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タグ:純米吟醸酒 ( 330 ) タグの人気記事

旦 DAN 純米吟醸 [笹一酒造]_f0138598_17560935.jpg


醸造元:笹一酒造株式会社
URL:http://www.sasaichi.co.jp/
住所:大月市笹子町吉久保26
電話:0554-25-2111
創業:大正8年(1919)

使用米:山田錦
精米歩合:55%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,681円(税込み)

東京方面から甲府盆地へ抜ける最後の山越えは甲州街道随一の難所として有名な笹子峠。

かつての甲州街道、現在の国道20号線の笹子トンネルの手前に笹一酒造はあります。

JR中央線「笹子駅」から徒歩5分。
酒遊館という直売所・観光物産・食事処を併設し、観光バスが訪れる観光酒蔵で店内では見学客に大吟醸が振るわれます。

笹一酒造は大正8年(1919)に「花田屋」という屋号で創業。

主力銘柄の『笹一』は、お酒を表す「笹」と、日本一の「一」を組み合わせたもの。

今回のお酒は新ブランド『旦』DAN。

4代目蔵元の長男、天野怜氏が立ち上げた特約店限定ブランド。

能登杜氏四天王の1人、農口尚彦さんの推薦で「笹一酒造」に入った伊藤正和杜氏によって醸されたお酒です。

ラベルの文字はNHK大河ドラマ「平清盛」の題字でも有名な、「ダウン症の女流書家」金澤翔子によるもの。

「旦」には全ての始まりという意味もあり、更には日本一の山、富士山から見える日の出もイメージしたそうです。



香りは控えめです。

しかし、飲み口はパワフル。

濃醇でフルーティーで花びらのような華やかさ。

しかしどキツくない。

水のせいか柔らかく、ふくよかで心地よい。

重厚でありながらやさしい厚み。

後味の余韻。

うまい。

ああ、素直にうまいお酒だ。

人気上昇中なのがわかります。

うまいな〜。

お気に入り度:4




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by tztom | 2020-07-13 17:57 | 山梨 | Comments(0)

栄川 純米吟醸[栄川酒造]_f0138598_14225892.jpg

醸造元:栄川酒造株式会社
URL:http://www.eisen.jp/
住所: 福島県会津若松市駅前町2-1(旧)
電話:0242-22-7530
移転:福島県耶麻郡磐梯町大字更科字中曽根平6841-11
電話:0242-73-2300
創業:明治2年(1869)

使用米:トヨニシキ(会津産)
精米歩合:%
日本酒度:+3.0〜4.0
酸度:1.2~1.3
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,572円(税込み)

かつて会津若松駅前に蔵を構えていた栄川酒造は会津地方を代表する酒蔵でした。

しかし平成元年(1989)に本社機能の残して醸造蔵を磐梯西山麓の磐梯町へ移転。
さらにその後本社機能も全て磐梯町に統合しました。

現在、酒蔵の跡地はスーパーやスーパー銭湯、分譲住宅地に姿を変えています。

栄川酒造の創業は比較的新しく明治2年(1869)に、本家で酒造家だった宮森文次郎酒造店から分家して宮森榮四郎酒造店を創業したのが始まりです。蔵元は近年まで代々「栄四郎」を襲名していました。

現在、本家の宮森文次郎酒造店はありませんが、同じ会津若松市内に蔵を構える花春酒造とその分家である宮泉銘醸もまた宮森家です。

栄川酒造はその後太平洋戦争時代の昭和18年(1943)に戦時企業統制令によって会津若松の酒蔵を統合した若松酒造(株)の榮川工場となります。

そして戦後の昭和28年(1953)に若松酒造(株)の解散と共に榮川酒造(株)を設立します。
いうなれば2代目栄川酒造です。

平成元年に日本名水百選にも指定されいる磐梯山西山麓に近代的な酒造工場を新設移転しますが、経営難により平成28年(2016)株式会社ヨシムラ・フード・ホールディングス傘下に入ります。

