タグ:純米吟醸酒 ( 268 ) タグの人気記事

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醸造元:株式会社蔵内堂
URL:https://www.seiriki1876.com/
住所:福岡県大川市大字鐘ヶ江682-1
電話:0944-87-2145
創業:明治9年(1876)

使用米:山田錦
精米歩合:50%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:2,287円(税込み)

福岡県の南西端、筑後川を挟んで佐賀県と接する大川市は家具の生産量日本一の町として知られています。

この大川市には現在若波酒造とこの旧清力酒造(現・蔵内堂)の2軒の酒蔵があります。

蔵内堂の前身である清力酒造は船舶業を営んでいた中村多平氏によって明治9年(1876)に創業します。

酒銘『清力』は中村氏の船名「清力丸」に由来。

現在は日本酒、焼酎の他健康志向の甘酒と奈良漬も作りますが、中でもこの蔵オリジナルが有明海の海苔で作ったのり焼酎だそうです。これも少し興味がわきますね。

洋風の旧本社事務所は大川市指定文化財、福岡県文化財に指定されますが、その後大川市に寄贈され大川市立清力美術館となっています。

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清力酒造の最盛期は大正時代で、そのころの生産石高は1万石だそうです。
ほかに醤油も作っていました。

しかし、日本酒不況の中2016年に破産。

蔵内堂が酒造事業を継承しました。


香りはほんのりと甘い。

飲み口はスッキリとした淡麗辛口です。

透明感があって雑味のないスッキリとした飲み口。

この蔵の酒の特徴は酸の強い辛口といいますが、酸は前面に出てきません。

後味のほのかな酸味、苦味、渋味のバランスがよい。

あきあがりの熟成されたまろやかさとコク。

これは、と思い燗にしてみました。

やはり、しっかりとした男酒です。

燗にしたほうが、じっくりこのお酒の性格を楽しめます。

うまい。

うまいな〜。

お気に入り度:3




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by tztom | 2018-04-21 19:22 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:山の寿酒造株式会社
URL:http://yamanokotobuki.com/
住所:福岡県久留米市北野町乙丸1
電話:0942-78-3025
創業:文政元年(1818)

使用米:山田錦
精米歩合:55%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,836円(税込み)

久留米市の北端に位置する北野町は、平安時代に無実の罪で大宰府に流された菅原道真を祀る北野天満宮に由来する町で、かつては旧三井郡北野町といい、平成の大合併で2005年に久留米市に編入されました。

西鉄甘木線大城駅の北側に蔵を構える山の寿酒造(やまのことぶき)は、この地域の地主だった山口卯三郎が江戸時代後期の文政元年(1818)に創業しました。

ちなみに北野天満宮は一つ手前の北野駅の南側にあり、その参道沿いにも2軒の酒蔵があります。

さて山の寿酒造ですが、平成3年(1991)に九州を襲った台風19号により造り蔵が全壊しましたが、新蔵を建設して3年後には酒造りを再開しました。

現在は8代目となる女性蔵元・片山郁代さんと30代の若き蔵人が「個性的な酒」をめざして精力的な酒造りを行っている新進気鋭の酒蔵です。

そしてこの『山の寿』を語るのに重要な人物がいました。あまり知名度の無かったこの小さな酒蔵を時の蔵にした立役者が若き杜氏の忽那(くつな)信太郎氏でした。
しかし、忽那氏は昨年(2017年)に蔵を去ってしまいました。
理由は分かりません。酒造りの方針の違いという話もあります。

新体制で酒造りをおこなう山の寿酒造。これからどうなるか目が離せません。


香りはほとんどありません。

結構淡麗辛口系のお酒かな〜と、最初にまず一口。

口に含んだ印象は…

うまい!

これはうまい!!

フレッシュでキレイで上品でまさに吟醸酒のようなインパクト。

フルーティーでいながら口当たりはスッキリ。

果実というよりは米の旨み。

派手さはないけど洗練された上品な味。

こんなにスッキリしているのに。

これは、うまい!

うまいですよ!!

