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大典白菊 純米酒 雄町[白菊酒造]_f0138598_18044199.jpg

大典白菊 純米酒 雄町[白菊酒造]
醸造元:白菊酒造株式会社
URL:http://www.shiragiku.com/
住所:岡山県高梁市成羽町下日名 163-1
電話:0866-42-3132
創業:明治19年(1886)

使用米:雄町
精米歩合:70%
日本酒度:+5.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,308円(税込み)

訳あって、また岡山の白菊酒造のお酒を飲む機会に出会いました。

白菊酒造は、日本有数の山城で知られる備中松山城の城下町高梁市から西へ、高梁川の支流成羽川が流れる旧川上郡成羽町という小さな山間の町に蔵を構えます。
この成羽町は江戸時代に山崎家1万2000石の成羽藩の陣屋町だった町です。

白菊酒造は以前は「成羽大関酒造」という社名でした。

成羽大関酒造の前身は、明治19年(1886)に渡辺廣太郎により創業した渡辺酒造本店。

当時からの主力銘柄は『白菊』でしたが、昭和3年に昭和の御大典(即位式)の年に全国清酒品評会で受賞した事を機に「大典」を冠して『大典白菊となります。

しかし昭和47年、成羽町に甚大な被害をもたらした大洪水によって、町と共に渡辺酒造本店は壊滅してしましました。

そこからの再起に当たって、灘の大関酒造の支援のもと、同じく大関酒造の協力蔵であった仲田酒造、山崎酒造と合併して中国地方最大規模の酒造設備を有する成羽大関酒造が誕生します。

社名の通り、大手の系列で安定した経営を行う一方で、生産高の約1割を自社銘柄の酒造りにあてながら、独自ブランドを育成し続けてきました。

そして、平成19年(2007)6代目蔵元、渡辺秀造氏によって社名を「白菊酒造株式会社」に改めます。

安定した経営のバックボーンを持ちながらも、精力的な酒造りを行う新進気鋭の酒蔵です。

ちなみに、直売所は白菊商事株式会社。
住所:高梁市成羽町下原 915
TEL : 0866-42-3131
営業時間:9:00〜17:00(日祝休)

今回は新橋にある岡山と鳥取のアンテナショップ『とっとり・おかやま新橋館』で買いました。


ほんのりと薄いコハク色でした。

飲み口はまるく、そして甘く、ほんのりと苦味と渋味をともないつつも、総体はふくよかに甘い。

酸は控えめ、日本酒度は+5.0だけど、やわらかい。

うん、ふくよかな透明感。

ふくらみがあって、飲みやすいお酒です。

後味のスッキリとしたシャキッとした甘い余韻がいい。

うまいな。

杯が進みます。


お気に入り度:3



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by tztom | 2020-07-04 18:12 | 岡山 | Comments(0)

會津 純米酒[会津酒造]_f0138598_17414408.jpg

醸造元:会津酒造株式会社
URL:http://www.kinmon.aizu.or.jp/
住所:福島県南会津郡南会津町永田字穴沢306
電話:0241-62-0012
創業:元禄年間(1688)

使用米:夢の香
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,320円(税込み)

栃木県と接する福島県会津地方の南に位置する南会津町の中心市街の西の外れ。

会津西街道こと国道121号線に400号線と289号線が合流する辻近く、阿賀川の左岸に蔵を構える会津酒造は江戸時代中期の元禄年間(1688-1704)に創業した酒蔵です。

この小さな町には国権酒造、開当男山酒造と会津酒造の3軒の酒蔵がありますが、この3軒で最も古い歴史を持つ酒蔵です。

主力銘柄の『會津』は会津地方を代表する酒の思いをこめて名付けられたもの。

會津 純米酒[会津酒造]_f0138598_17414013.jpg



現在は年間約1000石(一升瓶100本)の少量手造りの蔵。

普通酒でも質が高い添加物を使わない体に優しい酒造りをめざし、レギュラー酒の『金紋會津』は普通酒でありながら吟醸酒並みの60%精米。

久しぶりに飲んだお酒です。12年ぶりくらいでしょうか。

以前飲んだのは『山の井』という銘柄の純米酒。

これは、この蔵の1割にあたる約100石にあたえられた銘柄。

蔵元が使いたいお米を使い、造りたいように醸したお酒のことで、コンセプトは「毎年、自由」!!