ちなみに主力銘柄であり社名でもある『栄川』は、中国の故事にある高い地位や世俗を顧みない高潔さを詠んだ詩「潁川(えいせん)に耳を洗う」に由来し、名声を超えた美酒を造りたいとの願いを込めたものに、「潁」の字を代々襲名していた「栄四郎」の「栄」を当てたものです。

この蔵のお酒も久々に飲みました。

会津若松の酒蔵は、早くから首都東京を販路に持ち、かつ西日本から杜氏を招いて「灘」の酒造りを取り入れていました。


色は無色透明ですが、ほのかに牧歌的な乳酸香を感じます。

飲み口は、旨味は控えめでスッキリとした飲み口。

酸も控えめな淡麗辛口。

うん、新潟よりも灘に近い淡麗辛口。

栓をあけて暫くおくと...。

常温に近づくと、ライチ、ストロベリーのような香りが。

飲み口は酸は控えめで、透明感のあるやさしい甘み。

渋味、苦味も控えめで、甘みをともなったキレ。

澄んだお酒。なイメージ。

日本酒が深い。

うまい。


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by tztom | 2020-06-02 07:24 | 福島 | Comments(0)

廣末 純米吟醸[廣末酒造]_f0138598_14224889.jpg

醸造元:廣末酒造株式会社
URL:http://www.sake-suehiro.jp/
住所: 福島県会津若松市日新町12-38
電話:0242-27-0002
(博士蔵)福島県大沼郡会津美里町字宮里81
創業:嘉永3年(1850)

使用米:-
精米歩合:58%
日本酒度:+2.5~3.5
酸度:1.2~1.4
アミノ酸度:1.0-〜1.2
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,540円(税込み)

廣末酒造も会津若松を代表する酒蔵です。

久々の購入です。

会津若松市の中心七日町(なぬかまち)の大和町通り沿いに構える大きな酒蔵です。

伝統的な佇まいの古い商家建築や土蔵群全9箇所は明治後半に建て直された築100年以上の建造物で「会津若松市歴史的景観指定建造物」に指定されています。

廣末酒造の蔵元新城家は、江戸時代の会津藩主保科正之の家臣 として家を興し 元禄年問(1690)には武士から商人に転じて会津藩の御用商人「新庄本店」を名のる名家でした。

それから幕末に近い嘉永3年(1850)に三代目で初代蔵元となる新城猪之吉が分家独立して酒造りを始めました。

廣末酒造は早くから革新的な酒蔵で、羽前大山(山形県)から杜氏を招いて、福島県で最初の杜氏による酒蔵となると共に、今度は兵庫県から丹波杜氏を招いて「灘」の酒造りを習得。

明治時代になって鉄道の磐越西線が通ると、いち早く東京進出を果たし、そして宮内庁御用達ブランドとなります。

その後も広島や山口の杜氏を迎えて日本酒の技術革新を行い続けます。

現在、末廣酒造は本社兼、昔ながらの手作業で酒造りを行う「嘉永蔵」と、最新技術で造る主力蔵の「博士蔵」(会津美里町)があります。

現在の蔵元は七代目。海外にマーケットを開拓し始めています。



香りは控えめですが、水のせいか透明感のあるみずみずしさを感じます。

酸味はやわらかく、甘みは控えめです。

しかし線が細い訳ではなく、しっかりとした旨味を軸にした芯があります。

バランスのとれた純米吟醸酒。

うまい。

さわやかで、やさしい旨味。

華やかさは控えめだけど、都会的なさっぱりとした淡麗旨口。

うまいです。


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by tztom | 2020-05-31 14:57 | 福島 | Comments(0)

国権 純米吟醸 銅ラベル[国権酒造]_f0138598_18104516.jpg



醸造元:国権酒造株式会社
URL:http://www.kokken.co.jp/
住所:福島県南会津郡南会津町大字田島字上町甲4037
電話:0241-62-0036
創業:明治10年(1877)

