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醸造元:株式会社瀬戸酒造店
URL:https://setosyuzo.ashigarigo.com/
住所:足柄上郡開成町金井島17
電話:0465-82-0055
創業:慶応元年(1865)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:2.0
アミノ酸度:0.9
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,800円(税込み)

東名自動車道・大井松田ICから車で10分ほど。

人口約1万7000人が暮らす町県内で面積最小の自治体足柄上郡開成町。
山北町に通じる県道沿いに蔵を構える瀬戸酒造店は江戸時代後期の慶応元年に創業しました。

創業当時からの主力銘柄は江戸時代からの地名「酒田村」に由来する『酒田錦』。

町名である「開成」は、明治15年(1882)に開設された開成学校に由来すします。
ちなみに、この「開成」という意味は、中国の『易経』にある言葉「開物成務」が起源。

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この瀬戸酒造店は1980年代に自家醸造を中断して、しばらく集約醸造に参加していました。
他の酒蔵から仕入れた酒の瓶詰めのみを行ない、細々と日本酒を販売してきたのです。

しかし、地域おこしの依頼を受けたコンサルタント会社がみずから酒造りに関わることを決め、酒蔵を最新鋭の酒蔵にリニューアル。38年ぶりに酒造りを再開ました。

仕掛け人は東京に本社をもつオリエンタルコンサルタンツの森隆信氏。

2017年4月、瀬戸酒造店は同社の全額出資子会社となります。

2018年の再始動からの1年で個性的なネーミングとラベルデザインの14銘柄を展開。

主力銘柄は3銘柄。『酒田錦』『セトイチ』『あしがり郷』

今回の『あしがり卿』シリーズはあじさい酵母を使用したお酒です。


花酵母を使用していますが、香りは思ったよりも控えめ。

飲み口も、少し酸が立つ控えめなでフルーティーな旨味。

うまい。

栓をあけた翌日には、香りはグレープフルーツ、レモンのような爽やかな柑橘系に変わっていきました。

花びらのような華やか。

不思議だ〜。

さらに日を置くと、メロン、マスカットのような丸みのある甘い香りに。

お酒は生きている。

コクのある甘み、酸のあるキレ。

ホッとする飲み口。

うまいです。

うまい。

お気に入り度:4



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by tztom | 2019-07-16 13:16 | 神奈川 | Comments(0)

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醸造元:合名会社 伊勢屋商店
URL:http://iseya-kouraku.sakura.ne.jp/
住所:豊橋市花田町字斉藤49
電話:0532-31-1175
創業:大正9年(1920)

使用米:夢吟香
精米歩合:50%
日本酒度:+5.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,944円(税込み)

愛知県の南東部、渥美半島の付け根に位置する豊橋市は人口約37万人が暮らす三河地方の中心都市。

中心部を東海道が横断し、江戸時代には吉田と呼ばれ吉田藩や吉田宿など古くから城下町、宿場町として栄えた歴史をもつ町です。

ちなみに豊橋という地名になったのは明治になってから。

改名の理由は日本各地に「吉田」の地名があった為。

豊橋市の中心部、駅から10分ほどの羽田八幡宮の裏手に蔵を構える伊勢屋商店はその屋号のとおり伊勢からこの豊橋に移り住んだ初代小林周太郎は酒の小売業を始め、その後大正9年(1920)に造り酒屋に進出しました。


豊橋は豊富な水と米に恵まれ、古くから酒造りがさかんに行われましたが、現在残っている蔵元は2つだけです。

創業当時からの主力銘柄『公楽』は、「みんなで心から楽しんでほしい」という創業者の願いが込められたもの。

今回の限定酒『周太郎』は創業者であり蔵本が襲名し続けている名。


香りは控えめですが、ガツンと酸のあるパワフルな飲み口のお酒です。

厚みのある苦味、渋味をまとって後ろに控えた旨味。

そしてまとまり感。

フルボディな旨口として着陸する。

うまい。

うまいです。


お気に入り度:3




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by tztom | 2019-07-04 20:44 | 愛知 | Comments(0)

