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純米酒 多賀 秋の詩[多賀]
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醸造元:多賀株式会社
URL:http://www.sakenotaga.co.jp/
住所:滋賀県犬上郡多賀町中川原102
電話:0749-48-0134
創業:正徳元年(1711)

使用米:秋の詩(多賀町産)
精米歩合:70%
日本酒度:±0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,200円(税込み)

彦根市の東、鈴鹿山脈の西麓に位置する犬上郡多賀町は、伊邪那岐命(イザナギ)と伊邪那美命(イザナミ)の2大神を祀る、古くから「お多賀さん」として親しまれてきた多賀大社の門前町として発展した町。

多賀大社の北側を流れる、鈴鹿山脈を源とする芹川のほとりに大きな工場の蔵を構える多賀株式会社。

前身は江戸時代中期の正徳元年(1711)に創業した中川酒造。

江戸時代は大地主であると共に灰屋と酒屋を営んでました。

多賀株式会社の生産量は1万石で、滋賀県最大の酒蔵です。

しかし県内でもあまり目にする事はありません。

中川酒造は蔵の近代化の為に周辺の酒蔵と合併し、さらに技術力を高める為に月桂冠との資本提携を経て現在は月桂冠の子会社になっています。

よって、その生産量の一部を多賀ブランドにて地域限定で販売しています。

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スッキリとした酸と厚みのあるフルーティーで旨辛口のお酒です。

やさしく透明感のある飲み口。

どちらかと言うと、やはり京都の女酒的な。

後味にややざらつき感を感じるのが気になりましたが。

でもうまい。おいしいお酒です。

大手酒造メーカーらしい安定した酒質です。

燗にすると、酸が増してどっしり感が。

風味も花開いてうまい!しっとり感。
料理と合うお酒です。

うまい!!

お気に入り度:4




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by tztom | 2017-09-26 00:31 | 滋賀 | Comments(0)
四海王 純米酒 福[福井酒造]
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醸造元:福井酒造株式会社
URL:http://www.fukui-syuzo.co.jp/
住所:愛知県豊橋市中浜町214
電話:0532-45-5227
創業:明治45年(1912)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,123円(税込み)

豊橋駅から南へ約2.5km。かつては海に面していた中浜町に建つ結婚式場の一角に福井酒造はあります。

福井酒造はもともと別の場所で創業しました。

初代福井盛太郎が、渥美半島の先にあった渥美郡福江町(現在の田原市)の旧大垣新田藩陣屋跡で明治45年(1912)に福井酒造場を創業したのが始まり。

2代目盛太郎が事業容拡大に伴い、昭和27年(1952)豊橋市中浜町にあった旧陸軍第18連隊の跡地に酒造を移転。

しかし日本酒の生産量減と共に土地の有効活用を兼ねて、平成12年(2000)に敷地の3/4を結婚式場「マリエール豊橋」として建設。

残った土地にコンパクトで効率的な新蔵を建設すると共に酒造への直射を避けるため木造の自宅母屋を200m曵いて酒造の上に持ち上げて乗せたりと、すごい荒技もやっています。

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酒銘の『四海王』とは、創業地である渥美半島(福江)を囲む三河湾、伊勢湾、遠州灘、浜名湖を表したものだったそうですが、現在の豊橋市に移転後は、日本海、太平洋、オホーツク海、東シナ海に意味を拡大して、日本を代表する酒蔵の思いを込めた由来に変更したそうです。

2015年IWC(インターナショナルワインチャレンジ)で銀賞受賞。らしい。

色はうすいコハク色。香りは控えめ。燻製のような香りとクセのある飲み口。
芳醇でビターな大人の余韻的に加えてシャープな飲み口のお酒です。

蔵に自噴する軟水の井戸水で仕込んだそうですが、軟水ゆえの遅い発酵にともなう老ねが出たのかな。

福井酒造のお酒は飲みやすいと聞いていましたが、結構辛口でかつクセのあるお酒でした。

燗にするとこの独特の芳醇さがプラスに転じて、余韻を楽しめます。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-08-23 20:12 | 愛知 | Comments(0)
篝火 純米酒[菊川]
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醸造元:菊川株式会社
URL:http://www.sake-kikukawa.co.jp/
住所:岐阜県各務原市鵜沼西町1-543
電話:058-384-1235
創業:明治4年(1872)

使用米:日本晴
精米歩合:65%
日本酒度:±0
酸度:1.7
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,708円(税込み)

