していますが、県道3号線沿いの山間部に山内酒造場はあります。

一般車の交通量は少ない裏街道のこの道ですが、意外に大型トラックの通行は多いです。

山内酒造場の蔵元山内家の先祖は鎌倉時代に落ち武者となり、この山奥に入って百姓に帰農したといいます。

よって蔵元山内の姓は「山の中」の意味では無く、北鎌倉にある山ノ内に由来する武家時代からの姓とか。

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蔵の創業年は不明ですが現在の蔵元は21代目。そして奥さんが杜氏を務め夫婦二人三脚でやっている山間の小さな酒蔵です。

造るお酒は全て純米酒。さらに、なんと醸造タンクに音楽を聞かせて醸す音楽醸造蔵ですよ。

おまけにその音楽は蔵元仲間の手作りフォークソング。

酒のラベルも友人仲間の板画・切り絵に蔵元デザイン。

山間の小さな夫婦経営の純米蔵。

しかし、2017年3月。21代目当主蔵元山内總太郎氏(69)が酒造りを辞めるということで、なんと小野桜は今年で飲み納めになるかも知れません。


色は無色透明、香りも控えめです。

しかし飲み口は酸の聞いた濃醇なコクのお酒。

野趣的な地酒っぽい、乳酸香と老ね香系が強く重たい飲み口のお酒を想像しましたが、完全に良い方向に裏切られました。

新潟酒のようにスッキリとしていながらも旨みがしっかりとある洗練された飲み応えのあるお酒。

変な例えにすると、都会的なワインのような飲みやすいお酒です。

燗にすると、しっかりと旨みの芯がありながらもふくよかでまとまりのある酒。

個性がありながらも、出しゃばらない、そんなお酒です。

うまいです。うまい!

しかし、このお酒が今年限りというのは残念でなりません。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-08-07 19:39 | 岐阜 | Comments(0)

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醸造元:杉原酒造株式会社
URL:http://www.sugiharasake.jp/
住所:岐阜県揖斐郡大野町大字下磯1
電話:0585-35-2508
創業:明治25年(1892)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,300円(税込み)

近年注目を集める岐阜の小さな新進気鋭の酒蔵が揖斐郡大野町にある杉原酒造。

蔵のある揖斐郡大野町は岐阜県第2の都市、大垣市の北約10km濃尾平野の西北端に位置する人口23,000人の農業を中心とした町です。

揖斐川沿いの下磯という小さな集落。県道53号岐阜関ケ原線沿いに蔵はあります。

杉原酒造では直売は行っていませんが、蔵と道を挟んだ小売部の「ふくや」で販売しています。

杉原種蔵は養蚕業を営んでいたとされる初代杉原庄六氏が明治25年(1892)に酒造りを始めたそうです。

そして新進気鋭の現蔵元、杉原慶樹(すぎはらよしき)氏は異色の経歴の持ち主。

近年の蔵元の若き後継者は、大学で醸造学を学び、中堅の蔵元で現場を学んで継承するケースが多いですが、杉原慶樹氏は青年海外協力隊を終えて、廃業寸前だった家業の酒蔵を立て直すために後を継いだそうです。

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修行の末、現在は独自の酒米「揖斐の誉」を栽培し、さらに特約店限定酒の『射美』(いび)や『慶樹』(よしき)など、入手困難なブランドも成長させています。

また杉原酒造が操業当初販売していた銘柄『杉乃井』(すぎのい)はアジアを初めとする海外で展開。

『揖斐川』は当初特別本醸造のブランドだったそうですが、純米酒の要望も多かった事から最近作り始めたものだそうです。

飲み口はクリアでスッキリとした中にもしっかりとした清純な旨みのある淡麗辛口のお酒です。

とにかく印象が「キレイ」で雑味が無い、大手酒蔵が作る吟醸酒のようなお酒です。これも蔵元の戦略でしょうか。

ほんわりとした甘味と米の旨みの余韻が心地よいです、うまい。うまいです。


お気に入り度:4




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by tztom | 2017-07-26 22:30 | 岐阜 | Comments(0)