使用米:山田錦・夢の香
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:1.4
アミノ酸度:1.2
アルコール度:15.8度
購入価格:720ml:1,760円(税込み)

福島県会津地方の南に位置する南会津町の中心、田島町の中心市街、会津西街道沿いに蔵を構える国権酒造は明治10年(1877)に細井醸造本舗として創業。

当時の銘柄は『南光』と『亀の井』というものでしたが、明治という新しい時代を迎えた中、偶然この蔵に滞在した修行僧が残した銘『国権』を新しい銘柄としました。

「独立国の権利」という思いが込められた銘柄でしたが、現在は「国民の権利」と解釈しているそうです。

この蔵のお酒を飲んだのは2007年ぶりです。

その前にも会津地方で初めて飲んだお酒が国権でした。

国権 純米吟醸 銅ラベル[国権酒造]_f0138598_18140893.jpg



南会津地方の酒蔵の中では県外に広く知られる有名蔵で、米の旨みを大事にしたやさしいお酒を醸す蔵です。

最近ラベルや商品のリニューアルが盛んですが、原点に帰って『国権』ブランドのお酒を20年ぶりくらいに飲みました。


山田錦と掛米に夢の香をつかったお酒ですが、意外に香りは控えめ。

飲み口も、さっぱりとした淡麗辛口系のお酒でした。

華やか系か野趣系の個性的な米の旨みを全面に出したようなお酒をつくる蔵と思っていましたが、なかなかあっさり系でした。

でも、やさしくほどよい酸とやわらかい甘み。

じわっとくる苦味、渋味ですーっと引いていきます。

栓を開けて数日置くと、飲み口が丸くなってきました。


意外に都会的な飲みやすいお酒でした。

うまい。


お気に入り度:3



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by tztom | 2020-05-24 18:11 | 福島 | Comments(0)

人気一 純米吟醸 黒人気[人気酒造]_f0138598_15400411.jpg

醸造元:人気酒造株式会社
URL:http://www.ninki.co.jp/
住所:福島県二本松市小高内51番地
電話:0243-23-2091
創業:明治30年(1897)/平成19年(2007)設立

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:−1.5
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,210円(税込み)

この蔵のお酒『人気一』も久々に飲みました。

以前は「黄人気」吟醸酒でしたが、今回は「黒人気」純米吟醸。

この人気酒造は平成19年(2007)設立の若い蔵ですが、実は明治30年(1897)創業の(有)大内酒造を前身としています。

大内酒造は『あだたら菊水』という銘柄を醸していましたが、長く休蔵していました。

そんな大内酒造の蔵元大内氏とタッグを組んだのが、奥の松酒造の社長を務めた遊佐勇人氏。

大内酒造の酒造設備を引き継ぎ、新しい社名は奥の松酒造が江戸時代に使っていた銘柄『人気』に由来。

新しくやるからには一番を目指そうと、「一」を加え、『人気一』と命名。

造るお酒は全て吟醸酒。

さらに最近は焼酎も造り始めました。

そんな酒蔵です。


色は薄いコハク色。

栓を開けてすぐは、ほのかに牧歌的な乳酸香でしたが、しばらくすると落ち着いてきました。

飲み口はスッキリとした淡麗な辛口。

ほのかに木の香りを後味に感じます。

でも、雑味はありません。

日本酒度は−1.5度ですが、とにかくシャキッとした辛口です。

それでも酸はそんなに感じず、ふくよかな透明感があって、ふくよかな辛口。

奥の松酒造と違って淡麗辛口ですが、後味は甘く奥深い。

あ〜。

やさしく、うまい。

うまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2020-05-04 15:41 | 福島 | Comments(0)

 遊佐 純米吟醸 [奥の松酒造]_f0138598_13542366.jpg


醸造元:奥の松酒造株式会社
URL:http://www.okunomatsu.co.jp/
住所:福島県二本松市長命69 
TEL :0243-22-2153
創業:享保元年(1716)