濃尾平野の北部に位置する各務原市は航空自衛隊や三菱重工・川崎重工を中心とする航空宇宙産業の町。

町の中心部から東へ、木曽川に近い鵜沼地区は中山道69次の江戸から52番目の宿場町として栄え、今もその面影を残しています。

この鵜沼宿にある脇本陣・坂井家の隣りに建つ菊川。

明治4年(1872)に武藤醸造として創業。

大きな醸造工場ですが、中山道に面した酒蔵の他豆蔵・一号倉庫・二号倉庫が登録有形文化財に指定されています。

この武藤家は代々自民党の代議士を務めた家柄だそうです。

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酒銘の『菊川』は松尾芭蕉が詠んだ句に由来。
『篝火』とは毎年5月から10月までの夜間に長良川で行われる篝火漁の事。

日本酒の他、甲類焼酎、乙類焼酎、リキュール類、みりんなども造っています。

かつては灘にも酒蔵を持っていたそうですが、現在は兵庫県に本社を置く「業務用スーパー」の神戸物産の傘下に入りました。


色は無色透明に近いですが、香りはほのかに米の旨みを感じます。

飲み口に乳酸の香ばしさを少し感じ、やや酸が立つ淡麗辛口のお酒で、後半に独特の苦味を伴った風味が余韻となります。思ったよりも地酒っぽさがありました。

冷蔵庫で冷やした状態より、少し常温に置いた方が、香りや旨味を感じます。

燗にすると干し草のような乳酸香が顔を出します。すっきりとしていながらも米の旨みを感じますが、すぐにさーっと消えていきますが、後味にやや苦味と渋味が残ります。

このお酒は常温が一番おいしく飲めますね。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-08-14 08:43 | 岐阜 | Comments(0)
長良川 純米酒[小町酒造]
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醸造元:小町酒造株式会社
URL:http://www.nagaragawa.co.jp/
住所:岐阜県各務原市蘇原伊吹町2-15
電話:058-382-0077
創業:明治27年(1894)

使用米:-
精米歩合:65%
日本酒度:+5.0
酸度:1.7
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,093円(税込み)

濃尾平野の北部に位置する各務原市は航空自衛隊や三菱重工・川崎重工を中心とする航空宇宙産業の町。

町の中心部から北西郊外へ、新境川沿いに広がる田園地帯の中にある蘇原伊吹町という小さな集落の中に小町酒造はあります。

江戸時代よりこの地で農業を営んでいた金武吉兵衛氏が大の酒好きが高じて、明治27年(1894)に余剰米を活用して酒造りを始めました。

この地に残る古い伝説、平安時代の女流歌人・小野小町が疱瘡(ほうそう)を患った際に、この延算寺の水で顔を洗ったら疱瘡が治ったという伝説に由来する、酒銘の『小町』。

蔵元が寝ている際、枕元に小野小町が現れたとか。

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現在の主力銘柄は『長良川』。

音楽醸造も行っている蔵で、このお酒はミュージックセラピスト宮下富実夫作曲のヒーリングミュージックの波動の中で育てたお酒だそうです。

インターナショナルワインチャレンジ2014のSAKE部門・純米の部でブロンズメダル受賞とか。


色は透明に近いコハク色で香りはやや香ばしい乳酸香。

スッキリとした飲み口にほんのりと立つ酸。やわらかな苦味。

旨みはあまり無い淡麗辛口系のお酒です。

しかし料理と合わせると甘みが増します。

燗にすると、よりまるくふくよかに。
そして、旨味、酸味、渋味がほどよく膨らんできます。

でも、あっさり。

料理を邪魔しない食中酒。うまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-08-11 10:39 | 岐阜 | Comments(0)
三千櫻 純米五百万石[三千櫻酒造]
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醸造元:三千櫻酒造株式会社
URL:http://michizakura.jp/
住所:岐阜県中津川市田瀬25
電話:0573-72-3003
創業:明治10年(1877)

使用米:五百万石
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,000円(税込み)

長野県の木曽路に近い岐阜県南東端の山間の町、旧恵那郡福岡町。

2005年の平成の大合併で中津川市に編入された、その旧福岡町の北端に位置する田瀬地区に三千櫻酒造はあります。

蔵の前を走る、国道256号線は古くから飛騨と木曽を結ぶ街道で不知街道と呼ばれる道でした。

この場所で、江戸時代から長年庄屋を務め苗木藩の御用商人「藤屋」の屋号で小間物などを扱っていた山田三千介氏が、衰退した酒蔵から酒造権利を購入して酒造業に参入したのが明治10年(1877)です。