久しぶりなので、この蔵の主力銘柄の純米酒。


栓をあけると、ほのかに青リンゴ、梨のようなみずみずしくフルーティな香り。

おお、これは期待できるぞ!

飲み口も、柔らかくてやさしい。
まさにビンゴ!!的な清冽なフルーティさ。

素直なうまさ。

す〜っと。溶け込むような余韻。

燗にすると、最高。

まるで純米吟醸のようで、清冽で規則正しい、旨さ。

乱れ無し。

うまい。

旨すぎる!!


お気に入り度:4




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by tztom | 2020-05-27 18:04 | 福島 | Comments(0)

束 純米無濾過生原酒[豊国酒造]_f0138598_20031652.jpg


醸造元:豊国酒造合資会社
URL:http://azuma-toyokuni.com/
住所:福島県石川郡古殿町竹貫114  
電話:0247-53-2001
創業:天保年間(1831-1845)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16 度
購入価格:720ml:1,518円(税込み)

福島県中通りの都市、白河市と浜通りの都市、いわき市を結ぶ古くからの街道は「御斎所街道」と呼ばれていました。

その街道の丁度中間地点。標高500mの阿武隈山地に囲まれた山中の宿場町「古殿町竹貫」に豊国酒造は蔵を構えます。

また、この竹貫地区は中世竹貫氏の城下町でもあり、江戸時代には幕府の代官所が置かれていた阿武隈山中、御斎所街道筋の政治経済の中心地でもあった場所です。

町の中心を太平洋に注ぐ鮫川が東西に流れています。

この古殿町竹貫で豊国酒造合資会社は江戸時代後期の天保年間(1831-1845)に創業しました。


束 純米無濾過生原酒[豊国酒造]_f0138598_20071915.jpg


ちなみに、福島県には2軒の豊国酒造があります。
もう一軒は遠く離れた会津地方にある蔵で『会津豊国』という銘柄を醸しています。

会津が福島県の西端に位置しているからでしょうか、こちらの豊国酒造の主力銘柄は『東豊国』です。

両方の豊国酒造に関連はありません。

古殿の豊国酒造の蔵元は矢内さん、会津の豊国酒造も蔵元は高久さんです。

さて、今回の古殿の豊国酒造は長く地元石川郡だけで消費されていた酒蔵でした。

しかし、9代目蔵元矢内賢征氏は県外に広く撃って出ます。

「伝統・格式+モダン」のコンセプトのもと2011年に生まれた新ブランド『一歩己』(いぶき)シリーズ。

そして、蔵元のプロデュースは蔵を飛び出し、福島県南酒販(株)の若手社員6名とコラボ。

彼らがプロデュースしたお酒が今回の『束』(たばね)シリーズです。


攻めのお酒ですが。

香りは結構控えめです。

最近はやりの無濾過生原酒でしたが、良い意味で、甘ったるくも無く、重くも無く。

スッキリとしたキレイで垂直なフルーティーさ。

お酒の設計がしっかりとしているのか、フルーティーで若々しさだけを前面に出さず。

なんか、落ち着いている。

うまい。

若さが行儀良く。育ちが良いような安定感を漂わせています。

ああ、これはうまい酒だ〜。

うまい。

お気に入り度:4




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by tztom | 2020-05-07 20:04 | 福島 | Comments(0)

孤高峻嶺 文太郎 純米酒[文太郎]_f0138598_09545933.jpg

醸造元:株式会社 文太郎
URL:https://buntaro.co.jp/
住所:兵庫県美方郡新温泉町用土245
電話:0796-80-2830
創業:平成31年(2019)