使用米:-
精米歩合:55%
日本酒度:-1.5
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,155円(税込み)

島市と郡山市の間に位置する二本松市は室町時代には奥州探題・畠山家の城下町として発展し、江戸時代には丹羽家10万石の城下町と奥州街道の宿場町として栄えました。

二本松の地名の由来は街道を行き交う旅人の目印になった「鶴松」「亀松」の2本の霊松に由来。

「奥州二本松」に由来する酒銘『奥の松』を醸す奥の松酒造は福島県最大の酒蔵(酒造メーカー)。

室町時代に畠山家の家老を先祖に持つ旧家でもある遊佐家は畠山氏の滅亡と共に武士を捨て商人となります。
江戸時代には二本松藩の御用商人となり、いくつのも商いを行いますが、その中で酒造部門を本業として独立させたのが、江戸時代中期の享保元年(1716)でした。

酒蔵の歴史に関しては、過去の『奥の松 あだたら吟醸』を見て下さい。

さて、2020年4月から施行される食品表示法の改正に伴い、奥の松酒造の製造者表記が変わりました。

製造者は東日本酒造協業組合で奥の松酒造の「八千代蔵」と呼ばれている最新鋭の醸造工場です。
加工者:奥の松酒造株式会社は瓶詰め・ブランディング・販売という訳です。

さて、『奥の松』の新しいブランド『遊佐』は言わずと知れた蔵元家の銘です。

晩酌向けの食中酒がコンセプト。

香りは控えめです。

なるほど、食中ですから。

和食の煮物にも合う吟醸酒ということでしょうか、奥の松の吟醸酒の中では比較的酸があります。

ちょっとシャープなスッキリと辛口系のお酒。

一応、日本酒度はマイナス1.5度ですが...。

奥の松の他のお酒にくらべると、旨味も控えめでやや線が細く感じますが、芯のあるお酒です。

ああ、なるほど。

食が進みます。

杯も進みます。

うまい!

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by tztom | 2020-04-27 18:50 | 福島 | Comments(0)

長濱 純米吟醸[山岡酒造]_f0138598_20224889.jpg


醸造元:山岡酒造有限会社
URL:なし
住所:長浜市高月町西阿閉1395
電話:0749-85-5167
創業:明治3年(1871)

使用米:吟吹雪
精米歩合:60%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,430円(税込み)

奥琵琶湖とも呼ばれる琵琶湖北部東岸に位置する旧西浅井群高月町の西阿閉(にしあつじ)という農村集落に蔵を構える山岡酒造。

平成の大合併で、2010年に高月町は長浜市へ編入してその一部となりました。

 「おばあちゃん」の愛称で親しまれているオオワシが越冬のため毎冬飛来する山本山。

その東麓を流れる余呉川の放水路である西野水路のすぐ側で山岡酒造は明治3年(1871)に創業します。

主力銘柄は『湖の誉』(このほまれ)。

近年まで約50石と、地元でほとんど消費される少量生産でしたが、かつては東海地方まで販路をもっていたとか。

かつては能登杜氏が酒造りを行っていましたが、蔵を継いで自ら杜氏となり県内最初の蔵元杜氏とも呼ばれる山岡仁蔵氏は60年以上も酒造りに携わる、日本酒業界の生き字引的存在。

長濱 純米吟醸[山岡酒造]_f0138598_20222577.jpg


そんな山岡酒造も、高齢で後継者もいない為に酒造りを止める予定でした。

もう、手に入らないと思った矢先でしたが。

そんな時、地元長浜の伝統の技を継承しながら、創意工夫で地酒を造ろうと発足した「長浜人の地の酒PROJECT」に参加する事になります。

地元の米農家、清水大輔氏の「百匠屋」が作った吟吹雪(酒米)を使い、長浜バイオ大学バイオサイエンス学部の学生たちと醸した「純米吟醸長濱」。

長浜市の重要伝統的建造物群保存地区にある黒壁スクエアの『黒壁AMISU』の限定販売酒です。

「AMISU」とは”見立て”という意味。町おこし、地元の産業おこしのプロジェクト。



色は無色透明。

ほのかにヨーグルトのような香り。

甘いヨーグルトのようなフルーティーな飲み口。

後味のキレも鮮やか。

キレの良さが後を引く。

爽やかで甘い乳酸香がとても心地よい。

すっきりとしたキレで、杯が止まらない。

うまい。

これはうまい!!