酒銘はこの創業者山田三千介の名から取って「三千櫻」を命名。

今回購入したお酒は首掛けに「純米」と書かれていますが、そもそのこの酒蔵、三千櫻酒造には「吟醸」や「大吟醸」という分類は無く、全て言葉がありません「地酒」という普通酒か、「純米酒」です。

精米歩合に関係なくすべて純米酒です。

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現在の蔵元兼杜氏の山田耕司氏は「酒造業も基本的には農業者です」という考えの元、極力農薬を廃した自家栽培の五百万石や地元のお米を使って酒造りを行っています。

山奥の小さな酒蔵ですが、今や新進気鋭の全国区の酒蔵です。


色は無色透明、香りはクリーミーな乳酸香の中に青リンゴのようなフレッシュな香り。

乳酸香からイメージした重さは無く、スポーツ飲料水のようなスッキリとした深い甘みのある、あっさりとした飲みやすさ。

控えめな酸と、後味に残る苦味を覆うヤクルトのような後味。

スッキリ系のマッコリ?のようなほんのり乳酸系の清涼飲料水のようなさわやかな酒で、さらにまるで低アルコール酒のようなライトでやさしい飲み心地ですが...

しかし、実際の度数は15度以上。

軽さにまかせてぐいぐい飲むと、やばいです…

でも、うまい!!うまいです!!

お気に入り度:3


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by tztom | 2017-08-04 20:41 | 岐阜 | Comments(0)
竹雀 生もと純米 無濾過生原酒[大塚酒造]
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醸造元:大塚酒造株式会社
URL:http://www.ikeda-net.or.jp/mall/otsuka/
住所:岐阜県揖斐郡池田町池野422
電話:0585-45-2057
創業:明治17年(1884)

使用米:山田錦(池田町産)
精米歩合:70%
日本酒度:+6.0
酸度:1.8
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,890円(税込み)

岐阜県第2の都市、大垣市の北西約8kmの場所にある揖斐郡池田町に大塚酒造はあります。

池田町を南北に通る谷汲街巡礼街道は、中山道赤坂宿を起点として、 西国33番霊場の谷汲山華厳寺に至る巡礼の道です。

池田町の中心部池野地区の谷汲街巡礼街道沿いに蔵を構える大塚酒造は家族経営の小さな酒蔵。

先祖は元々大垣市中心部の久瀬川町で油商を営んでいたそうですが、洪水によって廃業してしまいます。

明治17年(1884)に当時巡礼街道沿いに花街として栄えていた池野の町に六斎市が立ち、市場町として開発が始まります。この年に大塚家はこの池野で酒造りを始めました。

初代蔵元清太郎の「清」と妻お松の「松」をとって名付けられたのが最初に酒銘『清松正宗』(せいしょう まさむね)。

やがて昭和に入ると大手酒造メーカーへの桶売りで細々と生計を立てていたものの、その契約打ち切りによって廃業の道を余儀なくされます。

しかし当時、大垣市にあった「五明酒造」(現在は廃業)で杜氏を務めた原田利治氏の支援によって再出発しました。

そして現在、地元だけでなく県外の専門店にも販路を広げ、精力的な酒造りを行う新進気鋭の酒蔵に。

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主力銘柄は地元の酒米「はつしも」を使った『初霜』と、山田錦・五百万石を使った純米酒『竹雀』です。『竹雀』とは大塚家の家紋の事。

最近流行の無濾過生原酒。香りはメロンシロップのような甘い吟醸香。飲み口には発泡性のシュワシュワを感じます。

若い、若くてフルーティー。

濃醇でいながら酸が立つ。後半辛口シュワシュワすっきり。やや渋味の乗った後味。

フルボディでまったりと飲む酒。うまい、うまいな〜。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-07-28 22:06 | 岐阜 | Comments(0)
福美人 純米酒[福美人酒造]
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醸造元:福美人酒造株式会社
URL:http://www.fukubijin.co.jp/
住所:広島県東広島市西条本町6-21
電話:082-423-3148
創業:大正7年(1918)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:1.5
アミノ酸度:1.3
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,022円(税込み)

東広島市西条町は近年「酒都」と呼ばれ、京都の伏見・兵庫の灘と並ぶ日本三大銘醸地。

古くから山陽道(西国街道)の宿場町として賑わい、江戸時代には四日市次郎丸村と呼ばれ、山陽道最大の宿場町四日市宿として栄えた町で、ここには広島浅野藩直営の「お茶屋」と呼ばれる本陣も置かれていました。