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醸造元:丸石醸造株式会社
URL:http://www.014.co.jp/
住所:愛知県岡崎市中町6-2-5
電話:0564-23-3333
創業:元禄3年(1690)

使用米:-
精米歩合:55%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,658円(税込み)

徳川家康誕生の地として知られ、江戸時代には東海道の宿場町、岡崎藩5万石の城下町として栄えた岡崎市。

また「八丁味噌」の町としても知られる醸造の町でもあります。

東海道の旧道が通る中町に蔵を構える丸石醸造は、江戸時代初期の元禄3年(1690)に創業した古い歴史を持つ酒蔵です。

主力銘柄は『三河武士』と『徳川家康』ですが、近年特約店向けの限定酒として『二兎』と『萬斎』シリーズを展開しています。

「味」と「香」、「酸」と「旨」、「重」と「軽」、「甘」と「辛」

二律背反する二つの要素を高い次元の調和を目指した挑戦的・実験的なお酒。

コンセプトは、「二兎追うものしか二兎を得ず」


香りはメロンクリームソーダのようです。

そしてバナナのような甘さ。

飲み口はフレッシュで花びらを口に含んだような華やかでいながらも、スッキリとした旨味控えめ。

続いて酸味、渋味、苦味、もバランス良く抑えたキレイなお酒。

後味の余韻はメロンです。

透明感のあって、線が細いわけでもない。

しっかりとした芯のある酒。

うまい。

うますぎる。

まさに、「二兎追うものしか二兎を得ず」!

お気に入り度:5



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by tztom | 2019-06-30 17:35 | 愛知 | Comments(0)

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醸造元:藤居酒造株式会社
URL:http://www.fujii-shuzo.com/
住所:大分県臼杵市野津町大字野津市213-2
電話:0974-32-2008
創業:明治5年(1872)

使用米:山田錦(福岡県糸島産)
精米歩合:50%
日本酒度:+1.4
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,650円(税込み)

大分県南部の城下町臼杵市の南西郊外に位置する旧大野郡野津町。

平成の大合併で2005年に臼杵市の一部となります。

野津町は江戸時代には「野津市」(のついち)と呼ばれ、臼杵藩領内の交通の要衝として発展した在郷町でした。

この野津町には2軒の酒蔵があります。

町の中心部に建ち、現在は日本酒の醸造を止め焼酎蔵となった赤嶺酒造場と、商店街の外れに伝統的な佇まいで蔵を構える藤居酒造です。

藤居酒造は明治5年(1872)に、現在の場所では無く、少し南に行った水地(みずち)で『萬力屋』の屋号で創業。

創業以来の屋号は「酒仙堂 萬力屋」で、大正8年(1919)に現在の場所へ製造場を移転します。

しかし明治蔵・大正蔵も当時の姿のまま現存しています。

昭和56年(1981)からは焼酎の醸造も始め、販路を関西・関東へと広げ、神奈川県には関東支店を設けています。

限定ブルーボトル。


ほんのりと感じる、いちごかバナナのような吟醸香。

飲み口はやや酸のある淡麗辛口。

意外にフルーティーさは無かったです。

呑み進めると、苦味、渋味が前面に出てくる若さも感じます。

トータル的に食中酒に向いた、すっきりとした淡麗なお酒です。

うまい。

お気に入り度:3






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by tztom | 2019-06-19 23:54 | 大分 | Comments(0)

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醸造元:有限会社 中野酒造
URL:http://chiebijin.com/
住所:大分県杵築市大字南杵築2487-1
電話:0978-62-2109
創業:明治7年(1874)

使用米:山田錦
精米歩合:55%
日本酒度:±0
酸度:1.8
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:2,492円(税込み)

大分県別府市の北東、国東(くにさき)半島の南端部に位置する杵築(きつき)市。

別府湾と伊予灘に臨み高山川と八坂川にはさまれたデルタに形成された城下町です。

江戸時代には杵築藩能見松平氏3万2000石の城下町として栄えた国東半島の政治経済の中心地でした。

杵築城を中心に南北の高台に武家屋敷を配し、その谷間に商人の町を挟んだ日本唯一の「サンドイッチ型城下町として知られる杵築城の西側に『知恵美人』を醸す中野酒造があります。