やさしくてうまいお酒です。


お気に入り度:4




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by tztom | 2020-03-26 20:28 | 滋賀 | Comments(0)

上川大雪 純米吟醸[上川大雪酒造]_f0138598_09545244.jpg



醸造元:上川大雪酒造株式会社
URL:http://kamikawa-taisetsu.co.jp/
住所:北海道上川郡上川町旭町25番地1
電話:01658-7-7380
創業:平成29年(2017)

使用米:-
精米歩合:50%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:2,178円(税込み)

日本酒の酒蔵がどんどん無くなっていく中で、ここ近年あたらしく創業する酒蔵が増えてきました。

上川大雪酒造もその一つ。

酒蔵のある上川郡上川町はあまり聞き慣れない町でしたが、旭川市の東、網走に至る石北本線沿いにある町で蔵の近くを石狩川が流れます。

この小さな町で「地域創生」として日本酒蔵を設立したのは、あのフレンチの巨匠にして「オテル・ドゥ・ミクニ」のオーナーシェフである三国清三シェフのレストランを運営する「三國プランニング」の副社長である塚原敏夫氏。

塚原氏は北海道出身ですが、現在日本酒の酒造免許」は新規では発行されないという中で新しく日本酒蔵を創業する。

その方法は既存の酒蔵(酒造会社)から酒造免許を譲渡もしくは会社を買収するしかありません。

ところが現在日本各地では酒蔵の廃業、休蔵が相次いでいます。

それだけ日本酒の経営は厳しい事を物語っています。

で、塚原氏が偶然にも三重県四日市市室山町でかつて『三瀧川』の銘柄を醸していた株式会社ナカムラが廃業することから話が始まり、三國プランニングが同蔵を買収。

1000km離れた北海道の上川町に免許を移転させます。

ここからは、クラウドファンディングで資金を集めて蔵を建設。

杜氏を務めるのは元金滴酒造の杜氏、川端慎治氏を招へい。

2017年(平成29年)5月に上川大雪酒造は生まれました。

酒銘『上川大雪 』は大雪山の麓、上川町の酒と言うことですが、ロゴは三國プランニングのデザイナーが日本酒の五味(甘・酸・辛・苦・渋)を現し、大雪山の「大」の字を現し、アイヌの文様で表現したもの。



香りは意外と控えめですが。

フルーティでフレッシュです。

最近流行の吟醸酒の「王道」的ながらも、やや控えめで飲みやすい。

蔵が目指すのは飲み飽きしないお酒。

上品な透明感と控えめながらも、しっかりとしたフルーティー感。

やさしい旨さ。

うまい。

おお、これは杯が進む。

うまいな〜!!

新しく生まれた酒蔵に乾杯!!


お気に入り度:4




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by tztom | 2020-03-08 04:11 | 北海道 | Comments(0)

織星 純米吟醸酒[丸山酒造]_f0138598_23152795.jpg

醸造元:丸山酒造株式会社
URL:https://www.maruyamasz.com/
住所:埼玉県深谷市横瀬1323番地
電話:048-587-2144
創業:明治6年(1873)

使用米:-
精米歩合:55%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,516円(税込み)

埼玉県の北部に位置する深谷市の、利根川に近い北郊外に広がる水田地帯。隣の本庄市と境界を接する横瀬地区という水田に囲まれた小さな集落に明治6年(1873)創業の丸山酒造は蔵を構えます。

古くから埼玉県の一帯は江戸(東京)という大消費地を抱えて酒造家が多く、その多くは越後(新潟)の出身でした。
丸山酒造の祖である丸山和吉もまた新潟県柿崎市(越後国中頚城柿崎村)の出身でした。