使用米:-
精米歩合:70%
日本酒度:+5.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,300円(税込み)

日本酒の酒蔵がどんどん無くなっていく中で、ここ近年は新しく創業した酒蔵が増えてきました。

株式会社文太郎もその1つ。

日本海に面した兵庫県の但馬地方、新温泉町に蔵はあります。

新温泉町は平成の大合併で2005年に美方郡浜坂町と温泉町が合併して生まれた町。

但馬杜氏の里に酒蔵が一軒も無く、但馬杜氏の技術が廃れてしまうという訳で新温泉町の前町長、岡本英樹氏が平成31年(2019)に創業。

新しく酒造会社を興すには酒造免許の問題があるのですが、ちょうど県を越えた京都府京丹後市で休蔵中だった永雄酒造から事業を継承する形を取りました。

酒蔵はカニで有名な旧浜坂町の郊外にあった元牛乳加工場を買い上げて醸造所に整備。

主力銘柄であり社名でもある『文太郎』は、新田次郎の小説「孤高の人」のモデルとなった同町出身の登山家、加藤文太郎に由来。


色はコハク色。

香りは干し藁のような牧歌的な乳酸香。

飲み口は辛口。

そして香ばしい酸。

ガツンとした酸に、どっしりとしたフルーティーなコク。

辛いけどほのかに感じる甘み。

単純じゃない、旨味にレイヤーを感じる。

うまい!

ほのかに老ね香を感じますが、地酒らしい、しっかりとしたお酒です。

これからでしょう。


お気に入り度:3




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by tztom | 2020-03-07 09:58 | 兵庫 | Comments(0)

東錦 無鑑定 鬼怒の里 純米酒[外池荘五郎商店]_f0138598_19570515.jpg

醸造元:株式会社外池荘五郎商店
URL:なし
住所:栃木県宇都宮市石井町1818-3
電話:028-661-5581
創業:文政12年(1829)

使用米:ニホンバレ
精米歩合:60%
日本酒度:±0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15.5度
購入価格:720ml:864円(税込み)

外池(とのいけ)荘五郎商店は宇都宮市の中心部から東郊外、鬼怒川沿いに広がる水田地帯のかつては桑島と呼ばれた石井町に蔵を構えます。

主力銘柄『東錦』はあまり聞かない銘柄ですが、大きな工場のような酒蔵です。

創業は江戸時代後期の文政12年(1829)と古く、敷地内には伝統的な佇まいの建物や土蔵も残ります。

栃木の地酒で益子町にある『燦爛』を醸す外池酒造店がありますが、こちらはこの外池荘五郎商店の五男として生まれた逸五郎氏が昭和12年(1937)に分家独立した酒蔵です。

なので、こちらが本家。

蔵の初代外池荘五郎は北関東の多くの酒蔵の創業者がそうであるように近江商人でした。

外池荘五郎は滋賀県日野町出身の日野商人。
豊富で清純な伏流水を有する日光那須連山の麓の地に酒造業を起こしたのが始まりです。
行商がビジネスモデルだった近江商人が米を買って、付加価値の高い酒に加工するビジネスに着目しました。

「宇都宮」限定となっていますが、栃木県内の道の駅など他の地域でも売っています。

四段仕込みの古式槽搾りのお酒らしいです。

栓を開けると、ほんのりと甘いヨーグルトのような、ストロベリーのような香りです。

飲み口も華やかな吟醸的なストロベリーのような甘み。

透明感があってとてもキレイなフルーティーさ。

口当たりが良く、飲みやすいお酒です。

うまい。

うまいよ〜。

燗にする。

大きく膨らむかと思いましたが、意外とスッキリとした淡麗な旨口。

甘みは控えめですが、口当たりがやさしい。

燗もうまい。


お気に入り度:3




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by tztom | 2020-02-22 20:00 | 栃木 | Comments(0)

