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醸造元:株式会社 伊豆本店
URL:http://www.kamenoo.com/
住所:福岡県宗像市武丸1060
電話:0940-32-3001
創業:享保2年(1717)

使用米:壽限無
精米歩合:60%
日本酒度:+1.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,344円(税込み)

世界遺産に登録された宗像大社で知られる宗像市は福岡市と北九州市のほぼ中間に位置する町。

宗像市の中心部は東郷地区ですがJR鹿児島本線の駅は「赤間駅」。

赤間は唐津街道の宿場町として栄えた町ですが、一駅隣りの「教育大学前駅」近くにあります。

これは宿駅業務と競合した鉄道駅の建設に反対したためですが、結果宿場町の面影を偲ばせる古い町並みが残されました。

この赤間宿の東郊外の田園地帯に伊豆本店はあります。

「カメノオ」と書かれたレンガの煙突が目印で見るからに豪農型の酒蔵です。

伊豆本店は江戸時代中期の享保2年(1717)の創業ですが、蔵元の伊豆家はもともと静岡県の伊東から赤間宿に移り住んだそうです。はじめは荒物屋を営みながら大地主になり酒造業にも進出しますが、より良い水を求めて現在の赤間宿郊外に蔵を移し、その年を創業年としています。

伊豆本店の主力銘柄は『亀の尾』ですが、これは「夏子の酒」で有名になった幻の酒米「亀の尾」に由来します。この銘柄が登場するのは、当時亀の尾がまだ普通に栽培され酒米として使われていた大正8年(1919)ごろの事。

酒米「亀の尾」は栽培が難しい事から戦時中に姿を消しますが、近年に入り新潟の久須美酒造が「亀の尾」を復活させた事から、伊豆本店も九州で苦労の末に「亀の尾」の栽培を復活させました。

と、いう話の流れですが、今回の『壽限無』は、夢一献と山田錦を交配した福岡県の新しい酒米「壽限無」を使った新ブランドです。

「亀の尾」は銘柄名で酒米としての亀の尾は使われていません。


色は無色透明です。

香りもありません。

飲み口はやさしくなめらかで、酸が無いなと思ったら中盤にガツンとそそり立ってきました。

ああ、辛口。

でもいつのまにか消えていなくなっています。

そして何事もなかったかのようなキレ。

うまみもちゃんとあって、ああ、どっしりと主張があるしっかりとしたお酒です。

うまい。

燗にしてみました。

すると苦味、渋味が前面に出てきてきますが、酸はそんなにありません。

と、いうか全体的に均一に酸が薄く広がった感じ。

ビターな印象ですが、旨味もしっかりとあって中盤からやさしく、ふくよかになります。

少々辛口ですが、うまい!

このお酒はぬる燗くらいが美味しいかも。

うまい!


お気に入り度:3




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by tztom | 2018-05-24 19:54 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:瑞穂菊酒造株式会社
URL:http://mizuhogiku.com/
住所:福岡県飯塚市天道375
電話:0948-22-1050
創業:明治元年(1868)

使用米:ヒノヒカリ
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

かつて炭鉱の町として栄えた福岡県の中央部に位置する飯塚市。

現在も筑豊地域では最大の人口12万人を擁し、この地域の政治・経済の中心都市です。

古くは長崎街道の宿場町である飯塚宿から発展した飯塚市の中心市街から南へ。

同じく長崎街道沿いの商人の町として栄えた天道で瑞穂菊酒造は明治元年(1868)に創業。

天道は(てんどう)ではなく、”おてんとさま”の意味から来ていることから(てんとう)と読みます。

蔵元と地元農家が協力して、究極の地酒を造ろうと結成した合鴨自然酒実行委員会の20周年を記念したお酒。


米の旨みが凝縮したような香りと甘み。

これは期待できそうです。

飲み口は透き通ったふくよかな甘味とライトな酸のキレ。

ふわっとバランスがいいです。

栓を開けて日を追うごとに素直なうまさに変化していきます。

ああ、うまい。

やさしくて、うまい。

そんなお酒でした。

お気に入り度:4




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by tztom | 2018-05-15 01:37 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:株式会社 杜の蔵
URL:http://www.morinokura.co.jp/
住所:福岡県久留米市三潴町玉満2773
電話:0942-64-3001
創業:明治31年(1898)