親戚筋である上州(群馬県)の酒蔵で修行を積み、才能を発揮して18歳で番頭に昇格。

26歳となった明治6年(1873)に草津温泉に近い赤岩村で『嶋崎屋』を創業。

この時はまだ本家の酒を主体に味噌醤油の他よろず商いを行っていました。
その後、埼玉県熊谷市下奈良にあった酒蔵を借りて酒造に専念します。

織星 純米吟醸酒[丸山酒造]_f0138598_23152470.jpg


現在の酒蔵は、江戸時代初期に大豪農・荻野七郎兵衛が興した酒蔵を、近江商人の日野屋与吉が蔵を借りて営業していたものを、譲り受けたものです。

そして現在、酒蔵全体が埼玉県の近代化遺産となりました。

テレビや映画などのロケ現場にも使われています。

丸山酒造の主力銘柄の『金大星』は大相撲の金星にちなみます。


色はうすにごり。

香りは芳ばしい乳酸香とややラッカー系の酢酸エチル香がしました。

飲み口はやさしく、ほのかにフルーティ。

雑味は無く、きれいな透明感。

うまい。

燗にすると、まずガツンと効いた酸。

うん、ガツンと辛口。

その後から遅れてやってくるほのかな甘み。

うまい。

最後まで濃醇で辛口のお酒でした。


お気に入り度:3




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by tztom | 2020-02-04 23:26 | 埼玉 | Comments(0)

日乃出鶴 美山錦 純米吟醸[井坂酒造店]_f0138598_00360227.jpg


醸造元:合資会社 井坂酒造店
URL:https://www.isakasyuzou.co.jp/
住所:茨城県常陸太田市小中町187
電話:0294-82-2006
創業:文政元年(1818)

使用米:美山錦
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,650円(税込み)


常陸太田市の北端に位置し、福島県矢祭町と接する里見地区は、平成の大合併で2009年に常陸太田市の編入された人口約4,000人ほどの茨城県北辺の村でした。

村を南北に走る旧棚倉街道(現在の国道349号線)に沿って発展した宿場町・在郷町が現在の集落に繋がっており、井坂酒造店のある小中町も江戸時代の小中宿だった場所です。

小中宿の旧家、井坂家と佐藤家。重厚な薬医門にナマコ壁の塀・土蔵が往事を忍ばせる町並みを残しています。おそらく本陣も務めたのでしょう。

日乃出鶴 美山錦 純米吟醸[井坂酒造店]_f0138598_00360236.jpg


かつては酒造りが盛んだった美里地区で唯一残る酒蔵、井坂酒造店(井坂家)は江戸末期の文政元年(1818年)に創業。

銘柄『日之出鶴』は初代蔵元が日が昇る東の土地で酒造りを覚えたことに由来。

小中宿は明治の大火で焼失し、現在の酒蔵も含めた重厚な家並みは明治32年(1899)に再建されたもの。

戦時中は酒造りを一時中断。

戦後は焼酎から醸造を再開し、昭和30年(1955)から日本酒造りを再開しました。

あまり情報が無く、休蔵している噂もありましたが、昨年あたりからホームページを立ち上げ積極的な情報公開を行うと共に、時代に合わせた酒造りにもシフトを始めているようです。

今回のお酒は『日之出鶴』特定名称酒新シリーズのラベルデザイン。


栓をあけて最初の飲み口は...少し塩っ辛い?感のある酸。

続いて、淡麗な旨味とシャープなキレ。

吟醸酒らしい淡麗なフルーティさ。

後味に苦味が少し残る余韻。

やさしい酸味、苦味、渋味のバランス。

うまい。

悪くない。

栓をあけて日を置くと、香りも飲み口も安定してきます。

バランスの良いきれいなお酒です。


お気に入り度:3




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by tztom | 2020-01-13 16:59 | 茨城 | Comments(0)