とちぎの地酒物語 純米酒[三福酒造]_f0138598_20085340.jpg

醸造元:三福酒造株式会社
URL:なし
住所:栃木県小山市大字南小林87
電話:0285-38-0003
創業:明治29年(1896)

使用米:-
精米歩合:68%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:877円(税込み)

小山市の西郊外に広がる水田地帯の中の小さな集落の中に蔵を構える三福酒造は明治29年(1896)の創業。

『三福』の由来は酒を好む人に「陽気な福」「健康の福」「和親の福」3つの幸福がもたらされることを願い命名。

とは言え、最近は蔵元をモデルにした攻めのブランド『純米吟醸 ハゲ親父の隠し酒』が有名。

とちぎの地酒物語 純米酒[三福酒造]_f0138598_20084839.jpg



それでも、毎日の晩酌向けに三福酒造の主力は普通酒。

ただ、現在は委託醸造という話もあります。


香りは、バニラ、ヨーグルト、メロンのようなクリーミーでほんのりとフルーティーな香り。

メロンソーダーフロートのような。

飲み口はすっきりとした爽やかで、口当たりも良く飲みやすい。

淡麗中辛口系。

意外に旨いぞ。

燗にすると、スッキリとした中に華やかさが顔を見せる淡麗な飲み口。

やさしい甘みで、口当たりがやさしい。

これは、うまい。


お気に入り度:3




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by tztom | 2020-02-16 20:24 | 栃木 | Comments(0)

日本橋 純米酒[横田酒造]_f0138598_17374772.jpg


醸造元:横田酒造株式会社
URL:https://yokota-shuzou.co.jp/
住所:埼玉県行田市桜町2-29-3
電話:048-556-6111
創業:文化二年(1805)

使用米:美山錦
精米歩合:70%
日本酒度:+4.0
酸度:1.8
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,320円(税込み)

埼玉県の北中部、人口約8万人が暮ら行田市は、江戸時代から続く「足袋」の町としても知られていますが、
戦国時代に石田三成による水攻め「忍城の戦い」を描いた、映画『のぼうの城』のモデル忍城の城下町の方が有名。

江戸時代は松平家の忍藩10万石の城下町として発展しました。

埼玉県のローカルCMから今や全国に知られるようになった、埼玉銘菓「十万石まんじゅう」はこの忍藩に由来。

ちなみに、行田市大字埼玉(さきたま)という地名がありますが、これが「埼玉県」(さいたま)発祥の由来と言われています。

日本橋 純米酒[横田酒造]_f0138598_17373145.jpg


その行田市の中心部から東に離れた、秩父鉄道・東行田駅が最寄りの桜町に大きな蔵を構える横田酒造は
江戸時代後期の文化二年(1805)に近江商人だった初代横田庄右衛門によって創業しました。

主力銘柄の『日本橋』は、庄右衛門が江戸に出てきて最初に日本橋の酒問屋で修行した事から、「初心忘れるべからず」との思いを込めて銘々したもの。


ほんのりと香ばしい乳酸香。

飲み口は、旨味を抑えてスッキリとした淡麗辛口。

雑味は無く、後味にほんのりと渋味と苦味で引き締める、キレのいいお酒です。

冷蔵庫でキンキンに冷やすと、ただ辛いだけの線の細い印象をうけますが、常温(冷や)の方が旨味とまろやかに感じます。

料理と合わせて飲むと、ほんのりと甘みが出てきます。

燗にしました。

思ったよりも旨味が出て来ず淡麗さは変わりませんが、

ふくよかな飲み口でキレもよく、ああ辛口って感じの燗酒でした。

うまい。

お気に入り度:3



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by tztom | 2020-02-09 17:38 | 埼玉 | Comments(0)