JR山陽本線・西条駅の駅前には、広大な敷地を有する酒蔵が林立し、その伝統的な佇まいの白壁土蔵の町並みは灘や伏見よりも遙かに「酒都」の名にふさわしい佇まいを残しています。

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通称「酒蔵通り」にあり、この西条で最も大きな酒蔵である賀茂鶴酒造の東隣に蔵を構える福美人酒造。

福美人酒造は大正7年(1918)に賀茂鶴酒造が中心となり杜氏養成機関「西条酒造学校」として、西日本各地の蔵元の共同出資によって設立されたオーナーのいない酒蔵でした。

今もその標識が残ります。

香りはほのかに青リンゴのようなフレッシュさと、バニラのような甘さをほんのりと感じます。控えめの酸が立つスッキリとした飲み心地の淡麗辛口のお酒です。うまい!

燗にすると、まるくやさしい、中に変わらず青リンゴのようなスッキリとしたフレッシュさ。酸もほとん気づかず、シャッと引いていくキレ。雑味もなく、透明でひたすらにスッキリとした飲み口よのどごし。ふくよかなふくらみ、米の旨み。燗にするとしっかりとしたお酒になります。うまいな。

しかしこのお酒もやさしすぎて、脂っこい料理や濃い料理には負けてしまいます。でも、適度に脂の乗った海の幸との相性はいいですよ。うまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-07-17 16:12 | 広島 | Comments(0)
賀茂泉 造賀 夏純米酒[賀茂泉酒造]
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醸造元:賀茂泉酒造株式会社
URL:http://www.kamoizumi.co.jp/
住所:広島県東広島市西条上市町2-4
電話:082-423-2118
創業:大正元年(1912)

使用米:山田錦(広島県産)
精米歩合:65%
日本酒度:±0
酸度:1.8
アミノ酸度:-
アルコール度:14度
購入価格:720ml:1,350円(税込み)

東広島市西条町は近年「酒都」と呼ばれ、京都の伏見・兵庫の灘と並ぶ日本三大銘醸地です。

JR山陽本線・西条駅の駅前には、広大な敷地を有する酒蔵が林立し、その伝統的な佇まいの白壁土蔵の町並みは灘や伏見よりも遙かに「酒都」の名にふさわしい佇まいを残しています。

この地は古くから山陽道(西国街道)の宿場町として賑わい、江戸時代には四日市次郎丸村と呼ばれ、山陽道最大の宿場町四日市宿として栄えた町で、ここには広島浅野藩直営の「お茶屋」と呼ばれる本陣も置かれていました。

酒蔵が集まる本町の「酒蔵通り」から少し離れた上市町の旧山陽道沿いに蔵を構える賀茂泉酒造は西条の酒蔵の中で最も新しい酒蔵です。

新しいと言っても大正元年(1912)の創業です。昭和14年に福正酒造合資会社となり、昭和38年に備後酒造を合併して現在の賀茂泉酒造となりました。

最近では「無濾過」と名前が付くお酒が一般的になりましたが、日本で一番最初に「無濾過」という名称で販売したのがこの賀茂泉酒造なのだそうです。

ちなみに酒銘にある『造賀』とは賀茂泉酒造の山田錦を栽培している契約農家がある地名の事。

色は無色透明で香りも控えめですが、ほんのりと甘くて優しい飲み口。そこからの膨らみは無くシャープな一歩手前くらいの淡麗なお酒です。

広島の酒らしい淡麗旨口。みずみずしいメロンのような甘みと香りが口に広がり、米の旨みはやさしくしっかりと感じます。うん、そんな感じ。すっきりとして飲みやすい。うまいです。

燗にすると、まろやかでやさしい。水のようでいて、柔らかいしっかりとした旨みがあります。
「夏酒」というコンセプトのお酒なので、もしかしたら燗にしてはいけなかったかも知れませんが、おいしいです。

じっくりと、静かに飲みたい時には、おのお酒の燗はいいですね。ただ脂っこい料理や濃い味付けの料理には負けてしまいます。

このお酒はキンキンに冷やして、夏の酒らしく、すっきりとした爽快感を味わうのがオススメです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-07-16 08:29 | 広島 | Comments(0)
賀茂鶴 純米酒[賀茂鶴酒造]
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醸造元:賀茂鶴酒造株式会社
URL:http://www.kamotsuru.jp/
住所:広島県東広島市西条本町4-31
電話:082-422-2121
創業:元和9年(1623)

使用米:-
精米歩合:65%
日本酒度:+4.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:14度以上15度未満
購入価格:720ml:1,059円(税込み)