これからも頑張ってください。


お気に入り度:4




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by tztom | 2018-04-19 22:11 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:大賀酒造株式会社
URL:http://www.ogashuzo.com/
住所:福岡県筑紫野市二日市中央4-9-1
電話:092-922-2633
創業:延宝元年(1673)

使用米:山田錦
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,344円(税込み)

福岡県の中央部に位置する筑紫野市。

その筑紫野市の中心市街である二日市は、古くから太宰府天満宮の玄関口と宿場町の2つの性格を持つ町として発展してきました。

隣接する太宰府天満宮の門前町として栄えた太宰府市の中心市街と二日市はほぼ一体化しています。

二日市はまた「博多の奥座敷」と称される二日市温泉がある町としても知られています。

その二日市の中心部に蔵を構える大賀酒造。

蔵元の大賀家は古くから太宰府政庁とかかわりのある旧家で、太宰府天満宮の神事に登場する牛車の牛は今も大賀家のものだそうです。

江戸時代には大庄屋を務め、大賀家には地域の米が集まり、また敷地内には宝満山の伏流水が涌く井戸に恵まれ、さらには裏手に通る川を使って輸送条件にも恵まれていたことから、大賀家が酒造りをはじめたのは
江戸時代前期の延宝元年(1673)の事。4代将軍徳川家綱の時代です。また福岡県県で最古の歴史をもつ酒蔵です。

主力銘柄は『玉出泉』酒名は、中国にある仙人の霊泉とされる「玉出泉」にちなみ命名。

無濾過でオリの残る純米吟醸酒。
ほんのりとシュワシュワ感。
香りは控えめ。
飲み口もフルーティーさや華やかさを前面に出したお酒ではありません。

辛口だけどメロンのような香りが口に広がります。

淡麗で酸は控えめで苦味と渋味で辛さを演出。
そのあとのキレが潔く、何も無かったかのように消えていきます。

若さも楽しめます。
どっしりとした辛口。

これは、うまいです。

歴史ある酒蔵なのに、新進気鋭の酒蔵が作るような勢いのあるお酒でした。


お気に入り度:3




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by tztom | 2018-04-17 23:06 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:朝倉酒造株式会社
URL:https://www.asakurasyuzou.com/
住所:福岡県朝倉市三奈木字川原4408
電話:0946-22-3377
創業:昭和8年(1933)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

福岡県の中南部に位置し、大分県と接する朝倉市は平成の大合併で2006年に甘木市と隣接する朝倉郡の朝倉町・杷木町が合併して生まれた人口約5万人の市です。

その旧甘木市の三奈木地区に蔵を構える朝倉酒造。
蔵の側を筑後川支流の佐田川が流れます。

朝倉酒造は新しい名前で、昭和8年(1933)に初代・丸山伊三郎が創業した丸山酒造がその前身です。

清酒だけでなく乙類焼酎も作り、主な銘柄は『國の香』『大黒天』、焼酎は『とものわ』がありました。

平成18年(2006)に広島県のアシードブリュー(旧・三吉酒造場)が丸山酒造を吸収合併してアシードブリュー九州酒類工場となります。
『帝王』や『みなみのまちびと』という銘柄はこのころ生まれます。

しかし、アシードブリューは同工場を手放す事にしました。

朝倉酒造株式会社として新設分割し、兵庫県の自動車総合商社のジーライオングループ傘下にある、投資管理事業の株式会社デカンショパワーに譲渡して今に至ります。

酒銘の『直右衛門』は前の親会社だった広島のアシードブリューの前身である三吉酒造場が代々襲名した『直右衛門』に由来します。主力銘柄の『三吉正宗』もアシードブリューの清酒ブランドの一つでした。


香りは無く、ほのかにフレッシュでフルーティーな飲み口。

ふくよかで、スッキリとした苦味と渋みからくるキレ。

辛口だけど、味わい深くやさしい旨味。

華やかさはないけど、クセもない淡麗辛口系のお酒です。

控えめな個性ですが、うまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2018-04-15 17:32 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:旭菊酒造株式会社
URL:http://www.asahikiku.jp/
住所:福岡県久留米市三潴町壱町原403
電話:0942-64-2003
創業:明治33年(1900)

使用米:山田錦
精米歩合:50%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,194円(税込み)

