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醸造元:沢の鶴株式会社
URL:http://www.sawanotsuru.co.jp/
住所:兵庫県神戸市灘区新在家南町5-1-2
電話:078-881-1269
創業:享保2年(1717)

使用米:山田錦
精米歩合:65%
日本酒度:+2.5
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:14.5度
購入価格:720ml:991円(税込み)

沢の鶴は日本酒生産石数が約6万石で国内13位。

創業は江戸時代中期の享保2年(1717)で、本家が元々両替商を営み、「米屋」の屋号で大名の蔵屋敷に出入りして藩米を取り扱っていたところから、分家した米屋喜兵衛が米屋の副業として灘の西郷で酒造りを始めたことを創業の年としています。

米屋を発祥とする沢の鶴は米の字を由来とした「※」マークを商品ラベルに刻印しています。

ゆえに沢の鶴は大手酒造メーカーの中では特に純米酒にこだわりを持つ蔵で、同社の純米酒の売上げは国内第1位。
米屋のプライドです。

酒銘『沢の鶴』は伊雑の宮(伊勢内宮別宮)の縁起「「太陽の神・天照大神を伊勢にお祀りしたとき、伊雑(いざわ)の沢でに頻り鳥の鳴く声が聞こえたので、いぶかしく思った倭姫命(やまとひめのみこと)がその啼き声の主をたずねたところ、真っ白な鶴がたわわに実った稲穂をくわえながら鳴いているのを見つけた・・・」の一節にある「沢の頻り鶴の鳴く声」に由来。

ちなみに、日本酒における「冷や・燗酒」の温度を定義したのも沢の鶴と言われています。

『実楽・山田錦』とは山田錦生産地の中で特A地区である兵庫県三木市吉川町実楽地区産の山田錦を使っているという事。

すっきり、クセのない透明感。

雑味が無い淡麗辛口。

ややライト系。

ある意味、水っぽい・水でうすめたお酒のような印象。

山田錦特有の押しの強さ、野趣的なところは一切無く、とても飲みやすいです。

燗にすると、広がります。
花開きます。

透明ですっきりとした澄んだ旨さ。

やさしい苦味と渋味の応援団。

きれいで旨い燗だ。

うまい。

うまいよ。

冷やよりも常温から燗が「お米」のうまさを感じます。

お気に入り度:3



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by tztom | 2018-11-27 23:04 | 兵庫 | Comments(0)

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金鵄盛典 特別純米 生原酒[岡田本店]
醸造元:合名会社 岡田本家
URL:http://www.okadahonke.jp/
住所:兵庫県加古川市野口町良野1021
電話:079-426-7288
創業:明治7(1874)

使用米:五百万石
精米歩合:60%
日本酒度:+5.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,230円(税込み)

加古川市は神戸市と姫路市に挟まれた、人口約23万人が暮らす東播磨地方の中核都市です。

その加古川市役所のすぐ近くにある野良集落に『金鵄盛典』を造る合名会社岡田本家はあります。

蔵のまわりはかつては田畑だったのでしょう。閑静な新興住宅地の中に伝統的な佇まいの大きな蔵構え。

旧家の佇まいで、酒造業としての創業は明治7年(1874)です。

酒蔵の近隣に建つ大きな屋敷も岡田の表札。分家でしょうか。

昭和40年代の加古川市内には10軒以上の酒蔵がありましたが、現在ではこの岡田本家だけとなってしまいました。

酒銘『金鵄盛典』(きんしてんせい)の由来は、ます「盛典」が創業した明治維新のご大典にちなんだもの。

あと「金鵄」は、神武天皇が東征した際に、弓の先に止まったという金色のトビの事。


発泡系でした。

栓をあけるとポンッと。

酸が強く、若々しい荒さ。フレッシュさ。シュワシュワ感。

生原酒定番のフルーティーな旨さ。

甘みと渋味と旨味がうまくまとまっているような、まとまっていないような。

でも、うまい。

栓を開ける度にガスが栓を押し上げる。

生きている酒。

栓をあけて日が経つほど、炭酸ガスの圧は高まる。そしてメロンの風味も強まる。

メロンソーダのよう。

うまいけど辛い。

でもうまい、楽しいお酒です。

うまいな〜。

お気に入り度:3


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by tztom | 2018-11-11 00:23 | 兵庫 | Comments(0)