ここの主力銘柄『知恵美人』は、創業者の妻「智恵」さんに由来します。

奥さんの名前に「美人」を連ねるとは、どんな愛妻家だったのでしょうか。

『知恵美人』は長く地元消費の地酒でしたが、新たに蔵元となった6代目中野淳之氏によって生まれた新ブランドがひらがな表記の『ちえびじん』です。

このブランドは全国の地酒専門店のみに出荷される特約店限定品です。


色ほほんのりコハクの透明。

ラベルデザインのイメージとは違って香りは控えめ。

飲み口は苦味、渋味が前面に覆われた中にあるしっかりとした甘さ。

なんか、バランスがいい。

フレッシュ過ぎず、フルーティーが抑えられています。

が、しっかりとした吟醸酒らしい甘さ。

キレイで清冽。

クリアな甘さ。

うまい。

さすが、県外に撃って出る酒。

これはうまい!!

お気に入り度:4



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by tztom | 2019-06-13 00:44 | 大分 | Comments(0)

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醸造元:後藤酒造株式会社
URL:http://www.gotoshuzo.jp/
住所:愛媛県松山市南久米町255-1
電話:089-975-0011
創業:慶長7年(1602)

使用米:しずく媛
精米歩合:60%
日本酒度:+1.5
酸度:1.2
アミノ酸度:-
アルコール度:14度以上15度未満
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

松山市の中心部から南東郊外に広がるベッドタウンの南久米町。

この町に後藤酒造はあります。

最寄り駅は伊予鉄道横河原線の久米駅。

県道松山川内線から一歩入ったマンションや商業施設に囲まれた都市型の酒蔵ですが、かつての久米は松山有数の米どころだった場所です。

さらに名水百選にも選ばれた「高井の水」が湧くことから酒造りに適した土地でもありました。

主力銘柄の『粂(久米)の井』はこの井戸に由来します。

また『十五万石』は伊予松山藩15万石の事。

後藤酒造の前身は江戸時代初期の慶長7年(1602)に初代伊予松山藩主加藤嘉明の命によって後藤三兄弟が松山市松前町で創業した酒蔵です。

その後、寛永年間の1625年頃に末弟の後藤清兵衛が分家して、この米と水に恵まれた久米の地で酒造りを始めました。



色は無色透明で、香りは控えめ。

のみくちはやさしく、ひかえめの酸でやさしいキレの中にやさしい旨味があります。

すっきりした淡麗辛口。

食中酒としては冷やでも良いですが、じっくり味わうなら常温くらいの方が良いかも。

純米吟醸ですが、燗にしてみました。

やさしく、くせもなく、ふくよかで、厚みがあって、清く旨い。

ああ、ストレートにうまい。

このお酒は燗にすると、うまさが前面に出てきます。

うまいです。


お気に入り度:4




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by tztom | 2019-06-02 06:51 | 愛媛 | Comments(0)

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醸造元:有限会社正木正光酒造場
URL:なし
住所:愛媛県北宇和郡松野町大字松丸178
電話:0895-42-1128
創業:明治38年(1905)

使用米:しずく媛
精米歩合:60%
日本酒度:−2.0
酸度:1.8
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,404円(税込み)

宇和島市の東に位置し、高知県幡多郡と接している北宇和郡松野町は人口約4,000人が暮らす山間盆地の小さな町。

昭和の合併で松丸町と吉野生村が合併してそれぞれの名を取って松野町となりますが、江戸時代はそれぞて宇和島藩の在郷町と支藩である伊予吉田藩の在郷町というお家内で対立に翻弄された土佐街道沿いの宿場町でもありました。

旧土佐街道沿いには今も重厚な商家、問屋や酒蔵や味噌醸造蔵など白壁土蔵の町並みが残りますが、そのうちの一軒、正木正光酒造場(正木本店)は明治38年(1905)に正木正光が創業。

正木家はもともと米の御用商人だった家柄。

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平成13年(2001)より、現蔵元を中心に家族による酒造りに転換して正木正光酒造場となりました。