長峰山麓 純米 秘蔵古酒[通宝酒造]_f0138598_06565709.jpg

醸造元:通宝酒造株式会社
URL:<a href="http://www.tsuuhou.com"_blank">http://www.tsuuhou.com</a>
住所:和歌山県海南市野上中449
電話:073-487-0144
創業:大正3年(1914)

使用米:山田錦・日本晴
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:18度以上18.9度未満
購入価格:1800ml:2,530円(税込み)

海南市の中心部から東へ。国道424号線と併走する髙野西街道の旧道沿いに蔵を構える通宝酒造は大正3年(1914)の創業で、伝統的な佇まいの酒蔵です。

主に4つの銘柄を手造り少量生産の小さな蔵で、造ったお酒はすべて火入れした後、冷蔵庫での低温貯蔵で熟成させて出荷しています。

いわば、古酒専門蔵。

通宝酒造では、2年熟成させたものを古酒、3年以上熟成させたものを秘蔵酒と言っています。

今回購入した『長嶺山麓』(ながみねさんろく)の銘は、仕込水に使用している蔵の井戸水が長峰山麓を源流とする貴志川の伏流水であることに由来します。

このお酒は2006年醸造、実に13年熟成の秘蔵酒です。

通宝酒造は、あまり知名度の無い小さいな酒蔵ですが、あまり小売店にも流通させておらず、自社のWebサイトでの直販を中心にしているから。

不動産業が主となり、お酒は造りたい量だけ造り長期熟成貯蔵、不定期に出荷し、すぐに完売するので入手困難な幻の酒とも言われています。

さて、13年熟成の古酒。

薄いコハク色な上に薄にごりです。

香りはバニラように甘く、

ほのかにビター系の香ばしさ。

飲み口は、ビターな奥にキレイなフルーティさが生きています。

これは、原酒の素性が良い証拠だ。

うまい。

うますぎる!!

これ、古酒?

燗にすると、やさしく旨口でビターでかつ非常に安定している。

深い旨味。

ほっこりする。

こりゃ、うまい。

何でずっと後回しにしてきたかと後悔。

うまいです。


お気に入り度:5



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by tztom | 2020-01-03 06:58 | 和歌山 | Comments(0)

コシヒカリのお酒 純米酒[朝日酒造]_f0138598_21520648.jpg

醸造元:朝日酒造株式会社
URL:http://asahisyuzo.com/
住所:福井県丹生郡越前町西田中11-53
電話:0778-34-0020
創業:享保3年(1718)

使用米:コシヒカリ(福井県産)
精米歩合:50%
日本酒度:+1.0
酸度:2.0
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:720ml:1,728円(税込み)

鯖江市の西郊外に位置する朝日町に町名を冠した朝日酒造はあります。

この旧丹生郡朝日町は平成の大合併で2005年に同じく丹生郡越前町・織田町・宮崎村と合併して新設された町で、日本海に突き出た越前岬のある町として知られますが、(新)越前町の町役場は、福井市・鯖江市・越前市に便がある旧・朝日町にあります。

朝日酒造は江戸時代中期の享保3年(1718)に創業と歴史ある酒蔵で、福井県でも最も古い歴史をもつ酒蔵の一つです。

コシヒカリのお酒 純米酒[朝日酒造]_f0138598_21521254.jpg


蔵元は田島氏ですが朝日酒造となっている訳を含め、酒蔵の情報はあまり有りません。

小さな酒蔵ですが、ヨーロッパのモンドセレクションで12年連続金賞受賞の蔵でもあります。

主力銘柄の『富士乃関(ふじのせき)』は日本一の山「富士山」と国技である相撲に由来するもの。


今回のお酒は「コシヒカリ」で醸したお酒。

日本一のブランド「新潟県魚沼産コシヒカリ」で知られるこのお米は、実は福井県で生まれたもの。

その現状に一矢報いたいと、企画されたのがこのお酒です。

酒造りに向かず、割れやすく精米歩合も高めらず、雑味が多く出てしまうササニシキにあえて挑み、みごと旨みとコクを引き出したお酒。

純米酒ですが、吟醸酒並みの精米歩合50%。

さらに、一年間土蔵で低温貯蔵しての出荷。


栓をあけて...。

傷んだ肉のようなふくよかで酸味のある乳酸香。

大丈夫か?