使用米:夢一献
精米歩合:55%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,500円(税込み)

九州の酒どころ三潴郡に蔵を構える大きな酒蔵です。
この一帯はかつて「九州の灘」と称され、最盛期には100蔵近い酒蔵がひしめいていました。
平成の大合併によって旧三潴郡三潴町は2005年に久留米市の一部となります。

杜の蔵(もりのくら)の前身は森永酒造。平成4年(1992)に社名変更しました。

町の中心部に建つ杜の蔵は、明治31年(1898)初代森永弥久太郎が「森永本家」の屋号で創業。

創業当初は別の場所だったそうですが、大正時代に良い水を求めて現在地に移転しました。

最初はのこの地域で盛んだった自家醸造の酒粕焼酎の製造からはじめ、後に焼酎や日本酒醸造へシフトしていきます。

最初の酒銘は『弥満ノ誉』(やまのほまれ)ですが、昭和時代には公募による『薫盃』(くんぱい)となり、現在の主力銘柄は『独楽蔵』と『杜の蔵』です。

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2005年からは全量純米酒蔵となりました。

蔵ではこの純米吟醸酒を「少し冷やすか、ぬるめのお燗で」と推奨しています。

なるほど、それくらいの温度でこのお酒の繊細な旨味を堪能できるのですね。

でも、まあ、冷蔵庫(野菜室ですが)から出した冷えで。

香りも控えめ、飲み口もライトでほんのりストロベリーの甘さ、スッキリとしている。
後味に渋めのコク。

常温で、ふっくらとした透明感があるやさしい甘み。

ぬる燗で。ストロベリーのような果実感からより米の旨みを感じるふくよかな甘みへ。

とてもキレイで繊細で、かつふくよかなお酒です。

うまい!

うまいな〜

お気に入り度:3



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by tztom | 2018-04-26 20:05 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:株式会社蔵内堂
URL:https://www.seiriki1876.com/
住所:福岡県大川市大字鐘ヶ江682-1
電話:0944-87-2145
創業:明治9年(1876)

使用米:山田錦
精米歩合:50%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:2,287円(税込み)

福岡県の南西端、筑後川を挟んで佐賀県と接する大川市は家具の生産量日本一の町として知られています。

この大川市には現在若波酒造とこの旧清力酒造(現・蔵内堂)の2軒の酒蔵があります。

蔵内堂の前身である清力酒造は船舶業を営んでいた中村多平氏によって明治9年(1876)に創業します。

酒銘『清力』は中村氏の船名「清力丸」に由来。

現在は日本酒、焼酎の他健康志向の甘酒と奈良漬も作りますが、中でもこの蔵オリジナルが有明海の海苔で作ったのり焼酎だそうです。これも少し興味がわきますね。

洋風の旧本社事務所は大川市指定文化財、福岡県文化財に指定されますが、その後大川市に寄贈され大川市立清力美術館となっています。

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清力酒造の最盛期は大正時代で、そのころの生産石高は1万石だそうです。
ほかに醤油も作っていました。

しかし、日本酒不況の中2016年に破産。

蔵内堂が酒造事業を継承しました。


香りはほんのりと甘い。

飲み口はスッキリとした淡麗辛口です。

透明感があって雑味のないスッキリとした飲み口。

この蔵の酒の特徴は酸の強い辛口といいますが、酸は前面に出てきません。

後味のほのかな酸味、苦味、渋味のバランスがよい。

あきあがりの熟成されたまろやかさとコク。

これは、と思い燗にしてみました。

やはり、しっかりとした男酒です。

燗にしたほうが、じっくりこのお酒の性格を楽しめます。

うまい。

うまいな〜。

お気に入り度:3




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by tztom | 2018-04-21 19:22 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:山の寿酒造株式会社
URL:http://yamanokotobuki.com/
住所:福岡県久留米市北野町乙丸1
電話:0942-78-3025
創業:文政元年(1818)

使用米:山田錦
精米歩合:55%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,836円(税込み)

久留米市の北端に位置する北野町は、平安時代に無実の罪で大宰府に流された菅原道真を祀る北野天満宮に由来する町で、かつては旧三井郡北野町といい、平成の大合併で2005年に久留米市に編入されました。