東広島市西条町は近年「酒都」と呼ばれ、京都の伏見・兵庫の灘と並ぶ日本三大銘醸地とされています。

JR山陽本線・西条駅の駅前には、広大な敷地を有する酒蔵が林立し、その伝統的な佇まいの白壁土蔵の町並みは灘や伏見よりも遙かに「酒都」の名にふさわしい佇まいを残しています。

この地は古くから山陽道(西国街道)の宿場町として賑わい、江戸時代には四日市次郎丸村と呼ばれ、山陽道最大の宿場町四日市宿として栄えた町で、ここには広島浅野藩直営の「お茶屋」と呼ばれる本陣も置かれていました。

この「酒都」西条の駅前に林立する酒蔵の中心にあり、最も大きな酒蔵である賀茂鶴酒造のルーツとなる木村家の創業は江戸時代初期の元和9年(1623)と長い歴史を誇る旧家でもあります。

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山陽道の宿場町だった四日市宿には、九州の大藩の大名や長州の毛利家などを藩をあげて接待する本陣が設けられました。この本陣は「御茶屋本陣」と呼ばれ、その楼門は現在も賀茂鶴酒造本社の玄関に残されています。

酒銘『賀茂鶴』は明治6年9月9日(重陽の日)の天皇家を奉りつつ菊酒を祝う記念日に命名されたもの。


香りは控えめ、色はほんのりと薄いコハク色です。飲み口は予想外にも、まるで吟醸酒のような清冽なフルーティーな飲み口に始まりやさしく軟着陸引いてくキレへ。やっぱり広島の水はバランス良くやさしくふくよかなお酒を醸すな〜。うまい!うまいです!!

燗にしてみると、軟水で醸されたお酒ゆえに、やさしくふくよかで包容力のあるお酒の特徴は益々冴えます。酸も控えめで飲みやすいですが、でもやっぱり脂っこい料理や濃い味の料理には少し負けてしまうやさしさ。さっぱりとした肴でゆったりと飲むのが美味しい。燗酒もうまい!


お気に入り度:3




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by tztom | 2017-07-12 22:38 | 広島 | Comments(0)
飛騨の華 純米酒[平田酒造場]
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醸造元:株式会社平田酒造場
URL:http://hidanohana.com/
住所:岐阜県高山市上二之町43
電話:0577-32-0352
創業:明治28年(1895)

使用米:ひだほまれ
精米歩合:65%
日本酒度:+3.0
酸度:1.7
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,594円(税込み)

岐阜県の飛騨地方は周囲を山に閉ざされた山間奥地の地です。しかし、戦国時代に飛騨地方を平定した金森長近によって城下町が築かれ、その後江戸時代には幕府直轄の天領の支配中心地として飛騨高山の町は大きく発展しました。そして現在「飛騨の小京都」と呼ばれています。

当然酒蔵もかつては多くあり、江戸末期から明治初頭には蔵元も140軒ほどあったといいます。
しかし近年には7軒だった酒蔵も現在は6軒(老田酒造店の本社・製造部が郊外に移転した為)です。

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そんな飛騨高山の酒蔵の中で、IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)において最高賞を受賞した「酔翁」の蔵元である平田酒造。

蔵元の平田家は江戸時代中期の明和6年(1769)に「打保屋」の屋号で、びんつけ油、ろうそくの製造販売を創めた商家でした。酒造業は明治28年(1895)に創業したそうです。

主力銘柄は長期熟成古酒『酔翁(すい おう)』と『飛騨の華』

現在、伝統的な佇まいの酒蔵には江戸時代の飛騨高山町人の資料を初め、酒造りの道具などを、「平田記念館」として展示公開しています。

クリーミーなバニラのような香りにフルーツシャーベット系の香り。飲み口は酸の強い辛口のお酒ですが、スッキリとしたリンゴ系のような甘みを感じます。栓をあけて少し立つとやや干し草のような乳酸香を感じ始めます。これが口の中に残るのがやや気になるところ。でも、飲みやすいお酒です。うまいです。

燗にすると、干し草のような乳酸香が強調されて前面に出てくる。ツンと鼻に来る刺激は無い。芳醇な飲み口ながらもやはり酸と苦味が前面に来る辛口のお酒。かなり淡麗なお酒なので、燗にするならぬる燗くらいがいいかも知れません。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-06-13 23:14 | 岐阜 | Comments(0)



私の飲んだ地酒(日本酒)と酒蔵の記録
by tztom by 太泉八雲
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