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醸造元:櫻正宗株式会社
URL:http://www.sakuramasamune.co.jp/
住所:兵庫県神戸市東灘区魚崎南町5-10
電話:
創業:寛永2年(1625)

使用米:山田錦
精米歩合:65%
日本酒度:+3.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,069円(税込み)

櫻正宗は灘の「宮水」を発見した蔵であり、また全国的に広まった『正宗』の銘柄を最初に始めた酒蔵で、県内でも屈指の古い歴史を持つ酒蔵です。

創業は江戸時代初期の寛永2年(1625)で、もともとは摂津における酒都と呼ばれた伊丹で創業しました。

幕末に灘で硬水の「宮水」を発見したのが六代目蔵元の山邑太左衛門で、これを機に蔵を灘に移転。
これ以降灘が摂津最大の酒造地域となり、一方の伊丹の酒は衰退していきます。

創業当時の銘柄は『薪水』(しんすい)と言うもので、当時の役者の名に由来します。

『正宗』という銘柄は元々は「せいしゅう」と読み、「清酒」の「せいしゅ」と掛け合わせたもの。
天保11年(1840)から『正宗』の銘柄を使い始めますが、後に「まさむね」と言う読みが一般的になります。

明治に入り、商標制度と共に『正宗』を商標登録しようとしますが、すでに全国的な普通名詞となっていた為に登録受理がされず、やむなく国花である櫻花一輪を冠して『櫻正宗』となりました。

大正8年(1919)山邑酒造株式会社となり、平成4年(1992)に櫻正宗に社名変更しました。

現在の蔵元は11代目山邑太左衛門。

ちなみに「協会一号酵母」は櫻正宗酒母から分離されたものでもあります。

兵庫県の重要有形文化財に指定されていた築200年以上の内蔵は阪神・淡路大震災によって倒壊。
現在は震災の前年に完成した櫻喜蔵(はなのきぐら)で製造を行っています。


すっきり、甘みを感じる澄んだ飲み口。

しっかりとしていながら優しい酸が出迎え、旨味、渋味、苦味のバランスの余韻で最後のキレ。

正統は的な灘の酒らしい淡麗辛口。

山田錦の華やかさ、奥行きと水の組み合わせを知り尽くした蔵の技か。

燗にすると、酸が聞いたパンチのある男酒。
ただしふくよかさもあって、フルボディ。

飲み応えがあります。

うまい!!

うまいな〜。

お気に入り度:3


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by tztom | 2018-11-03 23:22 | 兵庫 | Comments(0)

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醸造元:泉酒造株式会社
URL:http://www.izumisyuzou.co.jp/
住所:神戸市東灘区御影塚町1-9-6
電話:078-821-5353
創業:宝暦年間(1751-1763)

使用米:山田錦・五百万石
精米歩合:65%
日本酒度:3.0
酸度:1.4
アミノ酸度:1.2
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,404円(税込み)

灘から北へ直線で約18km。神戸市北区の最北端、三田市と宝塚市に接する「道場」地区は(みちば)では無く(どうじょう)とそのまま読みます。
湯山街道と大阪街道が合流する要衝の宿場町として賑わった町でした。

「道場」という地名は、古くは大谷本願寺の末寺がこの地の宅原村に道場を開き寺内町を形成した事に由来します。

その道場で(当時は有馬郡道場村)江戸時代中期の宝暦年間に初代泉仙介が酒造りを初めたのが泉酒造のルーツです。

やがて三代目仙介の時に灘五郷の一つ御影に蔵を移しました。

蔵元が襲名する名『仙介』(せんすけ)に由来するこのお酒は生貯蔵酒。

ちなみにかつての主力銘柄は『泉正宗』でしたが、現在は『仙介』と『琥泉』(こせん)の二本立て。

「一火」とは一回火入れの事。

シュワシュワ感を舌に感じます。

濃醇でフルーティーな飲み口をイメージしましたが...

シャープでスッキリとした旨味。

なんだ?

表現するなら「澄んだ旨み」。

米の旨みが生かされている。

うまい。

夏をイメージできる酒...?