西鉄甘木線大城駅の北側に蔵を構える山の寿酒造(やまのことぶき)は、この地域の地主だった山口卯三郎が江戸時代後期の文政元年(1818)に創業しました。

ちなみに北野天満宮は一つ手前の北野駅の南側にあり、その参道沿いにも2軒の酒蔵があります。

さて山の寿酒造ですが、平成3年(1991)に九州を襲った台風19号により造り蔵が全壊しましたが、新蔵を建設して3年後には酒造りを再開しました。

現在は8代目となる女性蔵元・片山郁代さんと30代の若き蔵人が「個性的な酒」をめざして精力的な酒造りを行っている新進気鋭の酒蔵です。

そしてこの『山の寿』を語るのに重要な人物がいました。あまり知名度の無かったこの小さな酒蔵を時の蔵にした立役者が若き杜氏の忽那(くつな)信太郎氏でした。
しかし、忽那氏は昨年(2017年)に蔵を去ってしまいました。
理由は分かりません。酒造りの方針の違いという話もあります。

新体制で酒造りをおこなう山の寿酒造。これからどうなるか目が離せません。


香りはほとんどありません。

結構淡麗辛口系のお酒かな〜と、最初にまず一口。

口に含んだ印象は…

うまい!

これはうまい!!

フレッシュでキレイで上品でまさに吟醸酒のようなインパクト。

フルーティーでいながら口当たりはスッキリ。

果実というよりは米の旨み。

派手さはないけど洗練された上品な味。

こんなにスッキリしているのに。

これは、うまい!

うまいですよ!!

これからも頑張ってください。


お気に入り度:4




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by tztom | 2018-04-19 22:11 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:大賀酒造株式会社
URL:http://www.ogashuzo.com/
住所:福岡県筑紫野市二日市中央4-9-1
電話:092-922-2633
創業:延宝元年(1673)

使用米:山田錦
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,344円(税込み)

福岡県の中央部に位置する筑紫野市。

その筑紫野市の中心市街である二日市は、古くから太宰府天満宮の玄関口と宿場町の2つの性格を持つ町として発展してきました。

隣接する太宰府天満宮の門前町として栄えた太宰府市の中心市街と二日市はほぼ一体化しています。

二日市はまた「博多の奥座敷」と称される二日市温泉がある町としても知られています。

その二日市の中心部に蔵を構える大賀酒造。

蔵元の大賀家は古くから太宰府政庁とかかわりのある旧家で、太宰府天満宮の神事に登場する牛車の牛は今も大賀家のものだそうです。

江戸時代には大庄屋を務め、大賀家には地域の米が集まり、また敷地内には宝満山の伏流水が涌く井戸に恵まれ、さらには裏手に通る川を使って輸送条件にも恵まれていたことから、大賀家が酒造りをはじめたのは
江戸時代前期の延宝元年(1673)の事。4代将軍徳川家綱の時代です。また福岡県県で最古の歴史をもつ酒蔵です。

主力銘柄は『玉出泉』酒名は、中国にある仙人の霊泉とされる「玉出泉」にちなみ命名。

無濾過でオリの残る純米吟醸酒。
ほんのりとシュワシュワ感。
香りは控えめ。
飲み口もフルーティーさや華やかさを前面に出したお酒ではありません。

辛口だけどメロンのような香りが口に広がります。

淡麗で酸は控えめで苦味と渋味で辛さを演出。
そのあとのキレが潔く、何も無かったかのように消えていきます。

若さも楽しめます。
どっしりとした辛口。

これは、うまいです。

歴史ある酒蔵なのに、新進気鋭の酒蔵が作るような勢いのあるお酒でした。


お気に入り度:3




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by tztom | 2018-04-17 23:06 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:朝倉酒造株式会社
URL:https://www.asakurasyuzou.com/
住所:福岡県朝倉市三奈木字川原4408
電話:0946-22-3377
創業:昭和8年(1933)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