久留米市中心部から南西郊外。三潴郡や城島郷と呼ばれた地域は、かつて九州の灘と称される酒どころで、最盛期には100蔵近い酒蔵がひしめいていました。

平成の大合併によって2005年に久留米市の一部となった旧三潴郡三潴町は広大な水田地帯であり、現在も数軒の酒蔵が酒造りを行っています。

西鉄犬飼駅から県道を西へ。やがて三つの県道が交差する壱町原という集落の中に蔵を構える旭菊酒造は明治33年(1900)に原田勝次氏によって創業。

創業は明治33年ですが、それ以前は醤油製造を営んでいたそうです。

酒銘の『旭菊』は朝日が昇るごとく勢いがあり、日本の象徴である菊の花を合わせたもの。

この旭菊酒造の周辺には池亀酒造や万年亀酒造、花の露などの酒蔵があります。

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近年まではあまり知名度の無い酒蔵でしたが、九州酒造杜氏組合長を勤めた、故・田中元信杜氏のもとで開花して今は有名蔵の一つに。現在は蔵元の原田憲明氏が杜氏を兼任して酒造りに取り組んでいます。

2010年に火災によって蔵を全焼してしまう惨事に見舞われましたが、翌年には新しい蔵を建てて再起を果たしました。

『旭菊大地』シリーズは福岡県糸島地区で契約栽培した無農薬山田錦で醸したお酒で、ほかに福岡県筑後地区大木町にて契約栽培している山田錦で醸した『綾花』シリーズもあります。


香りはほんのりとひかえめなフルーティー。

華やかでふくよかだけど、けっこう強めの酸があります。

中盤からは強めの酸とともに苦味が加わり、ラストのキレへ。

苦味は最後まで続いて消えません。

飲み始めのやさしさと、中盤からのインパクト。

山田錦らしいしっかりとした強弱のあるお酒です。

うまいです。

お気に入り度:3



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by tztom | 2018-04-07 13:57 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:池亀酒造株式会社
URL:http://ikekame.com/
住所:福岡県久留米市三潴町草場545
電話:0942-64-3101
創業:明治8年(1875)

使用米:山田錦
精米歩合:50%
日本酒度:±0
酸度:2.2
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,836円(税込み)

久留米市中心部から南西郊外。旧三潴郡はかつて九州の灘と称される酒どころで、最盛期には100蔵近い酒蔵がひしめいていました。

やがてその数は1/10ほどになったとはいえ、現在も酒蔵が多い地域です。

平成の大合併によって2005年に久留米市の一部となった旧三潴郡三潴町は広大な水田地帯であり、この米どころが酒どころとなった理由でもあります。

久留米市域を大きくながれる筑後川の分流(旧流)の堤防沿いに蔵を構える池亀酒造は、明治8年(1875)の創業で、清酒の他にも焼酎やリキュールなども造っています。

創業者で初代蔵元の蒲池源蔵は、久留米藩の師範代を務めていたそうですが、藩と武家の時代は終わり明治を迎えるにあたって酒造りに邁進します。

灘から杜氏や蔵人を招いて酒造りを行うものの、米も水も気温、気候も違う九州のこの地で灘の酒造りはうまくいかず、挫折を味わいながらも試行錯誤を重ねて新しい醸造法を確立。さらなる酒質向上をめざして「三潴酒造研究所」も設立します。

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蒲池家は代々三潴酒の酒質向上に尽力し、二代目蒲池源蔵に緑綬褒章、三代目蒲池龍雄は福岡県酒造組合の会長を務め藍綬褒章を授与。四代目蒲池勵は農学博士となり勲五等雙光旭日章が授与されています。

池亀酒造の創業当初の屋号は『池屋』でした。

初代蒲池源蔵は灘の酒を目標として試行錯誤の研究を重ね、仕込樽ごとに仕込方法を変えて、それぞれに「松・竹・梅・亀・鶴」というブランドを付けて管理・販売を行っていました。

その中で「亀」の桶が一番評判が良かった事から人々には『池屋の亀』として親しまれ、その酒を主力として『池亀』の銘が生まれました。

さて、今回購入したのは純米吟醸酒ですが、サブネームに『黒兜』とあります。

この『黒兜』は、本来焼酎に使う黒麹を用いて造られた清酒で、その黒麹を顕微鏡で覗いた際にその姿が「兜」に見えたので、「黒麹の兜」という事らしいです。


色はうすいこはく色で少しオリがあります。

香りは控えめですが、華やかな米の旨みを感じる吟醸酒らしいフルーティーな飲み口です。

そう、これはストロベリーのような甘さの余韻。

そして、それを断ち切るようなスパッと消えていくなめらかなキレ。

さすが長きに渡って酒質向上につとめた蔵。

いや〜うまい。

うまいです!!