かも。

これうまい。

重い飲み口生系が苦手な人にはぜひオススメ。

さわやか、透明、淡麗、うまい!

お気に入り度:3





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by tztom | 2018-10-19 00:11 | 兵庫 | Comments(0)

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醸造元:老松酒造株式会社
URL:http://www.oimatsu.com/
住所:大分県日田市大鶴町2912
電話:0973-28-2116
創業:寛政元年(1789)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+1.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:14度
購入価格:720ml:1,188円(税込み)

『老松』という銘柄は全国にありますが、今回の『老松』は九州大分県の神楽。

「九州の小京都」と呼ばれる天領の町・日田市。からは、だいぶ離れた山中に蔵はあります。

JR日田彦山線の大鶴駅と今山駅の丁度中間あたりにあります。
(JR日田彦山線は平成29年(2017)7月の九州北部豪雨で大きな被害を受け休止中で、今は廃線の危機にあります)

ちなみに老松酒造の近くには『角の井』で知られる井上酒造があります。

老松酒造は江戸時代中期の寛政元年(1789)に創業し、昭和27年に森山酒造合資会社、昭和49年に老松酒造株式会社と社名を変更して今に至ります。

酒銘の『老松』は日田地方にある松の老い木がある老松神社の泉より湧き出る清浄な水が酒造りに適していた事から銘々。

ちなみに老松神社は現在の場所から遠く離れた、日田市中心部から更に南の山中。
平成の大合併で2005年に日田市に編入された日田郡天瀬町にあります。

現在、老松酒造の主力商品は大分麦焼酎。
その他、米や麦の焼酎を造っていますが、日本酒は僅かだけ造っています。

2014年 モンドセレクション金賞受賞したお酒。


香りは凜としたやさしく甘い印象で、ややほにかにラッカー系の酢酸エチル。っぽい。シャープな香り。

すっきりとした、やさしい甘み。

酸もなく、苦味、渋味もひかえめで水のように透明。

うまい。うまいな〜。

燗にすると、重厚なビターな飲み口。

程よい酸。

あとはやさしい旨口。

ふくよかな余韻。

ああ、うまい。


お気に入り度:3




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by tztom | 2018-09-26 23:10 | 大分 | Comments(0)

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楽々鶴 生もと純米酒[出石酒造]
醸造元:出石酒造有限会社
URL:なし
住所:兵庫県出石郡出石町魚屋114-1
電話:0796-52-2222
創業:宝永5年(1708)

使用米:オオセト・アケボノ
精米歩合:65%
日本酒度:+4.5
酸度:1.6
アミノ酸度:1.4
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,455円(税込み)

「但馬の小京都」と呼ばれ、藩政時代は出石藩千石家3万石の城下町として栄えた出石は、出石そばや出石焼き、そして辰鼓櫓(しんころう)で知られる山間の小さな町です。

この小さな城下町の中心部、魚屋町に蔵を構える出石酒造は江戸時代中期の宝永5年(1708年)創業という長い歴史を持つ酒蔵で当時は「かずかや門垣屋」と呼ばれていたそうです。

まるで宮崎駿のジブリ作品に出てきそうな、土壁むき出しの酒蔵土蔵群は江戸時代に建てられたもの。

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現在の出石酒造は同じ出石にあった3軒の酒蔵と但東町にあった2軒の酒蔵が昭和18年に企業合同して生まれた蔵だそうです。

出石酒造の主力銘柄である『楽々鶴』は、この合併の際にそれぞれの蔵の銘柄を整理して生まれたもので、酒の別名「ササの露」と、出石藩主・仙石家の別荘「楽々園」、それにコウノトリの別名「松上の鶴」を掛け合わせたもの。

ほのかに牧歌的な香り。
スッキリとしたフルーティーであっさりとした飲み口。

あっさりとしているのに、しびれるような酸の強い辛口のお酒。

インパクトのある淡麗辛口です。

後味もほのかな苦味と旨味で中性となってスッキリ。


燗にすると、すっきりとしていながらも優しい旨味がある。

なめらかで、ふっくら。

透き通った旨味。

あ〜うまい。

お気に入り度:3



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by tztom | 2018-09-15 00:29 | 兵庫 | Comments(0)