福岡県の中南部に位置し、大分県と接する朝倉市は平成の大合併で2006年に甘木市と隣接する朝倉郡の朝倉町・杷木町が合併して生まれた人口約5万人の市です。

その旧甘木市の三奈木地区に蔵を構える朝倉酒造。
蔵の側を筑後川支流の佐田川が流れます。

朝倉酒造は新しい名前で、昭和8年(1933)に初代・丸山伊三郎が創業した丸山酒造がその前身です。

清酒だけでなく乙類焼酎も作り、主な銘柄は『國の香』『大黒天』、焼酎は『とものわ』がありました。

平成18年(2006)に広島県のアシードブリュー(旧・三吉酒造場)が丸山酒造を吸収合併してアシードブリュー九州酒類工場となります。
『帝王』や『みなみのまちびと』という銘柄はこのころ生まれます。

しかし、アシードブリューは同工場を手放す事にしました。

朝倉酒造株式会社として新設分割し、兵庫県の自動車総合商社のジーライオングループ傘下にある、投資管理事業の株式会社デカンショパワーに譲渡して今に至ります。

酒銘の『直右衛門』は前の親会社だった広島のアシードブリューの前身である三吉酒造場が代々襲名した『直右衛門』に由来します。主力銘柄の『三吉正宗』もアシードブリューの清酒ブランドの一つでした。


香りは無く、ほのかにフレッシュでフルーティーな飲み口。

ふくよかで、スッキリとした苦味と渋みからくるキレ。

辛口だけど、味わい深くやさしい旨味。

華やかさはないけど、クセもない淡麗辛口系のお酒です。

控えめな個性ですが、うまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2018-04-15 17:32 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:旭菊酒造株式会社
URL:http://www.asahikiku.jp/
住所:福岡県久留米市三潴町壱町原403
電話:0942-64-2003
創業:明治33年(1900)

使用米:山田錦
精米歩合:50%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,194円(税込み)

久留米市中心部から南西郊外。三潴郡や城島郷と呼ばれた地域は、かつて九州の灘と称される酒どころで、最盛期には100蔵近い酒蔵がひしめいていました。

平成の大合併によって2005年に久留米市の一部となった旧三潴郡三潴町は広大な水田地帯であり、現在も数軒の酒蔵が酒造りを行っています。

西鉄犬飼駅から県道を西へ。やがて三つの県道が交差する壱町原という集落の中に蔵を構える旭菊酒造は明治33年(1900)に原田勝次氏によって創業。

創業は明治33年ですが、それ以前は醤油製造を営んでいたそうです。

酒銘の『旭菊』は朝日が昇るごとく勢いがあり、日本の象徴である菊の花を合わせたもの。

この旭菊酒造の周辺には池亀酒造や万年亀酒造、花の露などの酒蔵があります。

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近年まではあまり知名度の無い酒蔵でしたが、九州酒造杜氏組合長を勤めた、故・田中元信杜氏のもとで開花して今は有名蔵の一つに。現在は蔵元の原田憲明氏が杜氏を兼任して酒造りに取り組んでいます。

2010年に火災によって蔵を全焼してしまう惨事に見舞われましたが、翌年には新しい蔵を建てて再起を果たしました。

『旭菊大地』シリーズは福岡県糸島地区で契約栽培した無農薬山田錦で醸したお酒で、ほかに福岡県筑後地区大木町にて契約栽培している山田錦で醸した『綾花』シリーズもあります。


香りはほんのりとひかえめなフルーティー。

華やかでふくよかだけど、けっこう強めの酸があります。

中盤からは強めの酸とともに苦味が加わり、ラストのキレへ。

苦味は最後まで続いて消えません。

飲み始めのやさしさと、中盤からのインパクト。

山田錦らしいしっかりとした強弱のあるお酒です。

うまいです。

お気に入り度:3



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by tztom | 2018-04-07 13:57 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:池亀酒造株式会社
URL:http://ikekame.com/
住所:福岡県久留米市三潴町草場545
電話:0942-64-3101
創業:明治8年(1875)

使用米:山田錦
精米歩合:50%
日本酒度:±0
酸度:2.2
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,836円(税込み)