お気に入り度:4




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by tztom | 2018-03-31 00:43 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:合資会社 若竹屋酒造場
URL:(蔵元ブログ)https://blogs.yahoo.co.jp/wakatakeya/MYBLOG/yblog.html
住所:福岡県久留米市田主丸町田主丸706
電話:0943-72-2175
創業:元禄13年(1699)

使用米:-
精米歩合:50%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,566円(税込み)

かつて久留米市の東に位置し、平成の大合併で2005年に久留米市に編入されその一部となった旧浮羽郡田主丸町。

田主丸という地名は、江戸時代にこの地を開墾して、後に筑後国全権を務めた大庄屋菊池丹後の往生観である「我極楽世界楽生」(我楽しう生まる)に由来するとか。

地名の正式な読みは「たぬしまる」ですが、現在でも「たのしまる」と読む人々も多いそうです。いいですね。

その田主丸町を東西に走る筑後街道(国道210号線)沿いに蔵を構えるのが、筑後地方最古の酒蔵と言われる若竹屋酒造です。

若竹屋酒造は江戸時代前期の元禄13年(1699)に林田伝兵衛によって「若竹屋」の屋号で創業。

ちなみに、若竹屋酒造の向かい側には、「若竹屋」から分家した林田栄太郎商店、現在の「若竹醤油」が蔵を構えています。

また現在の蔵元の祖母は焼酎メーカーである紅乙女酒造を創業、また前蔵元が巨峰ワインを創業し、田主丸町で4つの異なる醸造蔵を営んでいます。



最初は香りは控えめで、ほのかに干し草のような乳酸香。

すっきりとした甘みの淡麗辛口です。

そして飲み口にもほのかに干し草のような香りが残ります。

しかし、これが栓をあけてしばらくおくと、フルーティーでな香りに変化するのですから不思議です。

飲み口もやさしくスッキリとした、やや酸のある淡麗辛口に。

ちょっと常温からぬる燗あたりにすると、これまたやさしくてふくよかで包み込むようなうまさ。

それでいて、透明感のあすスッキリとしたキレがあって杯が進まないわけがない。

うまいです。

うまい!!


お気に入り度:3




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by tztom | 2018-03-25 15:48 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:福徳長酒類 株式会社
URL:http://www.oenon.jp/
本社:千葉県松戸市上本郷字仲原250
韮崎工場:山梨県韮崎市穂坂町宮久保5228-1
久留米工場:福岡県久留米市荒木町荒木1200-1
電話:0942-26-3131
創業:昭和28年(1953)

使用米:-
精米歩合:-
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,145円(税込み)

福岡県久留米市の南郊外に位置する荒木町に蔵を構える福徳長酒類。

しかし、このお酒ははたして久留米の地酒と言ってよいのか迷います。

まあ、このお酒は福岡県久留米のアンテナショップで買ったものですが…。

たしかにこの久留米にも蔵を構えてはいますが、そもそもが福徳長酒類の前身である福徳長酒造は江戸時代中期の寛政年間(1789-1801)に灘・御影の地(兵庫県)で創業しています。
後に灘誉酒造株式会社と合併し、さらにその後、森永製菓から分離独立した森永醸造に吸収合併されて社名を「福徳長酒類」と改めました。

時を経て2001年には合同酒精の傘下となり、現在はオエノングループの清酒部門のブランドの一つで、主に紙パック酒を製造しています。2007年には富久娘酒造の清酒事業を移管されています。

また現在、福徳長酒類は本社を千葉県松戸市に移し(合同酒精の東京工場・首都圏営業部)、清酒醸造は山梨県の韮崎工場で行っています。

で、久留米工場は現在、焼酎専業の蔵となっています。

う〜ん。
どこの酒蔵かわかりませんね。
ちなみに福徳長酒類は福岡県酒造組合、山梨県酒造組合、千葉県酒造組合と各地の酒造組合に加盟しています。

この吟醸酒は同蔵の紙パック純米吟醸酒を特約店向けに瓶詰めしたもの。


意外にも地酒っぽい芳醇な乳酸香を感じました。

飲み口も、灘の大手蔵のようなキレイで安定感のある酒をイメージしましたが、なかなかに地酒ぽい。

めちゃ地酒っぽい荒さがありますが、やや渋く。ほどよい苦味とのバランス。

うまいです。

うまいですけどね。

お気に入り度:3


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by tztom | 2018-03-21 19:14 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:宝劔酒造株式会社
URL:http://www2u.biglobe.ne.jp/~houken/
住所:呉市仁方本町1-11-2
電話:0823-79-5080
創業:明治5年(1872)