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醸造元:東鶴酒造株式会社
URL:http://azumatsuru.com/
住所:佐賀県多久市東多久町大字別府3625
電話:0952-76-2421
創業:天保元年(1830)

使用米:山田錦・美山錦
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,357円(税込み)

佐賀県のちょうど中央部に位置する多久市は、まわりを山に囲まれた盆地の町。

かつては三菱系の石炭産業で栄ました。

東鶴酒造(あづまづる)は多久市に現在唯一のこる酒蔵で、創業は江戸時代後期の天保元年(1830)と歴史のある酒蔵です。

蔵は多久市の中心部から東郊外、隣の小城市に接する場所にあります。
JR唐津線の東多久駅から南に延びる県道が牛津川に突き当たる場所。

しかし、やがて日本酒業界は、戦後から平成の時代に移ると共にゆるやかに、そして確実に衰退していきました。

そんな時代の中で、東鶴酒造の先代は平成の時代になるとコンビニ経営に活路を見いだし、そちらがうまく行って、次第にそれが主流となって蔵はゆるやかに休蔵していく事になります。

だが、しかし!!

平成21年に6代目蔵元・野中保斉さんが復活させました。

日本酒が苦手だった蔵元が、感動する日本酒と出会った事で決意!

年間生産量25石からのスタートし現在は100石。と、いっても零細レベルの小規模生産。

さらには、全量が純米酒。

そして現在、県外から首都圏に名前が響く新進気鋭の酒蔵になりつつあります。


色はうすいコハク色。

ほんのりと甘い香りが立ち上がります。

ふくよかな甘みとエッジの効いた酸がバランス良く引き締める。

やさしい旨味の後に続く後半は苦味、渋味の余韻。

甘い味付けの料理に合わせたお酒?かな。

後味は苦く渋いがやさしい旨味が包み込んで後味は悪くない。

チョコレート系のビターなコク。

燗にしてみる。

やや、熱燗。口に含む...。

大らかに全てを包み混む様な厚いベールの旨味。

ほんのりと、香ばしいチョコレート系なカカオ系な余韻。

ああ、うまい。

ほっこりする。

うまいな〜。

これは旨い酒です。

お気に入り度:冷3/燗4



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by tztom | 2018-08-15 21:16 | 佐賀 | Comments(0)

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醸造元:株式会社小松酒造場
URL:なし
住所:大分県宇佐市大字長洲3341
電話:0978-38-0036
創業:明治元年(1868)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:-3.0
酸度:2.3
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml: 1,404円(税込み)

大分県の北部、国東半島の西の付け根に位置する宇佐市は八幡宮の総本宮・宇佐神宮のある町として知られていますが、周防灘に面した長洲(なかす)地区は古くから栄えていた港町です。

最盛期には13軒もの酒蔵がひしめいていましたが、現在は小松酒造場、久保酒造、そして焼酎蔵の四ッ谷酒造の3軒のみとなっています。

明治元年(1868年) 小松悦蔵によって創業した小松酒造場(小松本家酒造場)は、最盛期には大手酒造メーカーの下請けによって1500石もの生産量を誇っていましたが、昭和63年に蔵の大黒柱であった当時が事故にあった事から休蔵してしまいます。

しかし平成20年に再開しました。

全国各地の酒蔵で酒造りの修業をしてきた6代目は桶売りから高品質で少量生産の酒造りにシフト。

現在は家族が中心となって酒造りを行っています。

蔵元がめざす酒は「名脇役の食中酒」で、辛口系に仕上げているとの事。

今回のお酒はフレッシュなにごり酒。

メロンやマスカットを思わせる爽やかでフレッシュな香り。

そして、まず酸が強い。です。

フレッシュ!!というよりは荒々しい、パンチのある酒でした。

シュワシュワと酸。
これはビン内で二次発酵による炭酸ガス。

食事と合わせると...スッキリとした酸と発泡の、辛口の中に芳醇な旨味。

ひかえめながらも存在感のある甘み。

すっきり辛口&乱暴な若さ。

うまい。

と、いうより楽しめるお酒です。

いいね。

お気に入り度:3




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by tztom | 2018-08-03 22:48 | 大分 | Comments(0)