久留米市中心部から南西郊外。旧三潴郡はかつて九州の灘と称される酒どころで、最盛期には100蔵近い酒蔵がひしめいていました。

やがてその数は1/10ほどになったとはいえ、現在も酒蔵が多い地域です。

平成の大合併によって2005年に久留米市の一部となった旧三潴郡三潴町は広大な水田地帯であり、この米どころが酒どころとなった理由でもあります。

久留米市域を大きくながれる筑後川の分流(旧流)の堤防沿いに蔵を構える池亀酒造は、明治8年(1875)の創業で、清酒の他にも焼酎やリキュールなども造っています。

創業者で初代蔵元の蒲池源蔵は、久留米藩の師範代を務めていたそうですが、藩と武家の時代は終わり明治を迎えるにあたって酒造りに邁進します。

灘から杜氏や蔵人を招いて酒造りを行うものの、米も水も気温、気候も違う九州のこの地で灘の酒造りはうまくいかず、挫折を味わいながらも試行錯誤を重ねて新しい醸造法を確立。さらなる酒質向上をめざして「三潴酒造研究所」も設立します。

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蒲池家は代々三潴酒の酒質向上に尽力し、二代目蒲池源蔵に緑綬褒章、三代目蒲池龍雄は福岡県酒造組合の会長を務め藍綬褒章を授与。四代目蒲池勵は農学博士となり勲五等雙光旭日章が授与されています。

池亀酒造の創業当初の屋号は『池屋』でした。

初代蒲池源蔵は灘の酒を目標として試行錯誤の研究を重ね、仕込樽ごとに仕込方法を変えて、それぞれに「松・竹・梅・亀・鶴」というブランドを付けて管理・販売を行っていました。

その中で「亀」の桶が一番評判が良かった事から人々には『池屋の亀』として親しまれ、その酒を主力として『池亀』の銘が生まれました。

さて、今回購入したのは純米吟醸酒ですが、サブネームに『黒兜』とあります。

この『黒兜』は、本来焼酎に使う黒麹を用いて造られた清酒で、その黒麹を顕微鏡で覗いた際にその姿が「兜」に見えたので、「黒麹の兜」という事らしいです。


色はうすいこはく色で少しオリがあります。

香りは控えめですが、華やかな米の旨みを感じる吟醸酒らしいフルーティーな飲み口です。

そう、これはストロベリーのような甘さの余韻。

そして、それを断ち切るようなスパッと消えていくなめらかなキレ。

さすが長きに渡って酒質向上につとめた蔵。

いや〜うまい。

うまいです!!


お気に入り度:4




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by tztom | 2018-03-31 00:43 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:合資会社 若竹屋酒造場
URL:(蔵元ブログ)https://blogs.yahoo.co.jp/wakatakeya/MYBLOG/yblog.html
住所:福岡県久留米市田主丸町田主丸706
電話:0943-72-2175
創業:元禄13年(1699)

使用米:-
精米歩合:50%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,566円(税込み)

かつて久留米市の東に位置し、平成の大合併で2005年に久留米市に編入されその一部となった旧浮羽郡田主丸町。

田主丸という地名は、江戸時代にこの地を開墾して、後に筑後国全権を務めた大庄屋菊池丹後の往生観である「我極楽世界楽生」(我楽しう生まる)に由来するとか。

地名の正式な読みは「たぬしまる」ですが、現在でも「たのしまる」と読む人々も多いそうです。いいですね。

その田主丸町を東西に走る筑後街道(国道210号線)沿いに蔵を構えるのが、筑後地方最古の酒蔵と言われる若竹屋酒造です。

若竹屋酒造は江戸時代前期の元禄13年(1699)に林田伝兵衛によって「若竹屋」の屋号で創業。

ちなみに、若竹屋酒造の向かい側には、「若竹屋」から分家した林田栄太郎商店、現在の「若竹醤油」が蔵を構えています。

また現在の蔵元の祖母は焼酎メーカーである紅乙女酒造を創業、また前蔵元が巨峰ワインを創業し、田主丸町で4つの異なる醸造蔵を営んでいます。



最初は香りは控えめで、ほのかに干し草のような乳酸香。

すっきりとした甘みの淡麗辛口です。

そして飲み口にもほのかに干し草のような香りが残ります。

しかし、これが栓をあけてしばらくおくと、フルーティーでな香りに変化するのですから不思議です。

飲み口もやさしくスッキリとした、やや酸のある淡麗辛口に。

ちょっと常温からぬる燗あたりにすると、これまたやさしくてふくよかで包み込むようなうまさ。

それでいて、透明感のあすスッキリとしたキレがあって杯が進まないわけがない。

うまいです。

うまい!!


お気に入り度:3




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by tztom | 2018-03-25 15:48 | 福岡 | Comments(0)