使用米:八反錦(広島県産)
精米歩合:55%
日本酒度:+3.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,620円(税込み)


瀬戸内海に面した、呉市東部に位置する小さな酒どころ仁方町。

古くは「新潟」、戦国期には「仁賀田」と書かれその地名が語るように、瀬戸内海に広がる低湿地帯を生かして塩浜業と製塩関連業で栄えた町でした。

そして商業的に栄えれば酒の需要の多くなり、良質な水と在郷の米によって現在も4軒の酒蔵がひしめいています。

今や全国に広く知られる広島を代表するブランド『雨後の月』の相原酒造もこの仁方町の酒蔵ですが、同じ町内に蔵を構えるこの宝劔酒造もまた負けず、現在6代目蔵元土井忠明氏の長男で杜氏を務める土井鉄也氏によって今や全国に注目される地酒銘柄に成長中です。

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宝劔酒造の前身は瀬戸内海の島々に販路を持つ海運業でしたが明治5年(1872)に酒造業に進出したそうです。

酒銘の『宝剣』は、酒蔵の敷地内にある、「宝剣名水」と呼ばれる1日毎20トンもの湧き水に由来します。


色は無色に近く、香りは控えめながらも、ほのかにクリーミーな香り。

しかし飲み口は濃醇な旨さ。

吟醸酒の生酒らしい若い華やかさがありますが、それほどじゃじゃ馬ではありません。

やや若々しい酸味と共にフレッシュな果実のような甘さが口の中に広がります。

シュワシュワと、そしてスーっと消えていくキレ。

これはうまい!!

うまくて、飲んで楽しいお酒ですよ。

ああ、いいな〜。

お気に入り度:3




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by tztom | 2018-02-25 07:07 | 広島 | Comments(0)

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醸造元:金光酒造合資会社
URL:http://www.kamokin.com/
住所:広島県東広島市黒瀬町乃美尾1364-2
電話:0823-82-2006
創業:明治13年(1800)

使用米:雄町
精米歩合:50%
日本酒度:+3.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

広島県西条地区から少し離れた黒瀬町地区。
かつては人口約2万4000人が暮らす加茂郡黒瀬町でしたが、平成の大合併で2005年に東広島市に編入されました。

この黒瀬町で明治13年(1800)に創業した金光酒造(かねみつしゅぞう)。

国道沿いに白壁土蔵と石州瓦、広い駐車場を持つ酒蔵です。

創業当時の銘柄は『賀茂の露』『鬼酔』『桜吹雪』などがありましたが、やがて上位銘柄の『桜吹雪』をメインブランドとします。

平成に入り季節雇用という蔵人制度の維持が困難になり、いち早く自動化を導入して普通酒醸造を始めますが、個性的な酒造りを目指して平成15年(2003)に新ブランド『賀茂金秀』を立ち上げました。

この『賀茂金秀』は特約店向けの限定ブランドですが、由来は金光酒造5代目に当たる蔵元、金光秀起氏の氏名を縮めたもの。

ちなみに山口県にも金光酒造がありますが、関係は不明です。



バニラアイスのようなクリーミーな香りです。

飲み口はまさに「バニラメロンソーダ」!!的な。

クリーミーさと、メロンのようなフルーティーさと。シュワシュワとした生酒らしいフレッシュさ。

どう味わってもメロンクリームソーダのような飲み口。

日本酒?

でも、うまい!!

若いながらも厚くダレる事なく、酸味・苦味・渋味もやさしいレベルでバランス良く保たれ、すばらしくスッキリとしたキレ。

後味の余韻もメロンクリームソーダだ。

後味の渋味がいい。

うまい。
うますぎる。
そしてキレイすぎる!

若いのに派手さが無く、上品な華やかさはありあがら。
楽しくて、しあわせな気分になれるお酒でした。


お気に入り度:4



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by tztom | 2018-02-23 22:51 | 広島 | Comments(0)