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醸造元:鳩正宗株式会社
URL:http://www.hatomasa.jp/
住所:青森県十和田市大字三本木字稲吉176-2
電話:0176-23-0221
創業:明治32年(1899)

使用米:花吹雪
精米歩合:60%
日本酒度:+0.5
酸度:1.7
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,円(税込み)

青森県南中央部に位置する十和田市は十和田湖と奥入瀬川で知られる人口約6万人が暮らす町。

『鳩正宗』を醸す鳩正宗株式会社は、十和田市の中心部の東近郊に広がる田園地帯に蔵を構えます。

明治32年(1899)に稲本商店の酒造部門として創業し、当時は『稲生正宗』という銘柄でした。

大正14年に株式会社稲本商店となりますが、戦時中の企業整備令により昭和19年に青森県上北郡・下北郡にあった13蔵と合併してニ北酒造株式会社三本木工場となります。

しかし戦後の昭和59年に分離独立して鳩正宗株式会社として再出発しました。

酒銘の『鳩正宗』は昭和初期に一羽の白鳩が蔵に舞い込み神棚に住みついたことから、家の守り神として祀った事に由来します。

今回の「夏純」は青森県酒造好適米「華吹雪」で醸した数量限定の特別純米酒です。

テーマは 夏向きの純米酒。

すっきりしていてさわやかなフルーティーな米の旨み。

まるで吟醸酒のような澄んで研ぎ澄まされた華やかさ。

苦味、渋味のバランスが華やかに昇華。

華やかでフルティー。

もう吟醸酒レベルのお酒です。

うまい。

淡麗辛口だけどフレッシュな旨味がしっかりとあって飲みやすいです。

夏って感じがする。このコンセプトは成功!!

うまい!!


お気に入り度:4



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by tztom | 2018-07-28 12:30 | 青森 | Comments(0)

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醸造元:片岡酒造場
URL:https://www.kataokasyuzou.com/
住所:福岡県朝倉郡東峰村宝珠山22
電話:0946-72-2321
創業:明治31年(1898)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:14.5度
購入価格:720ml:1,250円(税込み)

東峰村は福岡県の南東部に位置する人口約2000人が暮らす小さな山村です。
平成の大合併で2005年に小石原村と宝珠山村が合併して生まれました。

日田彦山線の大行司駅が村の玄関口でかつ村の中心部。片岡酒造もまた駅前商店街の一画に蔵を構えています。
ちなみに日田彦山線は2017年の九州北部豪雨で大きな被害を受け現在不通となっています。

主要銘柄の『福稲』(フクイネ)はこの地域の伝承に由来します。

ちなみに蔵元がある地域は古くは上座郡福井村といい、明治の合併で宝珠山村となります。
そして蔵のある町は山伏の日本三大修験道のひとつ英彦山神宮の麓に位置します。

701年、修験道の開祖である役行者小角(エンノギョウジャオヅヌ)がこの土地を訪れた時に英彦山権現が三人の童子の姿に変えて現れ、供応さしあげようと井戸で米を洗うと、井戸から米が吹き出す奇跡が起きたと言われています。
役行者はこの井戸を『福の井』と名付け、これによりこの地域が後の福井村となります。

そして初代蔵元が酒にも精霊が宿るようにと福の稲『福稲』としたのが由来だそうです。

片岡酒造場は2017年の九州北部豪雨で大量の土砂が流入して酒蔵が飲み込まれた事により休業を余儀なくされましたが、2018年に再開する事ができました。

今回のお酒、吟醸純米酒とは純米吟醸では無く特別純米酒の意味でしょうか。

精米歩合は60%。

香りはひかえめ。

無色透明で雑味の無い、やや酸のあるキレのあるお酒です。

うん、キレイなキレ。

想像した地酒っぽさがまったく無い洗練されたお酒でした。

うまい。

うないな〜。

燗にすると、スッキリとしたひかえめな甘さの飲み口に、スッキリと優しく引いていくキレ。

ほんのり辛口な余韻。

やさしい辛さの余韻です。

ああ、うまい。

これあ、おいしいお酒です。


お気に入り度:4



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by tztom | 2018-07-23 21:24 | 福岡 | Comments(0)