飲み口も、その流れでふわっと芳醇。

しかし、その後はすっきり、旨味の少ない、透明感のある淡麗なお酒です。

意外にあっさり系。

最初ビビった。

さらに、もう少し重いお酒かと思った。

アルコール度も気持ち高いのに、水のように透明でくせのない。

線の細いお酒のようにも思えますが、どこか芯がある。

言葉にできない芯が。

なるほど。

うまい。

深い。

栓をあけて暫くしても傷んだ肉のような老香は...消えませんでした。

一瞬フルーティーな香りに変化するかと期待しましたが...。

う〜ん。


燗にしてみる

やさしく、ふくよかな透明感。

ほのかな酸味、ほのかな苦味、渋味。

それを覆うコクのある旨味。

ざ、地酒って感じ。

うまい。

これは、うまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2019-12-05 01:31 | 福井 | Comments(0)

舞美人 純米酒[美川酒造場]_f0138598_21515124.jpg


醸造元:美川酒造場
URL:http://www.maibijin.com/
住所:福井県福井市小稲津町36-15
電話:0776-41-1002
創業:明治20年(1887)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,430円(税込み)

福井市中心部から東郊外へ。

九頭竜川支流、足羽川(あすわがわ)沿いに光福寺というお寺を中心とした小稲津という集落があります。

九頭竜川の舟運で発展した河港があったのでしょうか。

この周囲を水田に囲まれた小さな集落に蔵を構える美川酒造場は明治20年(1887)に創業しました。

美川家はもともと農家で、代々地主として米作りに携わってきた家柄。

創業当時の銘柄は『朝鶴』でしたが、その後「江戸時代に福井藩主がこの小稲津の地での狩猟中に、村一番の美人が舞を献上した」伝承にちなんで『舞美人』を主力銘柄とします。

昭和23年(1948)福井県を襲った福井大震災により、美川酒造場は現存する1棟のみを残して酒蔵が全て倒壊し休蔵しますが、その後再興して今に至ります。

昭和35年に新蔵「昭和蔵」を増設しますが、福井産米とオリジナル酵母を使い、醸すお酒の全量を今では貴重な和釜で蒸し上げ、桜の木で出来た木槽(きぶね)で搾る手造りの酒造りを行っています。

美川酒造場は家業であり、法人化を行っていない小さな酒蔵です。

しかし、それでも精力的な商品開発、さらには英国ロンドンで開催されるIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)で入賞する一方で、晩酌向けのリーズナブルな酒造りを続ける、まさに新進気鋭の地酒蔵です。

さて。

栓を開けて最初の香りは...

よく言えば野菜の発酵したような匂い。

悪く言えば生ゴミの腐敗臭...あれ?。

う〜ん、こんなの初めての乳酸系の老香かも...。

飲み口はほのかにビター系の淡麗辛口。

すっきり、淡麗。
さわやか、淡麗。

ほのかに、香る野趣的で地酒的な乳酸香は飲んでも感じます。

酸も控えめながらも、スッキリとしたキレ。

淡麗な後味。

久しぶりに「淡麗」連発。

そんなお酒。

良い意味で淡麗辛口なお酒です。

最初の香りは別として。


燗にしてみる。

飲み口はやわらかいけど、旨味控えめ、

苦味、渋味が全体を包み込むように主張。

さっぱり淡麗辛口。

食中酒向き。

うまい。

ちなみに、栓をあけて一週間ほどすると、生臭い老香は和らいでいきました。

う〜ん。

ある意味で奥深い、日本酒の世界を感じました。

お気に入り度:3



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by tztom | 2019-12-02 22:15 | 福井 | Comments(0)