さらに建物は重要文化財に。

ちなみに、主力銘柄『野武士』は蔵元の祖父が飼っていた闘牛の名に由来。

この闘牛「野武士」は軽量にもかかわらず横綱を張り人気を博したそうです。

このお酒も軽量ながらも横綱級のお酒でしょうか。

この蔵のお酒は愛媛を旅していた頃、愛媛県で最初に買って飲んだお酒でした。
当時の蔵は「正木本店」でした。


香りは...甘い。

シロップのような。
いや、メロンクリームソーダー系。

期待して口に含む。キレイ。

華やかフルーティー。そしてフレッシュ!!

うまい!

そしてキレイ!!

マスカット、メロンのような風味を伴うキレ。

まじうまい。

山間の小さな酒蔵でこんなにおいしいお酒に出会えるし合わせ。

感慨深かった上に、とても美味しいお酒でした。

うまい!

お気に入り度:4


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by tztom | 2019-05-26 18:53 | 愛媛 | Comments(0)

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醸造元:初光酒造株式会社
URL:http://www.yorokobi.jp/
住所:和歌山県紀の川市貴志川町丸栖87
電話:0736-64-3320
創業:明治30年(1897)

使用米:-
精米歩合:58%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,646円(税込み)

和歌山市の東に接する紀の川市は、平成の大合併で2005年に那珂郡貴志川町、粉河町、打田町、那賀町、桃山町が合併してうまれた人口約6万人が暮らす市です。

旧貴志川町に蔵を構える初光酒造は明治30年(1897)に初代の森本角太郎が海草郡野崎村北島(現在の和歌山市駅から紀ノ川の対岸)で創業しました。

その後、昭和十八年の戦時企業整備計画により、和歌山酒造株式会社の構成蔵となりますが、戦時中の和歌山市大空襲によって酒蔵は消失してしまいます。

しかし戦後の昭和30年に現在の場所、那賀郡貴志川町丸栖(現、紀の川市)で森本瑛之助によって和歌山酒造は復活し、その後昭和43年に初光酒造株式会社と社名変更しました。

当初は小さな地酒蔵かと思いましたが、和歌山市内にいくつも営業所を持つ酒蔵です。

蔵の周辺は閑静な住宅街として開発が進んでいますが、古い家並みも残されています。

酒銘『よろこび』を会社理念として、『おめでとう』『歓喜』『Vサイン』など、いかにも贈答用メインなイメージの銘柄。
正直、今の時代にちょっとダサい...。

おまけに酒銘『ワールドカップ』などは1969年にいち早く商標登録していた事から、後に国際サッカー連盟(FIFA)が商標侵害として訴えるものの、初光酒造の勝となっています。

しかし、しかし、初光酒造じゃ早く長期熟成酒の研究を開始して清酒の長期熟成酒製法特許の取得や発泡酒に関する実用新案取得など、幅広い酒類の研究開発を行っていたりします。

実はちょっと、実力のある酒蔵。

特定名称酒の中で、純米酒は『寛(くつろぎ)』という銘柄を展開しています。

で、今回購入した『爪剥酒』。
ちょっとホラーテイストな「つめはぎざけ」ではなく「つまむきのさけ」と読むそうです。
実は弘法大師ゆかりのお酒です。

大師の御母公は、大師の身を気遣い、穀物の籾を一粒一粒、御手ずから爪剥(つまむ)かれ、酒を醸され、大師に贈られました。大師は、この酒を『爪剥酒』と号されました。

で、このシリーズは低温で醸造後1年以上熟成させ、長熟吟醸に仕上げたもの。



色は無色透明で、香りもひかえめ。

飲み口はやわらかい。

酸は感じられず、やわらかでほのかに甘く、やさしい苦味と渋味のバランスで引いていくキレ。

いかにも地酒!!ってイメージを持っていましたが、飲んで真逆のキレイなお酒。

まろやかな透明感。

うまく寝かせて角を取った感じ。

うまい、

うまいです。

こんなにうまいお酒を造るなら、もう少しマーケティングを工夫すれば知名度が上がるのにと思ってしまった。


お気に入り度:3



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by tztom | 2019-05-17 22:35 | 和歌山 | Comments(0)

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醸造元:初桜酒造株式会社
URL:https://www.hatsusakura.co.jp/
住所:和歌山県伊都郡かつらぎ町大字中飯降85
電話:0736-22-0005
創業:慶応2年(1866)

使用米:山田錦(和歌山県天野地区産)
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:720ml:1,350円(税込み)

伊都郡かつらぎ町は和歌山市から吉野方面へ向かう、紀の川の中流域に位置する南北に細長い町で、2005年に花園村を編入し人口約16,249人が暮らす町です。

和歌山から奈良を経て京都に至る街道国道24号線沿いに蔵を構える初桜酒造は江戸時代後期の慶応2年(1866)に創業。

このかつらぎ町域では最盛期には16軒の酒蔵がありましたが、現在残るのはこの初桜酒造一軒のみです。

伝統的な佇まいで国の登録有形文化財に指定されている旧主屋(商家建築)は旧道(旧大和街道)沿いに今も往事の姿を残しています。

国道に面した酒蔵は、直売店を併設する一方、インターネット販売にも力を入れていますが、直売所では特価販売も行っているそうです。

さて、この地域で古くから高野山真言宗総本山金剛峯寺の献上米を栽培している天野地区産の酒米を使用して醸したお酒。

『初桜』純米吟醸、新酒は米の旨みを引き出すために無濾過生原酒をじっくりと寝かして熟成させていますが、このお酒は珍しく、加水調整して火入れしているものです。


薄いコハク色です。

うん、芳ばしい。

牧歌的、干し草、干し藁のような...

やや、カビ臭も。

飲み口は、旨味も少なく、透明感のあるドライな辛口。

酸もしっかり、苦味、渋味も。

うん、なんだこの威圧的なお酒は。


で、燗にしてみます。

すっきりとした透明感ながらも香ばしさとビター系。

雑味はなく、ゆったりとしたコク。

販売店も常温かぬる燗を勧めていましたが、それくらいが安定してきます。

それくらいが、うまいです。

うん、うまい。

お気に入り度:3




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by tztom | 2019-05-14 02:06 | 和歌山 | Comments(0)

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醸造元:株式会社世界一統
URL:http://www.sekaiitto.co.jp/
住所:和歌山県和歌山市湊紺屋町1-10
電話:073-433-1441
創業:明治17年(1884)

使用米:山田錦・オオセト
精米歩合:50%
日本酒度:+5.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:720ml:1,512円(税込み)

和歌山市駅近くに蔵を構える、和歌山を代表する銘柄の一つ世界一統。

その壮大な銘柄は早稲田大学の創立者であり第18・17代内閣総理大臣をつとめた大隈重信氏によって銘々されたもの。

明治17年(1884)に初代、南方弥右衛門が紀州藩の籾倉を譲りうけて、南方酒造として創業。

知の巨人ともいわれ。植物、粘菌、さらに民俗学や博物学に大きな業績を残した南方熊楠氏(みなかたくまぐす)は、この蔵の創業者である南方弥兵衛の実子で2代目南方常楠の兄。

現在本社ビルがある場所は紀州藩出身で8代将軍徳川吉宗によって正徳3年(1713年)に創設された学習館藩校跡地。

とにかく、すごいスペックと歴史を持つ旧家です。

和歌山だけでなく、灘の西宮や広島の西条にも酒蔵を持ち、戦前は海外にも販路を広げていたそうです。



色はほのかにうすいコハク色。

香りは控えめです。

飲み口は、超フレッシュでフルーティー。

酸はなく、スッキリ、した心地よい飲み口。

なんだ、この口いっぱいに広がる華やかさは。

苦味、渋味、辛味と旨味、華やか香りが高次元で融合。

とてもキレイな仕上がり。

原酒だけども17度。

重くない。

さすがというか、準大手蔵の安定感。

うまい。

ああ、うまい酒です。


お気に入り度:4



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by tztom | 2019-04-30 02:14 | 和歌山 | Comments(0)